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山形ってどんなところ?
日本本来の、自然の恩恵を肌で感じることができる山形県。多くの自然に囲まれ、蔵王温泉、かみのやま温泉、天童温泉等数多くの有名温泉や蔵王、鳥海、西吾妻、出羽三山や山寺、最上川等があるのも魅力的です。
数多くの自然の観光おすすめスポットが多くある山形県は、自然だからこそ四季折々の変わりゆく姿を見ることができ、一年中楽しむことができるのです。
山形市にある有名な「山寺」は、あの松尾芭蕉も訪れた場所で有名です。「おくのほそ道」では、美しい自然を取り入れた俳句を数多く詠まれています。
観光名所だけではなく、農業王国、果物王国、吟醸王国といわれることから、山形県の土地を生かした人気のある食材が数多く挙げられます。
山形県といえば「さくらんぼ」といわれるだけあって、さくらんぼの生産量が日本一であるのはご存じだと思います。日本全国の生産量の7割を占めている理由は、地形にあるのです。寒暖差があり、山々に囲まれた山形県の自然が多いからこそさくらんぼに適した地域なのです。
他にも山形の自然を生かしたおいしくて有名な食材が豊富にあります。ラ・フランス、米沢牛、米沢ラーメン、芋煮、ワイン、日本酒等々挙げていくときりがありません。
方言や食べ物など独特の風習が残る県
山形市では毎年、6メートルの伝統鋳型で作られた「日本一の芋煮会フェスティバル」が行われます。
山形の郷土料理の有名なものは芋煮です。山形県には、4つの地域があり、村上地方、置賜地方、庄内地方、最上地方です。それぞれで芋煮の材料や、味付けが異なり、山形弁もそれぞれの地域で異なります。それぞれの地域で違った山形を味わえるのは楽しみです。
他にも、べろべろ餅、寒鱈汁、冷やしラーメン等食べてみたくなるような郷土料理が数多くあります。
水も綺麗で美味しいお米の産地!
山形県の中央には豊富な水量の「最上川」が流れています。山形県内の4つの地域を通り、他県を流れることなく日本海に注ぐことから山形県の母なる川とも呼ばれ、山形県民の生活には欠かせない存在です。
そんな有名な最上川にはアユが生息できるほど良質水質で山々に囲まれているため流れてくることから、豊富にあります。
山形には3つのブランド米があります。粒立ちしっかりおいしい新食感の「雪若丸」、安全で、おいしさを極めた特別なお米「つや姫」、全国トップクラスの「はえぬき」です。
山々に風評から守られ、良質で豊富な水を確保できることから、米作りに適した地形でおいしいお米を収穫することができます。
山形でも人気の日本酒とは?
山形県統一のブランドともいえる地酒「山形讃香(やまがたさんが)」は最高峰であるという証明です。
日本酒の味を示す指標の一つに「日本酒度」があります。日本酒の糖分の含有量を示す単位で糖分が多いほどマイナス、少ないほどプラスになります。
一般的にマイナスであれば甘口、プラスであれば辛口であるとされています世の中の「辛口」といわれるお酒の日本酒度はだいたい+3.5~+5.9といわれていて+6.0以上の酒は「大辛口」といわれており、その限界は20前後といわれています。
米からお酒をつくる日本酒ならではの技法
日本酒がどのように作られているのか、他のお酒の造り方と比較してみます。ビールは単行発酵(糖化→発酵と順番に行われる)、ワインは単発酵(発酵のみ)、日本酒は並行発酵(糖化と発酵を同時に行う)となっています。並行発酵は非常に高度な技術を用いて行われているのです。
山形県の日本酒の製造方法で特徴的な、生酛造り(きもとづくり)とはどのようなものか簡単にご説明します。
「酒母を手作業で一から作る製法」で雑菌等に侵食され、腐りやすいことから、手間がかかり、高度な技術と長年の経験、が要求されるため、現在生酛で仕込む蔵は少ないといわれています。
深みのある味わいとコクが魅力的な生酛造りは大量生産は難しいため、見つけた際にはぜひ一度試してみてください。
山形の日本酒の特徴
良質な水質で豊富な最上川の恩恵を受けているのはお米や農産物だけではありません。上質なお米から作られる日本酒もその一つです。
お米の甘味、うまみが強く人気の高い山形の日本酒は、日本酒を扱う店舗の方等その道のプロからの支持が最も高いのが特徴でもあるため、多くの有名で、おすすめな日本酒がうまれています。
フルーティで香り高い地酒が多い
