本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
刈田リフトを使用して、百名山を手軽に登山してみませんか?2時間ほどで熊野岳、五色岳、刈田岳の3つを周ることができます。
途中には蔵王連峰の象徴であるお釜や、高山植物、滝など見どころがたくさんあり、自然に癒されながら登山をすることができます。
登山ルートは先に刈田岳を周るルートと、熊野岳を周るルートがあります。ルート上の特におすすめの見どころ3つに関してはこの後ご紹介します。
お釜を正面に、刈田リフトの乗り場から右へ15分程歩くと標高1758mの刈田岳へ到着します。山頂には「刈田峰神社」があり、ここからお釜を見下ろすことができます。他にも「不帰の滝」があり、お釜の水が流れ出て出来た滝は高さ97.5m、幅14mもあり見応えがあります。
刈田リフトまで登山道を戻る手前でお釜を間近に見ることが出来る展望台に到着します。お釜を見た後は馬の背を通り、約45分程で標高1841mの熊野岳へ到着します。馬の背からもお釜を見下ろすことができ、登山中は様々な角度からお釜を見比べることが出来ます。
熊野岳山頂には石垣とささやかなお宮のみの熊野神社や、斎藤茂吉歌碑などがあります。熊野岳からは馬の背とは別の地蔵岳登山道を通り、約30分かけて刈田リフトの乗り場まで戻ります。
熊野岳を先に周るルートは、刈田岳を先に通るルートとは逆回りになります。まずは地蔵岳へ登る登山道を約30分程歩くと途中にある熊野岳へ到着します。時間や体力のある方はさらに登山道を1時間10分程進むとお隣の地蔵岳へ行くことができます。
熊野岳を後にしてお釜を見下ろしながら馬の背を通り、約45分程かけてお釜を間近に見ることが出来る展望台へ到着します。展望台を通り過ぎ、さらに15分程進んでいくと刈田岳山頂に到着します。
蔵王連峰の登山の主発地点までは刈田リフトの利用が便利です。リフトの麓の乗り場には無料駐車場やトイレも整備されているのでとても便利です。
リフトには蔵王高原刈田駐車場から乗ることができます。リフトの乗車時間は約7分で、お釜までは徒歩5分で到着します。料金は6歳以上から有料で、往復750円です。リフトに関する詳細は蔵王ライザワールドまでお問い合わせください。
住所 | 山形県山上市蔵王坊平高原 |
電話番号 | 023-679-2311 |
蔵王登山コースの見どころ
蔵王登山はたくさんの見どころがありますが、その中でも高山植物、歴史ある神社、絶景の3つの観光ポイントをご紹介します。
コマクサの群生地
蔵王連峰は高山植物のコマクサの群生地があります。コマクサは厳しい自然環境でも生育することから「高山植物の女王」と呼ばれており、高さ5cm程で薄ピンクの可憐な花を咲かせます。
熊野岳山頂にある避難小屋の側を通るとロープの引っ張ってある場所が見られます。このロープの内側にコマクサが群生しており、踏まないようになっています。また、高山植物の採取は禁止されていますのでご注意ください。
コマクサの群生地以外でも見ることが出来ます。刈田リフトの乗り場から刈田岳へ行く途中にもコマクサを見ることが出来ますし、他の高山植物も見ることが出来ます。
蔵王刈田嶺神社奥宮
蔵王刈田嶺神社奥宮は刈田山頂にある神社で、天之水分神(あまのみくまりのかみ)と国之水分神(くにのみくまりのかみ)を祀っています。
蔵王連峰は古くから山岳信仰(蔵王信仰)の対象とされており、蔵王大権現社が鎮座していました。江戸時代後期には、この蔵王大権現に参拝することを目的とした参詣客が多く訪れました。
神社からはお釜や仙台方向を眺めることができます。また、冬季の蔵王エコーラインの通行止期間にはご神体は麓へ降ろされます。
熊野岳山頂からの眺望
日本百名山では「蔵王山」と紹介されている熊野岳ですが、山頂からの眺めは絶景で見どころの1つになっています。天気が良く晴れた日には太平洋や月山、鳥海山、朝日岳などを見ることが出来ます。