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佐賀は焼酎王国九州で随一の日本酒県!
九州といえば焼酎の産地として有名です。鹿児島や宮崎の芋焼酎、熊本の米焼酎、大分の麦焼酎などは全国的にも有名なブランドを確立していて、人気の高い銘柄をたくさん出荷しています。
そんな九州の中で、佐賀県は日本酒の産地として全国的にも知られています。日本酒を製造する酒蔵の数も多く、日本酒の消費金額も上位を維持しています。
今回は日本酒の産地であり、消費地でもある、佐賀県ではどのような日本酒が造られているのか、人気の酒蔵や銘柄をご紹介したいと思います。
酒造りを奨励した佐賀藩の鍋島直正
鍋島直正は、江戸時代に佐賀県一帯(および長崎県の一部)を統治した佐賀藩の9代藩主で、閑叟(かんそう)の名前でも知られています。幕末の激動の中で、藩の近代化を推し進めた開明的な藩主として知られていて、明治以前に反射炉や蒸気機関を完成させています。
また、閑叟は数々の事業を奨励しましたが、その中には日本酒製造の奨励もありました。財政再建のために農閑期の日本酒の製造を奨励し、一時期は日本酒を製造する酒蔵が700軒もあったそうで、佐賀県鹿島市には酒蔵通り(肥前浜宿酒蔵通り)という地名も残っています。
「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」とは?
古くから親しまれてきた佐賀県産の日本酒で乾杯する習慣を広めることで、県内の酒造業者の発展や郷土愛を醸成するために、平成25年に制定された4条からなる条例です。
第1条では佐賀県産の日本酒を普及させ乾杯する習慣を広める目的が謳われ、第2条では県の役割が、第3条では事業者の役割が記載されています。そして、第4条ではその取り組みへの県民の協力について書かれています。
このように佐賀県は県を挙げて、日本酒の製造、普及に取り組んでいます。そのおかげか近年は佐賀県の日本酒が全国的に人気になり、知名度を高めています。
佐賀の日本酒・その特徴は?
日本酒の特徴は大きく4つに分かれます。すっきりとキレのある「端麗辛口」、すっきり口当たりがよく甘い「端麗甘口」、濃厚な味わいで辛口の「濃醇辛口」、コクがあり甘みと酸味が豊かな「濃醇甘口」です。