GWの恒例行事・博多どんたくを楽しもう!見どころやアクセスをまとめました

GWの恒例行事・博多どんたくを楽しもう!見どころやアクセスをまとめました

博多のGWを代表する風物詩的お祭り「博多どんたく」をご存知でしょうか?今回は、古くから博多市民に愛されてきたお祭り「博多どんたく」に関する情報を様々な点からまとめました。博多どんたくを最大限に楽しむためにも、見どころやアクセスを事前にチェックしておきましょう!

記事の目次

  1. 1.博多市民にも大人気の祭り「どんたく」は下調べも重要
  2. 2.博多のどんたくの前夜祭は福岡国際センターで開催
  3. 3.博多のどんたくの絶対見ておきたい見どころ 
  4. 4.GWに開催!博多のどんたくのパレードについて 
  5. 5.「博多駅前どんたくストリート」ははかた駅前通りで開催
  6. 6.博多のどんたくの演舞台は市内30か所以上で開催
  7. 7.博多のどんたくの有料観覧席やグッズも
  8. 8.博多のどんたく隊になるには? 
  9. 9.博多の名物行事「どんたく」を楽しみつくそう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

博多市民にも大人気の祭り「どんたく」は下調べも重要

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博多に住む人々に古くから愛されてきた大きなお祭り「博多どんたく」をご存知でしょうか?博多どんたくは毎年GWの5月3日と4日に開催されるお祭りで、その動員数は国内でも最大級となっています。初めて博多どんたくが開催された1962年から毎年行われ続け2019年には第58回目を迎えました。

博多どんたくは博多市民はもちろん福岡県外からも多くの観光客が一目見ようと訪れる大人気のお祭りです。博多どんたくを最大限に楽しもうと思ったら博多どんたくに関する情報の下調べが欠かせません!今回は、博多どんたくに行く前に知っておきたいあらゆる情報を分かりやすくまとめました。

博多どんたくにまつわるお話やお祭りの見どころ、会場へのアクセスなど細かいところまでまとめましたので、初めて行かれる方はもちろん、行ったことがある方もぜひチェックしてみてください。

博多のどんたくの起源は歴史のある「博多松囃子」

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博多のGWの風物詩ともなっている博多どんたくは、治承3年(1179年)に始まったとされる「松ばやし」を起源としています。約830年もの歴史を持った伝統的な行事で、当初の行事の様子は貝原益軒によって記された『筑前国続風土記』に書き残されています。

『筑前国続風土記』によると、今に伝わる博多どんたくは元々平安時代に京都御所でお正月に行われていた行事が伝わったものとされています。源平時代を過ぎたころ、この京都御所で行われていた行事が博多の地でお正月の15日に祭囃子として行われたことが博多どんたく始まりの起源です。

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これ以降、行事や賑わいごとを愛する博多市民によってより盛り上がったものへと発展されていきました。ある文献によると、現在の福岡県北西部にあたる筑前の領主となった小早川秀秋のお城へ、博多の町人がお正月のお祝いに祭囃子を仕立てて訪れたということもありました。

それ以降、藩や町同士の交流として祭囃子などの行事ごとが行われ、山笠を用いったより大きなものへと発展していきました。この行事ごとは、明治5年に新政府からやってきた県知事によって中止とされてしまいましたが、明治12年に現在に名前の残る「博多どんたく」として再開されました。

この「博多どんたく」の名前は、オランダ語で休日を意味する「Zondag(ゾンターク)」が由来であると伝わっています。

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その後、博多どんたく祭りは戦争の影響で一時中断となります。しかし戦後の昭和21年5月にはお祭りではなく「松ばやし」と「どんたく」のみが復活し、戦後の復興もままならない街に散らばる瓦礫の中を、賑やかな音色を響かせ練り歩いたと言われています。

この時の「松ばやし」と「どんたく」には戦争の被害を免れた太鼓や三味線を使用し、ハリボテの馬を首から下げて練り歩いたと伝わっています。この時のどんたくと松ばやしは生活も厳しかった当時の人々を笑顔にして盛り上げ、戦後の復興へ大きな勇気を与えました。

翌年には福岡商工会議所の人々が中心となり年一度の無礼講行事として博多どんたくが復活します。博多どんたくは賑やかな音色と熱気で街を盛り上げ、年々大きなお祭りへと進化していきました。

