高知のホタルは美しく幻想的!穴場や祭り情報・見頃の時期もご紹介!

高知のホタルは美しく幻想的!穴場や祭り情報・見頃の時期もご紹介!

高知では、今でもまだホタルを見る事の出来る川がたくさんあります。高知の奇麗な川で見るホタルは、美しく幻想的です。ホタルの時期にはお祭りが開催されたり、ホタル船が出たりと楽しいイベントも盛りだくさんです。ホタルの有名な名所から穴場まで、見頃も含めてご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.高知県ってどんなところ?
  2. 2.高知のホタルは初夏の風物詩
  3. 3.高知のオーベルジュ土佐山 ホタル祭り
  4. 4.高知のホタルの名所
  5. 5.高知のホタルの穴場スポット
  6. 6.高知へ幻想的なホタルを見に行こう

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高知県ってどんなところ?

Photo by cotaro70s

高知県は、南は太平洋、北は四国山脈に囲まれた四国の県です。四万十川に代表される清流や、緑深い山々などの美しい豊かな自然に恵まれています。絶景を眺められる有名な観光名所や穴場で静かに楽しめる名所もたくさんあります。

有名どころでは、「桂浜」や「室戸岬」「足摺岬」など、太平洋を望む絶景の観光スポットや、「カツオのたたき」「清水サバ」などの新鮮なグルメスポットも豊富にあります。

幕末の志士である坂本龍馬や、吉田茂、中岡慎太郎などのゆかりの地が点在する歴史観光スポットもたくさんあり、観光の名所となっています。親子で名所を巡って歴史に触れてみてはいかがでしょうか。のんびりと回れる穴場スポットもたくさんあります。

四万十川など清流が流れる自然豊かな県

Photo by Shigeyama

高知県は、四万十川の他にも仁淀川(によどがわ)、物部川、安田川など四国山地に源を発する、美しい清流が多く流れる自然豊かな県です。

「四万十川」は四国最長の川で、本流に大規模なダムが建設されていない事から、日本最後の清流とも言われるほど有名な観光名所です。

Photo by kikmoyoo

下津井では、ホタルの季節になるとホタル船に乗り、幻想的な美しい世界を楽しめます。奥には「めがね橋」もあり、ホタル観賞の穴場でもあります。

「奇跡の清流」仁淀川の水の色は、「仁淀ブルー」と呼ばれ、全国でもトップクラスの透明度を誇っています。美しい仁淀川の絶景を眺めながら、高知の豊かな自然に触れてみましょう。ドライブコースの名所にもなっています。

高知のホタルは初夏の風物詩

Photo by senngokujidai4434

ホタルは初夏の風物詩として、古くは万葉の時代から多くの日本人に親しまれて来ました。現在では川が汚れてしまい、ホタルの生息地も少なくなり、なかなか見る事が出来なくなって来ています。

初夏の風物詩ホタルは、清流のシンボルとして多くの人々に愛されています。ホタルは成虫の期間も短いので、美しい光を見られるのもほんの少しの期間しかありません。ホタルの成虫期間しか見る事の出来ない、人工的でない優しい光を目に焼き付けておきましょう。

ホタル船に乗って、幻想的な風景を体感してみてはいかがでしょうか。ホタルのはかなさに思いをはせながら、静かに鑑賞を楽しみましょう。

Photo by PYONKO

清涼な空気と水のある地域でしか見る事が出来ない美しいホタルは、自然が豊かで清流が奇麗な高知県ならでは初夏の風物詩です。高知で見られるホタルの名所、おすすめのスポットから穴場のスポットまで、順番にご紹介していきます。

ホタルが光る理由

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夏になるとお尻を発光させて奇麗な光を見せてくれるホタルは、ゲンジボタルとヘイケボタルです。ホタルは、発光する事で仲間に居場所を知らせたり、コミュニケーションを取ったりしています。

飛び回って光っているホタルのほとんどがオスで、草むらで静かな光を放っているのがメスのホタルです。ホタルの光には、敵を驚かせるための光と、刺激された時の光、プロポーズの時の光の3種類あると言われています。

Photo by mstkeast

プロポーズの時の光は、オスのホタルとメスのホタルが交信して、子孫を残すために使われています。メスのホタルにプロポーズする時のオスのホタルの光は強くなるようです。飛びながらひときわ強い光を放っているホタルを見つけてみましょう。

オスのホタルとメスのホタルが上手く交信出来ないと、子孫を残すことが出来ないので、私たちも美しいホタルを見る事が出来なくなってしまいます。ホタルの光はとても弱いものです。

人工的な強い光があると交信が上手く出来ないので、ホタルを鑑賞する時には、懐中電灯などの光にも配慮しましょう。暗くて見えにくい足元も、目が慣れてくれば明るく見えるようになります。よけいな光が無い事で、ホタルの光もより美しく幻想的に見る事が出来ます。

