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前橋の三大祭りのひとつ「前橋祭り」をご紹介
前橋祭りは、「前橋初市祭り」、「前橋七夕祭り」に並ぶ前橋三大祭りのひとつで、秋ごろに開催され、前橋三大祭りの締めくくりともなっています。
前橋祭りでは前橋市全体を会場としており、大人から子供まで、老若男女問わず前橋市民全員が参加者となり祭りを盛り上げる前橋市最大のイベントでもあります。
前橋祭りでは伝悪鬼演奏統的な山車やみこしが前橋市を練り歩き、伝統のある踊りや前橋市ならではの踊り、楽器演奏なども披露され、市街地にはたくさんの屋台が並び、誰もが楽しめるようになっています。
前橋三大祭りの前橋初市祭りや前橋七夕祭りも毎年盛り上がりを見せていますが、前橋祭りは特に見どころも満載で、前橋市を代表するなくてはならない祭りです。
今回はそんな前橋祭りについて、歴史や特徴、見どころなどたくさんある前橋祭りの魅力や、アクセス方法、駐車場情報、日程などの詳細情報などもご紹介します。
前橋祭りとは
前橋祭りとは、前橋市民が1年に1度のとても楽しみにしているお祭りで、御輿や踊り、和太鼓などさまざまな見どころが満載の秋の風物詩です。
祭りは2日間にわたって開催され、両日とも「オープニングイベント」から始まり、パレード、子供御輿や大人御輿、踊りや和太鼓など、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられ、前橋市一帯がお祭りムード一色になります。
前橋祭りでは屋台もたくさん並び、前橋市民はもちろん、市外から訪れた方も間違いなく楽しむことができるお祭りです。
昭和23年に復興祭として始まったお祭り
前橋の一大イベントとして前橋市以外の場所からも毎年多くの方が訪れている前橋祭りですが、もともとは1948年、昭和23年に「復興祭」として始められた祭りが始まりでした。
当時は戦後間もない時代で、前橋でも多くの方が戦争によって心に傷を負った状態でした。前橋祭りは、そんな前橋を復興させようと祭りが始まったのです。
復興祭が始まった翌年の昭和24年に名前を復興祭から「商工祭」へと変更し、その10年後の昭和34年に現在の「前橋祭り」という名前になりました。
市民総参加のイベント
前橋祭りは現在では古くから前橋市民にとって欠かせない大切なお祭りで、前橋市民全員の楽しみとなっていて、祭りは前橋市民総参加の一大イベントとなっています。
復興祭として始まった前橋祭りは市民総出で盛り上げられ、市民の方、市街から訪れた方関係なく、前橋祭りは今でも訪れた人々を笑顔にしてくれています。
前橋の三大祭り・前橋4大イベントのひとつ
前橋祭りは、前橋初市祭り、前橋七夕祭りと並ぶ前橋三大祭りのひとつでもあり、前橋三大祭りに前橋花火大会を加えた前橋4大イベントのひとつでもあります。
前橋三大祭り、前橋4大イベントはそれぞれ毎年前橋を大いに盛り上げており、市外からも多くの方が前橋のイベントを楽しみに足を運びますが、その中でも前橋祭りは1年の集大成で、前橋市全体で行う特に大規模な祭りとなっています。
前橋4大イベントである前橋初市祭り、前橋七夕祭り、前橋花火大会もどれも見どころ満載で開催日程になると多くの人が前橋の会場へ足を運びますが、前橋祭りはその中でも特に大盛り上がりとなります。
初市祭り・七夕祭り・前橋祭り・前橋花火大会
前橋市の4大イベントとして、年の初めに開催される前橋初市祭り、夏に開催される前橋七夕祭り、前橋花火大会、秋に1年の締めくくりとして開催される前橋祭りがあります。
前橋初市祭りは毎年1月9日に開催され、縁起物などの350を超える露店が前橋市に多く並び、新年を祝います。前橋初市祭りの日程には前橋市にたくさんのだるまが並び、前橋市民が新年を感じるイベントです。
前橋初市祭りの始まりは1600年代の始め頃だといわれており、毎月4日と9日に開催されていた日用品、生糸の市である六斎市だといわれています。八幡宮を基本的な会場とし、露店の他にもだるまのお焚き上げや天狗、大獅子などもあらわれます。
前橋七夕祭りは毎年7月の第1月曜日のある週の木曜日から日曜日の4日間の日程で開催され、北関東最大規模をほこります。前橋市の伝統的な七夕飾りや子供たち手作りの七夕飾りが前橋市を飾り、前橋市が七夕一色に染まります。
前橋七夕祭りは昭和26年から続いている伝統的な祭りで、前橋市内の中心商店街では650本の竹飾りが覆いつくし、浴衣を着ている人にはサービスなどもあります。
前橋花火大会は毎年七夕祭り後の8月の第2土曜日の日程に開催され、花火大会では利根川大橋周辺を打ち上げの会場としてたくさんの花火が打ち上げられます。
前橋七夕花火大会では花火がよりよく見えるように有料観覧席も用意されており、テーブルとイスがセットになった席や芝生にシートが敷かれてある席などさまざまなタイプがあり、前橋花火大会の美しい花火をさらに楽しむことができます。
花火大会の日になると、多くの人が前橋花火大会の花火を見ようと会場周辺に訪れ、打ち上げられるたくさんの花火で夏を感じます。前橋花火大会では世界中から花火作品も募集しているため、自分がデザインした花火が打ち上げられる可能性もあります。
前橋祭りの日程は?
