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静岡の日本酒は、この他にはない魅力を武器に、数々の品評会で優秀な成績をおさめ、人気と知名度を高めています。その結果、静岡県は吟醸王国と呼ばれるまでになりました。
静岡の名水が美味しい地酒を生み出す
地酒の命はなんと言っても、その土地の名水です。ここでは静岡の地酒を支える名水をご紹介していきましょう。
静岡の酒蔵が使用する名水をおおざっぱに分けると、東部の酒蔵は富士山の伏流水が水源の水を使用し、中部と西部の酒蔵は南アルプスの伏流水を水源の水を使用しています。
具体的には、静岡県東部に位置する富士宮市や沼津市、御殿場市の酒蔵では富士山の伏流水を水源とする名水をそれぞれ使用しています。
一方、中部の静岡市清水区や焼津市、藤枝市の酒蔵と、西部の浜松市や掛川市の酒蔵では、南アルプスを水源とする名水を使用しています。大井川水系の名水や中部や西武の各地で湧き出る名水も源流は南アルプスである場合が多いです。
各国首脳も味わった静岡の地酒
静岡の地酒と言えば、2008年に行われた洞爺湖サミットで各国の首脳に振舞われる日本酒に、静岡を代表する地酒である磯自慢が選定されたことで、大きな話題となりました。
当時は地酒と言えば北陸や東北の全盛の時代で、それらの産地に比べれば、まだ無名であった静岡の地酒が、北陸、東北の地酒を抑えてサミットの乾杯酒に選ばれたことで、磯自慢と静岡の地酒の知名度は一気に全国区のものとなりました。
ちなみに乾杯酒の選定を行った外務省は、全国10社の酒造メーカーに日本酒の提供を要請し、テイスティングによる二回の審査を行いましたが、磯自慢は一次審査、二次審査ともに1位を獲得したと言います。
静岡の日本酒が美味しい秘密「静岡酵母」
静岡独自の酵母については、先ほど少し触れましたが、ここでもう少し詳しく静岡酵母について紹介させて頂きます。静岡酵母は昭和の終わりごろ、日本酒の売り上げが落ちていた時期に起死回生の一手として開発されました。
静岡酵母によって、他にはない独自な果実香と雑味が少なく飲み飽きない味わいを実現しました。そのため、静岡の地酒は食中酒として特に評価されています。
酵母の開発を行ったのは静岡県工業技術センターで、この新酵母を使った日本酒造りの手法を各酒蔵に指導しました。その甲斐あって、昭和61年の全国新酒鑑評会にて10社もの静岡県の酒蔵が金賞を受賞するという快挙を実現しました。
静岡のおすすめ日本酒ランキング17位~11位
静岡のおすすめ日本酒ランキングの17位~11位をご紹介します。地元の後押しで復活した「若竹鬼ころし」、静岡オリジナルの酒米を使用した「誉富士」、女性にもおすすめの「おんな泣かせ」、全国的にも珍しい菩提もと仕込みの「杉錦」があります。
また、静岡のお酒らしい繊細な味わいの「花の舞」、高砂山廃造りで醸される「高砂」、四季ごとの限定ラベルも可愛い「鬼乙女」いずれも個性豊かな日本酒が揃っています。
静岡・美味しい人気の日本酒17位:若竹鬼ころし
静岡のおすすめ日本酒ランキング17位は、静岡県島田市の大村屋酒造場が造る「若竹鬼ころし」です。島田市には最盛期には7件もの酒蔵がありましたが、現在ではこの大村屋酒造場を残すのみとなっています。