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富士芝桜まつりの絶景ポイントや詳細情報をご紹介!
富士芝桜まつりは、2008年から始まったイベントで、芝桜の開花時期に合わせて開催されています。富士山と芝桜を一緒に鑑賞できるのは、富士本栖湖リゾートだけです。
残雪が残る富士山と芝桜の絨毯を、一緒に鑑賞できる絶景スポットや、富士芝桜まつりの見どころや色々なイベントの詳細情報をご紹介していきます。
富士芝桜まつりってどんなお祭り?
富士芝桜まつりは、山梨県富士河口湖町で開催されています。2008年から観光の目玉として始まり、この地域に春の訪れを告げる花の祭典です。芝桜は、公園内に80万株植えられており、首都圏最大級の規模と言われています。
公園内では、富士山と芝桜を眺めながら足湯に入ることができます。気球に乗って芝桜と富士山を眺める事もできます。他にも、日本を代表する大道芸人によるパフォーマンスが週替わりで見られます。
富士芝桜まつりの開催期間中は、「富士山うまいものフェスタ」が開催されていて、おまつり限定のグルメや富士山周辺のB級グルメを味わう事ができます。
富士芝桜まつりの開催している公園はどこ?
富士芝桜まつりの開催地は、富士本栖湖リゾート(旧・本栖ハイランド)です。本栖湖湖畔ではありません。富士山までの距離は約15キロあり、標高は約958メートルです。
駐車場が2箇所あり、トイレ、展望台、チケット売り場があります。開園時間は、開花状況などの時期によって異なります。営業時間以外は、入園できません。中央自動車道河口湖ICから約25分かかります。富士芝桜まつり開催期間中は渋滞が予想されます。
渋滞情報を調べて、混んでいる時は、公共の交通機関や直通バスなどを利用するなど対策をとる事をオススメします。駐車場も2箇所しかないため、大変込み合います。満車になっている場合を考えて、近くの駐車場の情報も調べておきましょう。
芝桜とは?
芝桜は、ハナシノブ科の多年草です。4月から5月に赤、桃、白、紫の小さな花を咲かせます。花の形が、サクラに似ているのが特徴です。原産国は、北アメリカで、別名ハナツメクサ(花詰草・花爪草)とも呼ばれています。
芝桜は、匍匐性(ほふくせい)が強く、芝生のように地面を覆って育ちます。花壇の縁取りやグラウンドカバーなどとして、ガーデニングに使用され、好まれています。
芝桜の栽培・育成のポイントは、水分の調節です。乾燥しすぎたり、湿度が高すぎると枯れてしまいます。しかし、ガーデニング初心者でも簡単に栽培できるオススメの花です。
富士芝桜まつりでみられる芝桜にはいろんな種類がある
富士芝桜まつりでは、8種類の芝桜を見ることができます。一般的にピンクのシバサクラと言われている「オータムローズ」、濃いめのピンクと大きな花弁を持つ「マックダニエルクッション」、白い花が特徴の「モンブラン」などが見られます。
他にも、うすい紫色が特徴の「オーキントンブルーアイ」や、市場にはほとんど流通せず目にする機会がない貴重な品種「ジャイアントローズ」も、見ることができます。事前にホームページに載っている花の情報を、見ておくとより楽しめます。
富士芝桜まつりのオススメインスタ映えスポット
富士芝桜まつりでは、公園内に様々な撮影スポットがあります。富士山と芝桜を一緒に撮影できるポイントや、花畑全体を見渡せるポイント、竜神池のそばにも絶景を撮影できる場所があります。富士芝桜まつりで、オススメインスタ映えする撮影スポットをご紹介します。
絶景がみられる「展望広場」
展望広場は、会場の一番奥にあります。地上からの高さが約3.8メートルの地点から、公園を見渡すことができます。青空と富士山、芝桜のコントラストが素晴らしいと、人気の撮影スポットになっています。
時間帯や時期によって、混み合う事が多いです。富士山と芝桜が綺麗に見えるのでいい写真が撮れます。場所を譲り合って写真を撮りましょう。
美味しいものを味わえる「富士山うまいものフェスタ」
富士芝桜まつりの開催期間中、富士山周辺の美味しものが味わえる「富士うまいものフェスタ」が、公園内の飲食・物販スペースで、開かれています。富士山周辺の名物ローカル麺やB級グルメ、郷土料理を楽しむことができます。
