静岡のおすすめ日本酒ランキングTOP17!美味しい人気の地酒を紹介

静岡のおすすめ日本酒ランキングTOP17!美味しい人気の地酒を紹介

富士山や南アルプスの名水に恵まれた静岡県は、近年、美味しい日本酒の産地として知名度を高めています。今回は全国的に人気の高い、静岡の地酒の中でも特におすすめな地酒を静岡の日本酒の特色や静岡の名産品とあわせてご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.静岡といえば?
  2. 2.静岡は日本酒好き注目の吟醸王国
  3. 3.静岡の日本酒が美味しい秘密「静岡酵母」
  4. 4.静岡のおすすめ日本酒ランキング17位~11位
  5. 5.静岡のおすすめ日本酒ランキング10位~4位
  6. 6.静岡のおすすめ日本酒ランキングTOP3
  7. 7.静岡の地酒に地元のグルメをあわせて楽しむ
  8. 8.色いろ試したくなる!静岡の日本酒を味わおう

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静岡といえば?

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静岡は日本一のお茶所です。生産量だけでなく、一世帯あたりの消費金額でも日本一であり、日本で一番お茶を飲んでいる県でもあります。美味しいお茶を飲むには茶葉だけでなく水も重要です。静岡にはたくさんの名水がありますので、名水で淹れる静岡産のお茶は格別です。

他に静岡の名産として有名なものはウナギやワサビがあります。浜名湖のウナギは全国でもトップクラスのブランドですし、ワサビの生産量も長野、岩手についで3位となっています。

この2つは何の共通点もないように見えますが、実は水という共通点があります。ウナギもワサビも綺麗な水が必要不可欠です。両方とも水が綺麗な静岡県ならではの名産品と言えます。

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また、静岡といえば、なんと言ってもまず思い浮かべるのは、富士山ではないでしょうか?この富士山も、観光地としてはもちろん名水を生み出す水源地として、とても有名な場所です。富士の名前を冠するミネラルウォーターも非常に多いです。

そして、名水と言えば日本酒です。日本酒の味には米だけでなく、水がとても重要な役割を果します。日本酒の名産地には必ず名水があると言っても過言ではありません。今回はそんな名水に恵まれた静岡の日本酒をご紹介したいと思います。

静岡は日本酒好き注目の吟醸王国

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静岡は数多くの名水に恵まれていますが、日本酒造りに向かない温暖な土地であるため、近年まで日本酒の産地として認知されていませんでした。

それでも、日本酒の消費量が多かった昭和の中頃までは静酒造メーカーも70社以上存在しており、知名度こそ低いものの一定の生産量を維持していました。

ところが、輸入酒の関税が引き下げられて、一気に身近になったワインやウイスキー、ブランデーなどの洋酒や、ビールなどのライトなお酒に押されて、日本酒の消費量が減ると、一部の有名ブランドをのぞく全国の酒造メーカーは厳しい状況に追い込まれました。

静岡の酒造メーカーも例外ではなく、早急に対応が求められる状況に追い込まれました。

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そんな中で、生み出されたのが静岡型の吟醸酒です。吟醸酒とは精米歩合60%以下(お米を4割以上削った)のお米を原料として、低い温度で長期発酵させて造る日本酒で、フルーティーな独自の香り(吟醸香)が特徴です。

静岡県の酒造メーカーは、この吟醸酒に力を入れていて、独自の酵母や製法を用いて、個性的な吟醸酒を造っています。通常、吟醸酒は青リンゴやメロンに似た香りが主流ですが、静岡の吟醸酒はバナナのような柔らかな香りがするのが特徴です。

静岡の日本酒は、この他にはない魅力を武器に、数々の品評会で優秀な成績をおさめ、人気と知名度を高めています。その結果、静岡県は吟醸王国と呼ばれるまでになりました。

静岡の名水が美味しい地酒を生み出す

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地酒の命はなんと言っても、その土地の名水です。ここでは静岡の地酒を支える名水をご紹介していきましょう。