実際にフルーティーな味わいの日本酒だと感じたことや、バナナや柑橘系のにおいがするという経験をしたことはあると思います。
しかし、日本酒で、果実等の香りがすることはなく、日本酒の原料である酵母によるものです。山形県は県を上げて日本酒の要となる酵母の「山形酵母(KA)」を作り出し、香りが高くさわやかで、豊かな米の旨みをもっています。
山形県の日本酒、地酒が人気で有名であるのは、県を上げて酵母を作っていたり、豊かな自然を生かして作っているためです。四季を感じることができ、寒暖の差が大きい東北地方の山形だからこそ味わえる味がたくさんあります。
山形の有名な日本酒おすすめランキング(第21〜11位)
山形の有名な日本酒は数多くありますが、ここからは山形県の日本酒おすすめランキング第21位から11位までをご紹介いたします。
第21位:ばくれん
ランキング第21位の「ばくれん」を製造する「亀の井酒造」は「くどき上手」で有名な酒蔵でもあります。山形県の庄内平野の自然豊かな土地に蔵を構え、県内でも有数の大きな冷蔵設備を構えている酒蔵です。
お酒の品質に対する管理が徹底しており、こだわっていることが特徴的で、おいしいお酒をお客様に飲んでいただきたいという思いがとても強いです。取り扱っている店舗は、全国に10店舗しかないため見つけた際にはぜひ買うことがおすすめです。
「辛口」を超える「辛さを極めた辛口」といわれるほどの「ばくれん」ですが、ほのかに香果実の香りと、飲み疲れしないすっきりとした味わいが辛口好きの日本酒のファンから愛されています。何にでも合わせやすく料理と一緒に楽しむことができる、女性でも飲みやすい日本酒です。
「ばくれん」といえば、ワイングラスを片手に、カニをもう片方に持った娘が描かれており、独特で見入ってしまうようなラベルも特徴的です。
そもそも「ばくれん」の意味は山形弁で、「親の言うことを聞かずに好きなことをする女」「すれっからしの女」からきています。山形を代表する地酒の一つです。
第20位:初孫
「初孫」は、山形県酒田市の最上川の南の良質な水質の水で作られています。ほぼすべてのシリーズが日本酒の伝統技法の「きもと造り」で作られているというこだわりの強い日本酒です。
最優秀酒蔵賞を何度も受賞した輝かしい成績があり、「みんなに愛され喜ばれる酒にしたい」ということから酒名がつけられました。
辛口で芳醇な味わいでありながら、フルーティーで、なおかつ甘み、酸味を感じることができる日本酒です。また、天皇陛下にも献上されたという「初孫」天皇陛下にとって初孫となる眞子様誕生の際に献上したそうです。
第19位:吾有事
山形県鶴岡市になる奥羽自慢株式会社が手掛ける「吾有事」という日本酒は、山形のブランド米「つや姫」で醸した特別純米酒で、「吾有事」を扱う店舗は35店舗と少ないことも特徴的な地酒です。
上品で旨みがあり、フルーティーな酸味のある味わいとなっています。おすすめの飲み方は冷酒で、女性の支持率が高くワイン感覚で飲むことができます。日本酒への熱い思いを抱える若手のお二人が手掛ける「吾有事」は新しい発想で考え出された日本酒です。
「吾有事」とは曹洞宗の開祖 道元禅師のことばで"自分の存在と時間との一体感を表す”意味だそうです。酒を造ることに没頭するという意味が込められているということで若い二人の執念が見受けられます。
第18位:裏・雅山流
後述する「雅山流」のコンセプトは変えずに自由な発想で造られた日本酒が「裏・雅山流」です。造り手が思いを伝えることができる店頭のみの販売となっており、どのような思いで造られたかを聞いてから飲むことでさらにおいしさを感じることができる地酒です。
「裏・雅山流」は、インターナショナル・ワイン・チャレンジで二年連続本醸造部門最高賞を受賞している日本酒です。手作りでありながら徹底した品質管理で高いコストパフォーマンスで人気があります。
入荷本数が非常に少なく、店頭販売のみの限定販売という貴重な日本酒です。とろみがあり、柑橘系のフルーティーな味わいでお米の甘味も感じられる飲みやすい口当たりが特徴的です。
第17位:麓井
山形県の庄内平野に蔵を構える蔵元で作られた「麓井」は、ランキング20位の「初孫」と親戚関係のあるという日本酒です。辛口でピリピリ感もありますが、さらっと飲みやすい口当たりです。
水質の良さと酒質が特徴の「麓井」は伝承の生もと造りで作られており、山形の人気のあるお米、「はえぬき」を使用した日本酒です。麓井でも使用する水は豊富な湧き水もあるため、わざわざ汲みにくる人もいるそうです。
