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北海道で登山旅行を楽しもう
北海道は自然が盛りだくさんでアウトドアには最適の場所です。アウトドアの中でも登山目当てで来る方が増えています。大自然を堪能したい方におすすめです。北海道に登山旅行をする予定の方や、行きたい方はぜひこの記事を参考に登山への準備をしていきましょう。
北海道にはおすすめの山がたくさん!
山と言えば富士山ですが、北海道にもたくさん登山に適している山があります。空気が澄んでいて自然が豊かな雰囲気を楽しむことができます。
利用者のマナーがいいからなのか、ゴミが落ちていることもなく環境が良いです。急な坂が少なくトレッキングコースに向いている山ばかりです。
北海道の登山で気をつけたいポイント
北海道での登山旅行においてやはり危険なことはつきものです。初めての方は不安な部分もあることでしょう。注意すべきポイントを紹介するので登山の際に生かしてください。少しでも北海道での登山を楽しむために次のポイントを頭の中に入れておきましょう。
「気候」の変化
北海道は観光やトレッキングコースに適している場所ですが、天候の変化が激しいです。平地に比べ山の方が気温は著しく低いです。また真夏でも北海道の山は極寒のように寒いです。必ず行く前に天気予報や気温を確認することをおすすめします。
山での気温は平地の気温と比べて6度ほども違ってきます。急な気温の変化は体調を崩すことにもつながります。なので十分な防寒対策が重要になってきます。
「ヒグマ」に注意
ヒグマに会うことは登山においても最も危険だと言えます。北海道の山は面積も広く魚や木の実が豊富にあります。ヒグマにとって最適に過ごすことができる領域です。北海道の山に入った時点で、ヒグマの領域に入ったことを意識しましょう。
ヒグマの主没については新聞やテレビで最新情報を取り入れることをおすすめします。また地元の人に話を聞くこともおすすめです。安全に登山を楽しむことが1番大切です。
ヒグマ対策グッズ色々
観光地として知られている北海道ですが、北海道の山は広いので人に会うことが少ないです。なので十分にヒグマ対策の準備をしましょう。
ヒグマは聴覚が非常に敏感です。音が鳴るものを常に持っておきながら歩いていると、ヒグマが寄ってくることはありません。また大人数で大きな声で歌いながら登山をしているだけでも十分に効果はあります。
防犯スプレーは多様な使用用途がありその中でもヒグマにも使えるものです。視界を刺激することで逃げることができます。ヒグマに出くわしてしまった時に使える対策グッズです。いろんな場面にも対応できることが大切です。
山登りに備えたい服装&持ち物って?
登山が初めての方は何から準備すればいいのかわからないことだらけでしょう。また北海道の山が初めての方もたくさんいます。北海道は他のトレッキングコースとは異なることがいくつかあります。北海道での登山を楽しむためにもしっかり備えていきましょう。
服装
北海道は最北端の地であり他の地域より気温が低いです。観光で来る方でも服装は気をつける必要があります。登山旅行で来ている方は余計に厚着で来る必要があります。真夏でも寒いので防寒具はしっかり準備しましょう。
またトレッキングコースの途中にある小屋は寒さを十分に防ぐことができるとは言えません。係の方などもいないので、食事や飲み物が売っていることも少ないです。体を冷やさないようにするためのグッズや工夫が必要です。
持ち物
登山をする上で必要な持ち物はたくさんあります。水分、タオル、防寒具、地図や時計などが必要です。真夏でも北海道の山は寒いので念のためカイロなどを準備することもいいでしょう。またけがをする可能性もあるので、コンパクトな救急セットを持つこともおすすめです。
通常は明るいうちに帰ってくることが前提ですが、予定が合わずに辺りが暗くなってしまう恐れがあります。もしものためにランプやケータイのバッテリー、軽食などを準備しておくといいでしょう。
気軽に楽しめる!北海道のおすすめ登山スポット7選
北海道の山は気軽に楽しめるトレッキングコースが多いことでも知られています。登山仲間やカップル、家族におすすめの登山スポットがたくさんあります。観光としてくるついでに登山を楽しむこともおすすめです。
観光地から近い「富良野岳」
富良野市は観光スポットがたくさんある場所です。富良野市にある「五郎の石の家」という観光地は「北の国から」というドラマの撮影場所でもあります。有名な観光スポットが多く他県から訪れる方もたくさんいます。
「富良野岳」は初心者におすすめのトレッキングコースがあることで人気のある登山スポットです。急な坂が少なく穏やかな道が続きます。また頂上から見る景色は絶景そのものです。運が良ければ雲海が見られることもあります。
