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甲府は「美味しいほうとう」を味わえる人気店揃い!
山梨県甲府市は、昇仙峡の渓谷やロープウェイなど絶景を望める自然豊かな場所であり、歴史好きには嬉しい、武田信玄ゆかりの武田城や甲府城などの、重要文化財が眠る地でもあります。そこでは甲府名物である「ほうとう」が郷土料理として親しまれています。
山梨県のソウルフードとも言われるほうとうは、観光客からも大変人気がある料理で、有名店も甲府に数多く存在します。ほうとうをもしかすると大手のショッピングモールで見かけたことがある方もいるかもしれません。
しかしほうとう独特の「汁に粘りを出す麺」は、手打ちの麺しかないと言われており、機械で生産した麺ではなかなか出せない味だと言われています。今回は山梨県甲府名物の郷土料理「ほうとう」について詳しくご紹介します!
山梨名物「ほうとう」とはどんな食べ物?
ほうとうは山梨県甲府市を中心に広まる、甲府の郷土料理です。しかし多くの方はほうとうと聞いてもいまいちピンとこないのではないでしょうか。ほうとうは煮込みうどんに大変似ています。鍋の中にたっぷりの具材と一緒にきしめんに似た平たい麺を入れて煮込んだ料理です。
きしめんと違うのは、きしめんより薄く幅が広いこと、さらには麺に塩を加えず打ったらすぐに伸ばして切りることです。うどんやきしめんは塩を入れ、いったん麺を寝かせるのに対し、ほうとうは塩も入れず寝かせないことでコシがなく、もっちりした食感になります。
ほうとうを料理する際には麺は生のまま汁に入れて、そこへ具材も投入するため、打ち粉が汁に溶けだして、ほうとう特有の汁がどろりとした粘度の高いものになり、これこそが美味しいほうとうの決め手となります。
薄い麺には汁がしっかり染み込み、もちもちと食べ応えがあるものとなります。また麺は一般的に販売されているうどんやきしめんよりも長い場合が多いようです。具材にはかぼちゃが入ることも、ほうとうの特徴と言えるでしょう。
山梨県甲府市へのアクセス
都心から甲府市へのアクセスは非常に便利です。新宿駅から出ている「中央線特急」でわずか1時間半で甲府駅へ到着します。静岡からなら富士駅から「特急ワイドビューふじかわ」で1時間45分、長野県でも松本駅から中央線特急を使えば1時間15分で到着します。
甲府へのアクセスは鉄道を使うのがおすすめでしょう。