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ムツゴロウってどんな魚?
ムツゴロウは、東アジアに生息するハゼ科の魚です。ハゼ科の魚はユニークな見た目が特徴で、ムツゴロウも含めると約1359種類もあります。
ハゼ科の魚は、中国では「サメ」を意味する漢字が使われており、日本各地の海や川でよく見られます。ところがムツゴロウはその他のハゼ科の魚とは違う生態を持っているため、ほとんど見ることができない珍しい魚です。
ハゼ科は海・川・汽水域を生態系とする魚ですが、その多くは泳ぐことができます。緑豊かな自然の中だけでなく都会の川でも見ることができるので、日本に生息する魚の中では比較的身近な存在です。
またお腹に吸盤の役割を果たす腹びれがついているため、水底や岩に張りくことができるのもハゼ科の魚の特徴です。この腹びれのおかげで、流れの速い場所でも水に流されることがありません。
ところが同じハゼ科のムツゴロウは、泳ぐことが苦手です。もともとハゼ科の魚は運動能力が低いため、ムツゴロウ以外の魚も長時間泳ぎ続けることができません。
そのため短い距離を泳いでは腹びれの吸盤を使って体を固定し、体力の回復を待ってまた少し泳ぐという行動を繰り返します。ですから優雅に水の中を泳ぐ魚というよりも、ほとんど動かない魚といってもよいでしょう。
そんなハゼ科の魚であるムツゴロウは、ハゼ科の中でも特に珍しい生態を持っています。日本でも生息域が限られているうえに珍しい生態を持つ魚なので、生きているムツゴロウを見ることはとても珍しいです。
ムツゴロウの語源は何?
ムツゴロウという魚の名前は、「むつごい」と「ごり」の2つの言葉がミックスしたことでできた名前だといわれています。
ムツゴロウの「むつ」は、「むつごい」という方言に由来します。「むつごい」とは「脂っぽい」という意味を持つ方言で、香川・愛媛・徳島では今でも日常会話でよく使います。
特に香川弁では「脂っぽい」のほかにも「味が濃い」という意味もあり、この2つから派生して「えげつない人」という意味でも使います。
次にムツゴロウの「ごろう」ですが、これはムツゴロウが属するハゼ科の別名に由来します。ハゼは「ごり」と呼ばれることがあり、これに日本人男性の名前として一般的な「ごろう」が組み合わさったといいます。
ところがムツゴロウの名前の由来には、「脂っぽいハゼ科の魚」という意味から派生したとする説とは違うものもあります。
ムツゴロウは、漢字で「鯥五郎」と書きます。ここでの「鯥」もどうやら「むつごい」が語源にあるようですが、「五郎」の方はムツゴロウ特有の珍しい求愛行動に由来します。
ムツゴロウはお腹についている腹びれを、水底や岩に張り付くための吸盤としてではなく、歩行のために使う珍しいハゼ科の魚です。
さらにムツゴロウの腹びれは、繁殖期を迎えたオスにとって大事な役目があります。ムツゴロウのオスは繁殖期になると求愛行動をとるのですが、その求愛行動というのが「腹びれで干潟の上を飛び跳ねる」という珍しいものなのです。
体の小さなムツゴロウが干潟の上をぴょんぴょんと飛び跳ねる様子は、まるで小さな男の子が浜辺で無邪気に遊んでいるように見えます。そこで男の子の名前として定番の「五郎」がつけられ「鯥五郎」となりました。
珍しい魚・ムツゴロウの生態を紹介!
