奈良のとびきりおいしい日本酒11選!おすすめの酒蔵や居酒屋も

奈良のとびきりおいしい日本酒11選!おすすめの酒蔵や居酒屋も

貴重な歴史遺産の宝庫である奈良は、清酒発祥の地であることをご存知でしょうか?日本酒の歴史も古い奈良には、おいしい日本酒が勢揃いしています!日本酒好きが絶賛するおすすめの日本酒と酒蔵、日本酒と一緒においしいおつまみがいただける居酒屋をまとめました!

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記事の目次

  1. 1.奈良県は日本清酒発祥の地
  2. 2.奈良でおすすめのおいしい日本酒3選
  3. 3.日本酒好きに評判高い奈良のおすすめ日本酒4選
  4. 4.甘くて飲みやすい奈良のおすすめ日本酒4選
  5. 5.奈良で酒蔵巡りするならココ!
  6. 6.奈良でおいしい日本酒とおつまみが楽しめる居酒屋
  7. 7.奈良のおいしい日本酒で晩酌を楽しもう!

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奈良県は日本清酒発祥の地

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奈良県と言えば、奈良の大仏、春日大社、吉野の桜など、歴史的にとても貴重な文化財の宝庫です。県全体が日本の歴史遺産と言っても過言ではない奈良は、日本清酒発祥の地でもあります。

古来、日本酒は白く濁ったいわゆる「どぶろく」でした。現在のような澄んだ透明の清酒が造られるようになったのは、室町時代のことです。どぶろくを布でこし清酒にする技術をいち早く確立したのが、奈良にある「正暦寺(しょうりゃくじ)」の僧侶たちであると言われています。

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日本酒は、元々寺院の荘園で収穫された米で僧侶が造るものでした。そのため、「僧坊酒」とも呼ばれていました。言わずもがな、奈良には多くの寺院が建てられています。奈良はおのずと僧坊酒の名産地となり、特に正暦寺で造られる日本酒はおいしいと評判でした。

仕込みの際に原料である米を3回に分けて発酵しやすくする技術「三段仕込み」や、日本酒の腐敗を防ぐための工程「火入れ殺菌」などは、正暦寺で独自に開発された醸造法です。奈良で生まれたそれらの技術は、今日の日本酒造りの原点となっています。

奈良には美味しい日本酒がたくさん!

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奈良は山々に囲まれた盆地であり、日本酒の仕込みに欠かせない水に高原の豊かな伏流水を使用できます。加えて、奈良の寒冷な気候もまた日本酒造りに最適なものです。

風土を活かして酒造好適米の栽培までできる奈良は、良質な日本酒造りに最高の土地だと言えるでしょう。現に、奈良には29もの酒蔵があり、日本酒好きをうならせるおいしい日本酒がたくさん造られています。

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日本清酒発祥の地である奈良の正暦寺では、毎年1月に「菩提酛(ぼだいもと)清酒祭」が、日本酒造りの神として名高い「大神(おおみわ)神社」では、11月に全国から杜氏が集まる「醸造安全祈願祭」が行われます。奈良は日本酒と縁の深い土地なのです。

恵まれた環境と伝統の製法が育む奈良の日本酒は、酸味や糖分が活かされた濃醇な甘口が主流です。日本酒に目がない人、これから日本酒をたしなんでみようという人にもおすすめの奈良の日本酒11選をご紹介します。おいしいおつまみが一緒に楽しめる奈良の居酒屋についても必見です!

奈良でおすすめのおいしい日本酒3選

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どれもおいしい奈良の日本酒ですが、中でも奈良の日本酒と言えばこれ!という代表的な銘柄からご紹介しましょう。これからご紹介する3選は、奈良だけでなく全国的に知名度があります。日本中どこの居酒屋にも置いてある可能性が高く、いつでも楽しめるでしょう!

