奥入瀬渓流・ハイキングの見どころをチェック!おすすめ散策道や人気の宿もご紹介

奥入瀬渓流・ハイキングの見どころをチェック!おすすめ散策道や人気の宿もご紹介

新緑の春、紅葉の秋にハイキングをするなら十和田湖畔の奥入瀬渓流がおすすです。14kmの長い散策道の中でも特に見どころの多い人気スポットや、奥入瀬渓流を眺めながらゆったりと温泉に入れる宿、季節の食材が味わえる人気の宿などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.奥入瀬渓流ってどんなところ?
  2. 2.奥入瀬渓流におすすめの服装
  3. 3.奥入瀬渓流ハイキングの見どころをチェック!
  4. 4.奥入瀬渓流でおすすめの散策道
  5. 5.奥入瀬渓流周辺の人気の宿
  6. 6.奥入瀬渓流で自然を満喫しよう!

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奥入瀬渓流ってどんなところ?

Photo by nhayashida

青森県の十和田八幡平国立公園に属する奥入瀬渓流は、1928年に十和田湖とともに名勝及び天然記念物に指定、また1936年には十和田国立公園に指定された、誰もが一度は訪れたい観光名所です。

1952年には、特別名勝及び天然記念物に格上げされるなど、その景観の美しさは訪れる人の心をつかんで離しません。

渓流沿いには滝がいくつも点在し、銚子大滝をはじめ、阿修羅の流れ、雲井の滝、九十九島など、見どころのある景勝地が満載です。ハイキングにも人気の観光地をチェックしてみましょう。

全長14kmの渓流

Photo by 柳雩

青森県十和田市にある奥入瀬渓流は、約20km北に位置する八甲田山麓からの水も流れ込んでいる渓流で、十和田湖の東、子ノ口(ねのくち)から、北東の焼山までの区間を指しています。その長さは全長14kmにも渡る渓流として有名です。

両岸を自然の森に囲まれ涸れることなく流れる奥入瀬渓流は、時には荒く、また時には静かに、その姿を変えながら十和田の景観に躍動感を添え、訪れる観光客に感動を与えます。

渓流に沿うように一般道や散策道が整備されているため、山頂や山の中腹から見える渓谷の眺めとは異なります。14kmの歩道をハイキングしながら、自然の作りだす渓流の美しさをすぐ近くで見ることができるのは圧巻です。

青森の自然をのんびり体感できる

Photo by imnakashima

奥入瀬渓流のある十和田市は青森県南部の内陸に位置し、北西部には八甲田山の山麓、南西部には十和田湖など、豊かな自然で知られ、観光地としての見どころもたくさんあります。

中でも奥入瀬渓流は森林の中を流れているため、自分の足で散策道をゆったり歩きながら滝や川の流れを眺めるなど、都会の喧騒から離れてのんびりと森林浴を体験することができます。

コバルトブルーの川面に映る新緑がまぶしい春や、紅葉に染まる秋など、四季によって見どころも異なるおすすめの観光スポットです。        

奥入瀬渓流におすすめの服装

Photo by 柳雩

奥入瀬渓流の散策道はアップダウンが少ないため、子供連れや年配の観光客も多く訪れる、人気のハイキングコースです。森林の中を散策するので、どんな服装で行ったらよいのか、おすすめの服装をチェックしてみましょう。

夏でも長袖長ズボンがおすすめ

フリー写真素材ぱくたそ

奥入瀬渓流の遊歩道は、高低差がほとんどなく平坦で、初心者にもハイキング気分で安心して楽しめる散策道として整備されています。

そのため、山登りのような特別な服装や準備の必要はあまりありませんが、一般的なハイキング同様、長袖、長ズボンを着用することをおすすめします。

青森県の気温は関東、関西に比べて平均で1ヶ月ほど季節がずれていますので、夏でも肌寒く感じることがあります。特に渓流の両脇には木々が生い茂っていますから、日差しもそれほど強くはありません。

Photo byValiphotos

長袖、長ズボンを着用していれば、アブや蚊などの防虫にもなるのでベストです。それでも、真夏には半袖が好ましい日もあるかもしれません。

パーカーなど脱ぎ着のしやすい上着を着ていくと安心でしょう。最近は、虫よけ効果のあるパーカーも出回っているので、チェックしてみましょう。

靴は履き慣れた運動靴で行こう

Photo byMabelAmber

平坦な散策道が多い奥入瀬渓流ですが、周辺には苔も多く生えているため、足元が滑りやすい箇所もあります。また、渓流沿いのためぬかるんでいる場所もあり、足元は基本的にはスニーカーなど履き慣れた運動靴を着用するとよいでしょう。

持っているのであればトレッキングシューズもおすすめですが、14kmという長い道のりを歩くのにも、疲れない運動靴が一番です。また、帽子やタオル、水分補給のための水筒やペットボトルなども持っていったほうがよいでしょう。

石ヶ戸休憩所以外の散策道途中には、自動販売機などは設置されていませんので注意しましょう。また、山の天気は変わりやすいので、天気予報をチェックし、雨具もあると安心です。

奥入瀬渓流ハイキングの見どころをチェック!

