沖縄の桜の名所!開花時期や見頃・お祭り情報も

沖縄の桜の名所!開花時期や見頃・お祭り情報も

リゾート地として人気の沖縄は、1月中旬ごろから桜が咲き始めるため、日本で一番早くお花見ができる場所として有名です。そこで今回は、本州でよく見られる桜とは趣の違う、沖縄の桜の名所や穴場スポットと併せて、開花時期やおすすめの桜祭りをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.沖縄の桜の特徴は?
  2. 2.沖縄例年の桜の開花日・満開日
  3. 3.沖縄の桜前線
  4. 4.沖縄のおすすめ桜祭り6選
  5. 5.沖縄離島の桜の名所と見頃3選
  6. 6.沖縄で日本一早い桜を先取り!

沖縄の桜の特徴は?

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沖縄で見かける琉球寒緋桜(リュウキュウカンヒザクラ)には「桜の木が低木」「花の色が濃いピンク色」「花の形ベル型」という特徴があります。12月半ば過ぎから、徐々に肌寒くなっていく沖縄で、寒さに誘われるように開花時期を迎えた寒緋桜が、1月中旬から3月にかけて花を咲かせます。

本州で見られる桜といえば、白っぽい桜色のソメイヨシノや枝垂れ桜のように、花びらがヒラヒラと舞うものが一般的です。ところが、沖縄の桜は濃いピンク色で、風が吹いても花びらが舞うことはなく、うつむくように下を向いて咲いた花がポトリ、ポトリと落ちていきます。

沖縄の桜の品種

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本州ではソメイヨシノや山桜を始めとする、様々な種類の桜を鑑賞できますが、沖縄では「緋寒桜(ヒカンザクラ)」といわれる品種が主です。ただ、別種の「彼岸桜」と間違われないため「寒緋桜(カンヒザクラ)」と表記されることが多いようです。また、旧正月辺りに咲くことから「元日桜(ガンジツザクラ)」と呼ばれることもあります。

桜が咲く時期

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一年中温暖な気候の沖縄の桜は早咲きなので、1月中旬~2月が桜の見頃を迎えます。本州のように桜の木の下で、お弁当を広げて、お酒を飲んだりして楽しむお花見スタイルはあまり見かけません。その時期の沖縄各地では、大々的な桜祭りが開催され、たくさんの人で盛り上がります。

沖縄例年の桜の開花日・満開日

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那覇で観測される、緋寒桜の例年開花日は1月18日、例年満開日は2月4日です。なお、2019年の開花日は1月10日と平年よりも8日早く、2018年と同じ日が開花となりました。また、満開日は、2018年の1月30日より13日遅い、2月12日でした。

沖縄の桜前線

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桜は、前年の夏に桜の花のもとになる花芽(かが)を形成すると、そこで成長を止めたまま休眠して年越しします。休眠打破するには、低温にさらされる必要があり、気温の上昇に合わせて成長し、開花時期を迎え、花を咲かせます。

ところが、沖縄の場合、南部より北部の方が早く桜の開花に必要な10℃台の気温に下がるため、桜前線は、北部から南部へと南下していきます。そのため、北部から開花し始め、少しずつ開花時期がずれるため、長い時では、1月から3月までお花見を楽しめます。一方、本州のソメイヨシノなどの品種は、気温の上昇とともに、桜前線は、南から北へ北上するのが一般的です。

沖縄のおすすめ桜祭り6選

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本州では、お正月が終わったばかりで、まだ寒さも残る1月中旬から2月にかけて、沖縄では、日本中のどこよりも早く、お花見シーズンがスタートします。本州ではあまり見られない、緋寒桜が、濃いピンク色の花を咲かせます。

そこで今回は、沖縄のお花見シーズンに欠かせない、おすすめの桜祭りをご紹介します。訪れる際には、桜の開花日や満開日などのチェックも忘れないでください。

はなさくらまつり

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沖縄の南部で桜の名所として知られている「与儀公園」で開催される桜祭りが「なはさくらまつり」です。国際通りから約15分の与儀公園は、那覇を訪れた観光客が、立ち寄る観光スポットの一つで、年間を通じて様々なイベントが開催されています。桜のシーズンには、2月初旬にかけてお花見が楽しめ、3月にはサクランボ狩りも行っています。

例年、桜祭りの期間中は、川沿いに植えられた約400本の桜が、見事に咲き誇り、訪れる人の目を楽しませています。遊歩道沿いの見事な桜並木を散歩しながら、お花見を楽しむのがおすすめです。

また、屋台の出店やフラダンスなどのイベントのほかに、植木や苗木の即売会なども開催され、苗木のプレゼントなどもあるようです。さらに、与儀公園には、家族で遊べる遊具も設置されているので、小さなお子さんから大人まで、思う存分イベントを楽しめます。

開催期間

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「なはさくらまつり19」は、2019年2月20日から2月24日までの4日間、与儀公園で午前10時から午後19時まで開催されています。

