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ゆずの地域おこしで有名になった馬路村てどんな場所?
馬路村は高知県安芸郡にある人口1000人ほどの村で、高知県にある34市町村の中でも人口が2番目に小さい村です。村の面積の96%が山林が占めており、村の周りは1000m級の山がそびえたっていて、とても自然豊かで静かな村です。
馬路村へのアクセスは、高知の県庁所在地である高知市の中心部から車で国道55号線、県道12号線を経由で約1時間40分ほどで到着し、高知県にある空港の高知竜馬空港からは車で国道55号線、県道12号線を経由し、約1時間20分ほどで到着します。
馬路村ではゆずが地域おこしで有名になる前からゆずをたくさん栽培していたのですが、そんなゆずを全国に広めることで地域おこしに成功し、ゆずの村として有名になった村です。
柚子が旬を迎える11月にになると、いたるところで大きなゆずの実が実り、村中にゆずのさわやかな香りが漂ってきます。
馬路村は小さな村ですが、村民同士で助け合い、協力して愛をこめて大切にゆずを育てているので、美味しく安全なゆずが出来上がります。
馬路村がゆずの村として地域おこしに成功したのは、ゆずを愛する気持ちと、村民同士で助け合う優しい性格などが大きく影響していたのかもしれません。
ゆずで有名!馬路村の歴史
馬路村はもともと馬路村と魚梁瀬村の2つの村に分かれていましたが、1889年に2つの村が合併し、今の馬路村の形になりました。
現在はゆずの村として有名な馬路村ですが、30年以上前は林業で栄えていました。しかし、農協は林業だけではこの先も村を維持していくことが難しく、地域おこしの必要があると考えていました。
平成7年に行われた市町村合併で1700まで市町村が減った中、馬路村は他の村と合併することはなく、自分たち900人の村人で馬路村として単独で地域おこしを行うことを決意しました。
そして、村を維持していくために、昔から馬路村に多くあったゆずに力を入れ、ゆずを全国的に有名なものにして地域おこしをようという活動が始まりました。
もちろんすぐにうまく行ったわけではありませんが、長い年月をかけ、現在では地域おこしによって、ゆずの売り上げで30億円以上ほど稼ぐようになり、「奇跡の村」とまで呼ばれ、村全体がゆずを愛し、大切に育てています。