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意外と低いハイボールのカロリーや糖質!
「コロナで自粛期間中に体重が増えてしまった」という声が多く聞かれますが、コロナ太りの原因は1つではありません。最も多いのは「外出する機会が減ったことで摂取カロリーと消費カロリーのバランスが逆転し太った」です。
ところが摂取カロリーの内訳をみてみると、「食事の量」「間食」の次に「アルコール」というキーワードが出てきます。アルコールといっても種類によってカロリーは違いますし、同じ種類のアルコールでも製造方法によってカロリーは異なります。
たとえばカロリー・糖質共に低い焼酎のカロリーも、甲類は206kcal/100ml、乙類は146kcal/100mlです。高カロリー・高糖質の代表といわれるビールも、淡色ビールは30kcal/100ml、黒ビールは46kcal/100mlなので、どちらを選ぶかでカロリーは変わります。
ちなみにハイボールはカクテルの一種ですが、一般的なカクテルとは違い、カロリーが低く糖質もゼロに近いといわれています。そのためハイボールは、糖質やカロリーが気になる人におすすめのアルコールでもあるのです。
ハイボールのカロリーや糖質はどのくらい?
カロリー・糖質共に低いと注目されているハイボールは、ソーダ割りにしたお酒の総称です。ですからどんなお酒でもソーダ水で割れば、「ハイボール」と呼ぶことはできます。
カクテルメニューとしてのハイボールを調べてみると、ソーダ水で割ったお酒だけが必ずしも「ハイボール」と呼ばれているわけではありません。
たしかに身近な場所で目にするハイボールはソーダ水(炭酸清涼飲料水)を使っていますが、ジンジャーエールで割ったハイボールもありますし、フレッシュジュースで割ったハイボールもあります。
そのためカクテルメニューとしてのハイボールは、「お酒をさまざまなドリンクで割ったもの=ハイボール」としているのが特徴です。ちなみにハイボールに使われるお酒も、1種類ではありません。
日本でよく知られているハイボールといえばウイスキーハイボールですが、スピリッツ(蒸留酒)ハイボールやリキュールハイボールも、ハイボールの1種です。スピリッツは水よりも沸点が低いお酒を熱して気化し、冷やして液化させたものをいいます。
そのためアルコール度数が高く、ストレートで飲むよりもハイボールのように何かで割る飲み方が一般的です。ちなみに日本の地酒である焼酎もスピリッツに分類されるので、焼酎ハイボールもウイスキーのハイボールと分類上は同じになります。
このような広義でのハイボールまで含めると「カロリー&糖質が低いお酒=ハイボール」と断言できませんが、一般的なハイボールは「ウイスキーのソーダ水割り」です。
ウイスキーのカロリーを調べてみると、アルコール度数40度の場合237kcal/100mlと低めになっています。237kcalとはウイスキー原液を100ml摂取した場合のカロリーなので、ハイボールのようにソーダ水で割った場合のカロリーはかなり低いです。
ゼロカロリーの水で作ったハイボールであれば、カロリーはウイスキーのカロリーのみです。ちなみにハイボールで一般的なソーダ水は別名「炭酸水」といい、水に二酸化炭素を加えたソフトドリンクのことをいいます。
つまり水に炭酸ガスを注入して作るのがソーダ水なので、カロリーのもととなる甘味は入っていません。その代わりソーダ水といわれるソフトドリンクの中には、味がついているソーダ水もあります。
トニックウォーターと呼ばれるものは味付きソーダ水の代表で、柑橘系フルーツのエキスを加えて作ったソーダ水が多いです。
トニックウォーターは味をつける際のエキスにカロリーがあるため、カロリーゼロのソーダ水とは違います。ですから徹底的にカロリーを抑えたいのであれば、炭酸ガスのみを加えた味のないソーダ水ハイボールがおすすめです。
なおスーパーや酒屋で販売されている缶入りハイボールの多くは味がついているので、炭酸水ハイボールとは違い多少カロリーが高めになっています。
糖質はほぼゼロ
ハイボールはカロリーが低いだけでなく、糖質も低いおすすめのアルコールです。お酒は一般的に糖質を含んでいるので「アルコールは糖質が高い」といわれているのですが、カロリーの低いウイスキーで作るハイボールの糖質はどうなのでしょうか?