身近なハゼ科の魚でありながら、ムツゴロウは生息域が限られているためほとんど見ることができない珍しい魚です。
しかもムツゴロウが珍しいのは生息域だけでなく、他のハゼ科の魚種にはみられない変わった生態があるからなのです。
生息域は有明海・八代海
ハゼ科の魚の中でも特殊な生態であるムツゴロウは、国内では有明海と八代海を主な生息域としています。有明海は九州地方最大の湾で、日本最大の干潟があることで有名です。
佐賀、福岡、長崎、熊本の4県をまたがる有明海の総面積は約1700平方キロメートルあり、伊勢半島と知多半島にまたがる伊勢湾とほぼ同じ大きさです。
有明海は場所によって潮の濃度が異なるため、ムツゴロウのほかにも様々な魚が生息しています。なお一般的に湾全体を「有明海」といいますが、場所によって別の呼び方が存在するのも有明海の特徴です。
有明海周辺地域では湾の西側と入口を分けることが多く、湾の西側を諫早湾、湾の入口を島原湾と呼びます。
ただし国土地理院ではこれらの呼び方とは違い、有明海の北側海域を有明海、南側を島原湾と分類しています。なお海上保安庁などではこれら2つの呼び方とも違い、一般的に有明海と呼ぶ海域を島原湾と呼びます。
有明海は多くの河川が流入する海域としても有名です。九州最大の川・筑後川も有明海に流入していますし、その他にも本明川、塩田川、六角川、矢部川、諏訪川、白川など全部で11河川が有明海に流入しています。
これだけ多くの河川が流入するケースは、日本全国でも珍しいです。また大量の水が有明海に流れ込むため、流入域周辺は塩分濃度が下がり淡水域が形成されます。そのため海でありながら、淡水の生態系も多くみられます。
なお有明海が「日本最大の干潟」といわれる理由は、有明海特有の干満差にあります。干潟の形成には潮の満ち引きが関係するのですが、有明海はこの差が大きいため日本最大の干潟ができます。
さらに干満差の大きさゆえに干潟内の塩分濃度が時間によって大きく変わることも、有明海の干潟の特徴です。このような特徴を持つ有明海は、泳ぎが苦手なムツゴロウが生息するのに適しています。
ムツゴロウの生息域として有明海と並び有名なのが、同じ九州地方に位置する八代海(やつしろかい)です。八代海は熊本・鹿児島をまたがる海で、北は有明海、南は東シナ海に接しています。
八代海は別名「不知火海(しらぬいかい)」ともいいます。不知火とは八代海がある九州地方に伝わる怪火のことで、旧暦の8月1の深夜になると八代海の海上に不知火が現れることが別名の由来にあります。
八代海の総面積は1200平方キロメートルですが、湾の閉鎖度指数が非常に高く、国内にある総面積1000平方キロメートル以上の内湾の中では日本最高の閉鎖性を誇ります。
封鎖性が高い八代海は台風などの被害を受けにくいため、湾には三角港や八代港など多くの港ができ、港の周辺自治区は漁業の町として発展しました。
そんな八代海は遠浅の海が特徴で、古くから干拓が活発に行われてました。そのため八代海では、ムツゴロウのように干潟を好む生態系が多く見られます。
ただし八代海は1940年代以降、化学工場・チッソが有機水銀を含む工場廃液を垂れ流したことによって水俣病がおこり、漁業に大きな打撃を与えただけでなく数多くの犠牲者も出てしまいました。
その後長期にわたる汚染地域の再生事業によって汚染物質は浄化され、現在では八代海で獲れる魚介類の安全が保障されるまでに回復しています。ムツゴロウもチッソ事件によって多くが犠牲になりましたが、今では昔のように八代海に戻ってきています。
漁獲量がどんどん減っている珍しい魚
有明海・八代海の初夏の風物詩でもあるムツゴロウ漁ですが、その漁獲量はどんどん減っています。その理由の1つに、特殊な方法を使うムツゴロウ漁が挙げられます。
干潟に暮らすムツゴロウは泳ぐのが苦手なので、一般的な魚釣りのように釣り糸を垂らして釣る方法が使えません。そのためムツゴロウ漁では「ひっかけ漁(むつかけ漁)」と呼ばれる特殊な方法を使います。
