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北海道は1年を通して様々な「楽しいお祭り」がある!
日本の最北端に位置し、広大な土地に豊かな自然環境が広がる北海道は、中央部に天塩山地、北見山地、石狩山地、日高山脈などの山脈が走り、道内各地には、石狩平野をはじめとした、十勝平野、天塩平野、名寄盆地、上川盆地、富良野盆地などの平地も広がります。
また、釧路湿原やサロベツ原野などの日本を代表する湿原もあり、美しいカルデラ湖である屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖など日本有数の観光地があることでも有名です。
そのため北海道のあちこちで、一年を通して季節ごとのイベントやお祭りが行われ、旅行に訪れた際には、観光だけでなく北海道ならではのお祭りやイベントに参加するのもおすすめです。
今回は、北海道の中でも札幌を中心に、歴史や伝統が感じられる祭礼から、都会的で楽しいイベント、北海道の食が味わえるグルメなイベントなどをご紹介しますので、気になるイベントやお祭りをぜひチェックし、旅行の1つの楽しみにしてみてください。
北海道のお祭り「北海道神宮祭(札幌まつり)」とは?
札幌のお祭りといって、地元の人が真っ先にあげるのは「北海道神宮祭(札幌まつり)」でしょう。ここでは、北海道神宮祭(札幌まつり)の歴史や開催日程、お祭りで味わえるグルメやおみやげなどを詳しくご紹介しましょう。
北海道神宮祭の歴史
北海道神宮祭(札幌まつり)が開催される北海道神宮(札幌神社)は、明治4年5月14日に、日本に功績のあった神を祭る神社「国幣小社(こくへいしょうしゃ)」になり、明治5年から例祭が行われました。
その後明治7年に、当時の開拓使長官だった黒田清隆氏により、全道民に「6月15日を休暇とし、参拝または遙拝するように」と布告され、これが北海道神宮祭(札幌まつり)の始まりと言われています。
前年の明治6年は改暦のため旧暦の6月15日(7月9日)に札幌まつりの例祭が行われましたが、黒田氏の布告後は新暦6月15日に例祭が行われ、それ以降現在まで100年もの間、伝統的な神宮のお祭りとして、毎年賑わっています。
明治11年には、北海道神宮頓宮(中央区南2条東3丁目)が開設する神事が行われ、札幌神社の祭神と中教院の四神の神霊を招いて、一基の神輿が市街地をご巡幸しました。これが札幌まつり3日目の16日に行われる神輿渡御(みこしとぎょ)の始まりとなっています。