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ハイボールのアルコール度数はどのくらい?
「ハイボール」はウイスキー使った有名なカクテルです。ウイスキーをソーダで割ったハイボールは、爽やかな喉越しで幅広い世代に人気があります。本来ウイスキーはアルコール度数の高い洋酒で、代表的な飲み方はストレートやロックでした。
純粋にウイスキーの味や香りを楽しむには、ストレートやロックがおすすめの飲み方です。ただウイスキーはアルコール度数の高い洋酒なので、お酒に慣れていない人は飲みにくいといわれています。
芳醇なウイスキーの香りと味をさっぱり楽しめるのが、ソーダで割ったウイスキーカクテルのハイボールです。ソーダで割るためハイボールのアルコール度数は下がり、喉越しも良くなります。
さっぱりした味わいとウイスキーの大人の香りが楽しめるハイボールは、今では居酒屋の人気ドリンクとなっています。ウイスキーとソーダ、氷さえ用意すれば自宅で作れるハイボールは、自分でアルコール度数を変えられます。
おうち飲みが盛り上がるハイボールのアルコール度数について調べました。一般的に良く飲まれているビールやチューハイ、ワインとも比較してみましょう。
ハイボールのアルコール度数はソーダの割合で変わる
ハイボールはウイスキーにソーダを注いで作るカクテルです。一般的なハイボールのレシピは、ウイスキーとソーダを1:3もしくは1:4で作ります。ハイボールの材料はウイスキーとソーダ、好みで氷とシンプルです。そのため自宅でも簡単に作れるカクテルといえるでしょう。
自宅でハイボールを作る場合、ソーダを注ぐ割合で度数を変えられるのも魅力です。ソーダを少なめにすればアルコール度数を高めに、多く注げばお酒が弱い人でも飲みやすいハイボールを作れるでしょう。
ウイスキー(40度):ソーダ | 度数(%) |
---|---|
1:1 | 20度 |
1:2 | 13度 |
1:3 | 10度 |
1:4 | 8度 |
1:5 | 7度 |
ウイスキーのアルコール度数は平均40度~43度
ハイボールのベースに使っているウイスキーは、アルコール度数の高い洋酒です。一般的な銘柄のウイスキーで度数が40~43度です。日本で馴染み深いビールの度数は5~8度、日本酒は14~18度、親しまれているワインでも16~18度です。
日本酒やワインより遥かにアルコール度数が高いウイスキーは、ストレートやロックで飲みにくいと感じるのは自然なことでしょう。度数の高いウイスキーは少量でも香りが抜群なので、洋菓子などの風味づけに使用されています。
商品名 | 度数(%) |
---|---|
サントリー角瓶 | 40度 |
ブラックニッカ クリア | 37度 |
山崎 | 43度 |
白州 | 43度 |
知多 | 43度 |
トリス クラシック | 37度 |
デュワーズ ホワイトラベル | 40度 |
ジムビーム | 40度 |
適量のソーダで割ると5~9度に
ストレートやロックで強く感じるウイスキーは、ハイボールにすると美味しいウイスキーカクテルに変わります。ウイスキーとソーダの割合は1:3または1:4がベストだといわれています。
ハイボールのアルコール度数は、ベースのウイスキーの銘柄や量で差が出ますが、平均5~8度です。日本で良く飲まれているビールの度数が5度前後なので、同等かやや高めのハイボールが飲みやすいのも頷けるでしょう。
平均的なハイボールのアルコール度数
ハイボールを飲む場面の多くは居酒屋か自宅でしょう。居酒屋でグラスで出されるハイボールと市販の缶ハイボールでは、アルコール度数に若干違いがあります。好みもありますが、一般的に市販品より居酒屋のハイボールの方が飲みやすいといわれています。
場の雰囲気やアルコール度数の違いによって、それぞれのハイボールの飲みやすさも異なります。居酒屋と市販品のハイボールのアルコール度数はどれ程違うのか比べてみましょう。
居酒屋で頼んだ場合
チェーン展開している居酒屋では、ハイボールのレシピでウイスキーの量を30mlと定めているところもあるようです。氷を敷き詰めたグラスに30mlのウイスキーを入れ、ソーダを1:4の割合で注いでハイボールを作ります。居酒屋で飲むハイボール量は氷を除くと実質150ml程です。
150mlの居酒屋のハイボールのアルコール度数は、計算方式に当てはめると、(ウイスキー30ml×度数40~43%)÷(ウイスキー30ml+ドリンク全量150ml)となるため、7~9度といわれています。
市販の缶入りハイボールの場合