しかもひっかけ漁は熟練の技が必要な捕獲方法なので、実際にムツゴロウを釣れるようになるまでには相当な時間と練習が必要です。
練習方法も変わっていて、糸の先端にゴルフボールを結び、5メートルもある釣り竿で道に置いたペットボトルに当てる方法で練習をします。
これはムツゴロウが警戒心の強い魚であることが関係します。そのため一風変わった練習方法を繰り返すことで、ムツゴロウに気がつかれない位置まで近づき引っかけて釣る「ひっかけ釣り」ができるようになるのです。
こうした特殊な方法で釣るムツゴロウ漁は、後継者不足が問題となっています。難しい技術を要する方法でしか釣ることができないうえに、技術の習得にはかなりの時間がかかります。
そのため後継者不足からムツゴロウの漁獲量は、最盛期と比べると大きく減りました。ただし後継者不足だけが、ムツゴロウの漁獲量減少の原因ではありません。
実はムツゴロウが生息する干潟の減少によって、今では環境省の「汽水・淡水魚類レッドリスト(絶滅危惧IB類・EN)」に指定されるほど数が激減しているのです。
汽水・淡水魚類レッドリストとは絶滅の恐れがある野生生物のデータブックのことで、絶滅危惧だけでも3ランクに分類されます。
環境省のレッドリストによると、1991年版では希少種の生態として分類されていたムツゴロウですが、1999年版では3ランクある絶滅危惧類のうちVUに指定されました。
VUは3つの絶滅危惧類の中で一番下に位置しますが、希少生態から絶滅危惧生態に変更されただけでも相当数の個体が減少したことを意味します。
しかもムツゴロウの数の減少はその後もさらに深刻化し、なんと2007年度版のレッドリストでは1ランク上のENに変更され「絶滅の危険が高まっている生態」に分類されてしまいました。
これらのことからもわかる通りムツゴロウの漁獲量が減っている背景には、特殊な捕獲方法による後継者不足と生態系の変化が関係しているのです。
住処は干潟に1mほどの中にある巣穴
ひっかけ漁と呼ばれる特殊は方法でなければ釣ることが難しいムツゴロウは、非常に警戒心の強い野生生物です。干潮になると干潟で飛び跳ねる姿も見られますが、満潮の時には巣穴の中に隠れてしまいます。
泳ぎは苦手なのですが、陸上に上がりすぎて体の表面が乾いてしまうと、今度は呼吸ができず死んでしまいます。そのためムツゴロウは干潟の柔らかい泥地に1mほどの穴を掘り、満潮時や夜間はその穴の中でじっとしています。
ただし深さ1mもある泥の中で暮らすことができるのは、ムツゴロウ特有の呼吸方法があるからです。ちなみにムツゴロウの呼吸方法は2つあります。
1つは体の表面にある皮膚から水の中に含まれる酸素を吸収する方法です。そのため水分を多く含む干潟の泥は、ムツゴロウの皮膚呼吸に適しています。
もう1つは、口の中に水をためる方法です。基本的にムツゴロウは動くことが苦手なので、他の魚種に比べると少ない量の酸素で十分生きられます。そのため穴の中にいても、水に含まれるわずかな酸素で呼吸ができます。
ただし体長わずか15cm程度のムツゴロウが深さ1mの巣穴に住むのは、見た目からは想像がつかないムツゴロウの意外な生態が関係しています。
ぽってりとした見た目からおとなしい性格のイメージがあるムツゴロウですが、実は非常に縄張り意識が強く攻撃性も強いです。ムツゴロウの縄張りは直径2m範囲なのですが、縄張りに侵入すると激しく攻撃をしてきます。
例えば干潟に生息するハゼ科のトビハゼも、ムツゴロウの攻撃対象になります。体の大きさがムツゴロウの半分しかないトビハゼは、エサの競合も起こらないため、ムツゴロウにとっては無害な存在です。
ところがムツゴロウの縄張りにトビハゼが入ってくると、ムツゴロウは自分の体の半分しかない小さなトビハゼに対して容赦ない攻撃をしかけてきます。
ちなみに同じエサを食べるヤマトオサガニに対するムツゴロウの攻撃は、トビハゼに対する攻撃よりもさらに凶暴です。ヤマトオサガニは甲長約4cmの小型のカニですが、ムツゴロウと同じく干潟の泥に穴を掘り、エサも同じものを食べます。
