青森のねぶた祭りの楽しみ方!開催時期や見どころ・由来などもご紹介

青森のねぶた祭りの楽しみ方!開催時期や見どころ・由来などもご紹介

みなさんは青森の「ねぶた祭り」をご存知でしょうか。多くの人がその名前を聞いたことがあるかもしれません。今回は、全国的にも有名な青森の「ねぶた祭り」について、その由来や開催時期、見どころなど、楽しみ方をたっぷりとご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.一度は見たい青森のねぶた祭り
  2. 2.青森・ねぶた祭りの紹介
  3. 3.青森・ねぶた祭りの由来は?
  4. 4.青森・ねぶた祭りの見どころ
  5. 5.青森・ねぶた祭りの楽しみ方
  6. 6.青森に行くならねぶた祭りに参加してみよう!

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一度は見たい青森のねぶた祭り

Photo by 柏翰 / ポーハン / POHAN

日本の有名なお祭りとして、青森の「ねぶた祭り」を挙げる人もいるのではないでしょうか。「ねぶた祭り」といえば、大きくて特徴的な山車を引いて回る姿が連想されます。そんな「ねぶた祭り」を見に、一度は青森へ訪れてみたいという人も多いはずです。

今回は「ねぶた祭り」の開催時期や場所などの基本情報から、「ねぶた」の作り方や由来、見どころや楽しみ方まで、たっぷりとご紹介していきます。

全国的にも有名な青森のねぶた祭り

Photo by 柏翰 / ポーハン / POHAN

「ねぶた祭り」は青森県内だけではなく、日本中で高い知名度を誇るお祭りです。全国的にも有名な「ねぶた祭り」は、開催時期になると毎年日本各地から大勢の人が訪れています。

東北の三大祭りに名を連ねる

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日本を代表する3つのお祭りとして「日本三大祭り」と呼ばれるものがあります。その3つのお祭りとは、京都府の「祇園祭」、大阪府の「天神祭」、東京都の「神田祭」です。

同じように、東北を代表する3つのお祭りとして、「東北三大祭り」というものもあります。これは宮城県の「七夕祭」、秋田県の「竿灯祭」、そして今回ご紹介する青森の「ねぶた祭り」の3つを指すものです。

このように、青森の「ねぶた祭り」は東北を代表するお祭りとしても選ばれており、それだけ多くの人々に知られている、規模の大きなお祭りなのだということが分かります。

青森・ねぶた祭りの紹介

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青森の「ねぶた祭り」について、その名前は知っているけれど、どのようなお祭りなのかは詳しく知らないという人もいるかもしれません。ここからは、青森の「ねぶた祭り」がどのようなものなのか、楽しみ方や見どころなどもご紹介していきます。

毎年200万人以上を動員

Photo by Kanesue

「ねぶた祭り」は1972年に初めて、開催時期の観客動員数が200万人を突破しました。それから毎年200万人以上を動員し、近年では280万人を超える人々を動員しており、300万人にも届きそうな勢いとなっています。

開催時期

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青森の「ねぶた祭り」の開催時期は毎年8月2日から8月7日まで、7日間に渡って行われています。「ねぶた」が運行される時間帯は、最終日以外は夜間となっています。また8月1日には、前夜祭が開催されています。

前夜祭では、運行される「ねぶた」が全て展示されます。お祭り期間中ではゆっくりみることが難しい「ねぶた」も、夜になると明かりが灯され、落ち着いて見物することができます。

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ステージでは、ねぶた師の紹介や体操のパフォーマンス、囃子のコンテストなど、「ねぶた祭り」を大いに盛り上げてくれます。さらに前夜祭の最後には打ち上げ花火が上げられ、翌日からの「ねぶた祭り」を楽しみにさせてくれます。

「ねぶた祭り」といえば、やはり「ねぶた」が一番に思いつきますが、それ以外の楽しみ方もたくさんあるのです。

開催場所

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8月1日に行われる前夜祭は、青い海公園特設ステージで行われます。青い海公園は「JR青森駅」のすぐ近くです。新幹線でお越しの方は、「JR新青森駅」で奥羽本線に乗り換えると1駅で「JR青森駅」に到着します。

8月2日と3日は、19時10分頃から21時頃まで、「子どもねぶた」と「大型ねぶた」がそれぞれ約15台ずつ運行されます。4日から6日は、19時10分頃から21時頃まで、「大型ねぶた」が約20台練り歩きます。

最終日の8月7日は、13時頃から15時頃まで「大型ねぶた」が運行され、19時15分頃から21時頃にかけて、打ち上げ花火と「ねぶた」の海上運行が青森港で行われます。

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街中を練り歩く「ねぶた」の運行ルートは、青森市役所から青森県庁へ向かい、そこから新町通りを進み、ホテル青森から国道4号線へと向かうルートとなっています。「JR青森駅」から青森県庁までは徒歩5分ほどで着くので、アクセスも良好です。

自動車でお越しの方は、青森自動車道「青森中央IC」から車でおよそ10分となります。駐車場も多数あるため安心ですが、開催時期になると交通規制のかかっている道が多いため注意が必要です。

青森・ねぶた祭りの由来は?

