唐津で旬のイカ料理を！名物を堪能できるおすすめ店をご紹介

日本全国でさまざまな所で獲れるイカですが、その中でも特に美味しいと人気のイカが獲れるのが「唐津」です。唐津のイカは、他の地域では味わえない、別格の味をしています。全国的にも有名な唐津のイカについて、旬やおすすめのお店をご紹介します。

他では味わえない、別格のイカを楽しめる唐津ですが、唐津がどこにある地域かご存知でしょうか？唐津は、有田焼や伊万里焼など、伝統的な陶磁器が作られていることで知られる佐賀県にある市です。

イカが名産の「唐津」は、佐賀県の北西に位置しており、玄界灘に面した市です。唐津の気候は、冬に日照時間が少なくなる太平洋側気候をしています。一方で昼夜の寒暖差が少なく、猛暑日や真冬日になることは滅多にない気候をしています。

波が高く、荒い海として知られる玄界灘では、さまざまな新鮮な魚介類が獲れます。その中でも獲れる唐津の呼子のイカは、旨みたっぷりの唐津を代表するおすすめグルメです。

全国的にも知られている唐津の玄界灘で獲れる「呼子のイカ」ですが、なぜここまで美味しいのでしょうか？唐津のイカの美味しさの秘密には、さまざまな人の努力によって成されたものでした。

温度変化に弱いといわれるイカは、釣り上げた瞬間から鮮度が落ちていきます。そのため、新鮮な状態で食べる「活き造り」で食べるのは難しいと言われていました。

そんなイカを唐津では、鮮度が落ちるイカを獲ったあと、鮮度を保つことができるよう、海水を循環させた生け簀で管理する方法を考案しました。

イカは、人の手に触れただけでも火傷をしてしまうといいます。そのため、イカを獲ったあとはイカに触れずに針を外して生け簀へ投げ入れます。生け簀の水温は、イカが生息する海水の温度と近いものを海から汲み取っています。

イカを傷つけずに、鮮度を保った状態で獲る唐津のイカ漁ですが、獲ったイカは市場には持ち込みません。ここでもイカの鮮度を保つため、獲ったイカは市場を通さず、飲食店専用の生け簀へ持ち込みます。

唐津の飲食店では、24時間海水を循環させている生け簀を設置しています。市場を通さず、獲れたイカをそのまま漁師の船から仕入れることで、新鮮なイカを味わうことができるのが、唐津のイカの美味しい秘密です。

生きた状態のイカをそのまま卸せるよう、漁師と飲食店はそれぞれ直接契約をすることで、直接仕入れられる仕組みを作りました。イカが獲れてからお店に届くまでの、このスピードと連携プレイは、他にはない唐津ならではの方法です。

温度に弱いイカを、傷つけずにスピーディーにお店に仕入れる早業は、まさに職人技です。さらに、新鮮な獲れたてのイカを生きたまま素早く捌いた唐津の名物「活き造り」も唐津ならではのグルメです。

そんな唐津の新鮮なイカを、全国どこでも食べられるようにしたのが、「活きてるまんま」という商品です。唐津のケンサキイカを人工の海水と酸素を袋詰めにしたもので、これによって24時間は生きられるといいます。

唐津の技術が詰まった「活きてるまんま」が開発されたことにより、全国どこでも唐津の板前さんが、素早くきれいに仕上げた本物の「ケンサキイカの活き造り」を味わうことができるようになりました。

他の地域では味わえない絶品のイカが味わえる佐賀県の唐津ですが、唐津のイカの旬はいつ頃になるのでしょうか？さまざまな種類のイカが獲れる唐津の、それぞれの美味しい旬の時期をご紹介します。

唐津で獲れる呼子のイカは、何といってもイカの活き造りが絶品です。唐津の名物でもある「イカの活き造り」は、鮮度抜群の獲れたてのイカを素早く捌いていただく、おすすめグルメです。

コリっとした歯ごたえにイカの甘みが味わえる唐津のイカの活き造りは、これ目当てに日本全国から観光客が訪れるほど人気の唐津のグルメです。そんな呼子のイカの活き造りは、一年中食べることができます。