辛さに耐えられる?「春鹿 超辛口」

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日本酒が大好きな人の中には、辛口が好みだという人が多いのではないでしょうか?スキッとキレの良い端麗辛口の日本酒を求める人には、「春鹿(はるしか) 超辛口」をおすすめします。

「春鹿」は、近鉄奈良駅近くにある酒蔵「今西清兵衛商店」で造られている銘柄です。1914年に創業し、代々春日大社の神官を務めてきた由緒正しい蔵元が、30年間の長きにわたり造り続けた「春鹿」は、常に進化を遂げてきました。

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「春鹿」とは、神の使いとも言われる奈良の天然記念動物の鹿の名前です。東大寺にもほど近い酒蔵で造られている「春鹿」は、古を感じさせる一方で、海外に輸出され世界的に高い人気を得ている奈良の日本酒でもあります。

「春鹿 超辛口」は喉越しの良さ、キレの良さ共に抜群です。熱燗にすると、すっきりとしたキレ味がさらに増すでしょう。雑味が少なく香りは穏やかで、どんなおつまみや料理の味も引き立ててくれます。究極の辛口純米酒「春鹿 超辛口」で、奈良の伝統と先進技術を感じてみませんか?

優しい味「花巴」

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「美吉野酒造」で造られている「花巴(はなともえ)」は、奈良の銘酒の中でもとりわけ有名な日本酒です。「美吉野酒造」は奈良吉野にある酒蔵の1つであり、伝統的な製法を用いて奈良吉野らしいおいしい日本酒を造ることで知られています。

「花巴」の「花」は、奈良吉野のヤマザクラのことです。「巴」は花の広がりを表しています。「花巴」には奈良吉野にある「弓弦葉(ゆずりは)の井戸」の湧き水が使用されていることもあり、美しい意味を持つ日本酒を一口たしなめば、花に溢れた奈良の大自然が目に浮かぶことでしょう。

「花巴」の特徴は、濃厚な香りと柔らかい酸味です。角のない優しい飲み心地で、フルーティーな味わいにたちまち虜になるでしょう。熱燗やぬる燗にすると、また違った香りや味わいを楽しめます。

口当たりのよい辛口日本酒「八咫烏」

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「八咫烏(やたがらす)」と言えば、3本足が特徴的な、神話に登場する有名な烏です。その昔、奈良吉野に深い関わりのある神武天皇が道に迷った際に、この烏が現れ道案内をしたという言い伝えが残っています。

神の使いとも言われている烏の名前を持つ日本酒が、「北岡本店」で造られている「八咫烏」です。なんとも奈良らしいネーミングと、おしゃれなパッケージデザインが日本酒マニアの心を奪う逸品となっています。

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1868年創業と歴史ある酒蔵からおすすめする銘柄は、「八咫烏 桜酵母仕込み 純米樽酒」です。桜の香りが爽やかな日本酒は、長年の研究を経て開発されたという桜の酵母で醸されました。

フルーティーな中にも米の芳醇な香りがしっかり感じられ、酸味も効いています。辛口なので飲み口はキリッとしており、後味はさっぱりです。奈良の銘酒「八咫烏」は冷やして飲むことで、より一層おいしさを感じられます。居酒屋で注文する時は、冷やでとお願いしましょう!

日本酒好きに評判高い奈良のおすすめ日本酒4選

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餅は餅屋と言いますが、おいしい日本酒を知りたいなら、やはり日本酒好きに意見を求めることが1番の早道ではないでしょうか?

次にご紹介する奈良の日本酒は、日本酒好きからの評判が高い銘柄です。様々な日本酒を飲み比べて極めた日本酒マニアがおすすめする、おいしい奈良の日本酒4選をご紹介します!

甘みと酸味のバランス抜群「梅乃宿」

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「梅乃宿」は、奈良の日本酒の中で最も全国的に知名度が高い銘柄です。「梅乃宿」を造っている酒蔵「梅乃宿酒造」は、1893年創業と実に120年以上の歴史を誇っています。

「梅乃宿」は、その名にふさわしく華やかな甘みを感じられる日本酒です。酸味や辛味は程よく、甘みとの絶妙なバランスによって全体的に柔らかな味わいとなっています。心地よい余韻を残すことにこだわって造られているだけあって、余計な雑味はありません。

「梅乃宿 純米大吟醸」については、「モンドセレクション」で7年連続最高金賞を獲得しています。また、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」でSAKE部門の銀賞にも輝いており、新しい酒文化を創造しようという蔵元の意気込みが垣間見えるおすすめの奈良の日本酒です。

口当たりのよい辛さが特徴「百楽門」

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「菩提酛仕込み」は、奈良で室町時代から受け継がれている伝統の醸造方法です。おいしい菩提酛仕込みの奈良の日本酒を味わいたいなら、「百楽門」をおすすめします。

