【2020年最新】名古屋城の入場料・割引情報まとめ！年間パスポートでお得に

名古屋城は、1521年から1524年の間に今川氏の一族が作った、那古野城が前身となっています。那古野城は1538年に今川氏から織田信長の父親である織田信秀の手に渡り、1546年には息子に譲られ、織田信長も住んでいたことがありました。

その後、那古野城は関ヶ原の戦いに勝利した徳川家のものとなり、豊臣家の大阪城を包囲するための拠点として、名古屋城を築城しました。名古屋城は明治時代まで徳川家の居城となりますが、第二次世界大戦によって一度ほとんどが焼失してしまいました。

戦火を逃れた建築物は重要文化財に指定され、1946年に一般公開がされました。市民から多くの債権を求める声や募金が募り、1957年に再建工事が開始され、現在の姿になりました。

名古屋城は当時の徳川家の要塞だったこともありとても広く、本丸御殿、二之丸庭園、西南隅櫓、東南隅櫓、西北隅櫓、天守閣など、すべての名所を見学するには、2時間以上時間がかかってしまうほどです。

戦争によって大部分が焼失してしまったものの、市民の支えによって現在では再建の末、さらに頑丈になって当時の姿が再現され、訪れる人々に感動を与えてくれます。

名古屋城は日本の城の中でもとても有名で、日本名城100選や、国の特別史跡などにも登録されています。有名な武将である織田信長が住んでいたことや、徳川家の要塞として居城だったことなどからも、城の重要性がわかります。

名古屋城は、大阪城、熊本城に並んで日本三名城ともいわれており、名古屋市の象徴ともいえる観光名所です。

名古屋城は県外や海外からの観光客も多く、名古屋市最大の観光スポットといっても過言ではないほどで、とても美しく壮大で見どころが満載のお城です。

名古屋城といえば、城の天守閣の上に堂々と飾られている金色のしゃちほこが最大の特徴です。天守閣の上に飾られている二匹のしゃちほこは夫婦で、オスとメスが一対になっているそうです。

金のしゃちほこはもともと約270kgもの金を使用して作られたのですが、金の価値を下げるためにしゃちほこの金を削って金を流通させ、3度改鋳されました。

明治時代には盗難されそうになったり、戦中に天守閣から保護のためにおろされたりなどは合ったものの、現在は再び天守閣の上に戻っており、その姿を見せています。

名古屋城はほとんどが一度戦争の空襲によって焼失してしましましたが、市民の強い希望で再建され、外観だけでなく、中身まで忠実に当時の姿を再現しています。

徳川家も暮らしていた名古屋城を見学しようと、名古屋城には毎日県外や海外からも多くの方が観光に訪れています。

名古屋城に入場するには、観覧券発売窓口で入場料を支払って、観覧券を購入する必要があります。名古屋城の入場料や団体割引料金について、年齢別にご紹介します。

名古屋城の入場料は、大人は1人500円、中学生以下は無料となっています。団体で利用すると、入場料の割引を受けることができます。

30人以上の団体の場合、大人1人の入場料は450円となり、100以上の団体の場合、大人1人の入場料は400円になります。

名古屋市在住の65歳以上の高齢者の方は、通常の大人料金よりも安い入場料で名古屋城に入場することができます。名古屋市在住の高齢者の方の入場料は、1人100円となっています。

名古屋市在住高齢者の割引を受ける場合、名古屋に住んでいるという住所と、65歳以上であるという年齢が分かるもので本人確認をする必要があります。

名古屋市発行敬老手帳や運転免許証、パスポートなどで住所と年齢の確認ができるので、名古屋城に訪れる際には忘れないようにしましょう。

名古屋城の近くには、名古屋城と関係が深い徳川園があり、徳川園とのセット料金だと名古屋城の入場料がお得になります。名古屋城と徳川園の共通券は、購入日以外でも利用することができます。

