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城崎温泉ロープウェイで眼下の街を一望しよう!
城崎といえば、やはり城崎温泉が有名です。城崎温泉は兵庫県豊岡市城崎町に位置します。平安時代よりもさらに前から知られており、有馬温泉や湯村温泉とともに関西で大人気の温泉地です。
温泉の泉質は食塩泉で慢性婦人病や虚弱児童、慢性皮膚病などにも効能があると言われています。夏には海水浴を楽しんだ後に温泉街へ、冬には温泉とともに名物かに料理を堪能される方が多く、年間を通して観光客が多く訪れる街が城崎です。
温泉と並んで城崎観光に欠かせないと言われているのが、城崎温泉ロープウェイです。城崎の街を一望できると訪れた方から大好評の観光スポットです。
城崎温泉ロープウェイって?
城崎温泉ロープウェイとは、城崎温泉街と大師山の山頂を結んでいます。1963年5月にオープンしたこのロープウェイは、関西電力の初代社長により発案され建設されました。
山頂駅(大師山山頂)と山麓駅(城崎温泉)の他に、中間駅(温泉寺)があるのが特徴です。山頂駅は標高231メートル、中間駅は標高98メートル、山麓駅は標高31メートルです。それぞれの駅に魅力的な観光スポットがあるため、後ほど駐車場などのアクセス方法と合わせ詳しくご紹介いたします。
城崎温泉・大師山にある全長676mのロープウェイ
城崎温泉ロープウェイは城崎温泉街と大師山山頂を結んでいるとご紹介いたしましたが、その全長は676メートルに及びます。高低差は200メートルほどあり、運転速度は1秒間に3メートル進む計算です。片道の所要時間は約7分、定員は31人です。
城崎温泉ロープウェイは、複線交走式です。ゴンドラ自体に動力はなく、山頂駅にあるモーターでロープを引き上げて動かします。運転室も山頂駅にあります。
城崎温泉からは徒歩20分
城崎温泉から城崎温泉ロープウェイの山麓駅までは、徒歩で約15分から20分のアクセスです。温泉を楽しむ前後にお散歩として訪れるのにもちょうど良い距離感です。また、駐車場があるためお車での移動も可能です。
2017年に 国登録有形文化財に登録
2017年の7月に開催された国の文化審議会にて、城崎ロープウェイの全ての駅舎、大師山山頂駅、温泉寺駅、城崎温泉駅の3棟が有形文化財に登録されました。
鉄筋コンクリート造りの駅舎は、緩やかな曲線を描いた屋根にシンプルな外観です。有形文化財に登録されたことでさらに大人気の観光スポットとなりました。
城崎温泉ロープウェイ基本情報
では、そんな大人気の観光スポット城崎温泉ロープウェイの営業時間や乗車料金などの情報について詳しくご紹介いたします。
営業日・営業時間
城崎温泉ロープウェイの営業時間は9:10から17:10までです。1時間に約3本のロープウェイが運行されており、基本的には10分・30分・50分です。しかし12:30の便のみ日曜祝日のみの運行です。また16:50と17:10の便は下りのみの運行ですのでご注意ください。
定休日は毎月第2・第4木曜日ですが、祝日の場合は営業しています。その他、施設点検や修繕工事、天候不良により営業時間の変更や運休となる場合がありますのでご注意ください。年末年始(12月29日から1月5日)は毎日営業しています。
乗車料金・各種割引
乗車料金は、往復料金と片道料金があり往復料金の方が少し割安となります。山頂駅までの往復料金が、大人(中学生以上)910円、子供(6歳以上)460円です。温泉寺駅までの往復料金が、大人(中学生以上)570円、子供(6歳以上)280円です。
山頂駅までの片道料金が、大人(中学生以上)470円、子供(6歳以上)240円です。温泉寺駅までの片道料金が、大人(中学生以上)290円、子供(6歳以上)150円です。
