スッカン沢で滝巡りをしよう!ハイキングルートやアクセス・駐車場情報まとめ

スッカン沢で滝巡りをしよう!ハイキングルートやアクセス・駐車場情報まとめ

スッカン沢は、自然の雄大さを感じることができるスポットです。1年を通して、様々な美しい景色を見せてくれるスッカン沢には、ハイキングコースもあり、多くの人が足を運んでいます。今回は、スッカン沢のおすすめハイキングルート・アクセス方法などを紹介していきます。

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記事の目次

  1. 1.スッカン沢とは?
  2. 2.スッカン沢のハイキングルートを紹介!
  3. 3.那須塩原の秘境・スッカン沢の魅力
  4. 4.スッカン沢の紅葉について
  5. 5.スッカン沢は山の駅たかはら利用がおすすめ
  6. 6.スッカン沢の基本情報
  7. 7.那須塩原の秘境「スッカン沢」で癒されよう!

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スッカン沢とは?

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スッカン沢は、栃木県の那須塩原にある秘境と呼ばれている渓谷です。スッカン沢は、人の手が殆どつけられていないそのままの自然の姿が残っている場所です。

スッカン沢には素廉の滝・仁三郎の滝・雄飛の滝などの大きな滝から小さな滝まで、様々な滝が点在しており、滝を巡るハイキングコースは多くのハイカーに人気です。

また、美しい自然はインスタ映えするとして、滝マニアの人やフォトジェニックな写真を求める人に人気です。森林の緑と、滝や沢の青色のコントラストが非常に美しいと評判で、究極の癒しスポットと評されています。

スッカン沢名称の由来について

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スッカン沢がある栃木県の那須塩原は、火山や温泉の場所としても有名なスポットです。スッカン沢の名前の由来は、火山の噴火でできたカルデラ跡を水源としています。

スッカン沢には火山成分を含んだ川が流れており、スッカン沢の水は辛くて飲むことができませんでした。辛くて飲むことができなかったことから、「酢辛い沢」と呼ばれるようになり、スッカン沢と呼ばれるようになった由来だと言われています。

スッカン沢のハイキングルートを紹介!

Photo bythomashendele

那須塩原にある秘境スッカン沢にはハイキングルートがあります。スッカン沢のおすすめのハイキングルートを紹介していきます。

雄飛の滝線歩道ハイキングルートがおすすめ

Photo by atk1983

今回紹介するおすすめのハイキングルートは、全長約2.3キロメートルのハイキングコースである「雄飛の滝線歩道ハイキングルート」です。雄飛の滝線歩道ハイキングルートでは、マイナスイオンをたくさん感じる3本の滝を巡るハイキングルートです。

スッカン沢駐車場からスタート

Photo byenriquelopezgarre

スッカン沢のハイキングは雄飛橋からスタートします。雄飛橋のすぐ近く県道56号沿いにスッカン沢駐車場があります。飲み物などの水分補給などは、途中の道中で済ませるようにしましょう。

スッカン沢の渓谷に沿って設置されている雄飛の滝線歩道のハイキングルートは、那須塩原の自然を堪能しながら、深い緑に覆われ森林と、透き通るような透明の渓流を近くで感じることができます。

緑が多く、日光浴をしながら散策ができるハイキングルートですが、服装などには注意が必要です。軽装やヒール・サンダル・パンプスなどでは、ハイキングルートを歩くのは難しいため、動きやすく、滑りにくい登山用などの靴などで、ハイキングを行うようにしましょう。

「素簾の滝」「仁三郎の滝」「雄飛の滝」を散策

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雄飛の滝線歩道ハイキングルートでは、素簾の滝・仁三郎の滝・雄飛の滝を巡ります。往復に必要とする時間は約2時間ほどになります。ハイキングルートを進むと、1本目の滝「素簾(それん)の滝」が見えてきます。

素簾の滝はスッカン沢の中で、最も美しい滝と言われています。流れ落ちる水がすだれのようなっていることから、すだれ滝とも呼ばれている滝です。素簾の滝は、関東の屋久島とも呼ばれており、大きな大木やコケやシダが屋久島のような雰囲気があるためです。

素簾の滝から8分ほど遊歩道を進むと、2つ目の滝の仁三郎の滝があります。滝の名前の由来は、仁三郎の滝を最初に見つけた人の名前から取られていると言われています。

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仁三郎の滝は流れ落ちる水の勢いが強く、白いスカートを履いた女性のように見えることから「舞姫滝」という別名を持つ滝です。落差の低い滝ですが、穏やかな流れをしている滝は遊歩道からもよく見えるため、休憩を取りながらゆっくりと滝を眺めることができます。

仁三郎の滝からさらに15分ほど進むと、周囲を岩で囲まれた最大の絶景ポイントである「雄飛の滝」があります。雄飛の滝は少し薄暗いところにありますが、光と滝のコラボレーションが神秘的と評判です。