徳川園とは、尾張藩二代当主である徳川光友の隠居所だった庭園で、春になると桜が咲き、夏になると緑が広がり、秋になると紅葉で庭園が赤やオレンジに染まり、季節ごとに違う自然の美しさが楽しめる場所です。

徳川園は華やかですがとても穏やかな雰囲気で、庭園を眺めていると落ち着いた気分になることができます。名古屋城と徳川園の共通券のセット料金について、年齢別にご紹介していきます。

名古屋城と徳川園のセット割引の場合、大人1人の入場料は640円、中学生以下は無料となっています。名古屋城と徳川園のセット料金の場合は、団体での割引はありません。

名古屋城の大人の入場料は1人500円、徳川園の入場料は1人300円なので、セットでなければ合わせて800円の入場料になりますが、セット割引で160円お得になります。

名古屋市在住の65歳以上の高齢者の方の名古屋城と徳川園のセット料金は、1人160円となっています。名古屋城と徳川園のセット料金の場合も、住所と年齢が分かるもので本人確認を行う必要があります。

名古屋城の名古屋市在住の高齢者の方の入場料は1人100円、徳川園の入場料は1人100円なので、合わせて200円になりますが、セット割引で40円お得になります。

名古屋城は、一度購入すると1年間いつでも無料で名古屋城に入場することができる年間パスポートも販売しています。

名古屋城はとても壮大で歴史を感じられる場所であり、何度訪れても飽きることなく、お城好きの方は一度観光しただけでは満足できないということも多いでしょう。

名古屋城に1年に何度も訪れるという方は、毎回観覧券を購入するよりも年間パスポートを購入した方がお得になります。名古屋城の年間パスポートについて、年齢別に料金をご紹介します。

名古屋城の年間パスポートの大人料金は、1人2000円となっています。中学生以下は入場料が無料なので、年間パスポートはありません。

大人1人の名古屋城の入場料は500円なので、年間パスポートは4回分の料金になっています。1年に5回以上名古屋城に訪れる方は、年間パスポートを購入した方がお得になります。

名古屋市在住の65歳以上の高齢者の方の年間パスポートの料金は、1人600円です。年間パスポートを購入する際も、住所と年齢が分かるもので本人確認を行う必要があります。

年間パスポートの購入後は、名古屋城に訪れた際は年間パスポートを持っていれば、入場の際に本人確認を行う必要はなくなります。

名古屋市在住の65歳以上の高齢者の方の入場料は100円なので、年間パスポートは6回分の料金になっています。1年に7回以上名古屋城に訪れる場合は、年間パスポートを購入した方がお得になります。

名古屋城の入場料は、名古屋城にある観覧料発売窓口で現金や電子マネーなどのキャッシュレス決済で支払うことができます。名古屋城の入場料の支払い方について、可能な支払い方法をご紹介します。

名古屋城の入場料は、日本円のみ現金で支払うことができます。現金払いの場合は、一般の観覧券、徳川園との共通券、年間パスポートなど、すべて購入することができます。

名古屋城の入場料は、名古屋城の観覧券発売窓口でクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済でも支払うことができます。最近hで、クレジットカードや電子マネーでのキャッシュレス決済が増えてきており、スムーズに観覧券を購入できます。

使用することができるクレジットカードは、「VISA」、「JCB」、「mastercard」など、計7種類あります。使用できる電子マネーは、「Suica」、「ICOCA」、「manaca」などの交通系ICカード、「iD」、「WAON」、「楽天Edy 」など、計14種類あります。

すべてのクレジットカードや電子マネーに対応しているわけではないので、心配な方は事前にチェックしておくようにしましょう。

一般の観覧券、年間パスポートは現金、クレジットマネー、電子マネーで購入することができますが、徳川園との共通券は、クレジットカード、電子マネーの使用ができず、現金のみ使用可能となります。

