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1日目は、七夕祭りのオープニングセレモニーと、府内戦紙が行われます。府内戦紙の「府内」は大分市の古い呼び名です。戦紙は、「ぱっちん」という読み方で武者姿の武士や、昇り龍などをかたどった山車です。
祭りの期間中に歩行者天国になっている中央通りを20基以上の山車と踊り隊が練り歩くのが府内戦紙の見所です。府内戦紙は、絵柄をかたどった山車を担ぎあるくだけでなく、各賞が設けられています。
賞は、1等賞・練り賞・踊り賞・作品部門優秀賞と分けられており、20基以上の中から選ばれる為、それぞれの団体は賞を目指して様々な試行錯誤を凝らしています。
また、祭りの始まりも見所の1つで騎馬武者の一団が通りを駆け巡る所から始まる府内戦紙は圧巻で、騎馬武者にも歴史の面影を感じることができます。
府内戦紙以外にも、商店街には様々な七夕飾りがあり、中には巨大なキャラクターの飾りや地元の小学校の子どもたちの手作りの作品もあります。
また、七夕飾りでも竹飾りの部で各賞が設けられており、最優秀賞・優秀賞・優良賞と3つの大きな部門に分かれており、その中でも最優秀知事賞や最優秀県議会議長賞等、様々な賞があり競う事で祭りを盛り上げています。
2日目・おおいた市民おどりの祭典
2日目は、様々なイベントが時間ごとに分けられたスケジュールで行われます。2日目の見所は市民おどりの祭典です。
チキリンばやし市民総踊りと言い、約2000人の踊り手がチキリンと呼ばれる鉦のリズムに合わせて踊りながら、大通りを彩ります。2000に近い人が一同に集まり踊りを披露する姿は壮観で美しい光景です。
各団体があり、団体ごとに衣装が違いますのでそれぞれの団体の色鮮やかな衣装も見所となり、大分県内の企業や個人団体などがオリジナルのチキリン踊りを披露します。
一般の方でも、踊り隊と担ぎ隊で募集をしています。一般参加の方は本番の前に2回から3回の合同練習がありますが興味がある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ゲストライブのゴスペルが聴ける
2日目のもう1つの見所は、特設ステージで披露される市のゴスペルグループによるゴスペルの斉唱です。大分市民の有志により作られたメンバーが、伝統的なゴスペル曲のメドレーを披露します。
ゴスペルメドレーは2日目のスケジュールの最後に行われます。歌声は迫力があり、素敵な歌声が響きわたる中、2日目の七夕祭りは終了します。
3日目・数6000発の大分合同新聞納涼花火大会
3日目の花火大会は、1時間の間に約6000発の花火が打ち上げられます。大分川で行われる為、川に花火が反映する逆さ花火が綺麗に映ることが、花火大会の見所になっています。
大勢の人が花火の見物に訪れますが、有料席が設置されていたり穴場のスポットもありますので、七夕祭りの締めくくりに、夜空に打ち上げられる花火を堪能するのもおすすめです。
大分名物かぼすの花火
最終日の花火大会は、大分川の弁天大橋の上流で打ち上げられます。音楽とシンクロして打ち上げられる花火も、大分合同新聞花火大会の見所の1つですが、大分の名産品であるかぼす等の形を花火で打ち上げます。
大分の名産品を花火で打ち上げることが、この七夕祭りの起源である、大分の新しい祭りを作るという考えにも沿っており、大分らしい一面が見られる花火です。
シイタケ等の変わった形の名産品の花火も打ち上げられますが、一際歓声が上がるのは、柑橘系のカボスの形をした花火が打ち上げられたときです。カボスの形をした花火が打ち上げられると、観客から「カボスー」と言う声が次々と上がります。
花火大会を御覧になる場合、カボスの形の花火が打ち上げられたら、周囲の人と一緒に「カボスー」と叫んで、花火を楽しんでください。