十和田湖の【十和田神社】は不思議な魅力を持つパワースポット!そのご利益とは?

十和田湖の【十和田神社】は不思議な魅力を持つパワースポット!そのご利益とは?

十和田湖畔に位置する十和田神社は、自然に囲まれた不思議な魅力のあるパワースポットとして有名な場所です。そんな十和田神社のご利益や十和田湖の魅力、詳しいアクセス方法をご紹介しますので、十和田神社のご利益やパワースポットに興味のある方は一度訪れてみませんか。

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    記事の目次

    1. 1.十和田神社は不思議なことが体験できると評判のスポット
    2. 2.十和田神社の魅力・ご利益があることで人気
    3. 3.十和田神社の歴史を感じさせる立派な「拝殿」
    4. 4.十和田神社でもらえる「御朱印」もおすすめ
    5. 5.十和田神社の魅力・新緑や紅葉でどの季節も楽しめる
    6. 6.十和田神社に来たら行きたい!十和田湖
    7. 7.パワースポット「十和田神社」で神秘的な力を感じよう

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    十和田神社は不思議なことが体験できると評判のスポット

    Photo byvait_mcright

    皆さんは「十和田神社」という場所をご存じですか?十和田神社は、青森県十和田市にある十和田湖の中山崎の付け根である休屋の奥に位置している歴史ある神社です。

    十和田神社は、恋愛に関する悩みのある人や、将来で悩んでいる人などにご利益のある場所として人気です。また、非常に強力なパワースポットとしても有名で、その不思議な力を実感したいと連休には多くの観光客も訪れています。

    そんな不思議な魅力ある十和田神社へのアクセス方法や、より詳しい縁起、十和田神社の御祭神や近くに祀られる神々のご利益などをこちらで一挙ご紹介してまいります。

    十和田神社へのアクセス

    フリー写真素材ぱくたそ

    十和田神社へのアクセス方法ですが、青森県から遠い地域から向かう場合、飛行機で青森空港へ入るのがいいでしょう。青森空港からバスで青森駅を経由し、奥入瀬からまた十和田湖(休屋)へ向かうアクセスルートとなります。

    電車でのアクセスを考えている方なら、まず八戸駅か七戸十和田駅へ向かい、そこからはバスもしくは車で向かいます。飛行機でのアクセスルートと同じく奥入瀬を経由し十和田湖(休屋)へというアクセス方法となります。

    フリー写真素材ぱくたそ

    もし青森県内や、青森県から近い位置からアクセスされる方で車を利用できるのなら東北自動車道を通って十和田インターチェンジまで行き、そこから下道でアクセスする方法になります。運転中も自然を楽しめるので、ドライブが好きな方にはお勧めです。

    十和田神社の魅力を沢山ご紹介しますので、もし行ってみたいと感じていただけたら、三つのアクセス方法からご自身にあったものを選び、十和田神社へ参拝してそのパワースポットとしての魅力を肌で感じてみてください。

    住所 青森県十和田市大字奥瀬十和田湖畔休屋486
    電話番号 0176-75-2425

    十和田神社の魅力・ご利益があることで人気

    Photo by cyesuta

    十和田神社には二つの縁起があります。一つは807年、征夷大将軍である坂上田村麻呂が東征の際、湖が荒れて渡れなかったため、祠を立て祈願し筏を組んで渡ったというものです。

    もう一つは南祖坊(南蔵坊、南草坊ともいわれます)にまつわるものです。南祖坊が熊野で修業した時、神から鉄の草鞋と錫杖を授かり「百足の草鞋が破れたところに住むべし」と夢の中でお告げを得、十和田湖畔にて草鞋が尽きたとされています。

    Photo by miffuer

    その当時、十和田湖では八頭の大蛇が主となって湖を支配していました。南祖坊はその霊験により九頭の龍へと変化しその大蛇を退治したのだという伝説があり、その南祖坊を青龍権現として崇め奉ったというものです。

    南祖坊を崇め奉った名残が今も残されており、境内にある熊野神社には彼が神より賜ったとされる鉄の草履が奉納されています。

    Photo byambroo

    十和田神社は御祭神に日本武尊(やまとたけるのみこと)が祀られています。また、縁起に記した通り青龍大権現が祀られ、こちらは東北の水龍信仰の象徴とされていました。

    十和田神社に言われているご利益としては所願成就や開運などで、日本武尊は国土平安、五穀豊穣、商売繁盛などがあります。後述する開運の小道のような場所もあり、周囲の自然から力を得られるパワースポットとしても有名なので、幅広いご利益が期待できます。

    十和田神社の「占場(うらないば)」

    Photo by452345

    十和田神社で忘れてはいけないのが「占場」です。十和田神社から山の中へ150m程度進んだ頂の平場からはしごで下った場所が占場です。この場所は南祖坊が十和田湖へ入水し八頭の大蛇を退治した場所であると伝えられています。