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こうして年一度の無礼講行事として広まったどんたくは、昭和37年に市民総参加の「博多どんたく港まつり」となります。毎年GWの3日と4日に様々な仮装で街を練り歩き、舞台での舞いや踊りを鑑賞する博多どんたくは、町中を賑やかな雰囲気に染め上げます。GWの風物詩とも言える最大行事です。

博多どんたくの最大の見どころといえる「博多松ばやし」も、古い起源を持った行事です。4つの流れで構成される博多松ばやしは、博多どんたく祭りのパレードの幕開けと共に賑やかな音色で人々の心を浮き立たせ、街中を駆け巡ります。どんたく祭りの始まりを思わせる伝統行事です。

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博多どんたくの見どころでもある「博多松ばやし」は国選択無形民俗文化財にも指定されています。福神・恵比須・大黒の三福神それぞれの流れと稚児流、合わせて4つの流れが博多中を駆け回ります。

福神は福禄寿で、張り抜きで作られた長い頭を被り白無垢を着た上に黄色い絹の打掛、唐うちわを手に持っています。夫婦恵比寿のうちの男恵比寿は烏帽子をかぶり右手に釣り竿、左わきに大きな鯛を抱いています。女恵比寿は天冠を被り左手に玉と扇を持ち、赤い袴を履いています。

大黒神は絹で作られた黄色の頭巾を被り、緞子(どんす)の服に白袴を履き紗金の施された袋を担ぎ、さらに財運を表す打ち出の小づちと五穀豊穣を表す米俵を左右に載せた馬に乗っています。これらの馬のそばを鮮やかな衣裳を着た行列が囲み、舞や地謡、ツヅミで盛り上げています。

博多のどんたく会場へのアクセス

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博多どんたくは、GWの初日である5月3日と5月4日の2日間に分けて開催される大きなお祭りです。GWと博多どんたくの日程が重なっているため、博多どんたく祭りに関係なく周辺道路が混雑します。博多どんたく祭り専用の駐車場なども用意されないため、車で行く方はアクセスに注意が必要です。

博多どんたく祭りは、一日約100万人、二日間合わせて総動員数200万人を超える日本でも最大規模のお祭りです。特に、博多どんたく祭りへ初めて行く方は予想以上の混雑であることを想像した万全の準備が必要です。予め予想混雑情報などのアクセス情報をチェックしてから出かけましょう。

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まず、博多どんたく祭りへ行く場合は公共交通機関でのアクセスをお勧めします。博多どんたく祭りへ電車でアクセスする場合はJR博多駅すぐ、もしくは博多市内各所へ延びる路線を利用しましょう。

博多どんたくへ車でアクセスする場合は福岡都市高速「博多駅東IC博多駅東IC」から国道385号を経由して約3分の場所がメイン会場となります。周辺には専用駐車場がないため事前に駐車場の位置を確認しておきましょう。メインストリート近くの駐車場は満車になるため事前に確認しておきましょう。

博多どんたくの中心会場となる天神周辺は満車になりやすく、博多どんたくの開催時期に合わせて駐車料金が高く設定される場合もあります。博多どんたくへ行く場合には天神を目指さず、少し外れた東区香椎や箱崎の周辺を目指してのアクセスもお勧めです。そこから電車に乗って移動しましょう。

博多のどんたくの混雑状況や交通規制

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博多のみならず全国各地から様々な人々が集う博多どんたくは、GWと重なることもあり会場周辺の道路が非常に混雑しアクセスが難しくなります。博多どんたくのメイン地となる天神・博多駅周辺はもちろん、国体道路や渡辺通り、昭和通り、大博通り、その他の近辺道路もひどく混雑します。

さらに、GWに開催される博多どんたくに合わせてアクセスをより簡単なものにするための交通規制も行われます。2019年に行われた「第58回博多どんたく港まつり」では、どんたくストリートと呼ばれるはかた駅前通りで5月3日に10:00から11:30、5月4日に10:00から13:00の交通規制が敷かれました。

どんたく広場と呼ばれる明治通りでは、呉服町交差点西詰から天神交差点東詰にかけて5月3日は13:00から19:00、5月4日には15:00から20:00までの間にアクセス分散のための交通規制が敷かれました。