子供も一緒に楽しめる「樽前山」
「樽前山」は道が険しいわけではなく、道幅が広いので家族での登山にもたいへんおすすめです。険しい道だと子連れの方などは不安な気持ちになります。なので樽前山はお子さんがいる方にもおすすめです。見通しがよく初心者に方や子どもも自然を楽しむことができます。
ごつごつした岩だらけではなく、花畑を堪能できる場所がトレッキングコースの途中にあります。絶景も楽しむこともでき、きれいな花畑も見ることができます。自然が大好きな方にたいへんおすすめの登山スポットです。
はじめてのトレッキングにおすすめ「イワオヌプリ」
「イワオヌプリ」は北海道への登山旅行の際にトレッキングをするのに最適の登山ポイントです。初心者や子連れの方にたいへんおすすめです。また登りと下りで合わせて2~4時間ほどのタイムで行けるので、日帰り登山に向いています。
登る前に無料駐車場も完備されているので、大きい荷物や不要な荷物は車内に置いておくことができます。またトイレは駐車場の所にあるのでトレッキングの前に行っておくことをおすすめします。
岩場が多く、道がごつごつしているしているので足元には十分気を付けてください。登って下るまでそんなに時間はかからないので、頂上で昼食をとる方もいます。気温は低いので頂上でのお食事の際も、防寒は忘れないようにしてください。
季節ごとの景観を満喫「黒岳」
季節によって「黒岳」の色が異なります。黒岳の色の変化を楽しみに年に数回くる観光客もいます。登山旅行をする際に、どんな黒岳の景色を見たいかで予定を立てることもおすすめです。
おすすめな季節は秋と冬です。黒岳は紅葉するのが1番早い山と言われています。9月の初めからもう色づき始めます。そして紅葉の見ごろは9月半ばから9月終わりごろまでです。日数の間隔は狭いですが、とてもきれいな北海道の紅葉を堪能できます。
紅葉しだすのが早い分、雪が積もるのも1番早いです。なので1番早く白く染まった山が見られることになります。北海道の上品な雪が降り積もった黒岳は観光として見に行くこともおすすめです。
冬は雪が積もり危ないですがら、ぜひ登山旅行や北海道旅行に黒岳を選んでみてください。
高度感を味わうなら「白雲山」
「白雲山」は標高がそんなに高くないものの高度感があり、頂上ではおいしい空気を堪能することができます。写真スポットとしても最適で、北海道で登山旅行をするといえば白雲山と言っても過言ではありません。
頂上へたどり着けば目の前に広がる日高山脈や十勝平野を眺望することができます。またすぐ下に見える然別湖はきれいに澄んでいて感動ものです。登頂までの時間もそれほどかからないので日帰り登山旅行におすすめです。
日本の百名山のひとつ「雌阿寒岳」
「雌阿寒残」は北海道にある百名山の1つでとても有名です。まわりも山が連なっているため山から山を眺めることができます。また近くには温泉があるので、絶景を見た後に温泉で体を温める旅行プランもあります。北海道の山と温泉を堪能できる地でもあります。
標高は1500メートルほどで、初心者の方におすすめする登山スポットの中ではきついほうです。初心者で登山デビューし、少し物足りなくなってきた方におすすめです。登山ルートも完備されているため安全に登山を楽しむことができます。
数々の絶景が集まる「旭岳」
季節に応じて違った絶景を見せてくれるのが「旭岳」です。春と夏にはきれいな花畑が広がり蝶なども舞っています。秋には真っ赤な紅葉で染まった景色が見られます。冬には空中に舞っている氷の粒が日光によってきれいに輝くダイヤモンドダストが見られます。
数多くの景色が見られることでトレッキングはもちろん、北海道の観光地として来る方がたくさんいます。ロープウェイで標高1600メートルまで行くことができます。体調がすぐれなかった場合でも、ロープウェイから旭岳の絶景を楽しむことができます。
本格派はこちら!北海道のおすすめ登山スポット8選
今まで紹介した初心者の方におすすめした北海道の山は全て制覇したという方がいらっしゃるかもしれません。これから紹介する北海道の登山スポットは、難易度が上がった数々の山です。物足りない方はぜひこれから紹介する山での登山に挑戦してみてください。
夕張山地を見渡せる「芦別岳」
夕張市は「幸福の黄色いハンカチ」という映画の舞台にもなった地域です。「芦別岳」の山頂では夕張山地も含める夕張市を見渡すことができます。日本二百名山にも選ばれ、北海道来た際には見てから帰るという方が多いです。
登山に最適な時期はゴールデンウイークを過ぎたごろから10月ごろまでです。早すぎると積雪が残っていることもあり、登山経験が浅い方は6月からの登山がおすすめです。また標高は1600メートルほどあり、登り終えたころには強い達成感を得ることができます。