名護さくらまつり

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沖縄北部の名護で一大イベントとなっている「名護まつり」は、名護中央公園をメイン会場に「日本の春はここから始まる」をキャッチフレーズに、毎年1月下旬ごろ開催されます。そのほかにも、名護漁港、名護十字路などを使って盛大なイベントが行われます。

名護中央公園の展望台からは、約2万本の美しい桜越しに真っ青な海を眺められます。お祭りの日には、名護市街地でのパレードやストリートダンスのイベントなど、お花見と一緒に楽しめるイベントが盛りだくさんなので、大人だけでなく子供も楽しめること間違いなしです。

都合がつかず「名護まつり」当日に参加できなくても、県内最大規模の桜の名所では、1月6日から2月1日までライトアップされます。さらに、1月19日から27日まで、提灯が吊るされるため幻想的な夜桜楽しめます。

開催期間

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沖縄県内最大規模の「名護さくらまつり」は、沖縄北部の緋寒桜が見頃の時期を迎える、2019年1月26日と1月27日の二日間、午後13時から午後20時30まで開催されます。

今帰仁グスク桜まつり

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沖縄の歴史が残る世界遺産の一部今帰仁城跡では、「今帰仁グスク桜まつり」が1月下旬に催され、沖縄のお花見スポットとして有名な今帰仁城跡の美しい寒緋桜と世界遺産のコラボが見られます。

また、桜まつりの期間は、18:00から21:00までの3時間にわたってライトアップされ、より一層美しさを増した桜と、世界遺産の城跡を幻想的に照らし出しています。特に、平郎門から城へ続く参道の、グスク花灯と呼ばれるろうそくから放たれる光の美しさは必見です。

1月下旬から2月にかけて催される「今帰仁グスク桜まつり」は、美しい桜だけでなく、見応えのあるオープニングセレモニーや、エイサー、琉装体験など、様々なイベントが目白押しです。沖縄では、抜群の知名度を誇る桜祭りのひとつで、8:00から21:00まで多くの観光客で賑わっています。

開催期間

Photo by whitefield_d

「今帰仁グスク桜まつり」の開催期間は、2019年1月26日から2月11日です。今帰仁城跡で午前8時から午後21時まで開催されています。ただし、「今帰仁グスク桜まつり」会場への最終入場は、午後20時30分までとなっています。

本部八重岳桜まつり

Photo by whitefield_d

沖縄の人気観光スポット美ら海水族館のある本部(もとぶ)町で開催されるのが「本部八重岳桜まつり」です。標高453mの八重岳は、日本で一番早く桜が開花する名所として知られています。

「本部八重岳桜まつり」は、本部八重岳の桜が見頃を迎える1月下旬から2月にかけて開催され、県内外から多くの観光客が訪れます。出店や様々なイベントも催されますが、子供が喜ぶヒーローショーがあるので、家族連れに人気のあるお祭りです。

また、シーズン中は、約7000本の緋寒桜が山頂へ向かう沿道や、八重岳中腹の八重岳桜の森公園内で、次から次に見頃を迎えます。お花見シーズン中に、緑鮮やかな山間に続く、桜のトンネルをドライブしていると、心が弾むこと間違いなしです。

開催期間

Photo by Takuya Oikawa

「本部八重岳桜まつり」の開催期間は、2019年1月19日から2月3日です。また「本部八重岳桜まつり」期間の1月20、21日の二日間は、八重岳桜の森公園でイベントが開催されます。

やえせ桜まつり

フリー写真素材ぱくたそ

沖縄南部の「やえせ桜祭り」の会場として知られているのが、八重瀬公園です。高台にある八重瀬城跡内には展望台があり、約500本の美しい桜を眺めながら石段を登って行くと、沖縄の南部の慶良間諸島や東シナ海まで望める絶景スポットが待っています。

1月下旬から2月初旬にかけて、昼間もたくさんの人が訪れ賑わっている「やえせ桜まつり」では、石段沿いに行燈が灯されます。幻想的な雰囲気が漂う八重瀬公園の景色は見事で、本州とは違う沖縄の伝統的な桜の風景が目と心を潤わせてくれます。

「やえせ桜まつり」では、地元の物産展や伝統芸能などのイベントも目白押しなので、地元の人だけでなく、たくさんの観光客が訪れます。「やえせ桜まつり」のイベント会場は、八重瀬公園とやえせのしーちゃん広場の2か所で開催されます。期間中は、シャトルバスも運行しているので、アクセスも大変便利です。

開催期間

Photo by yoco**

「やえせ桜まつり」は、寒緋桜の開会時期に合わせて2019年1月25日から2月11日に八重瀬公園を会場に開催されます。ステージイベントは2019年2月3日に催され「やえせ桜まつり」期間中の午後18時から21時までライトアップされます。

那覇美らさくらまつり

Photo by OIST (Okinawa Institute of Science and Technology)