唐津の玄界灘では、さまざまな種類のイカが獲れます。その中でも唐津の「ケンサキイカ」は、日本有数の漁獲量を誇ります。ケンサキイカの旬は、九州北部では、主に春から秋にかけて水揚げされます。特に、春から夏にかけて産卵のために沿岸に寄ってくる習性があります。

この時期のケンサキイカは、大きいサイズが獲れることから、地元の漁師さんの間でも「水利」の呼称で呼ばれています。特に7月頃になると水揚げ量が増えることから、夏の時期がもっとも美味しいイカが食べられる旬の時期として知られています。

唐津の玄界灘で獲れるイカに「アオリイカ」があります。玄界灘の「アオリイカ」は、大きさで呼び名が変わります。小型のものは「モイカ」、大型を「ミズイカ」と呼びます。

高級魚扱いになるほど人気の「アオリイカ」は、4月から6月の春から夏にかけての時期と、9月から11月の秋の時期がもっとも美味しい旬の時期です。

唐津の玄界灘で獲れる、美味しいおすすめのイカが「コウイカ」です。体の中に甲があることから、この名がついた「コウイカ」は、他のイカに比べて肉厚で柔らかいのが特徴です。

そんなコウイカの旬の時期が、1月から3月の冬の時期がもっとも美味しい旬の時期です。唐津のイカは、さまざまな種類のイカが獲れ、それぞれ旬も異なります。そのため、いつ訪れても美味しい旬の唐津のイカが味わえます。

1年中旬の唐津のイカを、新鮮な活き造りで食べられるおすすめのお店をご紹介します。唐津名物のイカの活き造りを味わい尽くしましょう。

1年中旬の唐津のイカを、新鮮な活き造りで食べられるおすすめのお店が「いか本家 いそ浜別館」です。「いか本家 いそ浜別館」は、イカの踊り食いが名物のお店です。

「いか活造り定食」（2500円）と「本家定食」（3500円）は、新鮮なイカの活け造りに、唐津の名物イカしゅうまいに小鉢や煮物、カボスジュースなどもついた豪華な定食です。

唐津の歯ごたえと甘みのある新鮮な呼子のイカを、たっぷり堪能できる唐津のおすすめのお店です。レストランの窓から望む呼子大橋を眺めながら、唐津のイカの活け造りを味わうことができます。

1年中旬の唐津のイカを、新鮮な活き造りで食べられるおすすめのお店が「河太郎 呼子店」です。「河太郎 呼子店」は、日本で初めて生け簀を使用したことで知られる日本料理屋です。

昭和36年に「いけす料理屋」をはじめた「河太郎 呼子店」は、元祖イカの活け造りのお店です。そんな「河太郎 呼子店」では、「いか活造り定食」（2900円）が人気メニューです。

注文を受けてから生け簀からイカを捌く、まさに職人技のイカの活け造りが楽しめます。定食には、イカしゅうまいやいか天ぷらなど、唐津のイカがたっぷり堪能できます。

1年中旬の唐津のイカを、新鮮な活き造りで食べられるおすすめのお店が「いか料理専門店 いか道楽」です。「いか料理専門店 いか道楽」では、イカの活け造りを懐石料理で楽しむことができます。

「いか活き造り会席膳」（宴・3100円、寿4000円、雅4000円）は、イカの活き造りを中心に、イカしゅうまいなど美味しい料理を味わうことができます。

「いか道楽」では、唐津のイカの活き造り以外にも、「いか釜めし」（830円）や「いか墨汁」（830円）、「イカビビンバ」（920円）など、さまざまな料理で唐津のイカを楽しむことができます。

1年中旬の唐津のイカを、新鮮な活き造りで食べられるおすすめのお店が「大和」です。唐津の新鮮なイカの活き造りが食べられる「大和」は、平日でも大人気のおすすめのお店です。

「大和」では、「いかの活き造り定食」（2700円）をはじめ、えびの入った味噌汁が付いた「いかの活き造りえび味噌汁定食」（3100円）で、唐津のイカの活き造りを味わうことができます。