Photo by Masa Sakano

14kmにわたる奥入瀬渓流には見どころが満載ですが、ハイキングの見どころとして、「阿修羅の流れ」、「九十九島」、「銚子大滝」など7個所について詳しく紹介しますのでぜひチェックしてみてください。      

阿修羅の流れ

Photo by Tak H.

「阿修羅の流れ」は、子ノ口水門から歩いて8kmの地点にある奥入瀬渓流を代表する見どころの一つです。雑誌やテレビなどで何度も取り上げられ、ガイドブックやポスターにもたびたび使われていますので、一度は見たことのある人も多いでしょう。

幅の狭い川に大きな岩が並び、水しぶきを上げながら豪快に流れるさまは、「阿修羅」の名にふさわしい光景です。比較的穏やかな流れや、美しく静かに流れ落ちる滝が多い奥入瀬の中では、一番激しい渓流が見られるスポットとして人気の場所です。

九十九島

Photo by imnakashima

奥入瀬渓流の中流付近の「阿修羅の流れ」より少し上流にあるのが「九十九島」です。渓流の中に苔むす岩がたくさんあるさまが、海の上に浮かぶ島々のように見えることから、その名前が付けられています。

岩の上に緑織りなす草木が生えた様は、まるで日本庭園を彷彿とさせ、自然にできたとは思えないほどです。岩にぶつかる川の流れが、白く輝くしぶきをあげる様子も美しく、人気のスポットの1つとなっています。

その美しさは、高知出身の近代日本詩人の大町桂月さんが、「巌(いわ)ごとに苔あり木ある川中の千島かすめて川鳥(かわがらす)とぶ」と詠んだことでも有名です。

雲井の滝

Photo by yellow_bird_woodstock

こんもりと生い茂った木々の間を通って、20mの高さから三段になって流れ落ちていく「雲井の滝」は、水量も多く、奥入瀬渓流沿いの滝の中でも、見ごたえ満点の滝のひとつです。

道路から「雲井の滝」を眺めることができるのはもちろん、滝壺まで行くこともできますので、目の前で飛び散る水しぶきの迫力を存分に味わうことができるのでおすすめです。

「雲井の滝」は、水量が豊富なため岩がけずられるのが速く、ほかの滝に比べて、上流へ行けば行くほど、山肌の奥から水が流れてきているのも特徴の1つです。

三乱の流れ

Photo by yari3180m

「三乱(さみだれ)の流れ」は、奥入瀬渓流の中で休憩所のある石ヶ戸から約10分ほど下流へ行ったところにあります。3つの川が合流して激しい流れを作ることから、その名がつけられ、奥入瀬渓流の絶景スポットの1つとなっています。

ダイナミックな中にも穏やかな流れの中に苔むす岩がたくさんあり、春にはさまざまな植物が生え撮影スポットとしても人気です。遊歩道は他の道よりやや広めで、奥入瀬渓流を下流から散策していくと、一番最初の見どころになります。

銚子大滝

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

奥入瀬にあるたくさんの滝は、周囲の山から流れ落ちて渓流に注いでいますが、銚子大滝だけは、奥入瀬渓流の本流にかかっています。銚子大滝は、右岸の断層と、左方の寒沢(さむさわ)の滝からの水が流れ込んでできたからだとも言われています。

銚子大滝のスケールは、高さ7m、幅20mで、奥入瀬の中でも一番迫力あふれ、音をたてながら豪快に流れ落ちる水の迫力が目を見張るほどで、その流れ落ちる水が大量の霧を生むことでも人気のスポットです。

Photo by nhayashida

木々の間から差し込む陽の光が霧にあたり、何本もの光の線を作りだしている光景も、散策道から眺めることができます。

そこにいるだけで自分も霧の中にいるかのような気分が味わえ、マイナスイオンをたっぷり浴びていることが実感できるでしょう。

子ノ口の水門

Photo by zunsanzunsan

子ノ口水門は、十和田湖の東岸にあたる奥入瀬渓流の出発点に作られ、奥入瀬渓流の水量を一定にコントロールするという、重要な役割を果たしています。昔から奥入瀬渓流は、高低差が少なく勾配がゆるやかなので、湖によって自然に水量が調節されてきました。