漫湖公園では、2月上旬になると、約1000本の緋寒桜が咲き誇り「那覇美らさくらまつり」が開催されます。メインステージのイベントでは、地元住民によるエイサーやダンスなどが披露されます。また、屋台の出店なども軒を連ねるので、地元の人だけでなく、観光客も十分に楽しめます。

実は、湿地の生態系を保護するラムサール条約に登録されている漫湖公園では、桜を眺めた後に、マングローブや野鳥の自然観察もおすすめです。ほかでは決して見られない光景が広がる漫湖公園を訪れる際は、カメラ片手に、公園内をゆっくり散策しながらのお花見がおすすめです。

開催期間

Photo by coloredby

「那覇美らさくらまつり」は、那覇市と豊見城市にまたがる広大な干潟・漫湖公園公園の桜が見頃を迎える、2019年2月9日から2月10日の午前10時から午後18時まで開催されます。

沖縄離島の桜の名所と見頃3選

Photo by Travel-Picture

沖縄には、石垣島や久米島を始めとする離島がたくさんあります。沖縄本島よりもさらに、南国色の強い離島に桜のイメージはありませんが、あまり知られていない、桜の名所があり、お花見を楽しめます。国の天然記念物に指定されている寒緋桜や、幻の桜と呼ばれるクメノサクラのお花見も可能です。そこで、沖縄の離島を訪れた際に立ち寄ってほしい、おすすめの桜の名所をご紹介します。

荒川の寒緋桜自生地(石垣島)

Photo by ajari

「荒川の寒緋桜自生地」は、日本で唯一の寒緋桜の自生地として、国の天然記念物に指定されています。石垣島では桜の名所として有名ですが、沖縄本島ではあまり知られていません。

「荒川の寒緋桜自生地」の寒緋桜は、人の手で植えられたものではないので、桜並木になっているわけではありませんが、荒川沿いの斜面に、自生している寒緋桜の美しさは格別です。1月から2月にかけて、石垣島を訪れる際は、ぜひ、隠れた名所といえる「荒川の寒緋桜自生地」で、ここでしか見られない美しい緋寒桜を堪能してください。

見頃

Photo by kanonn

国の天然記念物に認定されている寒緋桜の群生地で、石垣島の隠れた桜の名所「荒川の寒緋桜自生地」では、貴重な寒緋桜が、1月下旬から2月にかけて見頃を迎えます。

アーラ林道(久米島)

Photo by kanegen

真っ白な砂浜が続く「はての浜」でも知られる沖縄の離島・久米島のお花見の名所が「アーラ林道」です。久米島町の約4kmの道沿いに植えられた約1500本の寒緋桜の見事な桜並木は、沖縄の隠れた桜の絶景スポットとして、ぜひ押さえておきたい観光名所です。

「はての浜」などの絶景スポットを観光した後に、お花見はいかがでしょう。アーラ林道の桜は、1月下旬から2月に見頃を迎えます。また、桜の開花時期に合わせて開催されている「久米島のんびりウォーク」のコースにもなっています。イベントに参加して、沖縄の自然を背景に日本一早いお花見ウォーキングで、春を先取りしてはいかがでしょう。

見頃

Photo by [cipher]

久米島の桜の名所アーラ林道では、1月の下旬から2月の初旬にかけて、林道沿いの約1500本の寒緋桜が見頃を迎えます。

だるま山公園(久米島)

Photo by kagawa_ymg

沖縄離島の桜の名所として有名なのが、久米島にある「だるま公園」です。約500本の寒緋桜が植えられているだるま公園では、1月下旬から2月に見頃を迎えます。この時期になると、独特の濃いピンク色の鮮やかな寒緋桜が満開になるため、沖縄で一足早くお花見を楽しみたい観光客で賑わいます。

「だるま公園」では、久米紅(クメクレナイ)椿や久米島ツツジなどの花々を季節ごとに鑑賞できます。ある一定の時期だけ、寒緋桜と久米紅椿・久米島ツツジのコラボした美しい景色も望めます。美しい花々に囲まれて、素敵な一枚をカメラに収めてはいかがでしょう。

見頃

Photo by tsuruta yosuke

久米島のお花見スポット「だるま公園」内に、植えられている約500本の寒緋桜は1月下旬から2月上旬にかけてが見頃です。

沖縄で日本一早い桜を先取り!

Photo bymikikon

真っ青な空と海そして白いビーチのイメージが強い沖縄ですが、意外にも桜の名所が多く、桜の見頃になると沖縄各地で桜祭りが開催されています。本州の桜とは趣の違う沖縄の寒緋桜は、北部から南部へと桜前線が南下していきます。

さらに、沖縄の離島・久米島では、寒緋桜だけでなく、幻の桜と呼ばれるクメノサクラが美しく咲き誇る姿も楽しめます。ぜひ、桜前線とともに南下しながら、シーズンオフの沖縄で、伝統的な沖縄の美しい桜の絶景を先取りしてはいかがでしょう。

R&H
ライター

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