静岡の酒蔵が使用する名水をおおざっぱに分けると、東部の酒蔵は富士山の伏流水が水源の水を使用し、中部と西部の酒蔵は南アルプスの伏流水を水源の水を使用しています。

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具体的には、静岡県東部に位置する富士宮市や沼津市、御殿場市の酒蔵では富士山の伏流水を水源とする名水をそれぞれ使用しています。

一方、中部の静岡市清水区や焼津市、藤枝市の酒蔵と、西部の浜松市や掛川市の酒蔵では、南アルプスを水源とする名水を使用しています。大井川水系の名水や中部や西武の各地で湧き出る名水も源流は南アルプスである場合が多いです。

各国首脳も味わった静岡の地酒

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静岡の地酒と言えば、2008年に行われた洞爺湖サミットで各国の首脳に振舞われる日本酒に、静岡を代表する地酒である磯自慢が選定されたことで、大きな話題となりました。

当時は地酒と言えば北陸や東北の全盛の時代で、それらの産地に比べれば、まだ無名であった静岡の地酒が、北陸、東北の地酒を抑えてサミットの乾杯酒に選ばれたことで、磯自慢と静岡の地酒の知名度は一気に全国区のものとなりました。

ちなみに乾杯酒の選定を行った外務省は、全国10社の酒造メーカーに日本酒の提供を要請し、テイスティングによる二回の審査を行いましたが、磯自慢は一次審査、二次審査ともに1位を獲得したと言います。

静岡の日本酒が美味しい秘密「静岡酵母」

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静岡独自の酵母については、先ほど少し触れましたが、ここでもう少し詳しく静岡酵母について紹介させて頂きます。静岡酵母は昭和の終わりごろ、日本酒の売り上げが落ちていた時期に起死回生の一手として開発されました。

静岡酵母によって、他にはない独自な果実香と雑味が少なく飲み飽きない味わいを実現しました。そのため、静岡の地酒は食中酒として特に評価されています。

酵母の開発を行ったのは静岡県工業技術センターで、この新酵母を使った日本酒造りの手法を各酒蔵に指導しました。その甲斐あって、昭和61年の全国新酒鑑評会にて10社もの静岡県の酒蔵が金賞を受賞するという快挙を実現しました。

静岡のおすすめ日本酒ランキング17位~11位

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静岡のおすすめ日本酒ランキングの17位~11位をご紹介します。地元の後押しで復活した「若竹鬼ころし」、静岡オリジナルの酒米を使用した「誉富士」、女性にもおすすめの「おんな泣かせ」、全国的にも珍しい菩提もと仕込みの「杉錦」があります。

また、静岡のお酒らしい繊細な味わいの「花の舞」、高砂山廃造りで醸される「高砂」、四季ごとの限定ラベルも可愛い「鬼乙女」いずれも個性豊かな日本酒が揃っています。

静岡・美味しい人気の日本酒17位:若竹鬼ころし

Photo by chris_harber

静岡のおすすめ日本酒ランキング17位は、静岡県島田市の大村屋酒造場が造る「若竹鬼ころし」です。島田市には最盛期には7件もの酒蔵がありましたが、現在ではこの大村屋酒造場を残すのみとなっています。

大村屋酒造場も昭和45年ごろに廃業の危機を迎えました。そんな時に地元の応援もあって世に出されたのが、「若竹鬼ころし」です。島田の日本酒を絶やさないで欲しいという地元の後押しによって復活した、地元に愛される地酒です。

「特別純米若竹鬼ころし」は、辛口のお酒ですが、熟成されているため、まろやかで飲みやすく、味わい深いお酒です。原酒なのでアルコール度数は高めになっています。

住所 静岡県島田市本通り1-1-8
電話番号 0574-0370-3058

静岡・美味しい人気の日本酒16位:誉富士

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静岡のおすすめ日本酒ランキング16位は、静岡県富士宮市の富士錦酒造が造る「誉富士」です。誉富士とは静岡県のオリジナル酒米の名前です。平成21年に品種登録されたこの酒米は、静岡酵母との相性も良く、ふくらみがあるまろやかなお酒が造れると人気を集めています。

「富士錦 特別純米 誉富士」は、自社栽培の誉富士と静岡酵母という静岡産の原料にこだわった地酒です。やや辛口ですが、静岡酵母の特性であるやわらかな香とすっきりした味わいの飲みやすい日本酒です。