障害者手帳や療育手帳をお持ちの方は、販売窓口で手帳を提示すれば、手帳に記載のご本人様のみ半額でのご利用が可能です。20名様以上のご利用で団体割引が適用となります。団体割引の詳しい料金については情報がないため、お電話にて確認してくださいとのことです。
5歳以下の子供について
5歳以下のお子様については大人1名につき1名様までは無料です。大人1人で5歳以下のお子様が2名以上いる場合については情報がないためお電話にて確認が必要となります。
城崎温泉ロープウェイの入り口から乗車口までは階段になっています。階段横にロッカーやベビーカー置き場がありますのでご利用なさることをおすすめいたします。
ペットについて
盲導犬や介助犬、聴導犬のみ、そのまま同伴乗車が可能です。その他、小型犬等の小動物はペットキャリーに入れれば乗車が可能です。しかしペットキャリーは体がすっぽりと覆われているものに限りますのでご注意ください。
アクセス・駐車場情報
JR城崎温泉駅から城崎温泉ロープウェイまでのアクセスは先程もお伝えいたしましたが徒歩約20分です。関西各方面から交通機関で城崎温泉までのアクセス方法や駐車場についてご紹介いたします。
まずは、公共交通機関をご利用の場合のアクセス方法です。JR城崎温泉駅まで、JR京都駅からは特急きのさきで約2時間20分、JR大阪駅からは特急こうのとりで約2時間40分です。JR三ノ宮駅からは特急はまかぜで約2時間30分、JR姫路駅からは特急はまかぜで約1時間50分です。
バスをご利用の場合のアクセス方法は、大阪駅(阪急三番街乗り場)から約3時間20分、片道料金が3600円です。神戸駅(神姫バス三ノ宮BT)から約3時間10分、片道料金が3200円です。学生割引やシーズン限定の割引などがありますのでご利用なさるとお得に楽しめておすすめです。
続いてお車をご利用の場合のアクセス方法です。大阪、神戸方面からは、中国道「吉川JCT」から舞鶴若狭自動車道経由、北近畿豊岡自動車道で「八鹿氷ノ山IC」で降りて、国道312号線で約50分のアクセスです。
京都南側方面からは、名神高速「京都南IC」から「吹田JCT」で中国道へ「吉川JCT」より上記と同様です。京都北側方面からは、国道9号線で「野花交差点」を左折、国道426号線で「登尾トンネル」を抜けて来るルートが便利なアクセス方法です。
姫路方面からは、播但連絡道路「和田山IC」から北近畿豊岡道へ「八鹿氷ノ山IC」から上記と同様のアクセス方法です。
駐車場はロープウェイの登り口前にあります。駐車場料金は2時間以内のご利用となり、軽自動車と普通車が700円、キャンピングカーが1400円、バイクが500円です。20台ほどが駐車できるスペースがある駐車場です。観光バスなど大型バスの駐車はこちらの駐車場では不可ですのでご注意ください。
城崎温泉の旅館に宿泊の方は、旅館に申し出ることで9人乗りマイクロバスにて迎えに来て頂けるサービスがあります。しかし、交通事情などによって運行出来ない可能性もあります。城崎温泉ロープウェイ窓口ではタクシー会社連絡サービスもありますのでぜひご利用なさってみてください。
住所 | 兵庫県豊岡市城崎町湯島806-1 |
電話番号 | 0796-32-2530 |
城崎温泉ロープウェイのかわら投げ
城崎温泉ロープウェイの山頂名物に「かわら投げ」があります。専用のかわらを購入し、的に向かって投げることで、厄除けの効果や願いが叶う効果があると言われており、ロープウェイをご利用なさる方のほとんどが挑戦しています。
このかわら投げですが、20年ほどお休みしていましたが、2010年の3月28日より再開され大好評となっています。大人も子供も楽しめてとてもおすすめです。山頂散策の際にはぜひ挑戦なさってみてください。
的に当たれば一願成就?