そのためヤマトオサガニを見つけたムツゴロウは、巣穴から飛び出し激しい攻撃でヤマトオサガニを追い払います。
このようにムツゴロウはのんびりとした動きとは裏腹に、非常に攻撃性の高い魚なのですが、天敵である人間に対する対応は真逆です。
人間の気配を感じただけでもすぐに巣穴の奥に逃げ込んでしまいますし、縄張りの中に入ってきても外に出て攻撃をしかけてくることはありません。
これらのことからもわかる通りムツゴロウの深すぎる巣穴は、1つは呼吸のため、もう1つは人間を含む天敵から身を守る最強の防御方法のために作られていたのです。
陸上で行動することもできる
泳ぎが大の苦手であるムツゴロウは、腹びれを使って器用に陸上を移動します。ムツゴロウの腹びれは移動のほかにも、敵を攻撃したり威嚇するときに使います。
また婚活シーズンになると、求愛のために腹びれを使います。求愛行動はオスのみに見られますが、腹びれを使って陸上で飛び跳ねます。動きの良いオスほどモテるため、普段は動かないムツゴロウもこのときばかりは勢いよく動き回ります。
このように魚でありながら陸上で自由に行動ができるのも、珍しい呼吸方法と特殊な生態が関係します。ちなみに時々泥に体をこすりつける行動が見られますが、これは皮膚呼吸のために体を濡らしているだけです。
珪藻を好んで食べる
珪藻(けいそう)とは、淡水や海水に生息する藻の一種です。想像以上に気が荒いムツゴロウですが、生態系の中ではもっともエコな草食系の魚です。
水底や岩などに生える珪藻を食べるため、ムツゴロウの下顎はそぎ取りやすいようシャベル状になっています。しかも1度に効率よくエサをたべるために、ムツゴロウの口は大きいです。
珍しい魚・ムツゴロウって美味しいの?
生態系の変化によって絶滅の危険も指摘されているムツゴロウですが、有明海や八代海がある九州地方では、古くからムツゴロウを使った郷土料理があります。
ムツゴロウ自体が珍しい魚なのでレシピもほとんど紹介されていませんが、身に脂がしっかりとのっているので、地元では「初夏が旬の美味い魚」として知られています。
ウナギのような味
身が柔らかく脂が多いムツゴロウの味は「鰻に似ている」といわれることが多いです。独特な見た目からは高級魚の鰻によく似た味とは思えないのですが、身の性質が似ているため、地元では昔から「味が似た魚」と認識されています。
珍しい魚・ムツゴロウのおすすめ料理方法
ムツゴロウは街のスーパーで簡単に手に入る魚ではないので、どんな魚料理が合うのか想像がつかないかもしれません。ただしムツゴロウは味が鰻に似ているため、和食系の魚料理にすると美味しいです。
一般的な食べ方は蒲焼
ムツゴロウの料理方法で最もスタンダードなのが蒲焼です。ムツゴロウ料理で有名な佐賀では、ムツゴロウの蒲焼も郷土料理の1つに挙げられます。
素焼き
「脂っぽい」という特徴が名前の由来にあるムツゴロウは、素焼きにする料理方法も人気があります。ただしムツゴロウの見た目が苦手な人には、そのままの姿で出てくる素焼きにびっくりする人も多いです。
甘露煮
九州の郷土料理に欠かせない甘露煮も、ムツゴロウの人気の料理方法です。ただしこちらも見た目にやや問題があるため、慣れていない人には食べるまでのハードルが高いかもしれません。
珍しい魚・ムツゴロウが購入できる場所
ムツゴロウは漁獲量の減少や特殊な生態系ゆえにあまり見かけることがない珍しい魚ですが、九州では郷土料理として昔から食べられているため、個人向けに販売している店もあります。
道の駅 鹿島・千菜市
佐賀県にある道の駅鹿島は、ムツゴロウが住む有明海の干潟が目の前に広がっている道の駅です。道の駅では有明海の絶景が楽しめる干潟展望台や干潟で泥まみれになる体験メニューもあり、干潟観光の人気スポットでもあります。
お目当てのムツゴロウ料理は、千菜館内のむつごろう工房にあります。1番人気は1個60円のムツゴロウコロッケで、地元客にも人気のメニューです。