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博多どんたくでは車でアクセスする人々による渋滞はもちろん博多どんたくを楽しみに訪れる人々でも混雑します。2日間の総動員数200万人を超える最大規模の行事であるため、どんたくパレードの行われるどんたくストリートでは早朝からレジャーシートを持ち出して場所取りをする人々もいます。

パレードを座ってじっくりと楽しみたい方は早めの場所取りをお勧めしますが、立って楽しむだけで十分という方は、1時間から2時間前の場所取りでも十分に楽しめます。博多どんたく祭りでは、賑やかな屋台やお店の出店も行われているため、のんびり散策しながら行事を楽しむのもお勧めです。

博多のどんたくの前夜祭は福岡国際センターで開催

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GW初日の5月3日と5月4日の2日間に分けて開催される国内最大級の行事・博多どんたくですが、5月2日に前夜祭が福岡国際センターで開催されます。2019年の第58回では16:30から20:30にかけて行われ稚児舞の奉上やどんたく隊による演技、藤あや子さんや北島兄弟などゲストを迎えて祝われました。

この前夜祭は翌日から開催される博多どんたく祭りの開催を祝うもので、毎年本番の前日に振興会役員やスペシャルゲスト、どんたく隊、芸能人、そして来場市民によって賑やかに開催されます。

この前夜祭に参加するためには無料の入場整理券が必要です。毎年4月の中旬から福岡商工会議所やパサージュ広場にある西日本新聞社、RKB毎日放送、博多港ポートタワー横にあるベイサイドプレイスなどで配布されるため、博多どんたく祭りを前夜祭まで楽しみたい方はぜひ入手しておきましょう。

博多のどんたくの絶対見ておきたい見どころ 

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続いては、国内最大級の行事・博多どんたく祭りで絶対に外せない見どころをまとめてご紹介します。200万人を超える人々が集まる大きな行事ごとである博多どんたくは、見どころ満載のお祭りです。GWを賑やかに盛り上げる行事として、九州旅行に組み合わせて計画を立てるのもお勧めです。

博多どんたくの最大の見どころは、やはり「どんたくパレード」にあります。博多市内の団体をはじめ、企業や消防隊、自衛隊、学生団体、幼稚園生、外国人団体、その他九州含め県外各地から集まった「どんたく隊」が、コスチュームも踊りも様々に個性的なパレードを作り練り歩きます。

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このどんたくパレードの見どころの一つ「花自動車」は、大型の車に華やかに花を飾り付けたもので、この花自動車もどんたくパレードを盛り上げます。日中はどんたくパレードを鮮やかな装飾を付けた車で盛り上げ、夜には賑やかに装飾されたライトが通りを明るく華やかに照らし出しています。

どんたくパレードの見どころの一つである花自動車には、実際に乗車することもできます。これはパレードに参加したいけれども歩くのが苦手な方や小さな子供に喜ばれる嬉しい仕様となっており、事前抽選によって参加者が決まります。花自動車を楽しみたい方はHPをチェックしておきましょう。

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この、博多どんたくの見どころの一つとして祭りを盛り上げる「花自動車」の歴史は明治時代にまで遡ります。現在の博多どんたくで花自動車を走らせる西日本鉄道の前身であった諸企業が、新路線の開通に合わせて走らせていたことが由来とされ、花自動車は祝い事の象徴となっていました。

戦争によって一度取りやめとなっていた博多どんたくが復活した後、昭和21年から昭和23年頃に戦災の残る街に灯をともそうという思いから、電飾を取り付けた賑やかな花自動車が走るようになりました。現在は車体にキャラクターのデザインも施され、博多どんたくをより盛り上げています。

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博多どんたくの見どころと言えば、「露天・屋台」も外せません。どんたくパレードが行われる通りの周辺はもちろん、市内各地に置かれた演舞台の周辺にも露店や屋台が出されます。美味しいご飯やお菓子はもちろん、通常のお店が出展しフェアやセールをしている場合もあるため要チェックです。