    ここではお金やお米を白紙にひねったものや、宮司が祈念をした「おより紙」を湖に投げ入れ吉凶を占うことが出来ます。投げ込んだ人の願いが叶う時は水中へ引き込まれるように沈み、そうでない場合は水面に浮いたまま沖へ流されていくとされています。

    Photo byMylene2401

    この場所は長年吉兆を占う人々が多く訪れているため、占場の水底には沢山のおより紙が沈んでいます。おより紙に包まれたお金の中には古い海外の硬貨も混ざっており、日本人だけでなく海外の方もこの場所を訪れていたのだと知ることが出来ます。

    現在、占場へ降りる梯子は老朽化のため使用禁止となっています。そのため、占場へは商店街よりモーターボートで30分ほど向かい、その船の上でおより紙を水面に落とすようにして占いをすることが出来ます。

    それが難しい場合、おとめ像の前にある御前ヶ浜へおより紙を投げ入れるようにするか、吉凶を見るだけならば自宅の洗面台やお風呂、近くの川でも大丈夫とのことです。

    十和田神社の歴史を感じさせる立派な「拝殿」

    Photo by nobu3withfoxy

    十和田神社の拝殿まで至る道は、鬱蒼とした杉並木があり、清々しくも不思議な空気に包まれ、正しくパワースポットであることを実感できます。

    十和田神社の拝殿はそこまで大きくはなく、苔むした岩場の上に鎮座しています。その拵えと周囲の自然とが合わさり非常に厳かな雰囲気を醸し出し、訪れる人々も目を奪われます。

    見事な刻印も見どころ

    Photo by mooljot

    拝殿には青森ヒバ材を使ったとても繊細な刻印がされています。拵えた人のこだわりが見て取れる彫刻には、目にした人がその建築美を存分に感じることが出来る魅力があります。是非一度、直接見ていただくと良いでしょう。

    十和田神社の祠

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    十和田神社やその周辺に位置する祠は、昔火山活動により火山性ガスが溶岩から噴き出した穴の名残です。かつてはこの穴に修験者が籠り修行したとされています。

    このような自然活動により出来た穴は神が宿るのだと信じられてきており、この十和田神社周辺の祠もそれぞれ別の神が宿りご利益を授けてくれるとされています。

    開運の小道

    Photo byAntranias

    火山活動により出来た祠が並んでいる場所が「開運の小道」とされており、こちらもパワースポットとしてとても人気が高く魅力的な場所です。開運の小道に祀られている神々は、それぞれ別の名前、ご利益があります。

    開運の小道には六柱の神があります。穢れを吹き払う「風の神」、防火のご利益があり竈の日を守る「火の神」、狩猟や五穀豊穣を司る「山の神」、鉱山やお金にまつわるご利益のある「金の神」、勝利祈願の「天ノ岩戸」、開運を司る「日の神」です。

    この場所を参拝して宝くじを当てた、火事を免れたという不思議な体験をした方の話もあります。十和田湖・十和田神社へ訪れるなら是非こちらも通ってみてはいかがでしょうか。

    十和田神社でもらえる「御朱印」もおすすめ

    Photo by chiaki0808

    十和田神社では朝9時から夕方16時30分までの時間、御朱印をいただくことが出来ます。冬場には積雪により社務所が開いていないこともあるので、参拝される方は注意していきましょう。以前は二種類の御朱印がありましたが、現在は「青龍」の一種類のみとなっています。

    また、十和田神社では御朱印帳も扱われています。境内の御神木である杉をイメージした木製のものです。御朱印は一体につき500円、御朱印帳は御朱印込みで2500円となっています。

    十和田神社の魅力・新緑や紅葉でどの季節も楽しめる

    Photo byjplenio

    木々に囲まれた場所に位置する十和田神社は、参拝するのは勿論ですが、パワースポットの周りの自然を感じ散策することも一つの魅力です。

    十和田神社の周辺では、季節の移り変わりとともに新緑から深緑へ、秋口には目に鮮やかな紅葉となり冬には雪化粧をした木々を楽しむことが出来ます。どの季節に来ても趣のある景色を見ることが出来るでしょう。

    ただやはり夏場には熱中症の危険性もあるため、木々の中で涼し気であっても十分な水分補給と休憩を心掛けましょう。また、冬場には地面が凍結し転んでしまう恐れがあるので、雪道に慣れていない方は気をつけて情景を楽しむようにしてください。

    十和田神社に来たら行きたい!十和田湖

    Photo byWalkerssk

    十和田神社へ訪れるのであれば、ぜひ十和田湖にも足を運んでいただきたいです。十和田湖は約20万年も前に始まった火山活動によって形成された陥没に長い年月をかけて雨水を溜めたカルデア湖で、日本で第3位の深さを誇ります。

