東京でのんびり散歩！自然・公園・街歩きおすすめのコースは？

井の頭恩寵公園は、東京都武蔵野市の北東部から三鷹市の南東部にかけて広がる広大な公園で、総面積43万平米ある敷地のほとんどは、神田川の水源となる井の頭池が占めています。

大正6年に日本で最初の効外公園として開園した井の頭恩賜公園は、100年以上の歴史を持ち、古くは江戸時代より行楽地として親しまれています。特に井の頭池の西端の島に現存する井の頭弁財天周辺は、四季折々の花が楽しめるおすすめの散歩コースになっています。

有栖川宮記念公園は、江戸時代から大正時代にかけて存在した宮家、有栖川宮の御用地に造られた公園で、東京都心にありながら閑静な港区南麻布にあるおすすめの散歩コースです。

丘陵から渓谷を下り池畔に進むと、日本古来の林泉回遊式の高雅な日本庭園があり、ウメやスイレン、ハナミズキ、さらには秋の紅葉と四季折々の自然が溢れる風情に心癒されます。有栖川宮公園までのアクセスは、東京メトロ日比谷線広尾駅より徒歩3分という好立地です。

新宿御苑は、JR新宿駅中央東口より約15km、歩いて約20分のところにある58ヘクタールもの広大な敷地を誇る都市公園で、春には花見の名所として多くの観光客で賑わいます。

新宿御苑は、皇室の庭園として造られたのちに国民公園となりました。広さは58.3ha、周囲は3.5kmあり、整形式庭園プラタナス並木の紅葉、風景式庭園のユリノキ、日本庭園を散策しながら鑑賞できる菊花壇、雪景色に彩られる日本庭園など、自然の見どころ満載の散歩コースです。

皇居の敷地は、宮内庁が管理する部分だけで東京ドーム約25個分の約115万平米もあり、皇居外苑も含めた総面積は、約230万平の広大な敷地面積を誇る自然に満ちた巨大なオアシスです。

皇居周辺は、1周約5kmで歩道には信号がなく、周辺の御濠や街路樹を眺めながら自然の中を散策できます。日本の中枢に位置する皇居は、1869年に皇室の定住地となりましたが、一般公開されている皇居東御苑、北の丸公園、皇居外苑など含めておすすめの散歩コースです。

清澄庭園は、日本橋から隅田川をはさんで東側の江東区清澄にあり、東京都指定名勝の回遊式林泉庭園で、中島を持つ池の周りには築山や名石が配置され、自然の姿が再現されています。

清澄庭園は、半蔵門線清澄白川駅から徒歩約3分のところにあり、周辺は閑静な住宅街です。様々な種類の野鳥が生息し、季節の花々やクロマツが池の周囲を取り囲んでいます。また泉水池には3つの中島が配置され、数寄屋造りの建物や樹木の影を水面に映し出しています。