「百楽門」を造っている酒蔵は、1887年創業の「葛城酒造」です。葛城山の麓に位置する御所(ごせ)市にあります。金剛山系の澄み切った地下水を仕込み水に使い、奈良の豊かな自然の恩恵の中で昔ながらの日本酒造りを行っている酒蔵です。

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「百楽門」は、醸造方法により様々なラインナップが揃っています。香り高い「大吟醸」や、1992年に醸造され貯蔵されてきた「古酒」、生きた酵母の「生どぶろく」など豊富で、中でもおすすめは「百楽門 濁酒(どぶろく)」です。

「百楽門 濁酒」は、元々は奈良県神社庁からの委嘱を受けて造られた、毎年11月23日に行われる「新嘗祭」用のお神酒でした。発酵したもろみを絞らずに瓶詰めした日本酒で、口当たりの良い辛さが特徴です。居酒屋ではなかなか飲めない奈良の銘酒であり、お土産にすると喜ばれるでしょう!

飲みやすいと評判「篠峯」

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奈良の葛城山は正式名称を「大和葛城山」と言い、昔から奈良の人々に愛され親しまれてきました。その葛城山の別称を名付けた奈良の日本酒が「篠峯(しのみね)」です。

「篠峯」を代表銘柄に掲げている酒蔵は、1873年創業の「千代酒造」です。葛城山の麓に広がる御所市の櫛羅(くじら)という地域にあります。葛城山の伏流水を仕込み水に使って醸された「千代酒造」の日本酒は、「全国新酒鑑評会」において平成だけで15回も金賞に輝きました。

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「篠峯」には、日本酒造りの工程の1つである「火入れ殺菌」を行っていない「無濾過生酒」があります。濾過を行わないことで発酵を強めに進めた日本酒は、より華やかでフレッシュな味わいです。辛口ですが爽やかな旨みが心地よく、初心者でも飲みやすいのではないでしょうか?

「千代酒造」は酒そのものに留まらない、日本酒の幅広い魅力を追及し続けています。そうした努力の中で造り上げられている「篠峯」は、おつまみや料理とのマリアージュについても考慮された「変化する日本酒」としてファンが多い奈良のおいしい銘酒の1つです。

様々な料理にも合う「豊祝」

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「奈良豊澤酒造」は、1868年創業の歴史ある酒蔵です。普通酒が主流だった昭和40年代、「奈良豊澤酒造」はいち早く純米酒造りに乗り出しました。後に「現代の名士」として表彰されることになる、藤沢杜氏を迎えたことでも知られています。

「奈良豊澤酒造」が造る「豊祝」は、原材料の米に兵庫県産の山田錦を100%使用しています。精米歩合35%まで精米し、長期低温発酵で米の旨みを最大限に引き出した日本酒は、華やかな香りが立ち風味がとても豊かでおすすめです。

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大吟醸は特に香り高く、芳醇な旨みが食中酒として最適です。和食だけでなく洋食にもと、合わせるおつまみや料理を選ばないところも大きな魅力となっています。

「豊祝」は「全国新酒鑑評会」で栄えある金賞を獲得しました。「奈良豊澤酒造」で毎年秋の恒例行事となっているのが、受賞を記念した「豊祝会」です。「豊祝会」では多くの講師陣が招かれ、日本酒本来の魅力を伝えるべく努められています。

甘くて飲みやすい奈良のおすすめ日本酒4選

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日本酒初心者や、普段はあまり日本酒をたしなまない女性などでも、甘みのある優しい口当たりの日本酒ならチャレンジしやすいのではないでしょうか?

次にご紹介する奈良の日本酒は、甘みがあり飲みやすいとしておすすめの銘柄4選です。ワインやカクテルに似た味わいは、洋風のおつまみや料理の味を邪魔しません!

メロンの香りがする「アンフィルタード・サケ」

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「アンフィルタード・サケ」の「アンフィルタード」とは、無濾過という意味です。奈良の銘酒「アンフィルタード・サケ」は火入れ殺菌も濾過も行っていない、生原酒となっています。

「アンフィルタード・サケ」は手間暇かけて造った純米大吟醸のもろみを、強い圧力をかけずにゆっくりじっくり絞り、火入れ殺菌や濾過を行わず瓶に詰めました。酸味は少なく濃厚な旨みがあり、フレッシュでフルーティーな香りはまるでメロンのような甘さです。

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「アンフィルタード・サケ」を造っている酒蔵は、全国的に有名な奈良の銘酒「梅乃宿」を生み出した「梅乃宿酒造」です。白ワインのような趣がある「アンフィルタード・サケ」は、世界を意識した酒蔵らしい逸品と言えるでしょう。

優しい飲み口の「アンフィルタード・サケ」は飲みやすいことはもちろんのこと、チーズやカナッペなど洋風のおつまみとも相性抜群です。おしゃれに日本酒を楽しみたい時にぴったりの奈良の銘酒ではないでしょうか?