“神々の遊び庭”と称される「トムラウシ山」
「トムラウシ山」は北海道の日本百名山の1つです。トムラウシ山はアイヌ語で「花の多いところ」と「水垢が多いところ」という意味合いがあります。
その意味の通り、花畑が広がり湖などが豊かな自然に囲まれた場所です。大自然に恵まれている場所であることから「神々の遊ぶ庭」とも言われています。
標高は2000メートル越えなので初心者の方にはキツイ難易度ではあります。積雪も残りやすいので足元にも注意です。またトレッキングコースの途中にある小屋は少ないです。
休憩できる場所が少ないのである程度の計画は必要です。登山目当てでなくても北海道に来た際に、観光目当てでくるのもおすすめです。
美しい山容に見惚れる「ニペソツ山」
「ニペソツ山」はまぼろしの百名山としても知られていて、日本百名山に選ばれてもおかしくないほどの美しい北海道の山です。どっしりと構える山容には力強さを感じる方が多いです。
どっしりと構えたニペソツ山には小動物がたくさん生息しています。北海道特有の小動物に出会えることだってあります。
ニペソツ山の標高は2000メートル越えで往復14時間以上かかります。上級者コースであり初心者の方が登る場合は必ず上級者の方との登山をしましょう。天候の変化も激しいのでテントなどはしっかりしたものを準備しましょう。
多彩なコースが揃う「札幌岳」
「札幌岳」は北海道の山の中で1番、いろんなトレッキングコースを堪能できる登山スポットです。初心者コースから上級者コースまでさまざまです。標高は1300メートルほどなのでコースによっては子どもと一緒に楽しむことができます。
札幌市から1時間ほどの距離なので観光客も多く、アクセス手段も豊富です。他県から登山旅行で北海道にきた方にもおすすめの登山スポットです。
札幌市内からアクセス抜群「空沼岳」
札幌市から手軽に来られる北海道の山が「空沼岳」です。交通アクセスが豊かなので40分ほどで空沼岳までたどり着くことができます。登山する方はもちろん観光目当てで来る方もいます。1年中、空沼岳のまわりは多くの人でにぎわっています。
標高は1300メートルほどで初心者コースから上級者コースまであります。トレッキングコースの途中には6種類に沼がありコースの途中で飽きることがありません。景色が歩きながらどんどん変わっていき、頂上では360度の北海道の景色を堪能することができます。
無数のシラネアオイを楽しめる「大千軒岳」
シラネアオイは見た目が紫色または赤紫色のきれいな花です。1属1種で暑い場所では咲きにくいです。なので少し気温が低い場所を好んで5月から6月ごろに開花します。「大千軒岳」ではこのシラネアオイが無数に咲き美しい景色を目にすることができ有名です。
大千軒岳は標高1100メートルほどで初心者の方でも平気なコースがあります。また昔隠れキリシタンが処刑された地でもあります。なので毎年7月の最終日曜日には「千軒岳殉教記念ミサ」が行われます。
噴火を繰り返す活火山「十勝岳」
北海道にある山の中で噴火の印象が強いのが「十勝岳」です。十勝岳の噴火の歴史は明治20年から始まりました。明治20年から30年ほど噴火による大きな被害はありませんでした。
およそ30年後から十勝岳の噴火活動が始まりました。これまでの噴火で100人ほどの死人を出したことがあります。
十勝岳は北海道の山の中でも知名度が高く有名な山です。標高は2100メートルほどあり、難易度は上級者向けです。噴火などの影響もあり登山が禁止される年もありました。
また噴火によってトレッキングコースが変形し、変わってしまうこともありました。スリル抜群な登山スポットです。
知床半島の絶景を望む「羅臼岳」
知床半島では北海道でも有名な観光スポットが多くあります。なので知床半島に訪れる観光客は多く、知床半島から「羅臼岳」を見上げることができます。知床半島を旅行してから羅臼岳で登山する方もいます。
羅臼岳は北海道の日本百名山の1つです。標高は1700メートルほどで初心者の方には少しハードな登山スポットです。登山シーズンは7月上旬から9月上旬までです。
9月中旬でも登山できますが雪が降りだすので足元に注意する必要があります。2カ月ほどと登山できるシーズンの間隔が狭いので7月ごろから登山客は増えだします。
北海道旅行のメインは登山で決まり!
北海道旅行をされる方は毎年多いです。特に九州などの遠く離れた県外から訪れる方が多いです。今年や来年の北海道旅行で何をしようか悩んでいる方もいることでしょう。そんな時こそ登山です。北海道の大自然を堪能できるアウトドアとしても登山は大人気です。