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山形の温泉エリアは主に4つに分けられます。山形市周辺の「村山エリア」、米沢市周辺の「置賜エリア」、鶴岡市・酒田市周辺の「庄内エリア」、新庄市周辺の「最上川エリア」です。
また、山形県内の泉質で多くみられるのが6種類あり、「単純泉」「塩化物泉」「硫酸塩泉」「炭酸水素塩線」「硫黄泉」「酸性泉」です。
日帰り温泉施設も気軽に立ち寄れる「公衆浴場」や露天風呂のある旅館やスーパー銭湯、カップルにおすすめのラグジュアリーな日帰り温泉など様々なタイプの施設があります。
銀山温泉や自然の中で入る温泉などバラエティ豊か
山形県の温泉はロケーションもバラエティに富んでいます。湯けむりと宿の灯り、川面に灯り反射し幻想的な雰囲気が人気の「銀山温泉」や、森林に囲まれ、巨石を使用した露天風呂が人気の「蔵王温泉」などがあります。
2016年のデータにはなりますが、山形県は温泉地数が228もあります。そのうちの171が浴用利用されています。温泉地も山形県全域にあることから、様々な特徴や環境を持った温泉が多いのもうなずけます。
女性にも嬉しい美肌の湯
山形県内の温泉は「美肌の湯」と謳っている温泉が多いところも特徴です。美肌の湯と言われる理由は、温泉に「メタケイ酸」をたくさん含んでいるからです。このメタケイ酸は化粧品にも使用されている保湿成分で、新陳代謝を促し美肌にしてくれる作用が期待できます。
メタケイ酸は温泉1kg中に100mg以上含まれていれば美肌効果が高いと言われています。脱衣場などに掲示されている成分表をチェックすると含有量が記載されています。
また、山形県内は美肌の湯が多いですが、その中でも特に美肌の湯として人気なのが「蔵王温泉」です。蔵王温泉は強酸性の温泉でpHは1.4〜1.8程、入るだけで肌がピーリングしたのと同じ様な効果があります。
山形の日帰り温泉の歴史
山形は温泉地がたくさんあり、歴史ある温泉宿から公共浴場やスーパー銭湯など様々な日帰り温泉施設があります。中には1000年以上の歴史を持つ温泉もあります。
ここ数年、毎年12月に「やまがた日帰り温泉パスポート」という本が発行され人気を集めています。歴史ある温泉地がたくさんある山形県で公衆浴場やスーパー銭湯など、お得に日帰り温泉巡りをするのに便利です。
この本のおすすめポイントは、温泉地マップや日帰り温泉施設の割引券やプレゼントなど、使えば使うほどお得になるという点です。1人1冊で1年間利用することができます。
1000年以上の歴史を持つ日帰り温泉も
山形には1000年以上もの歴史を持つ日帰り温泉があります。「あつみ温泉」の開湯は約1300年前で、「役小角」が発見したとも「弘法大師」が発見したとも言われている歴史ある温泉です。
鎌倉時代後期にはすでに湯治場として利用されていましたが、江戸時代に酒井忠勝公の庄内藩が湯役所を設けて以来、賑わいを見せてきました。
中には歴史ある温泉宿も多く、その中でも「あつみ温泉 萬国屋」は江戸時代に創業し、明治時代のパリ萬国博覧会にちなみ社名を「萬国屋旅館」としたほどです。この歴史ある旅館で日帰り温泉を楽しむこともできます。