フルーティな香りが特徴「風の森」

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「風の森」は、1719年創業の老舗である「油長(ゆちょう)酒造」が、1998年に立ち上げた新しいブランドです。しかしながら、そのおいしさとこだわりの製法により、日本酒好きの間ではもはやメジャーな奈良のブランドとなっています。

「油長酒造」で造られる「風の森」は、純米・生酒・原酒・無濾過であることにこだわり抜かれています。味わいを徹底的に重視した「風の森」は、開栓後の劣化を防ぐために2018年から一升瓶での販売が廃止されました。

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「風の森」の特徴は、透明感あるしっかりとした酸味と米の味を存分に引き出した旨み、そして何よりフルーティーな香りです。開栓後すぐは、もろみ発酵により生まれる自然の炭酸がしゅわしゅわと弾けます。炭酸が抜けた後は、酸味と旨みのバランスが取れた日本酒本来の味わいです。

栓を開けたばかりと時間を置いてからの2通りで楽しめる「風の森」は、自分好みの飲み方ができます。飲み分けることで、和食にも洋食にもとおつまみや料理を選びません!

甘めの味わいが特徴「みむろ杉」

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「醸造安全祈願祭」が行われる三輪山の大神神社近くには、「今西酒造」という酒蔵があります。まさに酒の神様のお膝元にて日本酒造りを行っている「今西酒造」は、1660年創業です。

老舗の酒蔵である「今西酒造」からおすすめする奈良の日本酒は、「みむろ杉」です。大神神社は三輪山をご神体として祀っており、「みむろ杉」はその三輪山に生える杉から名付けられました。

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「みむろ杉」には三輪山の澄んだ伏流水と、「露葉風(つゆばかぜ)」という品種の米が使われています。「露葉風」は、奈良県で唯一酒造好適米に指定されている品種です。寒暖差の激しい奈良の気候を利用して作られている「露葉風」を、「今西酒造」では契約農家から仕入れています。

「今西酒造」の代表銘柄である「みむろ杉」は、独特の熟成した香りと舌にまったりと絡む甘みが特徴です。口に含んだ時に広がる酸味としっかりとしたコクのバランスも絶妙で、すいすい飲めてしまうでしょう。居酒屋で絶品おつまみと一緒に飲むとおいしい奈良の銘酒です!

甘くてジューシー「憲」

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奈良の銘酒の1つ「憲」は、奈良県で造られる日本酒の中ではとてもレアな銘柄です。生産数が限られている上に評判が高いため、入手が困難な幻の日本酒となっています。

「憲」を造っている酒蔵は、「豊祝会」で有名な「奈良豊澤酒造」です。「憲」には「備前雄町」という酒米が100%使用され、昔ながらの製法で丁寧に手作りで醸されています。

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麹から酵母まで自家製で造られ仕込まれている「憲」は、本格的な手作りの日本酒を堪能できます。米の旨みを存分に味わいつつ、すっきりとした喉越しを感じられる点が特徴です。ほんのりとした甘い香りで、日本酒初心者でも飲みやすいでしょう。

「憲」の甘みは温度が高くなることで、さらに強くなります。居酒屋などで出会えた時には、幻と名高い奈良の銘酒を熱燗でいただきましょう!

奈良で酒蔵巡りするならココ!

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奈良の酒蔵では、日本古来の伝統的な製法で日本酒が造られています。日本酒好きにとって、昔ながらの醸造方法を間近で見られることは楽しみの1つではないでしょうか?

酒蔵の見学では、長きにわたって守られ営まれてきた日本酒造りの工程を学んだり、蔵出しの日本酒の試飲ができたりします。酒蔵巡りにおすすめの奈良の酒蔵をご紹介しましょう。酒蔵を巡り日本酒の奥深さを知れば、日本酒がもっと好きになるはすです!

