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屋久島は鹿児島の離島のひとつ
屋久島とは鹿児島の離島のひとつで、佐多岬の南南西約60kmのところにあります。面積はとても広く、人口約13000人の人が暮らしています。屋久島はほぼ全体が山地となっており、1000mから1900m級の山々が連なる八重岳や日本百名山のひとつ宮之浦岳などがあります。
ほぼ全体が山地となっている屋久島は、海の湿った風が山にぶつかり雨が降りやすい場所です。「屋久島は月のうち、三十五日は雨」と言われるほど時期にさほど関係なく雨が降ります。
また、屋久島の雨は通常の雨とは違い、大量に降るのも特徴です。日本で積雪が観測される最南端の地でもあります。
屋久島でしか見られない貴重な動植物
屋久島というとヤクシカやヤクザルを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、屋久島にはそのほかにも貴重な動物や植物に出会うことができます。亜熱帯地域でありながら標高の高い山々の影響で亜寒帯地域もある屋久島では、夏と冬の植物が生息しています。
さらに、あまり知られていない貴重な動物にはコウベモグラやジネズミ、ヒメネズミ、コイタチ、コウモリがいます。また、昭和初期にはカワウソも生息していたと言われています。
屋久島北部の永田浜は、世界有数のアカウミガメの産卵地です。湿地保存に関する国際条約のラムサール条約の登録湿地にもなっています。アカウミガメの産卵時期に合わせて旅行に行くと産卵を見ることもできます。
屋久島は世界自然遺産!
屋久島は、1993年12月11日青森県から秋田県にかけてある白神山地とともに世界自然遺産に登録されました。屋久島の独特な地形からなる景観や貴重な動植物などが評価されたことでの正式登録です。
世界自然遺産に登録される前から屋久島は国立公園指定されており、数多くの学者が「類を見ない島」や「人類の至宝」と絶賛していました。屋久島の自然を満喫するためには、用意周到なプランと日数が必要になります。
特にツアーを利用しない一人旅行やカップルのみの旅行の場合、世界自然遺産である屋久島を満喫できない可能性があります。事前のプランニングや持ち物をしっかり把握してからの旅行がおすすめです。