豊かな自然が人気の林試の森公園を徹底ガイド！見どころや遊具は？

林試の森公園の歴史は1900年まで遡り、元々は目黒試験苗圃として利用されていました。その後、1989年に現在の林試の森公園となったのです。東京都目黒区下目黒と品川区小山台に位置する林試の森公園には、小さなお子さんからご年配まで、幅広い年齢層の方が訪れます。

東京の都会の中で森林浴を楽しめる自然豊かな林試の森公園であり、散歩にもおすすめのスポットです。公園の面積は120762.91平方メートルあり、外周を一周するのに45分ほどかかりますが、散歩やウォーキングするのにぴったりな広さといえます。朝早く起きて運動する方も多いです。

林試の森公園には自然を体感できる場所がたくさんあり、春にはソメイヨシノなどの桜が咲き、園内の池ではオタマジャクシが泳いでいます。夏が始まると白い花がかわいいシマサルスベリを見ることができ、秋にはどんぐりを広いに子供が訪れます。カンツバキが咲くと冬の到来が感じられます。

林試の森公園には、自然の様子を観察することで四季の移り変わりを体感できる見どころがたくさんあります。各シーズンでイベントを開催しているので、気になる方は林試の森公園のホームページをご覧ください。東京都内にありながら、自然に囲まれた広い林試の森公園はおすすめのスポットです。

林試の森公園の見どころといえば巨木のクスノキです。クスノキを目当てに訪れる方もおり、見逃せないおすすめスポットになります。林業試験場の名残が感じられるケヤキやクスノキ、ポプラといった大木が芝生広場にあり、100年以上もの昔から生き続けている貴重な植物です。

3mもの幹回りのため手が届きません。人々を圧倒させるダイナミックさがありながら、いつまでも見守り続けているような優しさも感じられる林試の森公園のシンボルです。クスノキは常緑樹に分類でき、紅葉の季節になっても青々としているのが特徴です。

林試の森公園の子どもたちに人気のエリアが冒険広場で、すべり台やジャングルジム、ターザンロープなどの遊具があります。小さなお子さんよりも小学生が遊ぶような遊具です。ターザンロープは順番待ちができる人気設備で、ターザンになったような気分が味わえます。

遊び場の周辺にはオムツ交換ができるお手洗いを設置しており、いざというときに役立ちます。特に小さなお子さんを連れて公園に行く場合、ベビーベッドやベビーチェアがある場所を探すのがおすすめです。林試の森公園には多機能トイレや案内所があります。

春から秋にかけてオープンしているデイキャンプ広場も人気があります。5月1日から10月31日の間で9:30～16:00の利用が可能ですが、10名から100名の小中学生をメインにした団体向けです。青少年の教育と訓練を目的にしたものなので、大人だけのイベントには利用できません。

ただ、団体利用がない場合はベンチに座って読書している大人の方もいます。ベンチとテーブルが多数設置しており、ちょっとした休憩にも使える広場です。

林試の森公園には大きな広場や森の広場、芝生広場など5つの広いスペースがあります。子どもたちが思う存分走り回れるほどの広さで、大人でも十分に楽しめます。子どもたちの遊んでいる様子を遠くで眺めながら散歩している方もいます。いろんな楽しみ方ができる林試の森公園です。

小学低学年生までの小さな子どもが遊べるエリア、ジャブジャブ池をご紹介します。7月から8月の夏の間だけ開放されているエリアで、10:00～15:00に水遊びできます。毎週木曜日が掃除する日で、気温が低い日や雨が降った場合は利用できません。幼児も遊べる林試の森公園の大人気スポットです。

噴水が沸き上がり、子どものテンションが上がります。林試の森公園のジャブジャブ池で遊ぶ場合は、水に濡れるので着替えを持って行くようにしましょう。林試の森公園には駐車場がなく、武蔵小山駅からは徒歩10分かかり、JR渋谷駅から五反田行きのバスに乗り、林試の森入口でおりると徒歩1分です。

大きなクスノキがシンボルツリーの林試の森公園をご紹介しました。小さなお子さんも楽しめるエリアや小学生向けの遊具、さらに走り回れる広場もあり、子どもも大人も満喫できる公園です。ゆっくり散歩するのにもおすすめです。