また、「富士錦 特別純米 誉富士」は、純米酒大賞2014で静岡県産の日本酒としては初めて、特別純米部門の最高金賞を受賞しています。

住所 静岡県富士宮市上柚野532
電話番号 0544-66-0005

静岡・美味しい人気の日本酒15位:おんな泣かせ

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静岡のおすすめ日本酒ランキング15位は、17位の「若竹 鬼ころし」でも紹介した大村屋酒造場が造る、「おんな泣かせ」です。名前の由来は女性でもその美味さに泣けてしまうお酒であって欲しいという願いから名付けられたそうです。

「おんな泣かせ」は、大村屋酒造場が年に一回だけ蔵出しする、純米大吟醸で、吟醸香がほのかに香る、柔らかな口当たりとスッキリとしたのどごし、まろやかで深い味わいが特徴です。とても飲みやすいお酒なので、名前の通り女性にもおすすめです。

静岡・美味しい人気の日本酒14位:杉錦

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静岡のおすすめ日本酒ランキング14位は、静岡県藤枝市の杉井酒造が造る、「杉錦」です。杉井酒造は創業が江戸時代後期の天保12年の老舗の酒蔵です。

「杉錦 菩提もと純米」は、菩提もと仕込みという手法で造られた日本酒です。菩提もと仕込みは、奈良県以外では全国でも数社しか使用していない非常に珍しい手法です。酸味がさわやかで低アルコールであることが特徴です。

「杉錦 生もと純米大吟醸」は、日本酒造りの原点とも言える生もと仕込みで造られた日本酒です。辛口で酸味のあるお酒ですが、生もと仕込みの吟醸酒の特徴である、香りの高さと味の幅と深みがしっかりとあり、飲み飽きない食中酒となっています。

住所 静岡県藤枝市小石川町4-6-4
電話番号 054-641-0606

静岡・美味しい人気の日本酒13位:花の舞

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静岡のおすすめ日本酒ランキング13位は、静岡県浜松市の花の舞酒造が造る「花の舞」です。花の舞酒造の創業は江戸時代末期の元治元年で、花の舞の名前は天竜川流域に伝わる神楽である、花の舞から取って名づけられたそうです。

「花の舞 極み 純米大吟醸」は、花の舞の最高級品です。蔵元が持てる力を全て注ぎ込んだ最高傑作で、吟醸香と旨みの調和が、繊細な味わいを生み出す逸品です。

「誉富士純米吟醸」は、静岡オリジナルの酒米である誉富士と静岡酵母を使用した、米、水、酵母すべてが静岡県オリジナルの地酒です。誉富士特有のふくらみのある味わいと、静岡酵母のやわらかな吟醸香が特徴です。

住所 静岡県浜松市浜北区宮口632
電話番号 053-582-2121

静岡・美味しい人気の日本酒12位:高砂

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静岡のおすすめ日本酒ランキング12位は、静岡県富士宮市の富士高砂酒造が造る、「高砂(たかさご)」です。名水として名高い富士の伏流水を用い、高砂山廃造りという独自の手法で日本酒を造っています。

超軟水である富士の名水独自の味に合わせた、高砂山廃造りで造られた日本酒は、東北や北陸で造られる、酸味のきいた山廃酒と比べると、優しい口当たりとなることが特徴です。

「高砂 吟醸」も、山田錦を100%使用した日本酒です。上品でさわやかな香りとすっきりした味わいが特徴の日本酒で、和食にも洋食にも合う、静岡の食中酒の典型というべきお酒です。こちらも冷やして飲むのがおすすめです。

住所 静岡県富士宮市宝町9-25
電話番号 0544-27-2008

静岡・美味しい人気の日本酒11位:鬼乙女

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静岡のおすすめ日本酒ランキング11位は、なんと三度目の登場、大村屋酒造場が造る、「鬼乙女」です。ラベルにプリントされた日本髪の女性のイラストが目印で、季節ごとに4つのバリエーションがあり、いずれも誉富士を100%使用した特別純米酒です。