なお、むつごろう工房では、ムツゴロウコロッケが入った手作り弁当も人気です。コロッケのほかにも魚・肉・野菜などのおかずがぎっしり詰まって値段が1個550円なので、早い時間に完売することもよくあります。
住所 | 佐賀県鹿島市大字音成甲4427-6 |
電話番号 | 0954-63-1768 |
ネットショップでもムツゴロウの加工品を入手可能
死んだ直後から味が落ちてしまうムツゴロウですが、身の柔らかさと鰻のような味が人気のため、生鮮品よりも加工品の方が個人向けには多く流通しています。
おすすめの料理方法でも紹介したムツゴロウの甘露煮も加工品として販売されていますし、真空パックされたムツゴロウの蒲鉾なども人気商品です。
最近ではムツゴロウの出汁をつかったムツゴロウラーメンなども人気で、お取り寄せ商品として注目されています。こうしたムツゴロウの加工品は、ネットショップで簡単に入手することができます。
珍しい魚・ムツゴロウ料理を頂ける店
ムツゴロウは日本国内での分布域が限られているため、ムツゴロウ料理を提供する店そのものが珍しいです。
ただし昔からムツゴロウ漁が盛んな佐賀では、佐賀の郷土料理にムツゴロウを使います。そのため佐賀の郷土料理店では、美味しいムツゴロウ料理をグランドメニューにしている店もあります。
もちろんムツゴロウは佐賀名物ですから地元・佐賀の方がおすすめ店も多いですが、東京でも珍しいムツゴロウ料理を出す店があります。そこでムツゴロウの本場・佐賀と東京のおすすめ店を紹介します。
九州郷土料理 赤坂有薫
九州郷土料理赤坂有薫(あかさかゆうくん)は、東京・赤坂見附駅から徒歩1分の場所にあります。東急プラザ赤坂の3階にある有薫は、東京にいながら本格的な九州郷土料理を食べることができる人気店です。
宴会や接待にも使われる有薫では筑後コース・九州コース・対象極味コースの人気3コース料理のほかにも、フグ鍋コース、アラ鍋コースがあり、1年を通して九州の旬の料理を味わえます。
もちろん単品メニューも九州郷土料理がずらりと並んでおり、季節によって変わる「旬のおすすめ」にはムツゴロウを使った絶品料理があります。
ムツゴロウ料理といえば塩焼き・蒲焼が定番ですが、有薫では塩焼き・蒲焼のほかにムツゴロウの唐揚げもあります。さらにおすすめは、ムツゴロウ料理の中でも珍しい刺身です。
名前の由来となった脂ののったムツゴロウの身は、刺身にすると旨味がより一層強く感じられます。なおムツゴロウの刺身は、新鮮なムツゴロウを手に入れることができる有薫ならではの逸品です。
住所 | 東京都千代田区永田町2-14-3東急プラザ赤坂3階 |
電話番号 | 03-3592-0393 |
蔵 KURA
本格的な佐賀料理を和モダンな店内でカジュアルに楽しむことができるのが、佐賀市大財にある蔵KURAです。蔵KURAは「美味い日本酒と魚が楽しめる店」として地元客に人気があります。
A5ランクの佐賀牛や焼き鳥など肉料理のメニューも人気なのですが、やはり一番人気があるのは有明海や玄界灘でとれる魚介類を使った料理です。
もちろん有明海で獲れるムツゴロウも刺身で食べることができます。ムツゴロウの刺身は活きたまま仕入れが可能な佐賀ならではの絶品料理なので、蔵KURAに行ったら迷わず注文してみてください。
住所 | 佐賀県佐賀市大財1-3-19 |
電話番号 | 0952-24-3030 |
ムツゴロウは魅力的な魚!
日本では有明海など限定された地域でしか獲れないムツゴロウは、見た目からは想像がつかないいろいろな魅力を持っています。
絶滅の危険がある生物といわれているムツゴロウですが、ムツゴロウが住む干潟を守り乱獲をしなければ、いつの日か昔のような個体数に戻ることでしょう。
なお見た目は変わったムツゴロウですが九州を代表する美味しい魚の1つなので、九州旅行に出かける際は有明海まで足を運び、珍しいムツゴロウ料理を1度試してみてはいかがですか?