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日生は牡蠣好きの聖地!
岡山県日生(ひなせ)町では牡蠣が旬の時期になると、日生で取れた新鮮な生牡蠣をふんだんに使ったグルメや獲れたての牡蠣を食べ放題できる牡蠣小屋など牡蠣好きには嬉しいお店が多数あります。
日生町は以前、兵庫との県境にある町でしたが、2005年の備前市、吉永町との合併により、現在は備前市にあります。桃太郎でも有名な岡山県の南東部に位置する市です。
備前市は備前焼きや漁業の町として知られ、自然に恵まれた地形から鉄分が豊富で良質な粘土が生み出され、昔から製陶が盛んな町です。日本六古窯の一つに選ばれている備前焼きは、土味が綺麗に表れているのが特徴です。
漁業も盛んに行われ、一年を通して瀬戸内海から牡蠣や蝦蛄、穴子などが豊富に収穫されています。2月には焼き牡蠣体験や牡蠣剥き体験なども出来る牡蠣祭りも開催されるので、日生の牡蠣を求めて全国からたくさんの観光客が訪れます。
広島県に次ぐ全国2位の牡蠣の生産量
世界の牡蠣収穫量は、日本は中国に続いて第2位と世界でもトップクラスの有数な牡蠣生産国と言えます。
牡蠣といえば生産量全国1位の広島が有名です。しかし、広島県以外にも瀬戸内海の広い地域で牡蠣の養殖が盛んに行われており、岡山県は牡蠣の生産量が全国2位を誇ります。中でも、備前市日生町は岡山県内でもトップの牡蠣収穫量です。
農水省中国四国農政局の調べによると、平成24年の養殖牡蠣の生産額は1位の広島県が166億円とダントツですが、岡山県は44億円で3位宮城県に大差をつけ、2年連続2位を獲得しました。
宮城県は2011年に起きた東日本大震災の影響で三陸地方が大きなダメージを受けたこともあり、牡蠣の生産量が伸び悩んでいることや、日生のご当地グルメである「カキオコ」の知名度が上昇していることが理由と考えられています。
日生産の牡蠣は大粒!
日生で生産されている養殖牡蠣のほとんどは、「マガキ」です。今では「日生牡蠣」といえば有名なブランドです。
色白で臭みがなく、プリプリしていて加熱しても身が縮まらないのが特徴です。通常牡蠣は種付けから大きくなるまでに2〜3年かかりますが、日生で育てられた牡蠣は、1年ほどで大きくなります。
海水温は一年を通して変化ますが、瀬戸内海の水温は牡蠣の生活リズムに合っているので他の海で育てられる牡蠣より成長速度が早いとされています。さらに栄養分の豊富な海なので、日生の海は牡蠣を育てるのに適した環境と言えます。
牡蠣は栄養価がとても高く「海のミルク」とも呼ばれています。ミネラルやタンパク質、ビタミンなど健康に嬉しい栄養分がバランスよく含まれています。
中でも鉄、亜鉛、銅が豊富なので育ち盛りのお子さんや貧血やストレスの症状がある方にもおすすめです。
日生の牡蠣はどうしておいしいの?