富士宮やきそばや吉田うどん、甲州とりもつ煮など11店舗約50種類のグルメ屋台が出店しています。地元の食材をふんだんに使った、オリジナルメニューもたくさんあります。富士山揚げかまぼこや富士芝桜あんまんなど、SNS映えするメニューもあります。
甲州かぼちゃほうとう
ほうとうとは、小麦粉でできた平打ちの太麺を、かぼちゃや野菜などと一緒に、味噌ベースの汁で煮込んだ郷土料理です。山梨県は、大部分が山地のため、水田が少なくお米が貴重でした。お米の代わりによく食べられていたのが「ほうとう」です。
夏場には、ネギ、玉ねぎ、ジャガイモを入れたり、冬場はカボチャや里芋、シイタケやシメジなどのキノコ類を入れます。ほうとうは、野菜類のビタミンや繊維質が多く、小麦やイモ類などのでんぷん質や味噌のたんぱく質などのバランスの良い料理です。
山梨県内では、かぼちゃを入れることが多く、甲州味噌の塩気とかぼちゃの甘みが奥深い味わいとなっていて、オススメです。
吉田うどん
吉田うどんは、山梨県富士吉田市や山梨県郡内地方を中心に食べられている郷土料理のうどんです。2007年農林水産省が、各地に伝わるふるさとの味の中から、選定した「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれています。
吉田うどんの特徴は、手打ちの麺で断面が正方形に近いものが、一般的です。麺のコシが非常に強く、しっかりと歯で噛まないと切れません。付け合わせには、茹でたキャベツや甘辛く煮た馬肉が添えられています。
汁は、煮干しやシイタケの出汁が用いられています。醤油、味噌、醤油と味噌の合わせ味などがあります。具は、細切りや輪切りにしたニンジンやシイタケが多いです。
富士宮焼きそば
富士宮やきそばは、古くから当地で食べられてきた独自性のある焼きそばを、新たに命名した名称です。御当地人気料理特選に選ばれていて、B級グルメを決める、B‐1グランプリでは、2度にわたり1位に輝いています。
富士宮やきそばは、普通の調理法と使用する食材が、異なっている点が3つあります。1つ目は、富士宮やきそば専用の麺を使用します。2つ目は、油かす(富士宮では「肉かす」と呼ぶ)を使います。3つ目は、仕上げにサバやイワシの削り節を振りかけて食べます。
休憩におすすめ「展望足湯」
毎年、好評の足湯は、公園内を散策して疲れた時の休憩に入ると良いです。足湯からも公園内の芝桜と富士山を見られます。靴と靴下を脱ぐだけで気軽に入ることができる足湯は休憩スポットとして、オススメです。
富士芝桜まつりの開催期間中は、毎日営業しています。利用料金は100円です。タオルは100円で売っているので、手ぶらで来ても入れます。
優雅に景色を楽しみたいなら「展望カフェ」
展望カフェ「桜カフェFUJIYAMA SWEETS」では、芝桜を見ながら、優雅にホテルメイドのスイーツを楽しめます。桜エクレールは、桜風味のエクレア生地と、桜あんやカスタード、苺、生クリームのハーモニーが味わえる芝桜限定のエクレアです。
他にも、山梨県産のフルーツを使ったジェラートサンデーや会場限定販売のパン、さくらオーレや桜スカッシュなどのドリンクも味わえます。展望カフェからも、雄大な富士山と芝桜のコラボレーションをゆっくりと鑑賞できます。
富士芝桜まつりできれいな写真を撮るポイント
富士芝桜まつりの綺麗な風景を、綺麗に残したいと思った時、簡単に写真が撮れるスマホはとても便利です。スマホで綺麗な写真を撮る時のポイントが、いくつかあります。ご紹介していきます。
芝桜をクローズアップして撮る
芝桜は、絨毯のようにまとまっている状態で、写真に収めることが多いです。しかし、一つ一つの花に注目して写真撮ると、それぞれの花の表情が楽しめます。公園内には、8種類の芝桜が咲いているので、色々な花を撮ってみると良いでしょう。
接写する際は、芝桜に近づいてピントを合わせると良いでしょう。どうしても、ピントが合わない場合は、スマホ専用の接写レンズがあると便利です。虫メガネでも、代用できます。
芝桜が植えられている曲線美を活かす
富士芝桜まつりでは、色々な色の芝桜が植えられています。白やピンク、紫の花が、柔らかな曲線を描いて植えられています。色のグラデーションを楽しむように、縦の構図で撮ったり、横の構図で全体を撮ると良いでしょう。
公園内には、曲線が綺麗に見える絶景スポットが、数多くありますので、散策しながら探したり、マップで情報を集めるのが、オススメです。
花畑全体が見渡せる場所から撮る