またイカの活き造り以外にも、「いか天婦羅定食」（1500円）や「いか丼定食」（1300円）など、天ぷらや丼でも唐津のイカを味わうことができます。

1年中旬の唐津のイカを、新鮮な活き造りで食べられるおすすめのお店が「海中魚処 萬坊」です。「海中魚処 萬坊」は、唐津の名物であるイカしゅうまい発祥のお店でもあります。

「海中魚処 萬坊」は、海の中で食事ができる日本で最初の海上レストランです。そんな「海中魚処 萬坊」の一番の人気メニューが、「イカしゅうまい」です。ぷりぷりのイカの歯ごたえが味わえる、元祖イカしゅうまいです。

レストランでは、イカの活き造りやイカしゅうまいなどが付いた「いかコース」（2625円）を、呼子の海を眺めながら堪能できます。イカしゅうまいは、お土産にも購入できます。

1年中旬の唐津のイカを、新鮮な活き造りで食べられるおすすめのお店が「ふく萬坊」です。海上レストランで知られる「海中魚処 萬坊」の姉妹店でもある「ふく萬坊」は、和モダンな店内で呼子湾を眺めながら食事を楽しむことができます。

「ふく萬坊」の「呼子いか活き造りコース」（2625円）では、唐津のイカの活き造りやイカしゅうまい、イカの天ぷらが楽しめます。また「萬坊御膳」（4320円）は、イカの活き造りをはじめ佐賀牛やオコゼの刺身など、呼子の味覚を堪能できます。

また「ふく萬坊」では、追加料金を払うと、ご飯をうにご飯にできる嬉しいサービスがあります。唐津を訪れたら「ふく萬坊」で、唐津の味を堪能しましょう。

新鮮な唐津のイカを、コースで味わうことができるおすすめのお店をご紹介します。唐津ならではの、イカの料理を楽しむことができます。

新鮮な唐津のイカを、コースで味わうことができるおすすめのお店が「海鮮料理 漁師村」です。「海鮮料理 漁師村」では、掘りごたつ式のお店でゆっくりと唐津のイカを堪能できるおすすめのお店です。

「海鮮料理 漁師村」の人気メニューは、何といっても「活いか造り御膳」（2980円）です。店内にある生け簀から直送した、鮮度抜群のイカの活き造りをはじめ、イカしゅうまいや天ぷらなどをコースで楽しむことができます。

この他にも「海鮮料理 漁師村」では、長崎県鷹島産のまぐろを使用した「本まぐろ丼」（2100円）をはじめ、新鮮な美味しい魚介類を使用した料理を味わうことができます。

新鮮な唐津のイカを、コースで味わうことができるおすすめのお店が「お魚処 玄海」です。「お魚処 玄海」のおすすめメニューが、「いか活き造り膳」（2750円）です。

「いか活き造り膳」は、この他にもイカしゅうまいに下足のお好み、小鉢などが付いています。「お魚処 玄海」の店内には、生け簀が15個もあり、まるで水族館のようです。その生け簀から捌いた新鮮なイカの活き造りは、まさに格別です。

この他にも、イカ料理を始め、さまざまな新鮮な魚介類の料理メニューがあります。昭和44年に創業した老舗イカの活き造り店である「お魚処 玄海」で、唐津のイカを楽しみましょう。

新鮮な唐津のイカを、コースで味わうことができるおすすめのお店が「海舟」です。「海舟」では、懐石料理で呼子のイカを堪能することができます。

「海舟」の人気メニューが、「烏賊づくし会席」（11000円～）です。イカの活き造りをはじめ、いかしゅうまいや天ぷら、さらにミニイカ丼もついた、イカをとことん味わえるメニューです。

「海舟」では、唐津の伝統料理「くじら料理」や伊勢海老、旬の魚の料理も堪能できます。また「海舟」では、ヤリイカの踊り食いもおすすめです。ぜひ一度、試してみて下さい。

新鮮な唐津のイカを、コースで味わうことができるおすすめのお店が「活魚料理 かべしま」です。「活魚料理 かべしま」では、唐津の絶景ロケーションを眺めながらイカを味わうことができます。

