関東の定番【水戸納豆】おすすめ7選！わら納豆やお土産向けも

大豆を材料としている伝統的な食材・納豆は、関東の水戸納豆が人気です。大豆は健康食材として人気ですが、大豆をそのまま調理する食べ方よりも発酵食材・納豆にする食べ方の方が実は体に良いということをご存じでしょうか?

そもそも水戸納豆を含む納豆食材の原料あh「大豆」です。大豆は「食べる万能薬」として古くから日本で食べられてきた食材ですが、その大豆に納豆菌を加えて発酵させて作る納豆は、大豆よりも豊富な栄養成分を含んでいます。

保存ができる大豆保存食品として重宝されてきた納豆は全国各地で作られていますが、中でも茨城・水戸納豆は全国でもトップクラスの人気があります。

お土産におすすめの茨城・水戸納豆は、誕生当初から人気があったわけではありません。そもそも縄文時代には水戸納豆の原料である大豆の栽培がおこなわれていましたし、納豆菌を持つわら（稲）も同じ頃に栽培が始まったといわれています。

納豆の起源については定かではありませんが、最も古い記録では平安時代の書物に納豆の文字が確認できるので、少なくとも平安時代には納豆レシピが存在していたといえるでしょう。

これだけ歴史の古い納豆なので茨城に限らず全国各地で納豆作りは行われてきましたが、なぜ茨城・水戸納豆は全国でも有名な納豆ブランドとなったのでしょうか?

水戸納豆発祥の地である茨城・水戸エリアは、昔から専業農家の割合が非常に高い地域です。そのため水戸納豆作りに欠かせない大豆とわらが手に入りやすい環境であったことが、茨城・水戸納豆を有名にした1つの要因といえます。

そんな水戸エリアは水害が起こりやすい地域だったので、被害を受けずに収穫ができる小粒大豆を主に作ってきました。

当時の納豆は大粒大豆が主流でしたので水戸エリアで作られる小粒・水戸納豆は非常に珍しいものでした。そんな小粒納豆は地元では定番でしたが、「茨城のお土産といえば水戸納豆」といわれるようになるのは、茨城・水戸納豆が誕生してからずいぶんあとのことです。

大粒納豆が主流だった時代に小粒の茨城・水戸納豆がお土産として人気となった理由は、「常磐線が開通したから」です。

今では茨城・水戸納豆の影響で大粒タイプより小粒タイプの方が人気ですが、明治時代に常磐線が開通するまでは小粒タイプの納豆はほとんど知られていませんでした。

それが常磐線が開通すると多くの観光客が茨城を訪れるようになり、お土産として販売していた小粒タイプの茨城・水戸納豆が広く知られるようになります。

「茨城に小粒でおいしい納豆がある」との評判がお土産としての茨城・水戸納豆の認知度を高め、おいしいと評判の茨城・水戸納豆が小粒タイプ納豆であることから、小粒納豆の人気も高まったのです。

現在の茨城・水戸納豆はわらではなくパック納豆が主流ですが、納豆のための小粒大豆の品種改良を積極的に行うなど産地ならではの努力も続けています。

お土産やギフトには「昔ながらのわら水戸納豆」、毎日食べるなら「好みの豆サイズで作られた水戸納豆」というように、水戸納豆は食べ方に注目して選ぶのがおすすめです。

水戸納豆はわざわざ店に行かなくてもお取り寄せができるので、栄養満点な水戸納豆で健康維持を図りたい人にも人気があります。

「だるま納豆 国産小粒納豆」は、昔ながらの茨城・水戸納豆の味と製法にこだわったおすすめ納豆です。原材料である大豆は日本最古といわれる大豆の原種「農林一号」ですし、遺伝子組み換えをしていない茨城産大豆を100％使用しているので安心して食べられます。

さらに薬味を加えなくてもおいしい納豆に仕上げるため、たれにこだわっている点もおすすめポイントです。おいしい水戸納豆用のたれとして改良してきた「だるま納豆 国産小粒納豆」のたれですが、納豆だけでなく料理用のたれとしても使えます。

小粒タイプが定番の茨城・水戸納豆ですが、大粒タイプもあります。大粒タイプの茨城・水戸納豆の中でおすすめなのが、茨城県産大豆種・たちながはを使用した「天狗納豆 茨城県産大粒たちながは パック納豆」です。

たいながはは枝豆よりもやや大きめサイズなのが特徴で、「天狗納豆 茨城県産大粒たちながは パック納豆」は食べ応えのある納豆が好みの人に人気があります。

濃厚な大豆の味が楽しめるのが「天狗納豆 茨城県産大粒たちながは パック納豆」の特徴で、付属のたれやしょうゆを加える定番の食べ方もおすすめですが、塩を加える「塩納豆」という食べ方にすると甘みが増すのでおすすめです。