「鬼乙女 夢 特別純米酒 霞酒」は春の花見をイメージしたお酒です。ピンク色のラベルと霞がかかったように少し濁ったお酒はまさに春のお花見にぴったりです。

「鬼乙女 恋 特別純米酒 生酒」は夏をイメージしたお酒です。白いフロスト瓶にスカイブルーのラベルが涼しげです。中身の方は軽くスッキリとした味わいになっています。生酒ですので、要冷蔵です。よく冷やして飲むのがおすすめです。

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「鬼乙女 幸 特別純米酒 ひやおろし」は秋をイメージしたお酒です。ラベルも秋らしい紅葉があしらわれたデザインになっています。中身は秋に販売されるひやおろしで、半年間熟成されたまろやかな味わいが、秋の味覚にとてもよく合うお酒です。

「鬼乙女 涙 特別純米酒 しぼりたて生酒」は冬をイメージしたお酒です。ラベルには黒地に花嫁衣装を着た女性がデザインされています。優しい甘味が特徴の繊細なお酒です。冷やして飲んでもおいしいですが、ぬる燗で飲むのもおすすめです。

静岡のおすすめ日本酒ランキング10位~4位

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静岡のおすすめ日本酒ランキングの10位~4位をご紹介します。地元でしか手に入らない「金明」、雑誌でも取り上げられた「喜久酔」、山岡鉄舟も飲んだと言われる「白隠正宗」があります。

また、創業400年の老舗が造る「初亀」、正直な酒造りを志す「正雪」、地酒であることにこだわりを持った「志太泉」、品質第一の「英君」。いずれも静岡を代表する銘柄です。

静岡・美味しい人気の日本酒10位:金明

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静岡のおすすめ日本酒ランキング10位は、静岡県御殿場市の根上酒造店が造る「金明(きんめい)」です。金明の名前は、霊泉と名高い富士山頂の金明水に由来します。地元でしか買えない本当の意味での地酒です。静岡にお出かけの際には是非買っておきたいお酒です。

「金明 山廃純米酒」は、コクと酸味が強い山廃純米酒の典型のような味わいです。酸味の強いお酒を好む人にはおすすめのお酒です。味の濃い食事にも合う食中酒ですので、豚肉料理と合わせてみてはいかがでしょうか?

住所 静岡県御殿場市保土沢850-4
電話番号 0550-89-3555

静岡・美味しい人気の日本酒9位:喜久酔

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静岡のおすすめ日本酒ランキング9位は、静岡県藤枝市の青島酒造が造る「喜久酔(きくよい)」です。大井川の伏流水を汲み上げて、洗米や仕込み水に使用しています。喜久酔は各種メディアでも取り上げられることも多い、知る人ぞ知る銘酒です。

「喜久酔 特別本醸造」は、有名マンガや雑誌でも取り上げられた、喜久酔を代表する銘柄です。優しい香りと爽やかな旨みとキレが特徴の静岡的なお酒です。

「喜久酔 純米吟醸 松下米50」は、契約農家で特別に有機栽培された山田錦を原料として造られた限定酒です。きれいな旨みと柔らかな甘味のバランスが良い味わいが特徴のお酒です。とても貴重なお酒なので、機会があれば是非手に入れたい一本です。

住所 静岡県藤枝市上青島246
電話番号 054-641-5533

静岡・美味しい人気の日本酒8位:白隠正宗

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静岡のおすすめ日本酒ランキング8位は、静岡沼津市原の高嶋酒造が造る「白隠正宗(はくいんまさむね)」です。高嶋酒造は江戸時代後期の文化元年創業で、明治時代には有名な山岡鉄舟もこの酒蔵のお酒を味わったそうで、白隠正宗の名前も鉄舟によって名づけられました。

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「白隠正宗 生もと 純米 誉富士」は、静岡県オリジナルの酒米である誉富士を原料とした地酒です。コクと酸味が程よい味わいで、甘さは控えめです。お燗で飲むと、力強い味わいをより楽しめるので、おすすめです。

「白隠正宗 きもとぶれんど」は、高嶋酒造で造られた、4種類の生もと純米酒をブレンドした、とても珍しい地酒です。4種類ものお酒をブレンドしているので、複雑な味わいが楽しめます。冷酒や常温、お燗など様々な飲み方を楽しんでください。

