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蔵王のお釜は蔵王連峰のシンボル的存在
蔵王連峰は東北地方の中央に位置し、南北に伸びる山脈は宮城県と山形県にまたがっています。名前に「蔵王」と付きますが蔵王山と名の付く山は無く、山々の総称で宮城県側は「宮城蔵王」山形県側は「山形蔵王」と呼ばれる事もあります。
蔵王連峰は現在も活動中の火山で、気象庁の常時観測対象の47火山に含まれています。また、古くからの山岳信仰(蔵王信仰)の地でもあります。
蔵王連峰には有名なのものがたくさんありますが、中でも有名なものが樹氷とお釜です。今回は気候の良い時期に観光できるお釜とその周辺の魅力をご紹介します。
蔵王のお釜は蔵王連峰の中央部、最も標高の高いエリアにある噴火口です。五色に変化するので別名は五色沼と呼ばれており、この神秘的な湖のお釜は蔵王連峰の象徴(シンボル)的存在と言われています。
お釜は両県の県境に近い事もあり、どちらの県でも観光名所と紹介されます。そのため、宮城県側、山形県側の両方から登山客やドライブでの観光客が多く訪れます。
蔵王のお釜・噴火口にできた神秘的な火口湖
お釜は蔵王連峰1番の見どころで、「馬の背」と「五色岳」の中間、1550mにある火口湖です。周囲の長さは約1080m、水深は約27mもあります。
火山の噴火によって出来た湖で元々は噴火口です。その噴火口に水が溜まって出来たのですが、現在も火山活動によって水温は度々上昇しています。
お釜という名前の由来は火山湖(お釜)に水が溜まり、その湖をぐるりと囲む外輪山を水を入れたお釜に例えて名ずけられたと言われています。
蔵王をドライブしながらお釜を見に行く
蔵王1番の観光名所であるお釜(噴火口)を見に行くドライブをしませんか?ドライブルートが開通する4月下旬から閉鎖する秋にかけては観光のベストシーズンです。ここでは見どころ満載の「蔵王エコーライン」と「蔵王ハイライン」をご紹介します。