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北海道を代表する鍋料理【石狩鍋】
石狩鍋は北海道を代表する人気の鍋料理です。ボリューム満点で魚介類たくさんのおいしい石狩鍋は、子どもから大人まで愛されている人気の郷土料理です。
石狩鍋の名称は、鮭が産卵時に遡上する石狩川にちなんで名づけられています。2007年には農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選で、ジンギスカン・ちゃんちゃん焼きと一緒に北海道を代表する郷土料理に選出されています。
また、石狩鍋のPRのため石狩市の飲食店で形成されたあき味の会により、9月15日が石狩鍋記念日に制定されています。9月15日に制定されたのは、石狩で鮭が捕獲され始める時期であると同時に、9と15で「食いごろ」の語呂合わせから決められています。
今回の記事では、石狩鍋の魅力や石狩鍋の歴史・おすすめの石狩鍋のレシピや、おすすめのお取り寄せ商品などを紹介していきます。
【石狩鍋】は鮭を使った味噌味の鍋
石狩鍋は鮭を主材料とし味噌で調味した、北海道を代表する鍋料理で塩漬けしていない生鮭を使用しているのが特徴です。
石狩鍋は北海道の至るところで食べることができ、具材は鮭の身や骨などのアラ・豆腐・タマネギ・キャベツ・ダイコンなどの野菜を、昆布で出汁を取った味噌仕立ての汁で煮込んでいる鍋料理です。
飲食店などで提供されている石狩鍋の具材や味は提供している飲食店によって異なり、汁へ酒粕を加えたり、バター・牛乳などが隠し味に使われていることもあります。
鮭の皮に含まれているコラーゲンは焼くと失われてしまいますが、石狩鍋には鮭皮のコラーゲンもたっぷりとお鍋に含まれていますので、美容にも効果があるといわれています。
【石狩鍋】はいつ食べるもの?
鍋料理は冬の寒い時期に身体の芯まで温めることができる定番料理です。石狩鍋は身体をしっかりと温めることができるように味噌を使っており、大きいお鍋でアツアツに煮立ててそのまま食べるのがおすすめの食べ方です。冬の寒い時期が美味しく食べられる季節といえるでしょう。
【石狩鍋】の歴史
続いて、石狩鍋の歴史について見ていきましょう。今では定番の家庭料理として、北海道民だけではなく観光客にも人気の石狩鍋ですが、本来は漁師料理といわれていました。鮭で有名な石狩川の河口にある石狩町から誕生したとされています。
石狩地方では、江戸時代から鮭漁が盛んに行われていました。大漁を祝う際に漁師たちは獲れたての鮭のぶつ切りやあらを味噌汁の鍋に入れて、ご褒美として食していたといわれています。
石狩鍋の元祖は1880年創業の割烹金大亭であるといわれており、明治時代に地元の漁師が賄い料理として食されていたものが、金大亭によって広められたとされています。
タマネギやキャベツなどの西洋野菜を使うことや、お鍋にコクを出して鮭の生臭い臭いを抑えるために山椒を使用するアイデアなどは金大亭から開発されたともいわれています。
石狩地方の漁師や家庭で作られていた石狩鍋ですが、昭和20年代ごろより石狩市の鮭の地びき網漁が北海道の水産業の象徴として注目されるようになりました。
鮭の地びき網漁を見るために多くの観光客が集まるようになりましたが、地びき網漁は網を海に入れてから引き上げるまでに長い時間を必要とする漁法です。
寒い中、鮭の引き上げが始まるまでの時間を待つ観光客に向けて石狩鍋を提供したところ、おいしいと人気が集まるようになり全国的に知られるようになったのが、石狩鍋が北海道を代表する郷土料理となった理由の1つといわれています。
おいしい!【石狩鍋】レシピを紹介
続いておいしい石狩鍋のレシピを紹介していきます。石狩鍋のメインはやはり鮭です。石狩鍋の鮭は、アラも使ってうま味を引き出すことができ、おいしい石狩鍋を作ることができます。
用意する材料は、生鮭の切り身4切れ・生鮭のアラ1尾分・木綿豆腐1丁・糸こんにゃく1袋・タマネギ2個・白菜1/4株・春菊1わ・昆布15cm・酒・味噌です。具材は好みにより、ホタテや海老・しいたけ・しらたき・長ネギ・キャベツなどを入れても大丈夫です。