滝の上には観瀑台がありますので、雄大な自然の姿を近くで見ることができます。自然のクーラーとも呼ばれているため、夏には涼しさを求めて訪れる観光客が大勢います。

Photo by y_uno

夏のスッカン沢は涼しい空気の中で散策をすることができますが、冬のスッカン沢では、凍った滝の氷瀑を見ることができることもあります。滝が凍る姿は、圧巻で見る人を魅了してくれます。

ただし、冬は夏よりもさらに注意が必要です。地面が滑りやすくなっているため、冬用の登山靴などを利用するなどして、装備は万全な状態にしましょう。また、スッカン沢へ行くルートは冬には通行止めになる道もあります。

冬に通行止めとなるルートは、那須塩原市の公式ホームページで確認することができますので、事前の情報をしっかりと入手した上で散策を楽しみましょう。

「大木のカツラ」「薙刀岩」を撮影

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雄飛の滝を過ぎると、ハイキングルートの終着点であるスッカン橋があります。スッカン橋の先にはおすすめの撮影スポッがあります。おすすめの撮影スポットは「大木のカツラ」と「薙刀岩」です。大木のカツラの、正確な樹齢は明らかになっていません。

塩原三恩人の1人である、奥蘭田が明治23年に塩原温泉を紹介した本「塩渓紀勝」に大蛇のような桂の大木と表現しています。大蛇のような大木と、大木から生い茂る緑の葉が、木洩れ日を作りだし幻想的な景色を生み出しています。

薙刀岩は、火山の噴火の際に溶岩が冷えて固まった現象により作り出された大きな岩です。薙刀のような形をしていることから、薙刀岩と名づけられました。

フリー写真素材ぱくたそ

薙刀岩は、近くで見ると手前に大きく曲がっているのが特徴です。威圧感を感じることもありますが、崖のように見えたり天井のように見える事もあります。岩から漏れ出る水滴が、訪れる人を射足、岩に生えている、シダ植物やコケ類も、自然の豊かさを表現しています。

余裕があれば八方ヶ原線分岐から別の滝も

Photo byPoswiecie

時間に余裕がある場合は、八方ヶ原線分岐から別の滝へのルートもおすすめです。素簾の滝・仁三郎の滝・雄飛の滝とは、また違う美しい光景を見せてくれます。

訪れるスポットによって、違う風景と癒しをもたらしてくれるのが、スッカン沢の魅力の1つでもあります。時間の許す限り、スッカン沢の自然で癒されてみてはいかがでしょうか。

「雷霆の滝」「咆哮霹靂の滝」散策をおすすめ

Photo by khf_fjs

おすすめは、「雷霆の滝」と「咆哮霹靂の滝」へのハイキングです。雷霆の滝の雷霆という言葉は、激しい雷のこと意味しています。滝の高さは10メートルほどですが、幅が広く、水量も豊富で、1枚岩の上を落下する姿が圧巻と評判です。

雷霆の滝は水の勢いが強いため、岩肌も少し荒れています。近くで眺めると、自然の勢いに圧倒されるという意見もあります。那須塩原は、冬になると気温がとても下がるため、雷霆の滝も気温により水が凍結し勢いが落ち着きます。

Photo by IbaGeo

雪が積もることもあり、雪と氷柱・滝のコラボレーションは1度は見ておきたいと語る人が多くいます。足元は雪や寒さの影響で滑りやすくなっているため、トレッキングシューズなどがおすすめです。

咆哮霹靂の滝の咆哮とは猛獣が吠えることを意味しています。猛獣が吠えるように、豪快な音を立てながら、流れ落ちる滝は見ごたえ抜群の姿です。

那須塩原の秘境・スッカン沢の魅力

Photo by so-oh

続いては、那須塩原の秘境、スッカン沢の魅力について紹介していきます。那須塩原は、栃木県の中でも日光に続いて2番目の秘境と言われている場所です。那須塩原の秘境スッカン沢の魅力を探りましょう。

1:スッカン沢の流れ「スッカンブルー」

フリー写真素材ぱくたそ

1つ目に紹介する、那須塩原の秘境スッカン沢の魅力は「スッカンブルー」です。スッカン沢の流れは、カルデラ跡から火山の鉱物や炭酸成分を含んでいます。そのため、沢の水が太陽の光を反射して青く輝いているため、スッカンブルーと言われています。

2:マイナスイオンたっぷりの原生林

フリー写真素材ぱくたそ

2つ目に紹介する、那須塩原の秘境スッカン沢の魅力は、マイナスイオンたっぷりの、原生林です。自然の姿がそのまま残っているスッカン沢は、原生林が至るところにあり水が集まってくる景色は神秘的と評判です。

原生林の緑と、澄んだスッカンブルーの水のマイナスイオンを、たくさん感じることができ、癒されて日々の疲れを癒してくれると人気です。

3:岩をも溶かす美しい滝の数々

Photo by Laineema

3つ目に紹介する、那須塩原の秘境スッカン沢の魅力は、岩を溶かす美しい滝です。スッカン沢には、岩肌が丸みを帯びてオレンジ色や乳白色になっているなど、岩が変色している部分が至るところに点在しています。

スッカン沢は、魚が生息できないほど、辛い水であることから、スッカン沢と名づけられており、水の成分が歳月をかけて岩を溶かし、成分が岩に付着したため、出来上がった風景です。