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ところで、青森の「ねぶた祭り」の由来は一体何なのか、そもそも「ねぶた」とは何なのか、ここからは「ねぶた」の歴史についてご紹介していきます。

言葉の由来も起源も正確には分かっていない

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

実は、「ねぶた」という言葉の由来も起源も正確には分かっていません。しかし、諸説ある中で有力とされる説もあります。

「ねぶた」という名前は、信越地方の「ネンブリ流し」、関東地方の「ネブチ流し・ネボケ流し・ネムッタ流し」などの口頭で伝えられた言葉と、「ねむりながし」の眠りから「ねぶた」になまったものが由来であると考えられています。

中国から渡来した「七夕祭」

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「ねぶた祭り」起源の一説として、中国から渡来した「七夕祭」に由来があるという考えがあります。「七夕祭」は、710年から794年の間、つまり奈良時代に中国から伝えられたとされています。

津軽にあった精霊送り

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

また、津軽にも古来から「精霊送り」の行事が存在していました。「ねぶた祭り」の由来は、「七夕祭」と「精霊送り」が混ざり合ったものだという説があります。

もともと「ねぶた祭」は「七夕祭」の形態を取っていました。そこに出てくるのが、「ねぶた」という灯籠だったのです。「七夕祭」は7月7日に穢れを流す禊として灯籠を流しました。それは「ねぶた流し」と呼ばれ、現在「ねぶた祭」の海上運行の由来となっています。

青森・ねぶた祭りの見どころ

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ここからは、青森の「ねぶた祭り」に訪れたらぜひ注目してもらいたい、大きな見どころについてご紹介していきます。

ねぶたを乗せた山車

Photo by 柏翰 / ポーハン / POHAN

青森の「ねぶた祭り」における最大の見どころは、なんといっても主役の「ねぶた」にあります。人物や動物の描かれた灯籠である「ねぶた」を、屋台や台車に乗せて街を練り歩きます。

最大で高さ5m幅9m奥行き7m

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「ねぶた」は最大で、高さが5m、幅9m、奥行き7mにもなります。「ねぶた」に描かれる絵は、歴史的な物語を題材にし、そこから構想を練り上げていきます。構想がまとまってくると、設計図として鉛筆で下書きをして色も付けます。

大型の「ねぶた」を作るには、作業をするための広い場所も必要になってきます。「ねぶた」の製作と保管の場所として、間口12m、奥行き12m、高さ7mもの小屋が作られるのです。

まずは顔や手、足、刀などの細かい部分を作ってから、本体の製作に取り掛かります。本体はまず角材で支柱を作り、紙を貼れるようにするため針金や糸で形を作っていきます。昭和30年頃までは、針金の代わりに竹を使って骨組みをしていたそうです。

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「ねぶた」は灯籠なので、中から光るようにしなくてはなりません。昔はろうそくを使っていたそうですが、現在は電球や蛍光灯を800個から1000個ほど取り付けています。骨組みが出来上がると、そこに奉書紙を貼っていきます。

奉書紙とは、お布施や弔辞などに使われる分厚い紙のことです。歴史的に見ると、古文書としても使われていた紙なので、伝統を重んじる歴史のあるものとなっています。

奉書紙を貼ると、そこに顔や手足、着物などの柄を墨で書き込んでいきます。また、ろうを溶かして模様を付けることで、明るさが付き、色がにじむのを防いでくれます。

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書き込みが終わると、残った白い部分には色を付けていきます。染料は水性顔料が使用され、筆書きやスプレーで色を載せます。これで「ねぶた」の本体は完成となるのです。

最後に、装飾の施された高さ2mの山車に40人から50人がかりで「ねぶた」を載せていきます。このようにして、お祭りの主役であり大きな見どころである「ねぶた」は、多くの人の手によって作り上げられています。

「ハネト」と呼ばれる踊り手

Photo by t.shigesa

青森の「ねぶた祭り」では、「ハネト」と呼ばれる踊り手も見どころの一つです。「ハネト」は漢字で「跳人」と書きます。これは、「ねぶた祭り」の踊り方に由来します。片足で2回ずつ跳ぶのを繰り返すことから、「跳ねる人」で「ハネト」と呼ばれています。

「ハネト」は「ねぶた」1台につき500人から2000人が付き添いながら練り歩き、開催時期全体で、およそ9万人もの人が「ハネト」として「ねぶた祭り」を盛り上げています。

「ラッセランド」の前夜祭

Photo byPublicDomainPictures

「ねぶた」の製作小屋である「ラッセランド」も見どころです。青い海公園では、大型の「ねぶた」を作るために建てられた製作小屋がたくさん立ち並ぶ様子を見ることができます。