缶入りのハイボールは、各社のオリジナル割合で、ガツンと濃いめの味わいやさっぱりとした度数低めもあります。飲むタイミングや一緒に楽しむ料理に合わせて選べるのが魅力です。
アルコール度数薄めのハイボール:サントリー ジムビームハイボール
アルコール度数が低めのハイボールは、食事と合わせて楽しむ際におすすめです。アルコール度数が5%程度のハイボールはビールと同程度なので、普段ハイボールを飲まない人でも飲みやすいでしょう。
誰でも飲みやすい「サントリー ジムビームハイボール」は、アルコール度数5%で、しっかりとしたウイスキーらしさとレモンの爽やかな風味が味わえます。
商品名 | サントリー ジムビームハイボール |
---|---|
アルコール度数 | 5% |
税込価格 | 167円(350ml/希望小売価格) |
アルコール度数薄めのハイボール:カバラン・バー・カクテル ハイボール
台湾発の「カバラン・バー・カクテル ハイボール」は、アルコール度数5%と低めでありながら、リッチな味わいのハイボールです。ハイボールの中では珍しく、甘味料が含まれているので、甘い飲み口になっています。リラックスタイムにもぴったりのハイボールです。
商品名 | カバラン・バー・カクテル ハイボール |
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度数 | 5% |
税込価格 | 250円~270円程度(320ml) |
アルコール度数薄めのハイボール:サントリー トリスレモンハイ
初めてハイボールを飲む人におすすめしたいのがアルコール度数5%の「サントリー トリスレモンハイ」。漬け込みレモンをウイスキーで仕上げたハイボールで、甘さ控えめで食事と一緒に合わせるのもおすすめです。
商品名 | サントリー トリスレモンハイ |
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度数 | 5% |
税込価格 | 167円(350ml/希望小売価格) |
アルコール度数濃い目のハイボール:サントリー 角 ハイボール缶〈濃いめ〉
アルコール度数が8~9%ある濃いめの缶ハイボールは、家にいながらバーにいるような雰囲気を味わえます。「サントリー 角 ハイボール缶〈濃いめ〉」は、人気の角瓶を使った濃いめのハイボールで、大人のリラックスタイムや団欒におすすめです。
商品名 | サントリー 角 ハイボール缶〈濃いめ〉 |
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度数 | 9% |
税込価格 | 196円(350ml/希望小売価格) |
アルコール度数濃い目のハイボール:アサヒ ブラックニッカ クリアハイボール
まろやかなブラックニッカを、キレのあるウィルキンソン炭酸で割った「アサヒ ブラックニッカ クリアハイボール」は、シャープな飲み口が爽快なハイボールです。肉料理やチーズ、ポテト料理と相性がいいので食事のお供にもおすすめです。
商品名 | アサヒ ブラックニッカ クリアハイボール |
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度数 | 9% |
税込価格 | 173円程度(350ml) |
アルコール度数濃い目のハイボール:サントリープレミアムハイボール〈白州〉
スモーキーな香りが心地よいワンランク上のハイボールを探している方には「サントリープレミアムハイボール〈白州〉」がおすすめ。氷を入れたグラスに移して飲めるようにブレンドしてあるので、アルコール度数は9%と濃いめ。
希望小売価格は600円と、少々お高めではありますが、スモーキーさとフルーティーさを兼ね備えた上質なハイボールが楽しめます。
商品名 | サントリープレミアムハイボール〈白州〉 |
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度数 | 9% |
税込価格 | 600円(350ml/希望小売価格) |
ハイボールのアルコール度数と他の酒類の度数を比較
居酒屋で飲むハイボールと缶ハイボールのアルコール度数は平均8度ほどでした。ハイボールを、馴染み深い3種類の酒類のアルコール度数と比べてみましょう。
ビールやチューハイ、ワインの全部で3種類、スーパーやコンビニでも手に入る普段から慣れ親しんでいるアルコール飲料と比べると、このようになりました。
アルコールの種類 | 一般的なアルコール度数(%) |