細かく刻んで食べやすくすれば納豆巻きにもできますし、大粒タイプなのですりおろして納豆汁にするなど納豆のアレンジレシピも楽しめます。

「天狗納豆 水戸元祖 天狗納豆」は、生豆の状態で5.5mm以下という大豆種「極小粒大豆」を使用したおすすめの茨城・水戸納豆です。極小粒納豆は納豆菌が付着している面積が多いですから、納豆特有のねばりが強くなります。

しょうゆを少量加えて混ぜるとさらに強いねばりが出てくるので、おいしい納豆ご飯を食べたい人におすすめです。「天狗納豆 水戸元祖 天狗納豆」は昔ながらのわら納豆なので、納豆から出る余分な水分をわらが吸収してくれます。

そのため時間が経つほど納豆の旨味が増しますし、極小粒大豆ならではのほど良い歯ごたえが楽しめる点もおすすめです。

創業100年の歴史を持つ老舗水戸納豆店・天狗納豆には、ギフトやお土産に喜ばれる「天狗納豆 納豆 白梅」もあります。天狗納豆で人気のわら納豆4種に、地元で人気のそぼろ納豆とおつまみにもなるほし納豆を詰め合わせにしたおすすめセットです。

茨城・水戸納豆は大豆の種類によって味や食感の違いがあるので、4種類のわら納豆で食べ比べをすれば水戸納豆の新たな魅力にも出会えるでしょう。

ちなみに4種のわら納豆には、「極小粒納豆」「小粒すずまる」「大粒たちながは」「黒豆ひかりぐろ」の4大豆種が使われています。

「トーコーフーズ 豆殿」は、ほとんど市場に流通しない希少在来大豆種・黒小粒大豆で作ったおすすめ納豆です。茨城・常陸太田市内にある自社畑で育てた厳選黒小粒大豆のみを使用しているので、おいしいだけでなく安心＆安全に食べられるところも魅力に挙げられます。

100年以上の伝統的な製法にこだわりつつも、新種の納豆菌を使うことによって食味の良さとねばりを再現している点もおすすめです。しょうゆを加える定番の食べ方も人気ですが、わさびを添えて食べると酒の肴にもなります。

大正元年創業の老舗水戸納豆店・トーコーフーズでは、お酒のおつまみにぴったりな「トーコーフーズ 豆武将」も人気です。遺伝子組み換えを行っていない安全な国産大豆を100％使用しているので、子供にも安心して食べさせられます。

また一般的な納豆ではなく糸を引かないドライタイプなので、いつでも気軽に食べられる点もおすすめです。フレーバーは一番人気のうす塩味にピリ辛味、わさび味、しょうゆ味、梅味、沖縄黒糖味、チョコ味（冬限定フレーバー）の7種類あります。

おいしい茨城・水戸納豆をギフトに選ぶなら、全国納豆鑑評会優秀賞受賞の「水戸納豆 水戸納豆 雪あかり」がおすすめです。濃厚な味が特徴の宮城県産ミヤギシロメ大豆を使用した「水戸納豆 水戸納豆 雪あかり」は、ほど良い食味とねばりの強さが楽しめます。

付属のたれは高級食材として有名な宗田鰹節をメインに、煮干し・鯖節・かつおエキスを加えた深みのある味です。からしにもこだわっており、水飴と醸造酢を加えることで納豆に合うからしに仕上げています。

蓋を開ければ食べられる個別パックタイプなのでそのままテーブルに出せますし、専用パッケージを使用しているのでギフトにおすすめです。

茨城名物・水戸納豆は大豆の種類によって違った味が楽しめるので、何も加えずシンプルに食べる食べ方も人気です。何も加えずに茨城・水戸納豆を食べる場合は、「賞味期限ぎりぎりで食べる」がおいしい食べ方のポイントになります。

ちなみに「薬味を入れて楽しむ」も納豆のおいしい食べ方ですが、大豆の種類によっていろいろな味が楽しめる茨城・水戸納豆はおすすめの薬味もバラエティーが豊富です。

一般的にはネギが薬味の定番ですが、茨城・水戸納豆は風味の良い「ごま」が定番の薬味になります。マイルドになる卵黄も人気ですし、卵黄にシラスを加える薬味も人気です。さらに豆板醤、梅干し、粉チーズ、明太子なども、茨城・水戸納豆の薬味として人気があります。

水戸納豆には粒の大きさだけでも「小粒水戸納豆」「大粒水戸納豆」「極小水戸納豆」がありますし、希少な豆を使った高級水戸納豆やお土産に人気のわら水戸納豆などもあります。

どのタイプの水戸納豆も食べ方でおいしさが変わりますし、糸を引かないドライタイプ水戸納豆もあるので、食べ方に注目して選ぶのも良いでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。