この疑問を解決するためにウイスキーの糖質を調べたところ、ウイスキーは糖質が低いのではなく、糖質ゼロのアルコールであることがわかりました。
缶入りハイボールで「糖質オフ」と表示されている商品をよく見かけますが、ハイボールのもととなるウイスキーの糖質のみに注目すると。糖質オフどころか糖質ゼロだったのです。ただし缶入りハイボールの多くは、何らかの味がついています。
さらに居酒屋などでハイボールを注文すると、レモンやグレープフルーツが入ったハイボールが出てきます。このようなハイボールの場合、糖質表示を確認してみると「糖質ゼロ」にはなっていません。
これらのハイボールには飲みやすくするためのエキスや果物が加えられているためで、エキスや果物の糖質がハイボールの糖質になります。
とはいえエキスや果物に含まれる糖質もそれほど多くはありませんから、「ハイボールの糖質は限りなくゼロに近い」といえるでしょう。
プリン体もほとんどゼロ
糖質がゼロというだけでもうれしいハイボールですが、缶入りハイボールの表示を見てみると「プリン体オフ」という文字もあります。プリン体は旨味成分のもとといわれるもので、本来は生命維持に欠かせない栄養素の主成分です。
さらにプリン体は体内で作られるので、ハイボールにプリン体が含まれていても体に悪影響を及ぼすものではありません。
ただし体内のプリン体が多くなりすぎると、痛風のような病気を引き起こします。そのためプリン体の含有量が低い方が太りにくいといわれており、缶入りアルコールはプリン体オフ商品が多いのです。
ちなみにハイボールに使われるウイスキーのプリン体は0.1mg/100mlなので、味なしソーダ水ハイボールであれば「限りなくプリン体ゼロのアルコール」といえるでしょう。
カロリーは低め
ハイボールのカロリーは、ウイスキーのカロリーとウイスキーを割るソフトドリンクのカロリーで決まります。自宅でハイボールを作る場合、ウイスキーとソーダ水の割合は基本的に自由です。
ただしハイボールは氷でウイスキーを十分に冷やしてからソーダ水を加えるのが、最も美味しい作り方といわれています。そのため美味しいハイボールを作るには「氷→ウイスキー→ソーダ水」の順番でコップに入れるのがおすすめです。
自宅でハイボールを作る場合のカロリーは、コップのサイズによっても違います。ちなみにプロがハイボールを作る場合、ウイスキー1に対してソーダ水3.5で作ることが多いです。
この比率で味なしのソーダ水ハイボールをコップで作れば、1杯あたりのカロリーは20~30kcalといったところでしょう。ちなみに居酒屋などでよく出されるタイプの味付き・中ジョッキサイズのハイボールも、ジョッキ1杯でも約70kcalなのでかなり低いです。
ハイボールのカロリーと糖質を他の酒類と比較
ハイボールの糖質・プリン体・カロリーがわかると、太りにくいアルコールメニューであることがよくわかります。
とはいえアルコールメニューにはビール、日本酒、焼酎など、さまざまな種類があります。そこではビール・日本酒・焼酎のカロリー・糖質を比較し、ハイボールの太りにくい理由を見てみましょう。
焼酎のカロリーと糖質
焼酎もハイボール同様、カロリーや糖質が低いアルコールとして名前が挙げられます。焼酎は種類によってアルコール度数が違いますが、アルコール度数が強いほどカロリーは高いと思ってください。
ちなみに35度の焼酎だと206kcal/100mlですが、25度だと146kcal/100mlと低いです。なおあくまでもこのカロリーはストレートで飲んだ場合のカロリーなので、カロリーゼロのソフトドリンクで割れば1杯あたりのカロリーはかなり抑えられます。
なお焼酎の糖質は、度数に関係ありません。ウイスキーの糖質と同じように焼酎も糖質ゼロなので、糖質のみに注目すればかなりおすすめです。
ただし焼酎にジュースや糖質を含む果物を加えた場合、焼酎の糖質がゼロでも加えたものの糖質が加算されます。
ビールのカロリーと糖質
ビールのカロリーと糖質は、ビールの種類で異なります。カロリーと糖質が高いのは黒ビールで、カロリーは45kcal/100ml、糖質は3.4g/100mlです。
一般的なビールのカロリーと糖質は、黒ビールよりも低いです。カロリーは40kcal/100mlですし、糖質も3.4g/100mlになります。ただし紹介したカロリーと糖質は100mlを基準としているので、飲む量が増えるほどカロリーと糖質量の差は広がります。
ちなみに第3のビールとして話題の発泡酒は、値段は安くてもカロリー・糖質は高く太りやすいです。カロリーは45kcal/100ml、糖質は3.6g/100mlなので、3種類の中で最もカロリーと糖質が高いアルコールといえるでしょう。
日本酒のカロリーと糖質
「太りたくない人は避けるべき」といわれる日本酒は、純米酒と本醸造酒でカロリーと糖質に違いがあります。高カロリー・高糖質なのは本醸造酒の日本酒で、カロリーは107kcal/100ml、糖質は4.5g/100mlです。
純米酒のカロリーは103kcal/100mlですが、糖質は3.6g/100mlなので、発泡酒の糖質と同じといえます。なお日本酒はハイボールや焼酎のようにソフトドリンクで割ることはないので、「飲んだ日本酒の量=カロリー・糖質の摂取量」になる点に注意が必要です。
ハイボールにおすすめのおつまみは?
糖質やカロリーが低いおすすめのハイボールですが、太りにくいように気を付けるにはおつまみの選び方にも注意が必要です。そこでハイボールにおすすめのおつまみをご紹介しましょう。
枝豆
ビールのつまみにおすすめの枝豆は、ハイボールにもおすすめです。肝臓でアルコールを分解するのをサポートしてくれる食材ですし、カリウムの含有量が豊富なのでむくみ防止にもなります。
カプレーゼ
モッツァレラチーズにバジルを組み合わせたシンプルなカプレーゼも、ハイボールのおつまみにおすすめです。モッツアレラチーズはチーズの中でもカロリーが低いですし、むくみを解消するカリウムも多く含んでいます。
ダイエット中に嬉しい!ハイボールはカロリー・糖質ともに安心
「太りにくいアルコール」として人気のハイボールは、カロリー・糖質・プリン体が非常に低いおすすめのメニューでした。
自分で作ればコスパも良いですし、カロリー・糖質オフのソフトドリンクで割ればさらにおすすめです。ただし市販されている缶入りのハイボールには、糖質を多く含むものもあるので注意しましょう。
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