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ビール | 4~7度 |
チューハイ | 3~9度 |
ワイン | 10~15度 |
ビール
キンキンに冷えた「ビール」の喉越しの良さは多くの人を虜にしています。ビールの美味しさはほのかな苦みと泡といえるでしょう。ビールは比較的アルコール度数が低いお酒で、市場に出回っている商品で5度前後が一般的です。
メーカーによってはアルコール度数8度などの缶ビールもありますが、日本で良く飲まれているビールの度数は4~7度に収まるでしょう。キレ味が良く、どんな食事とも相性抜群なのもビールの魅力です。
適度なアルコール度数のビールは飲みすぎなければ、心地よいほろ酔い気分になれます。ビールの度数と比較すると、居酒屋で飲むハイボールや缶ハイボールのアルコール度数はやや高い値です。
メーカーによっては度数がビールとほぼ同じ缶ハイボールもあります。ハイボールの飲みやすさの秘密はビールに似た喉越しの良さと、同等のアルコール度数だといえるでしょう。
チューハイ
甘くて飲みやすい「チューハイ」は、女性が好むお酒です。お酒慣れしていない人も飲みやすく、多くの市販品も販売されています。チューハイは焼酎やウォッカなど蒸留酒に果汁を加えたカクテルです。
チューハイに使用する果汁は柑橘系が多いですが、最近では様々なフレーバーを加えた商品も出ています。レモンやライムなど辛口の商品から、ぶどうや桃など甘みが強いものまで、チューハイはバリエーションが豊富なのも魅力でしょう。
低アルコール飲料とも呼ばれるチューハイのアルコール度数は5度前後です。商品によってはアルコール度数3度など軽い飲み口のチューハイもあります。アルコール度数が低く果汁の甘さが飲みやすいチューハイですが、度数が高めの商品も販売されています。
お酒を良く飲む人から人気の高いチューハイは、ハイボールよりも度数が高めの9%あるストロング系などです。ラインナップが豊富なチューハイはアルコール度数の幅も広いのが特徴でしょう。飲む人の好みやお酒の飲み方によって選べるのがチューハイの魅力です。
ワイン
女性から人気の高いお酒の一つが「ワイン」です。赤・白・ロゼに加え、最近ではスパークリングワインや果実ワインなど、様々な種類が販売されています。ワインのアルコール度数は平均で12度前後です。白ワインだと度数が低い商品も市場に多く出回っています。
重厚なフルボディの赤ワインは、アルコール度数18度など高めです。ワインはぶどうの品種によってアルコール度数が異なります。お酒慣れしていない人や普段あまり飲まない人は、度数の低い果汁ワインなどがおすすめでしょう。
シャンパンなどに代表されるスパークリングワインは、炭酸ガスが含有されているだけに飲み口が軽いのが特徴です。スパークリングワインのアルコール度数は低いものから高い商品まで幅広くあります。
ハイボールの酔い過ぎない適量は?
アルコールを楽しむときは、飲み過ぎに注意したいもの。とはいえ、人によってアルコールに強い・弱いがありますし、体調や飲むタイミングによっても酔い方は変わってくるので、適切なアルコール量として一般的に推奨されている基準を目安に考えてみるといいでしょう。
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると「『節度ある適度な飲酒』として、1日平均純アルコールで約20g程度である」と書かれています。純アルコールで約20g程度とは、アルコール度数が5%のビールの場合だと中瓶1本(500ml)ほどの量になります。
チューハイの場合はアルコール度数7%で350mlですので、ハイボールに置き換えて考えてみると、500ml~350mlが適量でしょう。これらはあくまで一般的な目安ですので、ハイボールを飲む際は、自身の適量と体調などを考慮して飲むように心がけましょう。
ハイボールのアルコール度数は酒類の中でも低い方
居酒屋で飲むハイボールや缶ハイボールは、定番の酒類の中でもアルコール度数は低いといえるでしょう。ワインや日本酒、焼酎よりはるかに度数が低いハイボールは、適量飲むなら心地良くほろ酔い気分を味わえます。
飲みやすいためグラスを次々空けてしまいがちですが、ハイボールのアルコール度数は8%前後です。自宅で作る場合はソーダで濃さを調節しましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。本記事中の情報は2023年10月4日時点のものです。
Photo by jouer