住所 静岡県沼津市原354-1
電話番号 055-966-8324

静岡・美味しい人気の日本酒7位:初亀

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静岡のおすすめ日本酒ランキング7位は、静岡県藤枝市の初亀醸造が造る「初亀」です。初亀醸造は創業が江戸時代初期の寛永12年、400年近い歴史を持つ静岡県でも屈指の老舗酒蔵です。

初亀醸造は、仕込み水は名水として名高い南アルプスの伏流水を使用し、酒米は銘柄だけでなく産地にもこだわっていて、山田錦は兵庫県の特A産地のものを、五百万石は富山県産のものを使用しています。量よりも質に重きを置いた高品質な日本酒を産み出し続ける酒蔵です。

「初亀 亀 純米大吟醸」は、年に2回だけ出荷される限定酒で、地元でもなかなか手に入らない希少なお酒です。3年もの間マイナス7℃で氷温熟成させてから出荷されます。上品な香りと優しい口当たりでありながら、深い味わいが特徴です。

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「初亀 純米吟醸 東条山田錦」は、兵庫県東条産(特A)の山田錦を使用しています。柔らかな酸味と旨みのバランスの良いお酒で、じっくり味わうことで深いコクを感じることもできます。ラベルも綺麗なデザインなので贈り物にもおすすめの一本です。

「初亀 吟醸 亀ラベル」は、酒米に富山県南砺農協産の五百万石を使用しています。酸味と香り抑えめの軽快な口当たりが特徴の日本酒です。スイスイと飲めるお酒ですので、普段飲みにはもってこいです。

住所 静岡県藤枝市岡部町岡部744
電話番号 054-667-2222

静岡・美味しい人気の日本酒6位:正雪

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静岡のおすすめ日本酒ランキング6位は、静岡県静岡市清水区の神沢川酒造場が造る、「正雪(しょうせつ)」です。神沢川酒造場は大正元年創業で、ブランド名の「正雪」の名前は、有名な由比正雪から取られました。

正雪は江戸時代の軍学者で、慶安の変の首謀者として有名な人物です。神沢川酒造場の所在地である由比出身とも言われています。時代に逆らっても自身の正しさを貫いた、正雪の生き方にあやかって「正雪」の名前をつけたそうです。

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「正雪 純米大吟醸 プレミアム」は、35%まで磨き上げた山田錦と静岡酵母を原料として造られた特別限定酒です。米の旨みとコクを存分に感じられる、深い味わいと、バナナのようなフルーティーな香りが特徴の贅沢なお酒です。

「正雪 発泡清酒 スパークリング SNOW」は、最近静岡で開発された河津桜酵母を使用して造られています。瓶内二次醗酵させ、わずかに濁った発泡性の清酒です。発砲性でアルコール度数も11度と低めになっていますので、あまり日本酒が得意でない人にもおすすめです。

河津桜酵母は2015年に静岡県沼津工業技術支援センターが開発した新しい酵母で、低アルコール、高糖度、高酸度の日本酒が造られる特性を持っています。

住所 静岡県静岡市清水区由比181
電話番号 054-375-2033

静岡・美味しい人気の日本酒5位:志太泉

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静岡のおすすめ日本酒ランキング5位は、静岡県藤枝市の志太泉酒造が造る、「志太泉(しだいずみ)」です。自ら地酒蔵と名乗る酒蔵で、地酒であることにこだわり、地元で1/3、静岡県内で1/3、県外で1/3という売上構成となっていて、地元での販売に力を入れています。

志太泉酒造は定番を充実させると同時に、時代のニーズにあった高付加価値な限定品にも力を入れています。まさに静岡の酒蔵の典型(高品質な日本酒を造って生き残る)とも言える考えを持った酒蔵なのではないでしょうか?

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「志太泉 大吟醸」は、ミックスフルーツを思わせるフルーティーな香りとバナナやリンゴのような甘い含み香が特徴のお酒です。まぐろの赤身や中トロやウニなどとの相性が良いので、お寿司と一緒に飲むのがおすすめです。温度は常温か冷酒で頂きましょう!

