本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
北海道の名産品・ハスカップは「不老長寿の果実」?
「ハスカップクッキー」や「ハスカップゼリー」など、北海道の観光地ではハスカップを使ったお土産物をよく見かけます。いまや北海道の名産品ともいえるハスカップは、その高い栄養価からアイヌの人々に「不老長寿の果実」、またはその希少性から「幻の果実」と呼ばれ大切にされてきました。
豊富な栄養素が取れる果実として大注目!
ハスカップはビタミンCやビタミンA、鉄分、カルシウム、アントシアニンなど豊富な栄養素を摂取できる果実として注目されています。特にアンチエイジングと眼精疲労に効果があるアントシアニンはブルーベリーの3倍以上、美肌効果が高いビタミンCにいたっては5倍以上も含まれています。
ハスカップってなに?
ハスカップは道内では勇払原野をはじめ高山地帯に自生する植物です。かつて勇払原野の開発が進められた際、幻の果実・ハスカップも多数伐採されました。しかしハスカップの商品価値に気づいた周辺の農家が野生種を自分の畑に植樹し、それからハスカップの栽培が始まったといわれています。
スイカズラ科スイカズラ属の果実
ハスカップはスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木です。初夏にクリーム色の花をさかせ、北海道が本格的な夏を迎える6月下旬~7月下旬にかけて黒紫色の実をつけます。甘酸っぱい味がブルーベリーとよく似ていることからよく比較されますが、ブルーベリーはツツジ科スノキ属の落葉低木です。
名前の由来はアイヌ語の「ハシカプ」
ハスカップの名前はアイヌ語の「ハシカプ」に由来しています。ハシカプとは「枝の表面になるもの」という意味で、枝にたわわに実をつける様子を表しています。また勇払原野に広がる苫小牧市では「ユノミ」(アイヌ語で「細長い実」という意味の「エノミタンネ」から)と呼ばれています。