店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
「臥龍梅」の名前の由来は、酒蔵地元の名刹である、清見寺の梅の銘木「臥龍梅」です。この梅の木は徳川家康が今川家の人質であった幼少時代の頃に植えたと伝わっています。
「臥龍梅 純米吟醸 無濾過生原酒 短稈渡船」は、原料米の短稈渡船(たんかんわたりぶね)に使用しています。この酒米は蔵元が契約農家に依頼して3年がかりで復活させた幻の米です。上品な香りと、旨みと甘味が重層的に感じられるお酒です。
「臥龍梅 純米吟醸 無濾過生貯原酒 兵庫県産山田錦」は、フルーティーな香りと優しい味わいが特徴の日本酒です。とてもまろやかでキレの良いお酒ですので、普段日本酒を飲みなれていない人にもおすすめの一本です。最初は常温でお試しください。
住所 | 静岡県静岡市清水区西久保501-10 |
電話番号 | 054-366-0839 |
静岡・美味しい人気の日本酒2位:開運
静岡のおすすめ日本酒ランキング2位は、静岡県掛川市の土井酒造場が造る、「開運」です。土井酒造場は、能登杜氏伝統の技法と最新の設備によって銘酒を生み出し続ける、静岡県でも屈指の名門酒蔵です。
原料米には兵庫県産と自社栽培の山田錦を、仕込み水には高天神城跡から湧き出る名水をそれぞれ使用しています。
また、土井酒造場は全国新酒鑑評会にて7年連続で金賞を受賞するという快挙を達成しています。これだけの実績を残した酒蔵は、全国の酒造メーカー2000社の中でも数えるほどしか存在しません。一時連続受賞記録が途絶えましたが、現在も毎年のように金賞を受賞しています。
土井酒造は明治7年創業で、銘柄の「開運」という名前は地元の発展を祈って名づけられたそうです。
「開運 純米大吟醸」は、土井酒造場でも最高峰の純米酒です。原料米には、兵庫県特A地区産の山田錦を40%まで磨き上げて使用し、静岡酵母で醸しています。爽やかな香りと山田錦の力強い味わいが特徴の日本酒です。
「開運 無濾過純米」は、新酒の季節である冬春季限定の純米酒です。無濾過のお酒ならではの、わずかな発泡感と濃厚な味わいが特徴で、ファンが多いので売り切れ続出で入手困難な人気のお酒です。
住所 | 静岡県掛川市小貫633 |
電話番号 | 537-74-2006 |
静岡・美味しい人気の日本酒1位:磯自慢
静岡のおすすめ日本酒ランキング1位は、静岡県焼津市の磯自慢酒造が造る「磯自慢」です。「磯自慢」は冒頭でご紹介した通り、サミットの乾杯酒に選ばれた実績もある銘柄で、国内外の品評会でも優秀な結果を残しています。まさに静岡を代表する地酒と言ってよいでしょう。
磯自慢酒造は、江戸時代後期の天保元年の創業で、200年近い歴史を持つ老舗酒蔵です。昭和の終わり頃の、日本酒逆風の時代にいち早く高品質な日本酒造りに取り組み始め、静岡が吟醸酒の名産地としての地位をかためていく時に大きな役割を果たしました。
また、磯自慢酒造は、ワインのテロワール(葡萄園)のように兵庫県東条町の「西戸」、「常田」、「古家」3つの田んぼ毎に収穫された米だけを使った日本酒造りに取り組んでいます。
「磯自慢中取り純米大吟醸35」は、洞爺湖サミットで乾杯酒として提供されたことで知られる、磯自慢酒造の最高級品です。神秘的な吟醸香と豊かな味わいが特徴です。冷蔵貯蔵で熟成させたadagio(アダージョ)という商品もあります。
「純米吟醸ブルーボトル」は、酒米の品種や産地だけでなく、田んぼまで指定した酒米を使用したお酒です。山田錦の特A産地である兵庫県東条秋津地区の中から「古家」、「常田」、「西戸」という3つの田んぼで収穫された酒米を原料としています。
「古家」産は7月発売、「常田」産は9月発売、「西戸」産は11月発売となっています。飲み比べをして、各畑の田んぼの違いを感じてみましょう!
住所 | 静岡県焼津市鰯ヶ島307 |
電話番号 | 054-628-2204 |
静岡の地酒に地元のグルメをあわせて楽しむ
地酒にはやはり地元の特産品や料理をあわせたいものです。ここでは静岡の地酒とあわせて味わいたい、静岡の特産品や郷土料理、B級グルメなどをご紹介します。
まずは駿河湾などで獲れる海の幸です。下田の金目鯛は塩焼きや煮つけ、刺身などで美味しくいただけます。駿河湾のサクラエビはかき揚げや素揚げがおすすめです。沼津のタカアシガニも見逃せません。こちらはボイルや焼き、刺身でも楽しめます。
次は郷土料理とB級グルメです。静岡おでんは他県のおでんとは一風変わった黒い汁のおでんです。見た目に反してあっさりとした味わいで、鰹節や青のりをかけて頂きます。
他にも浜松餃子や富士宮焼きそばなども日本酒のおつまみにはもってこいです。餃子や焼きそばに日本酒は合わないのでは?と思われる人もいるかと思いますが、辛口のお酒との相性は抜群に良いです。普段ビールを合わせている人も一度お試しください。
色いろ試したくなる!静岡の日本酒を味わおう
ここまで静岡の日本酒をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?静岡は吟醸王国と呼ばれていますが、ひとくちに静岡型吟醸と言っても、酒蔵や銘柄により様々な個性を持った地酒がたくさんありますので、色々飲み比べて自分好みのお酒を探しましょう!