「志太泉 純米発泡酒 シダ・シードル」は、発泡性の日本酒です。日本酒度はマイナス15となっていて、かなりの甘口ですが、酸味が聞いているので爽やかで飲みやすいお酒です。良く冷やして飲むと、ぐいぐいと飲めてしまいますので、飲み過ぎには注意しましょう。

住所 静岡県藤枝市宮原423-22-1
電話番号 054-639-0010

静岡・美味しい人気の日本酒4位:英君

Photo by inunami

静岡のおすすめ日本酒ランキング4位は、静岡県静岡市清水区の英君酒造の「英君」です。英君酒造は明治14年創業で、英君の名前は地元静岡にゆかりの深い徳川将軍にあやかって名づけられました。

Photo by klipsch_soundman

「英君 大吟醸 いろは」は、40%まで磨いた山田錦と静岡県オリジナルの静岡酵母を原料に、地元の名水、桜野沢湧水によって醸されたお酒です。静岡酵母特有のバナナのようなフルーティーな香りとみずみずしくキレの良い味わいが特徴の最高級品です。

「英君 山廃純米 石橋ヲ叩イテ渡ル」は、山廃仕込みの特徴である旨みと酸味が見事に調和した豊かな味わいが特徴の逸品です。冷酒や常温、お燗まで幅広い飲み方が楽しめるお酒ですので、是非色々な飲み方を試してみてください。

住所 静岡県静岡市清水区由比入山2152
電話番号 054-375-2181

静岡のおすすめ日本酒ランキングTOP3

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静岡のおすすめ日本酒ランキングのTOP3をご紹介します。吟醸酒主体のブランドである「臥龍梅」、伝統技法と最新設備によって造られる「開運」、サミットで各国首脳にも提供された静岡屈指の銘酒「磯自慢」。いずれもTOP3に相応しい銘酒です。

静岡・美味しい人気の日本酒3位:臥龍梅

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静岡のおすすめ日本酒ランキング3位は、静岡県静岡市清水区の三和酒造株式会社が造る、「臥龍梅」です。三和酒造は昭和46年に当時の清水市(現在の静岡県清水区)内の3社の酒造メーカーが合同して誕生しました。

しばらくの間は合併前のそれぞれのブランドを使用していましたが、新たに「臥龍梅」のブランドを生み出して、定着しました。「臥龍梅」は静岡型の吟醸酒主体とした銘柄で、品種違いなど様々なバリエーションがそろっています。

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「臥龍梅」の名前の由来は、酒蔵地元の名刹である、清見寺の梅の銘木「臥龍梅」です。この梅の木は徳川家康が今川家の人質であった幼少時代の頃に植えたと伝わっています。

「臥龍梅 純米吟醸 無濾過生原酒 短稈渡船」は、原料米の短稈渡船(たんかんわたりぶね)に使用しています。この酒米は蔵元が契約農家に依頼して3年がかりで復活させた幻の米です。上品な香りと、旨みと甘味が重層的に感じられるお酒です。

「臥龍梅 純米吟醸 無濾過生貯原酒 兵庫県産山田錦」は、フルーティーな香りと優しい味わいが特徴の日本酒です。とてもまろやかでキレの良いお酒ですので、普段日本酒を飲みなれていない人にもおすすめの一本です。最初は常温でお試しください。

住所 静岡県静岡市清水区西久保501-10
電話番号 054-366-0839

静岡・美味しい人気の日本酒2位:開運

Photo by JeromeZhan

静岡のおすすめ日本酒ランキング2位は、静岡県掛川市の土井酒造場が造る、「開運」です。土井酒造場は、能登杜氏伝統の技法と最新の設備によって銘酒を生み出し続ける、静岡県でも屈指の名門酒蔵です。

原料米には兵庫県産と自社栽培の山田錦を、仕込み水には高天神城跡から湧き出る名水をそれぞれ使用しています。

また、土井酒造場は全国新酒鑑評会にて7年連続で金賞を受賞するという快挙を達成しています。これだけの実績を残した酒蔵は、全国の酒造メーカー2000社の中でも数えるほどしか存在しません。一時連続受賞記録が途絶えましたが、現在も毎年のように金賞を受賞しています。