博多どんたくの見どころ・楽しみ方の一つとして、どんたくの写真コンクールに参加するのもお勧めです。「どんたく写真コンクール」では、パレードや演舞台、祭りの中の一風景、スナップなどの写真が公募されます。お祭りを楽しむ中で撮影したイチオシの写真をぜひ応募してみてください。

また、どんたくの見どころの一つとして人気のどんたく隊パレードでは、パレードを歩くどんたく隊での一番人気を決める「どんたく隊人気コンクール」も開催されます。一緒にお楽しみください。

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博多どんたく祭りでは、最終日の5月4日に「総踊り」が開催されます。これは老若男女、国籍を問わず様々な人が踊る飛び入り参加のお祭りです。博多どんたくの熱気と共に博多どんたくと博多カッチリの2つの民謡に合わせてしゃもじを打ち鳴らし踊るといったもので、最大の盛り上がりを見せます。

博多どんたくで最大の盛り上がりを見せるこの「総踊り」は、どんたく広場と新天地どんたく演舞台、そして各地区に置かれた特設会場で行われます。どんたく広場では18:50頃から、新天地どんたく演舞台では20:00頃から総踊りが始まります。少し早めに行くと練習もできるのでお勧めです。

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博多どんたく祭りの見どころの一つと言っても過言ではない「どんたくナイトクルーズ」は、博多どんたくの最終日、ベイサイドプレイス博多から出航するクルーズ船に乗って博多湾の夜景とどんたく祭りで盛り上がる博多市内を眺めるといった、博多どんたくの特別な楽しみ方ができるものです。

この博多どんたくを異なる視点から楽しめる「どんたくナイトクルーズ」は、なんと乗船料無料となっています。約1時間の間楽しめるこのクルーズで贅沢な夜景と博多どんたくを眺めたい方は、事前に往復はがきで申し込みましょう。博多どんたくの異なる一面を見られる見どころ満載クルーズです。

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さらに、福岡ソフトバンクスホークスではこの博多どんたくに合わせた公式戦が「どんたく博多デー」として行われることがあります。オリジナルにわか面と限定タブロイド紙、オリジナル応援しゃもじのプレゼントや、様々なイベントが試合に合わせて実施される見どころたっぷりの試合です。

試合会場を色とりどりの衣装に身を包んだどんたく隊が練り歩き、博多名物である辛子明太子の色をした風船が場内を飛び回ります。試合終了後には勝敗に関わらず花自動車が走り花火が打ち上げられるなど、野球に詳しくない人でも思いっきり楽しめてしまう豪勢な試合となっています。

さらに、会場では博多織をモチーフにした限定グッズや、オリジナルキャラクター・ふうさんとこふうさんの限定グッズも登場します。福岡ソフトバンクスホークスファンにはたまらない試合です。

どんたく広場で打ち上げられる花火

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GW開催の博多どんたくの見どころの一つとして忘れてはいけないのが「花火」です。博多どんたくの最終日である4日に盛大に打ち上げられるこの花火は、2日間盛大に盛り上がった博多どんたくのシメとしてGWの夜空を華やかに彩り、その年の博多どんたく祭りの最後を美しく終わらせます。

最終日に行われるこの花火は、5月4日の20:00から21:00までの1時間の間に博多ふ頭の先にある波止から打ち上げられます。ベイサイドプレイスにある博多ふ頭の小さな公園に陣取ると真正面から花火を楽しむことができますが、たくさんの人が集まるため30分前には場所取りをしておきましょう。

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博多ふ頭へ天神からアクセスする場合は車で5分、または「天神ソラリアステージ前2A」から90番のバスに乗車して約10分です。JR博多駅からアクセスする場合は車で10分、または「博多駅シティ銀行前F」から99番のバスに乗車して約20分です。

福岡空港から直接アクセスする場合は車で約20分、または福岡空港から「博多駅」まで地下鉄に乗車し、その後西鉄バスに乗り換えて約20分です。どんたく祭りでは道が混雑し駐車場も満車になるため、早めの移動を心掛け、できるだけ公共交通機関を利用してアクセスするのがお勧めです。

GWに開催!博多のどんたくのパレードについて 

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続いて、博多どんたくで大きな盛り上がりを見せる「どんたくパレード」についてご紹介します。博多どんたくで行われるパレードは、伝統的な衣装に身を包んだグループや音楽隊、チアリーディングやバトンなど鮮やかな衣裳に身を包み様々な芸を見せてくれる大盛り上がりの楽しいイベントです。