    周りの山々の緑や、空の清々しい青を全て映しこむ十和田湖の鏡のように美しい湖面は、思わず深呼吸をしたくなるような不思議な魅力を湛えています。

    十和田湖から続く奥入瀬渓流は、特別名勝、天然記念物として国からの指定を受け保護されている場所で、滝や清流、岩々といったたくさんの見所があります。

    Photo byKanenori

    奥入瀬渓流はどなたでも散策がしやすく整備されています。渓流沿いには車道と遊歩道があり、まるでトンネルのような木々の中ゆっくりと自然を楽しめるところも魅力的です。

    十和田神社を囲む木々と同じく、この渓流を魅力的に映し出す木々もまた季節によりその色合いを変化させています。自然の力で長い年月をかけ形成されたこの場所では、不思議と心が清らかになるような気持ちを感じることが出来るでしょう。

    Photo by hide10

    また、十和田湖畔休屋の御前ヶ浜には「おとめ像」と呼ばれる、向かい合う二人の乙女を形どった像があり、この十和田湖のシンボルにもなっています。このおとめ像は詩人であり彫刻家でもある高村光太郎が病に伏す前の最後の作品です。

    本来、このおとめ像の立つ場所には「自然石を使った記念碑建立」が考えられていました。しかし、1947年に初の民選知事として就任した津島文治は「世界的な景勝地に、ありきたりの石碑では似つかわしくない」と元の計画を白紙としました。

    元々の計画が白紙となったことで新しく建設準備委員会が発足されます。その中で関東大震災復興記念像「悲しみの群像」のような芸術作品を据える方向にまとまっていきました。

    Photo by sendaiblog

    高村光太郎に正式な依頼が来たのは昭和27年4月のことです。光太郎は「自然美には人工を受け入れるものと受け入れないものの2つがある。現地を見て決めましょう」というように答え、その年の6月に委員会の面々と共に十和田湖を訪れました。

    「十和田湖の美しさに深く感動した。湖上を遊覧しているうちにいくつも製作イメージが湧いた」「私はギリシャはやらない。アブストラクトもやらない。明治の人だから明治の人としてのものをつくりたい」と光太郎は言い、依頼を快諾したのです。

    フリー写真素材ぱくたそ

    高村光太郎は「湖面に映った自分の像を見ているうちに、同じものが向かい合い、見合うなかで深まっていくものがあると感じた。それで同じものをわざと向かい合わせた」と、二人の乙女が裸体で向かい合うモチーフについて語っています。

    当時の知事から始まり、委員会での検討を経て、芸術家の心を動かし建設されたおとめ像は、十和田湖の自然にとても良く馴染んでいます。関係者だけではなく、当時多くの人々を感動させた光景を現在も感じられます。

    Photo by Yasuo Kida

    このように十和田湖だけでも魅力的な場所が多くあります。詳しく見て回りたいという方には「十和田湖ガイドクラブ」が企画するガイドツアーがおすすめです。十和田湖を知り尽くした案内人がついてくれるので、歴史を感じながら散策できます。

    十和田湖の伝説

    Photo byA_Different_Perspective

    十和田湖の伝説として、先の縁起に出てきた八頭の大蛇がそのような姿になるまで、また南祖坊に退治されるまでのストーリーが「三湖伝説」として語られています。これは青森、秋田にまたがる十和田湖・八郎潟・田沢湖を舞台としたものです。

    秋田県の草木村という場所に、八郎太郎というマタギの若者が暮らしていました。しかしある日掟を破って仲間の分のイワナを全て平らげてしまったところ、急激な口渇感に襲われます。それから三十三夜もの間川の水を飲み続け、いつか三十三尺の大蛇になったのです。

    Photo by NanakoT

    自分が報いを受けたことを理解した八郎太郎は、十和田山の頂に湖を作り、その十和田湖の主として住むようになったと言われています。

    八郎太郎という人間が大蛇になり、南祖坊との戦いについても言及されている三湖伝説は読み物としても不思議な魅力のある物語となっています。一度あらすじだけでも読んでから十和田湖を訪れるとまた違った魅力が見えてくるのではないでしょうか。

    十和田湖の遊覧船

    Photo byKreutzfelder

    十和田湖では、2019年4月12日から湖上遊覧を楽しむことが出来るようになりました。十和田湖休屋から子ノロまで向かうAコースと、十和田湖休屋を出て、西湖と中湖を中心に遊覧するBコースの2種類があります。

    11月中旬から翌年4月中旬までは休業しますが、その期間以外は定休日がないので、時期を逃さなければいつでも美しい十和田湖の湖面を進みながら周囲の山々のような魅力あるビューポイント巡りが出来ます。

    遊覧船の料金は一般の大人で1400円、子どもが700円となっています。時期的に夏休みと被るため、子どもを連れて避暑に訪れてみてはいかがでしょうか。

    パワースポット「十和田神社」で神秘的な力を感じよう

    Photo by Mixtribe Photo

    ここまで読んでいただけた方は十和田神社と十和田湖の不思議な魅力や御利益、パワースポットとしての素晴しさを知っていただけたでしょうか。アクセスルートもありますので、青森への観光の際はぜひ不思議なパワースポット十和田神社へ訪れてみてください。

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    藍田かなた
    ライター

    藍田かなた

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