河合酒造

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「河合酒造」は、昔ながらの伝統を守り丁寧な日本酒造りを行う酒蔵です。1772年には酒造業を営んでいたという記録があり、古くから「うまし酒」を世に送り出すため日々努力を重ねてきました。

「河合酒造」の代表銘柄「出世男」は、縁起の良い日本酒として奈良の人々に愛されています。店頭ではお手頃な徳利入りや原酒の「出世男」が販売されているので、お土産にしましょう!

「河合酒造」までは、近鉄八木西口駅から徒歩で10分ほどで着きます。営業時間は9時~17時で、年始とお盆休み以外の休日は決まっていません。

住所 奈良県橿原市今井町1-7-8
電話番号 0744-22-2154

山本本家

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「山本本家」は、1710年に当麻屋七兵衛が創業したとされる酒蔵です。水が命の日本酒造りには絶好の場所である、奈良の清流・吉野川のすぐ近くにあります。

「山本本家」で造られる日本酒は、大吟醸「一献」や上撰・佳撰・原酒と取り揃えられた「松の友」が有名です。日本酒ではありませんが、特産物である富有柿から造られた「柿ワイン」もおいしく評判になっています。

「山本本家」までは、JR和歌山線「五條駅」より15分ほど歩くと到着します。営業時間は8時~17時となっており、定休日は土日です。酒蔵の見学には、1週間前までの平日に予約を入れましょう。

住所 奈良県五條市五條1-2-19
電話番号 0747-22-1331

奈良でおいしい日本酒とおつまみが楽しめる居酒屋

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おいしい日本酒には、やはりおいしいおつまみが外せません。絶品のおつまみは、日本酒の味わいをより引き立ててくれます。おいしい日本酒とおつまみが一緒に楽しめる、奈良でおすすめの居酒屋をご紹介しましょう!

折衷旬彩 香月

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「折衷旬彩 香月」では、フレンチ出身の店主が腕を振るったおつまみが楽しめます。ジャンルにこだわらず提供されるおつまみは、どれも奈良の日本酒にベストマッチです。雰囲気も素敵で、デートにも女子会にもぴったりの居酒屋となっています。

「折衷旬彩 香月」までは、近鉄奈良駅から徒歩で10分ほどで着きます。営業時間は11時半~14時、17時半~24時です。土日祝日のみ11時半~15時、17時半~23時となっているので注意しましょう。

店内で飲めるおすすめの日本酒は?

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「折衷旬彩 香月」でいただける奈良の日本酒は「風の森」や「篠峯」、「花巴」など飲みやすい銘柄ばかりです。珍しい日本酒も提供している居酒屋なので、いろいろと飲み比べてみましょう!

住所 奈良県下御門町28-1
電話番号 0742-22-1018

亜耶

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奈良でおすすめの居酒屋2軒目は、「亜耶」です。「亜耶」は居酒屋ながら、ミシュランビブグルマンを2015年と2016年の2年連続で獲得しています。

「亜耶」はカウンター席8つ、テーブル席4つのこぢんまりとした居酒屋ですが、店主こだわりの日本酒と絶品おつまみが楽しめるため人気があります。特に魚料理に定評があり、新鮮な魚介類は店主が素潜りや渓流釣りで調達してくるというのだから驚きです。

「亜耶」は近鉄奈良駅と直結している、近鉄高天ビルの地下名店街の中にあります。17時~24時と夜遅くまで営業中です!

店内で飲めるおすすめの日本酒は?

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「亜耶」では、奈良の居酒屋では定番となっている「風の森」や「みむろ杉」、「篠峯」などの日本酒がいただけます。店主に好みのテイストを伝えて選んでもらえる、「店主おまかせ利酒3酒」もおすすめです!

住所 奈良県奈良市高天町38-3 近鉄高天ビルB1F
電話番号 0742-25-0272

奈良のおいしい日本酒で晩酌を楽しもう!

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さすが清酒発祥の地と言うべきか、奈良にはおいしい日本酒がたくさんあります。甘口から辛口まで豊富に揃っているので、お気に入りの日本酒が必ず見つかることでしょう。おいしい奈良の日本酒で晩酌を楽しめば、たちまち日本酒通です!

宮川寛美
ライター

宮川寛美

ねこと美味しいものが大好きな物書きです。歌ったり、演奏したりしていたことがありました。今は、ねこを愛で、美味しいものを食べて飲んで、その傍らで字を書き絵を描く毎日です。読みやすい記事を心がけております。よろしくお願い致します。

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