前橋市で開催されている前橋4大イベントの前橋初市祭り、前橋七夕祭り、前橋花火大会はすべて毎年の開催日の日程が決まっていますが、前橋祭りも同様に日程が決まっています。
前橋初市祭り、前橋七夕祭り、前橋花火大会に並ぶ前橋4大イベントの前橋祭りが開催される日程について、開催時間や雨天の場合などもご紹介します。
例年10月第2日曜日と前日の土曜日
前橋祭りは、毎年10月の第2日曜日と、その前日の土曜日にの日程で開催されています。前橋祭りは前橋の秋の風物詩でもあり、前橋三大祭り、前橋四大祭りの1年の最後の締めくくりでもあります。
開催時間は午前10時から午後9時ごろまでで、1日かけて行われます。前橋祭りの開催日程の2日間は見どころが満載で、市民全員が前橋祭りを楽しみます。
天候による順延や中止も
前橋祭りは基本的に毎年10月の第2日曜日、前日の土曜日の日程に開催されているのですが、前橋祭りは屋外で開催されるため、天候によっては祭りの日程を順延したり、中止する場合もあります。
前橋祭りでは和太鼓や踊り、山車なども披露されるので、どうしても雨天や強風時など天候が優れていない日にはパフォーマンスができなくなってしまうのです。
実際に2019年度の前橋祭りは台風接近による影響で開催中止となっており、前橋祭りを楽しみにしている方も多いかもしれませんが、中止になる場合もあるので、開催される日程の天候には注意しておきましょう。
前橋祭りの会場
前橋祭りは群馬県の前橋市で開催されるのですが、前橋4大イベントのひとつである前橋花火大会などは開催される会場が決まっているため、会場がどこにあるのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
また、車でアクセスしたい方などは周辺の駐車場情報なども気になりますので、前橋祭りを楽しむためには、会場の把握は必須です。
前橋祭りが開催される会場について、会場の場所やアクセス方法、会場周辺の駐車場などの情報をご紹介していきます。
前橋中心市街地並びに市内一円
前橋祭りの会場は、前橋祭りは前橋市全体で行われるので、その会場は前橋中心市街地並びに市内一円となっています。前橋中心市街地というのは、主に、立川町通り、千代田通り、国道50号線にあたる本町通りとその周辺の商店街です。
前橋祭りでは前橋花火大会のように特定の会場はなく、前橋市全体に屋台が並び、前橋市全体を御輿や山車が通って前橋市を盛り上げます。
前橋祭りでは、前橋市の市街地の大通りをみこしや祇園山車が通るので、車や人との接触を避けて安全を確保するために一部の場所で交通規制がかかります。
前橋祭りへ訪れる際には、前橋祭りの会場を確認しておくとともに、交通規制図なども一緒に確認しておくといいでしょう。
アクセス
前橋祭りのアクセスには、車社会の群馬県に車でアクセスすると混雑しやすく、前橋祭りの当日に周辺の駐車場を探すのも大変なので、公共機関でのアクセスがおすすめです。
前橋祭りは公共機関でもとてもアクセスしやすく、前橋祭りへの公共機関でのアクセス方法は、電車だと上毛電鉄中央前橋駅からは徒歩5分、JR前橋駅からは徒歩10分ほどでアクセスすることができます。
前橋祭りへ車でアクセスする場合は、関越自動車道を利用し、前橋ICで降りて、そこから国道17号線方面に向かって約10分ほどでアクセスすることができます。
駐車場情報
前橋祭りでは、前橋祭りに訪れた方のための駐車場は用意されていないので、車で前橋祭りへアクセスした方は、会場周辺で有料の駐車場を自分で探さなければいけません。
前橋祭りの期間中は総合福祉会館などの駐車場も無料開放されますが、前橋氏のある群馬県はもともと車の数も多く、特に前橋祭りの期間中は前橋市の周辺は大混雑し、会場周辺の駐車場もすぐに満車になってしまいます。
さらに、駐車場を運よく見つけることができても基本的には有料駐車場なので、駐車場料金もかかり、交通規制などもあるので祭りが終わる時間には会場周辺は大変混雑します。
そこで、前橋市では前橋祭りでの車の混雑を避けるために、群馬県前橋合同庁舎から無料のおまつりバスを運行させています。
群馬県前橋合同庁舎は駐車場もあるので車でアクセスすることができ、駐車場に車を停めておいてそこから無料のおまつりバスで前橋祭りまでアクセスすると、会場周辺の駐車場探しに苦戦することもなく、混雑を避けることができます。
前橋祭りの期間中は前橋市周辺で駐車場を見つけるのは大変難しく、混雑の原因にもなるので、できるだけ公共機関でアクセスするか、無料のおまつりバスを利用するようにしましょう。
前橋祭りの見どころは?