かわらが的に当たれば一願成就の効果があると言われています。1度に3枚のかわらが購入できますので、3枚以内で的に当たれば願いが成立する可能性があるということです。
厄除・吉祥・甘露の順で投げる
かわらは山頂にある「みはらしテラスカフェ」で購入できます。3皿1セットで250円です。かわらには“厄除”“吉祥”“甘露”の文字が入っており、厄除→吉祥→甘露の順に投げるのが良いとされています。
厄除には良くない厄を落とし身を清める効果があると言われており、吉祥には清らかにした身に良縁を招くように、甘露には幸せをもたらす効果があるとされています。的にあたれば一願成就とお伝えしましたが、当たらなくてもかわらが割れることで厄を落としてくれます。
厄年の方は、わざわざ大師山山頂名物のこのかわら投げをお目当てに城崎温泉を訪れるほど、人気があり魅力的な観光スポットの1つです。
城崎温泉ロープウェイの周辺散策スポット
続いては、城崎ロープウェイ各駅周辺のおすすめ散策スポットについてご紹介いたします。各駅には魅力的な散策スポットがたくさんあります。ぜひ城崎温泉でのんびりなさった後には城崎ロープウェイを利用して周辺散策を楽しんでみてください。
「山麓駅」
山麓駅は駐車場などがあるロープウェイ登り口から97段の階段を登ると到着します。ここでロープウェイのチケットなどを購入できます。先程もお伝えした通り基本的には20分に1本運行しています。
売店などもありますので、出発までの空き時間に散策なさるのもおすすめです。さらに山麓駅には有名な観光スポットがあります。
「太田垣士郎翁資料館」
その観光スポットが「太田垣士郎資料館」です。城崎温泉ロープウェイを発案、建設した関西電力の初代社長の記念館です。黒部第四ダムの工事の際に指揮を取ったことでも有名です。
営業時間は9:00から16:30まで、定休日は第2・第4木曜日です。祝日と重なった場合は営業しています。また、GWやお盆、年末年始も営業しています。入館料金は無料ですので、気軽に訪れることが出来て、ロープウェイ建設についてなどの情報も知ることができるのでおすすめです。
「温泉寺駅」
山麓駅と山頂駅の中間にある温泉寺駅にも、城崎散策には欠かせない魅力的な観光スポットがありますのでご紹介いたします。
「末代山 温泉寺」
温泉寺は1300年ほど前に城崎温泉を開いた道智上人に開創されました。現在は令和を記念した江戸時代より伝わる伝統の公演が行われていたり、33年に1度しか見ることが出来ない、重要文化財の十一面観音立像が平成30年4月23日から3年間御開帳されています。
お寺の方が丁寧に解説しながら案内してくださるので、城崎の歴史や情報について学ぶことが出来る観光スポットです。一定期間しか見ることが出来ない重要文化財を拝見できるこの期間の訪問が特におすすめです。
拝観可能時間は9:00から17:00まで、ロープウェイの休業日に合わせて休館となる場合があります。拝観料は300円です。
「温泉寺宝物館」
温泉寺から徒歩約2分の位置にあるのが温泉寺宝物館です。温泉寺の文化財などがたくさん展示されており、城崎の歴史や情報を見ることが出来てとても面白いと大好評です。お寺と合わせても約30分あれば十分見学出来ますので、ぜひ城崎散策ついでに立ち寄られてみてください。
開館時間は9:00から16:30までです。休館日は第2・第4木曜日です。拝観料は300円ですが、温泉寺との共通券が400円ですのでどちらも見学なさる場合は共通券がお得でおすすめです。
「山頂駅」
山頂駅では、名物かわら投げに挑戦できたり、子供が遊べるスペースなども充実しています。展望台もあり、素敵な眺望も楽しめます。さらに、山麓駅から山頂駅までの道中には四季折々の花が咲き誇り、春には桜が、秋には紅葉が見られます。野生動物が眺められることもあります。
「みはらしテラスカフェ」
山頂駅からすぐのみはらしテラスカフェでは、城崎温泉街を一望しながら美味しいコーヒーやお食事を味わうことができます。こちらは2017年7月21日にオープンしました。その絶景と自家焙煎の特別なコーヒーがとても美味しいと大好評です。
他にも但馬牛や八鹿豚など地元の食材を使用して作ったオリジナルソーセージがサンドされたホットドッグも大人気のメニューです。山頂名物の本わらびもちやわらびもちを使用した和風スイーツ、みたらし団子やお子様に人気のソフトクリームなどもあります。
先程もご紹介いたしましたが、こちらではかわら投げの専用皿を購入することができます。営業時間は10:00から16:00まで、定休日は第2・第4木曜日です。散策合間の休憩にぴったりです。
「温泉寺奥の院」
かわら投げの前に訪れていただきたいのが、山頂駅からすぐそばにある温泉寺奥の院です。しかし、長年の雨風や雪の影響により柱や屋根などが朽ち果ててしまい、2007年に解体されました。今現在は再建中という情報があります。完成した際には観光地や散策コースとして人気スポットとなる予定です。
城崎観光するなら城崎温泉ロープウェイは外せない!
城崎温泉ロープウェイには、各駅に城崎温泉散策には欠かせない観光地や情報スポットがたくさんあることが分かりました。駐車場もありますので、ぜひ城崎温泉を訪れた際にはロープウェイをご利用なさってみてください。
四季折々の美しい景色が眺められたり、頂上名物のかわら投げで厄除けが出来たりととても魅力的でおすすめです。