富士芝桜まつりの公園には、展望台があります。展望台から花畑全体を写すと良いでしょう。花畑が見渡せるスポットなので、間の通路に人が入ってしまう場合があります。人をできるだけ入れたくない時は、開園直後に行くのが良いでしょう。
もっと広い範囲を撮りたい時や、幻想的な写真を撮りたい時は、スマホに取り付ける外付けレンズがオススメです。広角レンズや魚眼レンズなど、様々なレンズがあるので、自分が思い描く綺麗な写真を撮ることができます。
芝桜のじゅうたん以外の花も撮る
富士芝桜まつりが開催されている期間中は、芝桜以外の花も見ごろを迎えます。公園内には、10種類の花が咲いています。ホームページには、それぞれの花の開花情報が書かれています。散策しながら、花が綺麗に見えるスポットを探すと良いでしょう。
ムスカリやアネモネ、レンギョウなど、色鮮やかな花が公園内に咲いています。芝桜も綺麗ですが、公園内に咲いている花を、写真に収めるのもオススメです。
富士芝桜まつりでしか買えない限定のお土産もたくさん
富士芝桜まつりの会場でしか、手に入れることのできないお土産が、沢山あります。有名な洋菓子屋さんとのコラボ商品や山梨を代表する銘菓もあります。数量限定の物や人気のあるお土産があるので、早めに買い物するのがオススメです。
富士芝桜まつり限定品「桔梗信玄餅」
桔梗信玄餅は、山梨県笛吹市の製菓メーカーの桔梗屋が、製造・販売するお土産菓子です。求肥にきな粉かかっていて、食べる時に黒蜜をかけて食べます。外装に組紐があしらわれたピンク色のパッケージは、富士芝桜まつり限定です。
桔梗信玄餅の開発当初から変わらない風呂敷は、女性の手でひとつひとつ心を込めて結ばれています。「手作りの味」を大切に守り続けていて、黒蜜はとろりとした独特のコクと風味があります。
大人気のため品切れになる事が、あります。再入荷のお知らせは、富士芝桜まつりのホームページに載っています。お土産に買いたいとお考えの方は、早めに購入しましょう。
さくら葉餅
さくら葉餅は、白インゲン豆・砂糖・還元水飴・桜葉・寒天の入った練餡でコシのある餅を包んであります。練餡は、桜の風味が上品で、甘さは控えめです。大きさは一口サイズで食べやすいです。天然木で作られた漆塗りの箸がついています。
富士芝桜まんじゅう
富士芝桜まんじゅうは、塩漬けした桜葉を練りこんだ生地の中に、こしあんを包んだ和菓子です。桜葉の塩味とこしあんの甘さが美味しいと、大人気のお土産です。富士芝桜まつりオリジナルのお土産菓子です。
富士芝桜まつりの開催情報を事前にチェックしよう
富士芝桜まつりの開催期間や営業時間など、詳細な情報を事前に調べておく事で、当日慌てることなく楽しめます。芝桜の開花時期に合わせて開催しているので、予定と違うことがあります。直前にホームページで確認するなど、注意が必要です。
GWの時期は混雑する事が多く、交通渋滞や駐車場の確保が問題になってくるので、事前に調べておくと、スムーズに行動することができます。開催期間や駐車場の情報をご紹介します。
開催期間や営業時間
開催期間は、4月中旬から5月下旬にかけて開催されています。芝桜の開花状況によって変更される事がありますので、ホームページで情報を確認する事をオススメします。営業時間は、8:00から17:00です。
入園料や駐車料金
入園料は、大人(中学生以上)600円、子供(3歳以上)250円です。便利な前売りチケットの料金は、大人(中学生以上)550円、子供(3歳以上)230円となります。
駐車場料金は、普通車500円、大型車2000円、バイク300円です。駐車場は混雑により入場制限があり、周囲の駐車場に案内する場合があります。富士芝桜まつり開催中は周囲の道路が渋滞する事があるので、できる限り公共の交通機関を利用すると便利です。
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖本栖212 |
電話番号 | 0555‐89‐3031 |
富士芝桜まつりで絶景やグルメを堪能しよう!
本栖湖リゾートで開催される、富士芝桜まつりの詳細情報をご紹介させていただきました。富士山と芝桜を一緒に写真に収めることのできるオススメのスポットや、富士芝桜まつりでしか味わう事ができないグルメもいろいろありました。
事前に色々な情報を調べておくと、より一層楽しむ事ができます。富士芝桜まつりを堪能して、沢山の思い出を作りましょう。