前橋4大イベントの前橋初市祭りにはたくさんのだるま、前橋七夕祭りでは七夕飾り、前橋花火大会ではたくさんの花火などの見どころがありますが、前橋祭りにはどのような見どころがあるのでしょうか。
前橋祭りは2日間にかけて行われ、両日とも朝から夜まで見どころが満載で、他の場所では見られない前橋市ならではのパフォーマンスなどもあります。
前橋祭りのたくさんある見どころの中から、特に見逃せない「和太鼓演奏」、「八木節踊り」、「前橋だんべえ踊り」、「祇園山車とみこし」などの見どころについてご紹介します。
「和太鼓演奏」
和太鼓は縄文時代から存在していたといわれており、当時は楽器としてではなく情報伝達の手段として用いられてきましたが、日本においてなくてはならないかけがえのない存在でした。
前橋祭りでは、立川町大通りで和太鼓の演奏もあり、和太鼓の大きな音とパフォーマンスは迫力満点です。和太鼓の演奏は最近ではどこでも楽しめるものではないので、前川祭りでの圧巻の和太鼓演奏はとても記憶に残るでしょう。
また、前橋祭りでは和太鼓だけでなく、地元小学生の鼓笛のパレード、地元中学生の吹奏楽部の演奏なども披露され、さまざまな楽器の演奏を楽しめます。
「八木節踊り」
「八木節踊り」は前橋市のある群馬県と栃木県で踊られている踊りで、前橋祭りでもその伝統的な八木節踊りが躍られます。
「八木節」は大正時代から昭和時代ごろに全国に広がり、群馬県、栃木県のどちらが発祥の地なのかは明確にはなっていませんが、どちらの県でも現在でも踊り続けられており、大切に受け継がれています。
前橋祭りの「八木節踊り」には花笠や傘などを使った踊りがあり、踊りを見ていてもとても楽しい気持ちになるでしょう。
「前橋だんべえ踊り」
前橋祭りでは、20年以上続いている伝統的な踊りの「前橋だんべえ踊り」を見ることができます。「前橋だんべえ踊り」には、大人が躍る「大人だんべえ」、子供が躍る「子どもだんべえ」が昼の部、夜の部の2回あります。
だんべえ踊りは昭和30年代に作られていた前橋市内の盆踊りなどに際に使用されている「前橋音頭」をアレンジし、作られました。
「前橋だんべえ踊り」では前橋市の木であるイチョウの葉をイメージしたオリジナルの鳴子「オオイチョウ」を使用し、ひとつの音楽で参加者全員が気持ちを合わせて踊ります。
「前橋だんべえ踊り」は前橋祭りのメインイベントといっても過言ではないほどで、鳴子だけでなく、衣装も前橋市の木のイチョウをイメージして作られています。
「子どもだんべえ」では前橋市の地元も園児たちが「前橋だんべえ踊り」を踊り、とてもかわいらしくその姿には癒されてしまいます。
「祇園山車とみこし」
前橋祭りでは、まず初めに午前10時ごろになると、各町内会自慢の「祇園山車」が前橋市の市街地を通ります。前橋祭りに使用される祇園山車は、古くから前橋の町内会で受け継がれてきたものです。
夕方になると、交通規制をかけ、前橋市全体を使って神興や山車の神興担ぎが始まり、前橋祭りの見どころである神興や山車を見るために多くの観光客が周辺に集まります。
また、前橋祭りではみこしも有名な見どころで、みこしにもいくつか種類があります。通常のみこしの多くは男性が担いでいるのですが、前橋祭りでは女性が御輿を担ぐ「女みこし」もあり、華やかでたくましい前橋の女性の姿が見られます。
前橋祭りのみこしは夕方ごろから前橋市を通り始め、銀座通り、立川町大通り、千代田通り、中央通りなどを練り歩きます。
山車とみこしは混合して考えられがちですが、山車は下が台車になっており、台車を人が綱を引っ張ることで進み、みこしは担ぎ棒を人が担ぐことで進むという違いがあります。
前橋祭りの周辺のグルメスポット
前橋市の周辺にはさまざまな絶品グルメのお店があり、前橋祭りに訪れた際にはぜひ前橋周辺の美味しいグルメを堪能しましょう。
群馬県でしか展開していない店舗や、短い営業時間でも多くの人が訪れる名店など、前橋の周辺には他では味わえないようなさまざまなグルメがあります。