GW開催の博多どんたく祭りは博多市内の全体で行われますが、このパレードが中心的に行われるのは「どんたく広場」で、5月3日、4日とも午後から夜にかけて5、6時間の間パレードが開催されます。博多どんたくで配布されるパンフレットにはそれぞれのグループの登場時間も記載されています。

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博多どんたくで行われるパレードの中心会場となる「どんたく広場」は「明治通り」です。地下鉄箱崎線「呉服町駅」から地下鉄箱崎線「天神駅」にかけて、パレード用に閉鎖された空間で盛大に行われ、このパレードを楽しむために多くの人々が押し寄せ大きな盛り上がりを見せます。

「明治通り」までのアクセスは、福岡空港からの場合は空港から「中州川端駅」へ向かい、そこから乗り換えて地下鉄箱崎線「呉服町駅」で降りると会場である明治通りのすぐ近くになります。JR博多駅を利用の場合のアクセスも福岡空港からのものと同じとなっています。

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博多どんたくでは多くの人々が不思議なお面を頭につけしゃもじを手にしている様子を見ることができます。このお面は「にわか面」といい、博多に伝わる伝統芸能「博多仁和加」で使用されるものです。博多仁和加とは博多弁での会話の最後に面白いオチをつけるというユーモアのある即興劇です。

日常会話やその時の政治話などを取り入れた即興劇として、江戸時代から明治時代にかけて宴席や路上などで行われていたこの「博多仁和加」で使用されていたにわか面が、自然と博多どんたくにも取り入れられていき、博多仁和加の劇のように多くの人が笑顔になるお祭りとなりました。

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博多どんたくや総踊りでは多くの人々が手にしゃもじを持ち打ち鳴らして踊ります。このしゃもじは、食事の準備をしていた女将さんがどんたく祭りのお囃子の音に釣られてしゃもじを手にしたまま現れそのまましゃもじを打ち鳴らしながらどんたくのお囃子に加わったのが由来と言われています。

この他にも、当時笛や太鼓などの高価な楽器を手に入れることができなかった人々が身近にあるしゃもじや鉄鍋で音を立ててどんたくのお囃子に参加したことが由来とも言われています。男性は踊り女性はすぐそばにあるもので賑やかな音を打ち鳴らすなどして気軽に楽しんだ様子が思い浮かびます。

博多どんたくはしゃもじなしでも十分に楽しめます。ですが、どんたくの焼き印の入ったしゃもじなども販売されているため博多どんたくの一体感をより楽しみたい方はぜひ手に取ってみてください。

博多松囃子のスタート地点 

Photo by x768

博多どんたくのパレードは、福神・恵比須・大黒の三福神が馬に乗って練り歩く「博多松囃子」からスタートします。このパレードのスタート地点は呉服町交差点から福岡市役所に向かって伸びる約1.2kmのどんたく広場(明治通り)で、住所は福岡市博多区綱場町2となります。

博多松囃子のゴール地点

Photo by x768

この博多松囃子が終わるゴール地点が博多市役所の前で、住所は福岡市中央区天神1-8-1となります。それぞれ地下鉄の降車場所がすぐ近くにあるため、パレードの始まりを見たい方、最後の部分を見たい方は地下鉄を利用しての移動もお勧めです。

「博多駅前どんたくストリート」ははかた駅前通りで開催

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GW開催の博多どんたくの見どころの一つであるパレードは、どんたく広場の他に「はかた駅前通りどんたくストリート」でも開催されます。これはJR博多駅から徒歩8分ほどの場所にあるはかた駅前通りで開催されるもので、午前10:00頃からお昼にかけて音楽隊や伝統芸能を見ることができます。

この「はかた駅前通りどんたくストリート」のパレードは福岡市民の祭り50周年と九州新幹線全線開業、新博多駅ビル開業を記念して数年前から始められた企画で、豪勢なパレードを楽しむことができることから、朝にこちらのパレード、午後にどんたく広場でのパレードを見に行く方もいます。