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土井酒造は明治7年創業で、銘柄の「開運」という名前は地元の発展を祈って名づけられたそうです。

「開運 純米大吟醸」は、土井酒造場でも最高峰の純米酒です。原料米には、兵庫県特A地区産の山田錦を40%まで磨き上げて使用し、静岡酵母で醸しています。爽やかな香りと山田錦の力強い味わいが特徴の日本酒です。

「開運 無濾過純米」は、新酒の季節である冬春季限定の純米酒です。無濾過のお酒ならではの、わずかな発泡感と濃厚な味わいが特徴で、ファンが多いので売り切れ続出で入手困難な人気のお酒です。

住所 静岡県掛川市小貫633
電話番号 537-74-2006

静岡・美味しい人気の日本酒1位:磯自慢

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静岡のおすすめ日本酒ランキング1位は、静岡県焼津市の磯自慢酒造が造る「磯自慢」です。「磯自慢」は冒頭でご紹介した通り、サミットの乾杯酒に選ばれた実績もある銘柄で、国内外の品評会でも優秀な結果を残しています。まさに静岡を代表する地酒と言ってよいでしょう。

磯自慢酒造は、江戸時代後期の天保元年の創業で、200年近い歴史を持つ老舗酒蔵です。昭和の終わり頃の、日本酒逆風の時代にいち早く高品質な日本酒造りに取り組み始め、静岡が吟醸酒の名産地としての地位をかためていく時に大きな役割を果たしました。

また、磯自慢酒造は、ワインのテロワール(葡萄園)のように兵庫県東条町の「西戸」、「常田」、「古家」3つの田んぼ毎に収穫された米だけを使った日本酒造りに取り組んでいます。

Photo by hide10

「磯自慢中取り純米大吟醸35」は、洞爺湖サミットで乾杯酒として提供されたことで知られる、磯自慢酒造の最高級品です。神秘的な吟醸香と豊かな味わいが特徴です。冷蔵貯蔵で熟成させたadagio(アダージョ)という商品もあります。

「純米吟醸ブルーボトル」は、酒米の品種や産地だけでなく、田んぼまで指定した酒米を使用したお酒です。山田錦の特A産地である兵庫県東条秋津地区の中から「古家」、「常田」、「西戸」という3つの田んぼで収穫された酒米を原料としています。

「古家」産は7月発売、「常田」産は9月発売、「西戸」産は11月発売となっています。飲み比べをして、各畑の田んぼの違いを感じてみましょう!

住所 静岡県焼津市鰯ヶ島307
電話番号 054-628-2204

静岡の地酒に地元のグルメをあわせて楽しむ

Photo by ketou-daisuki

地酒にはやはり地元の特産品や料理をあわせたいものです。ここでは静岡の地酒とあわせて味わいたい、静岡の特産品や郷土料理、B級グルメなどをご紹介します。

まずは駿河湾などで獲れる海の幸です。下田の金目鯛は塩焼きや煮つけ、刺身などで美味しくいただけます。駿河湾のサクラエビはかき揚げや素揚げがおすすめです。沼津のタカアシガニも見逃せません。こちらはボイルや焼き、刺身でも楽しめます。

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次は郷土料理とB級グルメです。静岡おでんは他県のおでんとは一風変わった黒い汁のおでんです。見た目に反してあっさりとした味わいで、鰹節や青のりをかけて頂きます。

他にも浜松餃子や富士宮焼きそばなども日本酒のおつまみにはもってこいです。餃子や焼きそばに日本酒は合わないのでは?と思われる人もいるかと思いますが、辛口のお酒との相性は抜群に良いです。普段ビールを合わせている人も一度お試しください。

色いろ試したくなる!静岡の日本酒を味わおう

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ここまで静岡の日本酒をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?静岡は吟醸王国と呼ばれていますが、ひとくちに静岡型吟醸と言っても、酒蔵や銘柄により様々な個性を持った地酒がたくさんありますので、色々飲み比べて自分好みのお酒を探しましょう!

速水喜彦
ライター

速水喜彦

歴史と酒と食べることが好きです。神社仏閣、歴史関連、日本酒、飲食店の記事を中心に執筆しています。

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