日生は牡蠣が豊富に収穫される人気観光地です。自然に恵まれており、周囲の島から豊富な栄養分を取り入れて成長します。海水温が牡蠣の成長に最適な温度ということもあり、大きくてプリっとした食感の美味しい牡蠣が育てられます。
日生の牡蠣は臭みがないのが特徴の一つで、牡蠣の臭みが苦手な人でも美味しく食べられます。さらに肉厚で風味が豊かな牡蠣なので、牡蠣好きの人からも好まれています。
周辺には、とれたての牡蠣をバーベキュースタイルで楽しめるところや牡蠣小屋などがたくさんあるので、新鮮なものを一番美味しい状態で食べられるのも魅力の一つです。
日生の牡蠣は「一年物」
岡山では夏に産卵し翌年の暮れには剥ける一年ものの牡蠣が主流です。豊かな自然に恵まれ、栄養分の豊富な海で育てられるので、一年ほどで大ぶりの牡蠣が育てられます。
成長期間は短いものの肉厚でプリプリとした美味しい牡蠣が出来上がります。岡山県瀬戸内市の環境でしか育てることの出来ない牡蠣です。是非一度味わってみてください。
日生の牡蠣は10月下旬から解禁
日生の牡蠣の解禁は毎年10月下旬頃です。この頃から3月いっぱいまでは水揚げが盛んに行われます。解禁に伴って地元の人々や観光客で賑わい、町は一気に盛り上がりを見せます。
中でも牡蠣が最も美味しく食べられる時期は1月から2月です。美味しい牡蠣を見分けるには、身が大きく盛り上がっていて、艶のあるものを選ぶことです。殻付きのものは深みのある殻を選ぶと大ぶりのふっくらとした牡蠣が入っています。
日生には新鮮な殻付きの牡蠣をバーベキュースタイルで楽しめる市場やカキフライ、牡蠣飯など、牡蠣を堪能出来る場所がたくさんあります。
牡蠣を堪能できる日生のお店
日生には新鮮な殻付き牡蠣をその場で焼いて食べられるバーベキューコーナーのあるお店や食べ放題の牡蠣小屋がたくさんあります。
生で食べたり、シンプルに炭火焼きにしたり、食べ方は様々ですが、牡蠣飯や牡蠣汁など普段はなかなか食べない牡蠣の産地だからこその料理もおすすめです。
牡蠣には養殖時に牡蠣棚から落ちて海底で育った「落ち牡蠣」と呼ばれるものがあります。落ち牡蠣は殻に藻が付いて育つため、一般のスーパーマーケットには出回りません。味は変わりませんが、価格は通常の半分程度なのでお買い得です。
落ち牡蠣が食べられるのも牡蠣の生産量が多い場所ならではです。安くて美味しい牡蠣を満喫してください。牡蠣の美味しさを改めて実感できます。
バーベキュースタイルで楽しめる「海の駅しおじ」
「海の駅しおじ」ではバーベキューコーナーが人気です。大型テント、小型テント、屋外があり、およそ500名が収容可能という大きなバーベキューコーナーです。テントもあるので天候の悪い日でも心配ありません。
制限時間は90分で、一席1500円です。炭は常に起こされている状態で料金には牡蠣を剥く牡蠣メスや軍手などのバーベキューのセット一式の他、醤油やポン酢なども含まれているので、食材のみの持ち込みで十分に楽しめます。
海の駅しおじの向かいにある日生の台所「五味の市」ではバーベキューで使用する食材を調達出来るので、新鮮な牡蠣やサザエ、干物など、バーベキューをする前にぜひ立ち寄って見てください。
肉厚で大ぶりの牡蠣が20個も入って1000円というのはお得感たっぷりです。交渉によって値引きをしてもられる場合もあるので、一度は価格の交渉をしてみるといいでしょう。新鮮な魚介類や野菜、果物もあるので食材は全て揃います。
牡蠣小屋よりも安く、色々な野菜や魚介類が食べられるのでおすすめです。
持ち込み自由という嬉しいサービスが付いているので、近くのスーパーマーケットや五味の市で魚介類や野菜、調味料、飲み物などを買って、より美味しく、満足で楽しいバーベキューにして下さい。
住所 | 岡山県備前市日生町日生801-4 |
電話番号 | 0869-72-2201 |
牡蠣食べ放題の牡蠣小屋「とれたて漁師の店 稲荷丸」
冬になると全国各地の牡蠣の生産地で牡蠣小屋が営業されます。牡蠣小屋の食べ放題は牡蠣だけでお腹いっぱいになれる牡蠣好きにはたまらない場所です。
岡山で牡蠣好きの人のためにおすすめしたい美味しい牡蠣が食べ放題の牡蠣小屋が「とれたて漁師の店稲荷丸」です。
虫明産の牡蠣の名を広めたいという思いで作られた炭火牡蠣焼きのお店です。殻付きの牡蠣を食べ放題で味わえます。牡蠣の漁師が経営するお店なので、新鮮、安心、安全の三拍子が揃っています。