高知のホタルの見頃

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ホタルの見頃は、5月下旬~6月中旬辺りで、時間帯は、20時~21時半頃となります。高知県で見られるホタルの種類は、「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」「クロマドボタル」などです。

高知県のホタルが見られる場所によっても、生息しているホタルの種類がそれぞれ違います。光り方の違いも見比べてみましょう。1番強い光を放っているのは「ゲンジボタル」です。

成虫になったホタルは水滴をなめるのみで過ごし、1~2週間ほどでその一生を終えます。短い期間しか見る事が出来ない、幻想的なホタルの光をお楽しみ下さい。

高知のオーベルジュ土佐山 ホタル祭り

Photo by y.ganden

「高知のオーベルジュ土佐山 ホタル祭り」は、「下津井 平家の里」で開催されています。例年の見頃は6月上旬~中旬で、時間帯は20時~21時頃です。見られるホタルの種類は「ゲンジボタル」「ヒメボタル」「オバボタル」などです。

「ホタル祭り」は、毎年6月の上旬~中旬頃に1週間ほど開催されているお祭りです。ホタル祭り期間中は、ホタルの勉強会や鑑賞会、屋台の出店なども開催されています。オーベルジュ土佐山の温泉入浴の割引サービスが受けられます。

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「オーベルジュ土佐山」は年中無休で24時間開園していて、入園料も無料です。駐車場は、祭り開催期間中とオーベルジュ土佐山宿泊者は無料になります。電話番号は088-850-6911です。

ほたるの勉強・鑑賞会

Photo by neco

「ほたるの勉強・鑑賞会」は、ホタル祭り期間中に開催されています。勉強会と鑑賞会はどちらも自由参加となっています。道幅の狭い道路も多いので、譲り合いの運転を心がけ、周辺住民のご迷惑にならないようにマナーを守って鑑賞を楽しみましょう。

良く知られている「ゲンジボタル」は体長15ミリ前後もあり、日本産のホタルの中では大型のホタルになります。前胸部中央にある十字架型の黒い模様が特徴です。「ヘイケボタル」は、ゲンジボタルの半分位の大きさで、発光期間が長く9月頃まで発光が見られます。

Photo bystux

ホタル観賞のマナーとしては、懐中電灯や携帯電話のライトをホタルに向けない事です。ホタルが発光をやめてしまいます。写真撮影時も、フラッシュの使用は厳禁です。ホタルにも他の方々にも迷惑がかかります。ホタルは音にも敏感なので、静かに鑑賞する事が大切です。

日帰り温泉

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オーベルジュ土佐山内にある土佐山温泉では、日帰り温泉の利用も出来ます。ホタル祭り期間には、割引サービスも受けられるのでお得に利用出来ます。

基本情報

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一般外来入浴は10時半~20時半(入館は20時まで)で、男湯・女湯・露天風呂・サウナが利用出来ます。料金は大人800円・3歳~12歳400円です。タオルの貸し出しは有料となっているので、持参する事をおすすめします。

日帰り温泉だけでなく、ランチだけでの利用や、ランチと温泉がセットになったプランもあります。月替わりのランチや里山ランチなどがいただけます。特におすすめは、季節のランチ会席と温泉のプランで、2日前からの予約が必要になります。

高知のホタルの名所

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高知県の四万十町では、毎年初夏になるとホタルが飛び交う事で有名です。中でも下津井のホタルは、ホタル船と呼ばれる遊覧船も出るほどの名所です。下津井の他にも土佐山地区などたくさんの名所があります。下津井ホタル船の情報も含めて、順番にご紹介して行きます。

下津井のホタル船

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下津井では、毎年6月上旬~中旬頃がホタルの見頃です。津賀ダム湖の周辺に、ホタルがたくさん見られるスポットがあり、ホタル船と呼ばれる遊覧船で、船の灯りを消して暗闇の中をホタルが見えるスポットまで移動します。

下津井のホタルの数は圧倒的に多く、鏡のような美しい川の水面に飛び交います。数百のホタルが一気に上昇して飛び上がる「ホタル柱」という現象が、ホタル船から見られる事もあり、カメラマンも多く通っています。

フリー写真素材ぱくたそ

下津井の旅館として長く利用されている「西村旅館」から下に降りた河原に、ホタル船の乗り場があります。バスで行く事も出来ますが、本数が少ないので車で行く事をおすすめします。河原には駐車場もあります。

下津井のホタル船は、ホタル祭り期間以外でも運行されています。ホタル船は有料で、事前予約が必要です。下津井の観光名所「めがね橋」の奥でも、林の中を飛び交う「ヒメボタル」を見る事が出来ます。