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「どんたく広場」のパレードでは約1.2kmの道のりを2日間通して約250組のグループがパレードとして練り歩きます。「はかた駅前通りどんたくストリート」では約200mの道のりを2日間を通して約30組のグループが練り歩きます。どちらも見ごたえのあるパレードを楽しむことができます。

どちらのパレードも、車も人も非常に混雑する大人気パレードです。GWということもあり周辺道路が激しく渋滞するため、余裕を持った日程を組んで博多どんたくのパレードをたっぷりと楽しみましょう。最前列でパレードを見たいという方は、早め早めの場所取りが必要となります。

博多のどんたくの演舞台は市内30か所以上で開催

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博多どんたく祭りと言えばパレードに目を引かれますが、演舞台は博多市内30か所以上に置かれています。そのため、博多どんたく祭りは文字通り、博多市全体で盛り上がるお祭りです。その年によってそれぞれの演舞台の場所は異なりますが、本舞台は毎年天神の福岡市役所広場前に置かれます。

もう一つ、博多駅前にも本舞台が置かれ、博多の玄関口で多くの人々を迎えています。博多中央ふ頭にある本舞台では、海を背景にした演舞を目にすることができます。ベイサイドであるため舞台周辺も幅広く、海風を感じながら開放感ある場所で博多どんたくを楽しむことができます。

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博多川水上演舞台は、毎年の博多どんたくでの恒例となっている水上演舞台です。GWに入ったばかりの初夏に吹く涼しい風を感じながら迫力のある賑やかな演舞を楽しむことができます。サンセルコ広場にある一丁目本舞台は、10:00から21:00まで演舞披露が行われている賑やかな舞台です。

「博多町家ふるさと館」にある演舞台は、博多の街を盛り上げてきた歴史情緒溢れる白壁と格子の美しい中にある演舞台です。観光のついでに立ち寄ることもできるおすすめ舞台です。櫛田神社演舞台は、博多の人気祭り博多祇園山笠で「櫛田入り」を行う清舞台にある演舞台です。

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市役所通りの近くにある演舞台「若者”かたらんネ!”広場」では青空のもとに開かれたステージで、博多の若者が元気いっぱいのパフォーマンスを見せる舞台です。この「若者”かたらんネ!”広場」でのパフォーマンスは後に大賞が決められ受賞もされるため、若者による熱のこもった演舞が見られます。

西日本新聞イムズビルにある演舞台は天神の中心地にあるため多くの人々で賑わいます。地下鉄天神駅から伸びる渡辺通りにも面し、目の前を花自動車が通る人気の演舞台です。天神ビブレ演舞台は、41年もの間変わらず同じ場所で張られてきた歩道上の演舞台です。伝統舞いを楽しめます。

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天神地下街にあるどんたく演舞台は、天候に関係なく演舞台を楽しめる場所です。例年人気の歌や踊り、舞などで訪れる人を賑わせてきた場所で、地下鉄の利用の際にも目に入る舞台です。天神のランドマーク「メルヘンチャイム」前にある演舞台は、4日に総踊りが行われる賑やかな演舞台です。

この他にも、各地に数多くの演舞台が置かれています。どれも特徴的で分かりやすい場所にあり、それぞれの演舞台を回る人々で賑わいます。博多の街を観光するついでに演舞台を回って過ごすのもおすすめです。博多どんたくに来られた際には、ぜひ演舞台もお楽しみください。

どんたく隊が最大の見どころ 

Photo by JerryLai0208

博多どんたく祭りでは、やはりどんたく隊が一番の見どころです。博多市のみならず様々なところから集結したパフォーマンスグループが、華やかな衣装や自慢のパフォーマンスで観客を賑わせます。笛や太鼓はもちろんチアリーディングやバトンなど、博多どんたくでは欠かせない存在です。

博多のどんたくの有料観覧席やグッズも

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GW開催の博多どんたく祭りでは、ひと際大きな盛り上がりを見せるパレードをより良い場所で楽しむための「有料観覧席」も用意されています。パレードをベストな位置で見ることのできるこの有料観覧席は非常に人気で、前売り券と当日券共に売り切れることがあるため早めにチェックしましょう。

「有料観覧席」は全席自由席で、5月3日は前売り券3500円、当日券4000円、5月4日は前売り券3000円、当日券3500円となっています。チケットの半券があれば当日の入退場が自由となっているため、どんたく広場で行われる数時間ものパレードや人込み、場所を気にせず楽しむことができます。

この「有料観覧席券」を購入された方全員には「どんたく焼き印しゃもじ」が1セットプレゼントされます。どんたく専用のしゃもじを手にもって打ち鳴らし、よりパレードを楽しみましょう!