4:雄飛の滝線歩道・通称「スッカン橋」

Photo by Karakani

 4つ目に紹介する、那須塩原の秘境スッカン沢の魅力は、スッカン橋です。スッカン橋は、桂の大木を取り囲むように設置されている橋です。桂の大木は圧倒的な大きさを誇り、小さな葉が空に広がる姿が緑のシャワーとなり、訪問客を癒してくれます。

スッカン沢の紅葉について

Photo by uka0310

1年を通して様々な風景を楽しめるのがスッカン沢の大きな魅力です。春には新緑・夏には、涼しい沢の風景、冬には氷瀑などを見ることができます。秋のスッカン沢の魅力は、美しく染め上げられた紅葉です。

スッカン沢では、秋になると赤色と黄色に美しく色づいた、紅葉を見ることができます。滝の美しい青と、黄色と赤色の紅葉のコラボレーションが圧巻で美しいと大人気です。

スッカン沢は、標高が880メートルほどの少し高い位置にありますので、秋は冷え込むことがあります。防寒対策はしっかりしておくことをおすすめします。

スッカン沢は山の駅たかはら利用がおすすめ

Photo by alberth2

スッカン沢へ車でアクセスする場合、近くに駐車場がありますが、利用するなら、山野駅たかはらの駐車場がおすすめです。山の駅たかはらには、レストランなどもありますので、食事をしてハイキングをスタートすることをおすすめします。

また、山の駅たかはら以降とスッカン沢には、お手洗いがありませんので、お手洗いも山の駅で済ませておくことをおすすめします。

売店でお土産を購入することも!

Photo by 水上温泉水上館

山の駅たかはらには売店も併設されています。売店では、地元矢板産のリンゴジュースや、竹細工などが販売されており、お土産の購入にもおすすめです。また、季節ごとに盆栽や植物の植木なども用意されています。

レストランでは、矢板名物のアップルカレーや、地元の旬な野菜を利用した野菜の天ぷらなどのメニューが用意されています。

営業時間は、4月から11月と12月から3月で異なります。4月から11月の営業時間は、9:00から16:00です。12月から3月の営業時間は10:00から15:00です。店休日も時期により異なりますので、詳しくはホームページで確認するようにしましょう。

住所 栃木県矢板市下伊佐野991-3
電話番号 0287-43-1515

スッカン沢の基本情報

フリー写真素材ぱくたそ

最後にスッカン沢の基本情報を紹介していきます。車でのアクセス方法や、電車でのアクセス方法、車でアクセスした際の駐車場などについて紹介をしていきます。

車でのアクセス

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スッカン沢へ車でアクセスする場合は、JR矢坂駅から約40分、もしくは東北自動車道矢板インターチェンジから、車で50分ほどでアクセスが可能です。山の駅たかはらを目印として進むとわかりやすいです。カーナビを使用する場合は、山の駅たかはらに設定しましょう。

また、東北道西那須野塩原インターチェンジから国道400号を経由すると15キロメートルほどの道のりであり、約25分ほどでアクセスすることができます。

駐車場情報

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車でのアクセスした場合の駐車場は、山の駅たかはらにも駐車場がありますので、山の駅たかはらの駐車場を利用することもできます。しかし、山の駅たかはらからスッカン沢の遊歩道までアクセスに少し時間がかかります。

散策をしながら景色を楽しみたい場合には、山の駅たかはらの駐車場がおすすめですが、山の駅から車で10分ほどのところにスッカン沢の駐車場がありますので、スッカン沢の駐車場を利用することもできます。

Photo by ketou-daisuki

スッカン沢の駐車場や、山の駅たかはらの駐車場以外にも、塩原温泉ビジターセンターの駐車場を利用することもできます。紅葉や桜の時期には満車となることがありますので、シーズン中に訪れる際は、早めの時間にアクセスすることをおすすめします。

電車でのアクセス

Photo by densetsunopanda

電車でアクセスする場合は、東北本線矢坂駅を目指します。スッカン沢の近くには、電車も通っておらずバスの停留所もありません。そのため、電車を利用する場合、矢坂駅からはタクシーもしくは、レンタカーを利用する必要があります。

住所 栃木県那須塩原市湯本塩原
電話番号 0287-32-3050(那須塩原市湯本塩原)

那須塩原の秘境「スッカン沢」で癒されよう!

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那須塩原にある秘境、スッカン沢は自然がたくさんの魅力的なスポットです。大小いくつもの滝があり、原生林の林に囲まれた沢は、春・夏・秋・冬と1年を通して、様々な景色を見せてくれます。

美しい緑の林と、涼しい滝の水で、日ごろの喧騒から離れ、マイナスイオンをチャージして、癒されてみてはいかがでしょうか。

mi-sa0380
ライター

mi-sa0380

旅行が大好きです。日本の名所から世界遺産巡りなど歴史を感じることができる場所が好きです。観光に行くとご当地グルメを食べ歩いたりカフェ巡りをしています。動物も好きなので、動物園や水族館に行ったり、犬カフェや猫カフェに行って、可愛い動物に癒されています。

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