住所 高知県高岡郡四万十町下津井322-3
電話番号 088-27-5008

四万十源流の里

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「四万十源流の里」は、四万十川の支流、桑の又川沿いにあります。バンガローのある、清流と自然に囲まれた静かな宿泊施設で、のんびりと自然に触れ合う事が出来ます。津賀ダム湖畔は、ホタルが飛び交う穴場のスポットです。

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「四万十源流の里」の営業時間は9時~17時で、入浴時間は15時~20時です。宿泊されない方でも、ランチをいただく事が出来ます。メニューは町の洋食をイメージした物で、特におすすめは、日替わりパスタランチです。

日替わりパスタランチには、サラダとスープに珈琲までついていて、リーズナブルです。タピオカドリンクもあります。ランチの営業日程は、直接電話にてお問合せ下さい。電話番号は088-957-2126です。

農村交流施設 森の巣箱

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「農村交流施設 森の巣箱」では、高知県の有宮神社付近の森から飛ぶホタルを鑑賞する事が出来ます。例年の見頃は6月中旬~下旬です。時間帯は20時~21時頃にゲンジボタルを見る事が出来ます。

6月中旬頃には、「ホタル祭りIN森の巣箱」が開催され、マジックショーやライブ、ダンスなどたくさんのイベントステージがあります。屋台の出店もたくさんあり、毎年多くの人々で賑わっています。お祭りの最後には、ホタル観賞をして終わります。

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「農村交流施設 森の巣箱」は、高知道須崎東インターチェンジから30分の位置にあります。周辺散策は無料で閉園時間等もありません。定休日は日曜日と1月1日~3日です。売店の営業時間は10時~18時で、事前に電話をすると、鑑賞スポットのアドバイスや宿泊する事も出来ます。

住所 高知県高岡郡津野町床鍋392-2
電話番号 088-940-1703

安田川ほたるの里河川公園

Photo by Osamu Iwasaki

「安田川ほたるの里河川公園」は川の中州を利用し、上流側にホタルの自然飼育ゾーン、下流側に子供たちの広場として整備された公園です。ホタルの鑑賞が出来、花と香りの広場も整理され、四季折々の花も楽しむ事が出来ます。

「安田川ホタルの里河川公園」は、安田駅から車で15分の位置にあります。年中無休で入園料も無料です。無料駐車場があります。

住所 高知県安芸郡安田町内京坊23
電話番号 088-738-6711(町役場観光係)

高知のホタルの穴場スポット

Photo by sukitamba

高知県でホタルが見られる名所、四万十川や下津井などの他にも、たくさんの穴場スポットがあります。下津井では、ホタル船で大勢の人々との鑑賞でしたが、ひっそりと静かに情緒が感じられる、更に穴場のスポットもご紹介します。

鏡川上流域

Photo by misijp

「鏡川」は高知県にある二級河川で、環境省から「平成の名水百選」にも選定されている奇麗な川です。上流域では、ホタルを見る事が出来ます。支流の重倉川でも、たくさんのホタルが飛び交うのを見る事が出来ます。

鏡川は、以前は「湖江川」と呼ばれていました。山内五代藩主豊房公が、「わが影を写すこと鏡のごとし」という願いを込めて「鏡川」と名付けられたと言われています。

鏡川上流には「吉原ふれあいの里キャンプ場」があり、奇麗な川の水や自然が満喫出来る、穴場のキャンプ場としておすすめです。無料で利用出来るので、ホタル観賞の時期にもぜひどうぞ。

重倉川

Photo by senngokujidai4434

「重倉川(しげくらがわ)」は鏡川の支流で、上流域の山間の水田地帯を流れる小川に沿って、ホタルが飛び交うのを見る事が出来ます。風情ある里山の風景を楽しめます。

神有キャンプ場

Photo by3081124

「神有(かみあり)キャンプ場」は、高知県宿毛市にある穴場のキャンプ場です。周辺には、田んぼや川がありのどかで静かなロケーションです。宿毛市には、ホタルの生息地も各地区にあります。穴場のキャンプ場で、ホタルの静かな光を楽しめるかも知れません。

「神有キャンプ場」は、土佐くろしお鉄道宿毛駅から車で20分の位置にあります。入場自由で無料、年中無休です。駐車場は明確にはありませんが、キャンプ場内への乗り入れが可能です。

住所 高知県宿毛市橋上町神有
電話番号 088-063-1119

高知へ幻想的なホタルを見に行こう

Photo by yuzuki

自然が豊かで清流が奇麗な高知県には、ホタルの光をたくさん見る事が出来ます。自然の光は心を癒してくれます。親子でカップルで、癒しの光を一緒に見に行きましょう。

美しいホタルをいつまでも見る事が出来るように、奇麗な川を守って行きましょう。人工的な強い光で子孫繁栄を妨げる事のないように、マナーを守って鑑賞しましょう。

tkoo146
ライター

tkoo146

新しいお店や美味しい物を探す事・可愛い物や奇麗な場所を探す事が大好き(^^♪

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