第16位:洌
「冽」は山形県米沢市にある、小嶋総本店で製造されています。小嶋総本店で代表的な日本酒は「東光」です。「冽」は特約店限定酒として販売されており、貴重な日本酒です。
そんな、貴重な「冽」は、山田錦を材料とする「冽 純米大吟醸」、出羽燦々を原料とする「冽 純米大吟醸 出羽燦々」、国産米を原料とする「冽 純米」の三種類があります。
それぞれ、日本酒度、原料米が異なるので、異なる味わいを楽しむことができます。鋭いからさと、芯のある味わいが特徴的です。食事ともよく合いついたくさん飲んでしまう日本酒です。
第15位:山法師
「山法師」は、平安の歌人「六歌人」のように人のこころに響き渡るような感動を届けることをテーマにしています。代表的なのは、山法師 吟醸酒だそうです。透明感と上品さを持つ飲み口がすっきりとした日本酒です。ブルーのボトルが特徴的です。
第14位:上喜元
山形県の酒田市という水質がとてもいい街の市街地に唯一残る酒蔵でつくられている「上喜元」は量よりも質を重視した日本酒です。
質のレベルの高さは驚くほどで、「生もと造り」と「吟醸造り」にこだわり造り続けたという「上喜元」。限定品や、特注品、賞をとったものなど様々な種類があります。甘味が広がった後に辛さが来る日本酒で、フルーティーでありながら酸味と甘みを感じられます。
第13位:雅山流
山形県米沢市にある蔵元で造られています。「雅山流」「とは、「山は動かぬもの、川は流れるもの」全ての物事に対して固定した考えにとらわれないという思いで命名されました。原材料の米からこだわり自社の田んぼで採れる米で生産しようという思いから作られた日本酒です。
地酒であるため、ほとんどが地元で消費されているといいます。味わいは、華やかさもありながら、甘味と辛味、旨みもバランスが絶妙ですっきりとしたさわやかな味わいが特徴的です。
第12位:森のくまさん
熊本県の米である「森のくまさん」と、「栄光冨士」という山形県の日本酒がコラボした日本酒です。食味ランキングでの受賞歴のある日本酒でもあります。味わいは、甘味と苦みのある微炭酸のあじわいです。
第11位:米鶴
「米鶴」を醸造し、山形県の高畠町に蔵を持つという「米鶴酒造株式会社」は300年以上続く由緒正しき老舗蔵です。果物がの生産量が多いことからまほろばの里とも呼ばれるような土地柄です。江戸末期には上杉家に納めていたという歴史のある酒蔵です。
「米鶴」は「鶴の恩返し」からとられ、「感謝の気持ちを伝える、真心のこもった酒でありたい」という思いを込めて名付けられました。
深みがあり、爽やかな味わいで、スパークリング日本酒とも呼ばれるくらい、洋食の前菜と合うともいわれています。
山形の有名な日本酒おすすめランキングTOP10
ここからは、山形県で有名な日本酒第10位から1位をご紹介いたします。日本酒好きなら一度は聞いたことがある日本酒の名前が登場します。
第10位:山川光男
「山川光男」は山形県内の4つの蔵元の代表銘柄から一文字ずつをとって名付けられてできた日本酒です。「水戸部酒造」の「山形正宗」から「山」、「楯の川酒造」の「川」、「小嶋総本店」の銘柄「東光」から「光」、「男山酒造」の「男」の四つです。
山形を日本酒のブルゴーニュにするという、わくわくするような夢を追い求め、お酒と農業をもっと輝かせるために奮闘するキャラクターという設定だそうです。
「山川光男2019あき」「山川光男2019プレミアム」等々四季折々の色々な種類があります。特徴的なラベルには、一つ一つにストーリー性があり、思わず見入ってしまうようなラベルとなっています。完売している商品が多いので、見つけた際にはぜひ購入することをお勧めします。
第9位:辯天
山形の地酒である「辯天」は後藤酒造が手掛けた日本酒です。「山田錦」を使用し、極上と特選の名前の区別が明確な基準を設けて設定しており、上質な水とお米を使用しています。
後藤酒造は天明8年に創業し、非常に歴史のある蔵です。山形県の高畠町にあり自然豊かな場所で酒を造っています。
第8位:出羽桜
知名度がとても高く、有名な「出羽桜」は慶応元年に創業したという老舗の酒蔵で造られています。山形県の天童と、山形市内の二か所の工場を持っています。
出羽桜の中でもおすすめの商品は、しなやかさが特徴的な味わいの「雪女神 四割八分」、フルーティーな「桜花吟醸酒」、チャンピオン・サケを受賞した「出羽の里」が挙げられます。