呼子町加部島の最北端にある「活魚料理 かべしま」は、店内の窓から玄界灘を眺めることができます。お店の生け簀には、300メートルの沖合からくみ上げた海水を使用しています。

「活魚料理 かべしま」のおすすめ人気メニューは、「花丸コース」（3500円）です。イカの活き造りにゲソ天ぷらがついたコースです。また「かべしまコース」（4080円）は、活き造りやイカしゅうまいなどがついた豪華なコースとなっています。

イカの活き造りやイカしゅうまいが名物の唐津ですが、唐津にはイカ以外にも美味しいグルメがたくさんあります。唐津のイカ以外のおすすめの人気ランチをご紹介します。

唐津のイカ以外のおすすめの人気ランチのお店が「竹屋」です。趣のある店内の「竹屋」では、絶品のうなぎをランチで堪能することができます。

うなぎの名店である「竹屋」は、明治時代に創業した老舗のお店です。木造3階建ての建物は、大正12年に建てられたもので、平成10年には登録有形文化財に指定された貴重な建物です。

映画の撮影にも使用された歴史ある店内でいただくうなぎは、関西風の「地焼き」と呼ばれる蒸さずに焼いたうなぎを特徴としています。炭火で焼いたうなぎは、表面はパリッと中はフワフワの絶品料理です。

「竹屋」では、「うなぎ定食」（2620円～）や「うなぎ丼」（2260円～）などをランチで楽しむことができます。ランチは唐津の歴史と文化も感じられる「竹屋」で、絶品のうなぎを味わいましょう。

唐津のイカ以外のおすすめの人気ランチのお店が「田舎のビストロ ポポット」です。「田舎のビストロ ポポット」では、虹の松原を一望しながらランチを楽しむことができます。

「食事仲間」を意味するフランス語「ポポット」が店名のこちらのお店は、まるで隠れ家のような木のぬくもりを感じられるお店です。そんな「田舎のビストロ ポポット」では、店内から松原の自然と唐津湾の美しい絶景を望むことができます。

「田舎のビストロ ポポット」でランチにおすすめのメニューが、「ランチプレート」（1600円）です。新鮮な野菜と魚を使用した料理をワンプレートで味わうこちらのメニューは、店主の地元浜玉町の食材を使用しています。

唐津のイカ以外のおすすめの人気ランチのお店が「月波楼」です。「月波楼」では、ランチをバイキングで楽しむことができます。

「唐津シーサイドホテル」にあるレストラン「月波楼」のバイキングは、平日は大人1870円、シニア1589円、小学生1320円、幼児660円でランチバイキングを堪能できます。

また土日祝日は、大人2200円、シニア1870円、小学生1320円、幼児660円となっています。唐津の新鮮な魚介類を使用した料理をランチで味わえる「月波楼」は、月によってテーマが替わるので何度きても楽しめるレストランです。

唐津のイカ以外のおすすめの人気ランチのお店が「からつバーガー 松原本店」です。「からつバーガー 松原本店」は、ご当地バーガーとして人気のお店です。

県道347号に面した敷地で営業している「からつバーガー 松原本店」は、虹の松原のB級グルメとして知られているご当地バーガーです。お店一番の人気メニューは、佐賀県産のビーフパテを挟んだ「スペシャルバーガー」（490円）です。

唐津のイカ以外のおすすめの人気ランチのお店が「マリンセンター おさかな村」です。イカしゅうまいなど唐津の特産品を購入できる「マリンセンター おさかな村」では、「おさかな村丼」がおすすめです。

「マリンセンター おさかな村」内にある「レストラン大漁丸」の「おさかな村丼」（1650円）は、新鮮な魚の刺身がたっぷり盛られたボリューム満点の一品です。唐津の魚を味わうなら、「大漁丸」がおすすめです。

「呼子のイカ」で知られる佐賀県の唐津市には、イカの活き造りやイカしゅうまいなど、唐津でしか味わえない絶品のイカ料理があります。唐津に行ったら、ぜひ旬のイカを味わいましょう。