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博多どんたくでは、お祭りの開催期間に合わせて限定グッズの販売も行われます。福岡市民の祭り50周年誌や福袋、博多どんたく記念木札や博多かるた、手ぬぐい、博多どんたくオリジナルCDや博多どんたくオリジナル扇子、一筆箋やオリジナルしゃもじなど幅広いラインナップが揃えられています。

オリジナルグッズは、お祭り期間中は「パルコ前臨時案内所」、「水上公園前臨時案内所」、「博多駅臨時案内所」、「アクロス福岡前臨時案内所」で販売されています。年間を通しては「博多町家ふるさと館」で販売されているので、どんたくをより楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

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博多どんたくのグッズとして販売されているオリジナルCDには、どんたく広場総踊り指定曲のぼんち可愛いや(博多どんたく)、同じく広場総踊り指定曲の博多カッチリ節、黒田節、博多祝い唄などの博多どんたくで必ず耳にする曲が入っています。どんたくファンの方は要チェックのCDです。

このオリジナルCDの他にも、お家で使えるグッズや飾っておくと博多どんたくの熱気と盛り上がりを思い出すことのできる素敵なグッズが揃っているため、GWに博多どんたくへ行った思い出としてもぜひ手に取ってみてください。

博多のどんたく隊になるには? 

Photo bylil_foot_

最後に、博多どんたく祭りに「どんたく隊」として参加する方法をご紹介します。これはどんたく広場(明治通り)で開催されるパレードと市内各演舞台に参加できるもので、博多市民でなくても自由に参加することができるため、パレードを歩いて楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

初めて、または2年以降間が開いた後に「どんたく隊」として参加したい場合には、毎年2月21日の説明会への参加が必須です。その後、3月15日までに応募用紙を提出し、4月5日の最終説明会に参加します。この2回の参加者説明会を欠席した場合は、この年のどんたく隊になることはできません。

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「どんたく隊」として初めて応募する方と、2年以上たって再度どんたく隊に応募する際にはどんたく隊受付窓口への連絡と説明会への参加が必須となっています。また、あまりにも参加申し込みが多かった場合にはどんたく隊としてパレードに参加できないこともあるため注意しましょう。

基本的に博多どんたく隊としての参加に衣装や内容の制限はありませんが、広告を目的としたものやローラースケートスケートボード、自動二輪車、自転車などを利用したものは禁止となっています。

どんたく隊としてパレードに参加する際には、「お祝い」の気持ちを表現するもの、見ていて楽しくユーモアに溢れたもの、話題性に富んだもの、創造性・将来性の豊かなもの、国際性豊かなもの、年度ごとの博多どんたくのテーマを祝うもの、後世へ伝承する価値があるものが良いとされています。

Photo byniekverlaan

伝統芸能や踊り、楽器などをされている方は、ぜひ博多どんたく祭りの専用HPをチェックしてみてください。専用HPでは過去の博多どんたくでの写真も公開されているため、どのような芸ができるのか、またどのような衣裳や楽器で出演しているのかの参考になります。

博多どんたく祭りへは「ボランティア」として参加することもできます。どんたく広場の沿道警備や観客の整理誘導、パンフレットの配布といった活動を通して博多どんたく祭りを誰もが安心して楽しむことができるようにするボランティアです。興味のある方は専用HPをチェックしてみてください。

博多の名物行事「どんたく」を楽しみつくそう!

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以上、GWに博多で行われる日本でも最大規模のお祭り「博多どんたく港祭り」のご紹介でした。博多どんたく祭りは見て楽しむことができる他、自ら参加して楽しむこともできる楽しく賑やかなお祭りです。GWの九州旅行を計画される際には、ぜひこの博多どんたくにもお立ち寄りください!

Sakura Okamura
ライター

Sakura Okamura

東南アジアと猫が大好きで海外暮らしを始めました。生活に寄り添ったワクワクするような記事をお届けしていきます。

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