「ラッセランド」は「ねぶた」を作り始める5月下旬から、「ねぶた祭り」最終日の8月7日まで見られます。お祭りの開催時期前から見学が可能です。7月1日から8月6日まで、無料でねぶたガイドが行われており、「ねぶた」やお祭りについて詳しく紹介してくれます。

フィナーレ

Photo byDeltaWorks

「ねぶた祭り」最後の見どころは8月7日の最終日にあります。最終日には、「ねぶた」の海上運行や、打ち上げ花火が盛大に催されます。

約11000発の花火と海に浮かぶねぶた

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「ねぶた祭り」のフィナーレを飾るおよそ11000発もの打ち上げ花火は、「ねぶた」の海上運行に合わせて行われます。青森港の空を彩る大花火と、海の上で揺らめく「ねぶた」の灯りなど、「ねぶた祭り」を締めくくる素晴らしい景色は大きな見どころの一つです。

青森・ねぶた祭りの楽しみ方

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それでは、ここから「ねぶた祭り」の楽しみ方についてご紹介していきます。「ねぶた祭り」はただ見ているだけはなく、誰もが楽しめる参加型のお祭りです。どんな楽しみ方なのでしょうか。

ルールさえ守れば誰でも飛び入り参加できる

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「ねぶた祭り」には、「ハネト」として誰でも参加することができます。団体に所属していなくても参加可能で、事前登録をしたり、当日に受け付けをしたりする必要もありません。ただし、参加にあたって守らなければならないルールもあります。

「ねぶた祭り」は伝統あるお祭りなので、正装であるハネトの衣装を着なければなりません。ハネトの衣装は、デパートで販売されていたり、レンタルしてくれるお店もあったりするので、正装だけは事前に準備しておきましょう。

ハネト衣装の販売価格は10000円前後で、レンタルだと4000円ほどになります。レンタルに加えて着付けをしてくれるお店もあるので、そちらで用意してから行くのがおすすめです。

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「ねぶた祭り」に参加するには、まず花笠をかぶって正装で臨み、「ねぶた」が出発する30分前に待機場所で集合します。ねぶた囃子と関係の無いホイッスルなどの笛は持ち込み禁止です。花火や爆竹を使ったり、逆戻りや途中参加も禁則事項となっています。

ルールを守らないような人々のことを、「カラスハネト」と呼びます。ハネトの衣装を着崩していたり、周りに迷惑をかける人を指す言葉です。特攻服などを着て、警察官を暴行するような事件もありました。

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開催側も対策を取っており、現在ではそのような人々は減少してきました。「ねぶた祭り」へは、節度をもった楽しみ方で参加しましょう。また、開催時期が真夏なので、熱中症対策も万全にしていく必要がありそうです。

団体によっては飛び入りNG

フリー写真素材ぱくたそ

基本的には飛び込み参加を許している団体が多いですが、中にはお揃い衣装でなければ参加できない団体もあるそうです。また、自衛隊などの団体も、一般人の飛び入り参加はNGとしています。

家族で楽しむには有料席がおすすめ

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家族で「ねぶた祭り」を楽しむには、有料席を予約しておくのがおすすめです。立ち見で回るという楽しみ方もありますが、なかなか座って休憩できるような場所も少ないため、事前に席を確保しておくことで、お子さま連れでも安心して楽しむことができます。

まず予約時期からご紹介します。10名以上の団体観覧席は、4月から予約を受け付けています。9名以下の個人観覧席は7月1日前後から予約を受け付けており、コンビニなどでもライブチケットと同じように購入することができます。

「桟敷席」・「イス席」・「大桟敷席」

Photo byefes

有料観覧席は「桟敷席」、「イス席」、「大桟敷席」に分かれています。「桟敷席」はビニールのゴザが敷いてある床に座る席です。「イス席」はパイプ椅子が用意されています。「大桟敷席」はスタンド席のようなもので、高さ2mから3mほどのところから見ることができます。

「桟敷席」と「イス席」は指定席になっており、1枚2600円で販売されます。また「大桟敷席」は自由席で、1枚2300円となります。8月7日の昼と夜の観覧席はセットで1枚6600円です。

「イス席」は楽な姿勢で見ることができますが、視点が低いため「ねぶた」全体を見るのが難しくなります。「大桟敷席」は、視点が高く「ねぶた」全体を眺めることができますが、距離が少し離れているのが難点です。楽しみ方に合わせた席選びが重要となります。

青森に行くならねぶた祭りに参加してみよう!

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いかがでしたでしょうか。「ねぶた祭り」は、参加したり花火を見たりと、いろいろな楽しみ方があります。お祭りの開催時期に青森へ行くことがあったら、ぜひ「ねぶた祭り」に参加してみましょう。

tomtomm11r
ライター

tomtomm11r

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