前橋祭りに訪れた際に、前橋周辺で楽しむことができる美味しいグルメのお店を、おすすめポイントや特徴などと一緒にご紹介していきます。
シャンゴ 前橋南店
「ジャンゴ」は群馬県の老舗イタリアンのお店で、全部で群馬県内に8店舗あります。「ジャンゴ 前橋南店」はその8店舗のうちのひとつで、前橋駅から徒歩13分ほどの距離にあります。
「ジャンゴ風パスタ」がお店の名物で、月替わりのメニューや季節限定のメニューなど、さまざまなイタリアンメニューを堪能することができます。
「ジャンゴ 前橋南店」は午前11時から午後9時30分まで営業しており、月曜日と第二火曜日が定休日となっています。
住所 | 群馬県前橋市天川原町1-6-1 |
電話番号 | 0120-237765 |
リストランテ ソルジェンテ
「リストランテ ソルジェンテ」はイタリア料理店で、パスタや珍しい無農薬の野菜料理、肉料理などをイタリアワインと一緒に楽しむことができるお店です。
「リストランテ ソルジェンテ」は日曜日が定休日で、ランチの営業が午前11時から午後2時まで、ディナーの営業は午後5時30分から午後9時までとなっています。
ディナーは完全予約制となっており、前橋祭りの期間中は予約がすぐに埋まってしまう可能性があるので、早めに予約を取っておくといいでしょう。
住所 | 群馬県三俣町1-1-11藤田マンション102 |
電話番号 | 027-237-0834 |
かつ久 無庵 前橋本店
「かつ久 無庵」は全国に3店舗展開しているお店で、とんかつを専門としています。季節ごとにメニューが変わり、創作とんかつなどいつでも旬な料理を楽しむことができます。
前橋市にある「かつ久 無庵」の店舗は本店で、店の始まりとなった場所でもあり、とんかつの味も絶品です。
「かつ久 無庵 前橋本店」は水曜日が定休日となっており、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日はランチ営業が午前11時から午後3時まで、ディナー営業が午後5時から午後9時まで、土日、祝日は午前11時から午後9時30分まで営業しています。
住所 | 群馬県前橋市上長磯町282-1 |
電話番号 | 027-263-4129 |
古久家
「古久屋」は前橋市にあるうなぎ屋でもっとも歴史ある創業80年のうなぎ屋で、自家製のたれは甘すぎず、炭火で焼き上げたうなぎとの相性もばっちりです。
丁寧に作っているので注文から料理が出てくるまで30分ほど時間がかかってしまうのですが、予約も取ることができ、予約をしていると待つことなく料理を楽しめます。
「古久屋」は毎月3日、13日、23日、24日を定休日としており、ランチ営業が午前11時から午後1時40分まで、ディナー営業が午後5時から7時までとなっています。
住所 | 群馬県前橋市本町2-11-6 |
電話番号 | 027-221-2977 |
田中屋
「田中屋」は前橋にあるうどんの専門店で、午前営業しかしていないのにも関わらず、連日多くの人が足を運ぶ大人気のうどん屋です。
田中屋のうどんはあっさりしている出汁とコシのあるモチモチの太麺が相性ピッタリで、店内にある「日本一うまいうどんを目指す」という言葉も説得力があります。
「田中屋」では月曜日が定休日となっており、現在は夜の営業はしておらず、午前11時から午後2時30分の営業のみとなっています。支払いの際にはカードや電子マネーが利用できないので、注意しましょう。
住所 | 群馬県前橋市総社町総社3600-11 |
電話番号 | 027-251-9480 |
前橋祭りは勇壮で活気溢れるお祭り!
前橋祭りは前橋市民にとって欠かせないとても大切な祭りで、毎年市民総勢で前橋祭りを盛り上げ、楽しみます。前橋祭りは見どころが満載なので、市民の方はもちろん、そうでない方も楽しめる祭りになっています。
さまざまなパフォーマンスで常に退屈することなく盛り上がるので、ぜひ今年の秋には、前橋4大イベントの締めくくりである勇壮で活気あふれる前橋祭りを楽しみましょう。