とれたての新鮮な牡蠣を炭火でじっくりと焼き上げます。稲荷丸で食べられる牡蠣は殻に深みがあるので小さい殻でも身が大きいのが特徴です。また、海が少ないので、海の塩分濃度が高くなり、身が締まってプリプリの牡蠣が育てられます。
牡蠣焼き食べ放題のメニューがあり、60分2600円で思う存分に牡蠣を満喫できます。食べ放題の他、カキフライ丼やカキフライカレーなどもあります。
住所 | 岡山県瀬戸内市邑久町虫明379-6 |
電話番号 | 0869-25-0918 |
かき釜飯食べ放題「魚美味倶楽部美晴」
「魚美味倶楽部美晴」では11月中旬〜4月上旬限定で牡蠣料理を提供しています。コースによっては牡蠣ご飯が食べ放題のコースもあります。生牡蠣や焼き牡蠣、牡蠣フライなど色々な調理方法で楽しませてくれます。
単品で釜炊きの牡蠣ご飯もあるのでおすすめです。注文が入ってから炊き始めるので、提供するまでに30分ほど時間がかかります。牡蠣入り茶碗蒸しや牡蠣の南蛮漬けなど牡蠣ではなかなか珍しい一品ものもあります。
観光で岡山へお越しの際は「魚美味倶楽部美晴」の宿泊がおすすめです。広い客室に24時間開放の温泉、そして日生の牡蠣を贅沢に使った食事が堪能出来ます。
住所 | 岡山県備前市日生町日生641-6 |
電話番号 | 0869-72-0144 |
ご当地グルメ「日生のカキオコ」の有名店「ほり」
牡蠣の旬である11月〜3月になると、生の牡蠣をふんだんに使用した「カキオコ」と呼ばれる牡蠣のお好み焼きが各所で食べられます。カキオコは昔から漁師さんたちの間で食べられてきました。
それがのちに地元の人々や観光客から人気を集め、今ではご当地グルメにもなっています。
カキオコの有名店「ほり」では日生の工藤静香と言われる名物お姉さんがいることで、地元では人気があります。昭和37年創業の老舗のお好み焼き店です。カキオコという言葉はこの店が発祥です。
お好み焼きに軽くソテーした牡蠣を贅沢に入れています。外側はパリっとしていて、中にはふんわりとした牡蠣と牡蠣の旨味が口の中で広がります。オリジナルのブレンドソースも食欲をそそります。
中には、牡蠣のシーズンではない時期でも、冷凍の牡蠣を使って一年中カキオコを提供するお店もあります。日生でのみ食べられるご当地B級グルメなので、牡蠣のシーズンに日生を訪れたら、是非一度は味わってほしいグルメです。
住所 | 岡山県備前市日生町日生886-5 |
電話番号 | 0869-72-0045 |
「日生の牡蠣祭り」
岡山県内では、牡蠣が最も美味しくなる2月前後になると瀬戸内海の各地で牡蠣祭りが開催されます。中でも一番有名なのが備前市日生町の五味の市周辺広場で開催される「日生の牡蠣祭り」です。
日生の牡蠣を地元の人や市内外の方にも食べてもらい、その美味しさを知ってもらいたいという思いから毎年開催されています。
会場にはご当地グルメのカキオコを始め、カキフライや牡蠣汁、牡蠣飯、牡蠣焼きそばなど牡蠣を使った料理がたくさんあります。また、カキフライを乗せてソースをかけたカキフライソフトクリームも有名です。
一年分の牡蠣を一日で食べてしまいそうなほど牡蠣料理がたくさん並びます。牡蠣好きの方は是非一度参加してみてください。牡蠣がさらに好きになるはずです。
開催は2月
日生牡蠣祭りは毎年2月の第4日曜日に開催されています。牡蠣が一番美味しく食べられる時期で、プリプリの大ぶりな牡蠣が食べられます。
9時〜15時まで開催していますが、人気のお祭りなので10時頃には混雑します。開催時間より少し早めに行くくらいがおすすめです。
無料の殻付き牡蠣が配布される
牡蠣祭りでは、新鮮な牡蠣を安く購入でき、その場で炭火で焼いて食べることが出来ます。トングや軍手などは貸し出してもらえるので、手ぶらででも参加出来ます。ポン酢やレモン汁など好みの調味料を持参することも出来ます。
先着2000名に無料で殻付き牡蠣が配布されるので、早めに行きましょう。貰った牡蠣は広場に設置されたバーベキューコーナーで焼いて食べたり、持ち帰って牡蠣鍋にするなど各自で楽しめます。開催場所は、日生町漁協五味の市周辺広場となっています。
住所 | 備前市日生町日生801-8 |
電話番号 | 0869-64-1832 |
日生の絶品牡蠣を味わおう!
岡山県日生町の牡蠣は自然にめぐまれた美味しい牡蠣が育てられています。牡蠣が旬の時期になったらぜひ日生に足を運び、旬の新鮮な牡蠣を思う存分味わってみてください。
牡蠣にはエネルギーを供給し、疲労物質を代謝してくれる働きがあるので、栄養分たっぷりの牡蠣を食べれば日頃の疲れを吹き飛ばしてくれるはずです。