当日にクレジットカードや電子マネーのみで、現金を持ち合わせていないと、徳川園との共通券は購入できないので、注意しておきましょう。

名古屋城の入場料は、お得な割引もあります。割引の条件は、名古屋市の公共機関の1日乗車券や、対象の手帳・受給者証の所持など、さまざまです。

名古屋城の入場料のお得な割引について、割引の対象となるものや、割引の適用方法などをご紹介していきます。

名古屋城の入場料は、名古屋市の公共機関を利用して名古屋城までアクセスすると、お得になることがあります。名古屋城のお得な割引を利用するには、名古屋市バス・地下鉄の1日乗車券を購入しましょう。

名古屋市バス・地下鉄の1日乗車券は、名古屋市バスと地下鉄が1日何度でも乗り放題になる券で、名古屋城の観覧後の名古屋市の観光にもとても便利です。

名古屋市バス・地下鉄の1日乗車券での割引は、観覧券を購入する際に観覧券発売窓口に1日乗車券を提示することで、適応されます。

1日乗車券を提示すると、通常の大人の入場料金500円が、400円に割引されます。1日乗車券を持っていると、入場料の割引の他にも、名古屋城の売店で1000円以上購入すると、オリジナルグッズのプレゼントなどもあります。

手帳や受給者証を持っている人も、名古屋城の入場料が割引になることがあります。割引の対象となる手帳は、「身体障害者手帳」、「被爆健康手帳」、「戦傷病者手帳」、「精神障害者保険福祉手帳」、「愛護手帳」です。

割引の対象となる受給者証は、「医療受給者証」、「障害福祉サービス受給者証」、「地域相談支援受給者証」、「移動支援・地域活動支援受給者証」があります。受給者証の場合は、種別が「難病患者」の方のみが割引の対象となります。

対象となる手帳や受給者証を持ってる場合は、名古屋城の観覧券発売窓口で提示すると、所持している本人と介護者の2名分の料金が割引されます。

名古屋城に入場するには、高校生以上の方は割引を利用しても基本的に入場料が必要になりますが、年に一度だけ、誰でも名古屋城への入場料が無料になる時期があります。

名古屋城の入場料が無料になる期間には、この機会に名古屋城を見学しようと多くの方が訪れ、名古屋城にたくさんの観光客の方が集まります。

名古屋城の入場料が無料になる時期について、無料になる時期の特徴やいつ無料になるのか、名古屋城の他にも入場料が無料になる施設などをご紹介します。

名古屋城に入場するには、普段は入場料を払わなければいけませんが、名古屋まつりが開催されている日に限っては、名古屋城の入場料が無料となります。

名古屋まつりとは、名古屋最大の秋の祭りで、昭和30年から現代まで続いています。陸上自衛隊が名古屋城と関係の深い織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に扮し、約600人もの人を従えて行列を作って行進をする郷土英傑行列は、迫力もあり圧巻です。

他にも、指定文化財である「山車揃」や、市文化財である「神楽揃」などの伝統あるものも行列に参加し、毎年多くの人が集まり名古屋が盛り上がる祭りです。

名古屋まつりは、毎年10月の土曜日、日曜日の2日間で開催されています。しかし、天候が悪い場合は行列の行進が難しくなるため、中止となってしまう可能性もあります。

名古屋まつりが開催されている期間は、名古屋城の他にも、名古屋有数の観光スポットである東山動物園、名古屋市美術館などの入場料も無料になります。祝福すべき名古屋祭りの間は、すべての人に名古屋の名所を無料開放しようという計らいでしょう。

名古屋まつりの期間は、入場料が無料で名古屋城もとても混雑する可能性があるので、小さいお子様がいる方や高齢者の方などは注意しておきましょう。

名古屋城はとても歴史ある名古屋の観光名所で、全国各地から多くの観光客が訪れています。名古屋城の入場料は、現金や電子マネーで支払うことができ、お得な割引もあります。

また、毎年10月に開催される名古屋まつりの期間には、名古屋城の入場料も無料になりとてもお得なので、ぜひ活気あふれる名古屋まつりの期間に、名古屋へ遊びに訪れましょう。