ピリ辛がお好みの場合は粉山椒や七味唐辛子などを使って味を調整しましょう。紹介した分量は4人分の分量となりますので、人数に合わせて分量を変更するようにしてください。まずは鮭の準備から行います。鮭は4切れ用意し、1切れずつさらに半分にカットします。
鮭のアラはザルに入れて熱湯を回しかけた後に冷水にさらし2つから3つにカットします。木綿豆腐はザルにあげて水切りをして6等分ほどにカットします。糸こんにゃくは熱湯で軽く茹でる程度で問題ありません。
白菜は葉と芯に切り分け葉はざく切り・芯は3cmから4cmにカットします。お好みで入れる他の野菜も食べやすいサイズにカットしましょう。お鍋に鮭のアラ・昆布・酒大さじ2・水5カップを入れて強火にかけて煮込みます。
煮立つ直前に昆布を取り出したら中火にしてアクを取り除きながらさらに10分ほど煮立てます。味噌を大さじ5杯から6杯の量を煮汁で溶きのばし、2/3を鍋に加えてよく混ぜます。残りの1/3は味を見て加えましょう。具材を入れて煮込んでいくとおいしい石狩鍋の完成です。
人気!【石狩鍋】のお取り寄せ
続いてお取り寄せすることができる人気の石狩鍋セットを紹介していきます。北海道の郷土料理の石狩鍋はお取り寄せすることができます。
具材一式が揃っている石狩鍋セットも用意されていますので、届いてすぐに石狩鍋を楽しむことができます。お取り寄せすることができる贅沢な石狩鍋セット厳選して2つ見ていきましょう。
【まつ匠】贅沢石狩鍋セット
1つ目に紹介するお取り寄せすることができる人気の石狩鍋セットはまつ匠の「贅沢石狩鍋セット」になります。海鮮出汁でシメまでおいしく食べられる、具材たっぷりの豪華な石狩鍋セットです。
羅臼で水揚げされた秋鮭をメインに冷凍のままお鍋に入れるだけで食べられるようになっています。秋鮭がたっぷり入った地元・北海道のみそ仕立てお鍋で、隠し味に甘えび魚醤油が使われています。
3人から4人前の量となっていますので、家族団らんのひと時や友人との食事など楽しみながらおいしい石狩鍋を味わうことができるようになっています。シメには海鮮出汁で味付けされたうどんまでおいしく食べられます。
手軽においしい味噌仕立てのお鍋を食べたい人におすすめで、ご自宅用としてだけでなくお歳暮やお祝い事にもおすすめのまつ匠のおすすめ石狩鍋セットです。
【吉粋】石狩鍋セット
2つ目に紹介するお取り寄せすることができる人気の石狩鍋は吉粋の「石狩鍋セット」になります。北海道で水揚げされた秋鮭をメインにボイル帆立・ボイル赤蛯・ツボ抜きイカ・各種つみれなど様々な具材がセットになっている豪華石狩鍋セットです。
セット具材とは別に、お好みの野菜を購入して一緒にお鍋に入れることでボリューム満点の石狩鍋になります。シメには、魚介の出汁がたくさん出ているスープに付属のうどん麺を入れて、おいしい海鮮風味のうどんを楽しむことができるようになっています。
返礼品が【石狩鍋】のふるさと納税もおすすめ!
ふるさと納税の返礼品の中には豪華な石川鍋が用意されていることもあります。ふるさと納税は、日本における主に地方創生目的の寄附金税制の1つです。
寄付先を納税者自らが選択できるようになっており、各自治体が国民に返礼品となる地場産品・取組をアピールし納税を呼びかけています。
ふるさと納税の制度により、地方自治体間の競争が進むことで選ばれるのに、ふさわしい地域のあり方を考えるきっかけとなるように総務省が設けた制度となっています。寄附をする自治体と返礼品を決めたら自治体に寄附を申し込むと自治体から寄附のお礼として返礼品が届きます。
北海道の一部の自治体では、返礼品の1つに石狩鍋を用意している自治体があります。返礼品で用意されている、石狩鍋の具材などは自治体によって異なりますので、比較してふるさと納税の寄附先を決めるのもおすすめです。
寒い日は【石狩鍋】であたたまろう
北海道の人気の郷土料理・石狩鍋の歴史やおすすめのレシピ、お取り寄せすることができるおすすめの石狩鍋セットなどを紹介してきました。石狩鍋は古くから地元の人たちに愛され続けている人気の鍋料理で、ふるさと納税の返礼品として取り扱っている自治体もあります。
お取り寄せをして、贅沢な石狩鍋を堪能することもできるようになっていますので、寒い日には北海道の郷土料理・石狩鍋で身体の芯から温まってみてはいかがでしょうか。