種類の多い出羽桜は何を買えばいいか迷ってしまいますが、迷った際にはこれを参考に購入することをおすすめします。
第7位:朝日鷹
「朝日鷹」は、今回のランキングにも入っている「十四代」を製造する、有名な酒蔵「高木酒造」が醸す地元でしか販売していない地酒の一つです。こちらも創業してから400年以上も続く老舗酒蔵で、味わいは、ほんのり甘い香りとさらっとした飲み口がおすすめで人気があります。
第6位:山形正宗
山形県天童市にある「水戸部酒造」から出されている「山形正宗」は、従業員数14名で作られています。
有名な「山寺」を源流としている、良質な水で硬度の高い水を使用しており、「切れ味」が持ち味の日本酒です。酒質、品質にこだわり、全て純米づくりで製造されていることが特徴的な地酒です。
自社で米作りを行う一方山形県産だけではなく、水戸部酒造が認めた他県の米も使用するという米に対する強いこだわりが見受けられます。ワインで良く用いられるドメーヌ、水戸部酒造では「ほぼドメーヌ」ということで、山形県産以外も使用するのだそうです。
無濾過生原酒で最も人気のある「栄光冨士」は、山形県産の「酒未来」を使用した日本酒で、ワイングラスで飲むことがおすすめといいます。
第4位:秀鳳
山形県の蔵王の麓で、山形の地形を生かして造られており、海外進出をしている地酒の一つです。果実の華やかな香りが際立つ「秀鳳」は山形の郷土料理ともよく合うことが人気の理由の一つです。
第3位:楯野川
ランキング第3位は「楯野川」です。「楯野川」は山形県の庄内平野で造られている日本酒です。限定流通のものもあり、ワンランク上の味わいのものもあるのも楽しめます。軽快でありながら、旨みもありまろやかな味わいを満喫することができます。
第2位:くどき上手
人気のある、ランキング第2位は「くどき上手」です。気品があり、つややかなパッケージも特徴的で、料理によく合うおすすめの日本酒です。
山形県の庄内平野の奥まったところに蔵を構える「亀の井酒造」で造られる「くどき上手」は四季折々の自然豊かな土地で造られています。「飲んだ人が幸せを感じられる酒造り」を目指して作られており、酸味が少なく、上品な味わいは、日本酒ファンを虜にしています。
第1位:十四代
今回のランキングで1位を獲得したのが「十四代」です。山形県の地酒で最も人気があり、おすすめの地酒です。
山形県村山市の酒蔵の「高木酒造」が作り出す日本で最も有名で人気のある日本酒「十四代」です。幻の日本酒とよばれる「十四代」。日本中の日本酒ファンを虜にし、山形のプレミア銘柄としてゆるぎない地位を獲得しています。十四代とはもともと特別な古酒につけられていた名前です。
品質にこだわっており、十四代のラベルは箔押しされています。暗く冷えたところで保管することから見つけやすいようにということでこのようならべるになったそうです。甘さ、辛さが絶妙で、日本酒が苦手な人にも飲めてしまいまうので、おすすめできます。
その他の山形で人気の日本酒
上記でご紹介してきたように、山形には日本が誇れる人気の日本酒が数多くあることが分かります。
上記に山形で有名な日本酒を21位までご紹介させていただきましたが、山形には今回紹介しきることができないくらい多くのお勧めしたい日本酒があります。そのなでも、あと2種類惜しくもランキングには入らなかったものをご紹介させていただきます。
珠韻
ランキングには入っていませんが山形県の地酒で人気のある日本酒をご紹介いたします。微炭酸で、のみやすい「珠韻」という日本酒です。名前の由来は真珠のような丸い粒の「珠」と余韻の「韻」から、取られたそうで、真珠のように誰もが美しいと感じる余韻があるとされています。
三十六人衆
とても覚えやすい名称の「三十六人衆は」惜しくもランキングには入らなかったものの、有名な地酒の一つです。
庄内平野にある蔵元で製造される「三十六人衆」は、高級酒と同じ製法の「蓋麹製法」で造られています。品質にこだわり、ここ数年で品質の向上が著しいといわれています。蔵元は「菊男」という名称で「菊の花のように香高く力強い酒になるように」という願いを込めてつけられたと言います。
山形の美味しい日本酒を味わおう!
以上山形のおすすめ地酒ランキングをご紹介いたしました。山形でしか買うことのできない貴重なお酒もたくさんありますので、日本酒の良さをより知ることができます。これらの地酒を見つけた際には飲んでみることをおすすめします。