そのため、倒木や川に点在する岩にも苔や植物などが生え、美しい岩肌や景観を見事に作りだしています。さらに十和田湖の水は、発電や農業用水など、様々な用途にも使われています。

奥入瀬渓流の景観を維持する目的もあり、昼間は子ノ口水門を開いて水を一定量流し、夜間や冬場には水門は閉じられます。そうすることで、支流から流れてくる水量が渓流の流れを作り、水位が安定します。このように渓流の維持管理は子ノ口水門にかかっているのです。

石ヶ戸の伝説

Photo by nhayashida

奥入瀬渓流の三乱の流れを過ぎたあたりは、程よい流れの石ヶ戸の瀬があります。「~ヶ戸」とは、青森県の方言で「小屋」のことを表わし、「石ヶ戸」は、「石でできている小屋」という意味になります。

片側が巨大な木に支えられている大きな岩が、ちょうど岩小屋に見え、自然によってできたこの「石ヶ戸」には、いくつかの言い伝えがあります。

その昔、「鬼神のお松」と呼ばれた美人の盗賊がこの石ヶ戸に住んでいました。お松は、旅の男が通りかかると、先回りして行き倒れを装って助けを求め、男が介抱してくれている間に、すきをみて小刀で刺し殺し、金品を奪ったのです。

Photo byPexels

他の言い伝えとしては、男に背中を貸してもらって川を渡り、川の中腹にさしかかったとき、いきなり背中から小刀で男を刺し殺し、金品を奪ったという説もあります。

いずれにせよ、美しい女性に目がくらむように石ヶ戸の景観は美しいので、足を滑らせないように気をつけましょう。ちなみにこの石を支えていた巨木二本のうち、樹齢四百年と言われてきた一本は、残念ながら昭和63年8月に、地上4mの部分で折れてしまいました。

石ヶ戸には、お土産を買ったり食事もできる休憩所や奥入瀬の歴史について紹介している展示館(ビジターセンター)があり、駐車場やトイレも完備されています。また、バス停もありますので各方面からのアクセスも良好です。

奥入瀬渓流でおすすめの散策道

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国道35号を車で走りながら、遠巻きに奥入瀬渓流の景観を眺めるのもいいですが、やはり渓流沿いの遊歩道を森林浴をしながら歩いて散策するのがおすすめです。瀬渓流の散策道は全体的に平坦なので、ハイキング気分でゆったりと散策を楽しむことができます。

散策道を全て歩くと5時間くらいかかり、焼山から歩き始め子ノ口方面へ向かっていくと、はじめはゆったりと穏やかな景色が広がります。さらに歩き進むと次第に迫力ある渓流や滝が現れ、見どころも増えてきます。

途中の石ヶ戸休憩所までは約5kmありますが、そこまでは川の流れもゆったりしているので、苔におおわれた岩や橋などを眺めながらハイキングが楽しめます。

瀑布街道

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散策道の中でもとくにおすすめなのは、雲井の滝から銚子大滝までの2.7kmほどの区間で、ここには見どころがたくさんあります。特に、この区間には至る所に滝があることから、「瀑布街道」とも呼ばれ親しまれています。

まず細く糸のように流れ落ちる白糸の滝がみえ、九段の滝と続きます。九段の滝では、緑の木々の隙間から階段状の岩壁の段差を水が流れ落ち、幻想的な景観を見せてくれます。

白糸の滝は近くには行けませんが、九段の滝は近くで見ることができますので、絶好のフォトスポットとして、ぜひチェックしてみましょう。

奥入瀬渓流周辺の人気の宿

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四季折々の景観を楽しみながらハイキングができる奥入瀬渓流周辺には、観光客に人気の宿がいくつかあります。その中から厳選して、「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」、「野の花 焼山壮」、「奥入瀬 森のホテル」の3軒についてご紹介しますのでチェックしてみてください。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

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星野リゾート 奥入瀬ホテルは、奥入瀬渓流河畔に建っている唯一のホテルで、北は北海道から南は沖縄まで、温泉宿や高級リゾートホテルとして知られる「星野リゾートグループ」に属するホテルの1つです。周囲を山々や渓流などに囲まれ、四季折々の豊かな自然が楽しめます。

また、澄みわたる空気や鳥たちのさえずり、近くを流れる渓流の音など、青森の自然を存分に味わえるおすすめのホテルです。

大自然の中にあるため、東北新幹線八戸駅および新青森駅、青森空港から無料のシャトルバスも利用できます。館内には2つの温泉があり、ホテルのすぐ近くを流れる奥入瀬渓流を眺めながら、八甲田から湧き出た柔らかな湯が楽しめる絶景露天風呂は、一度は訪れたい温泉です。

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また12月から3月までの期間限定の、冬の寒さで氷結した滝を眺めながら入る温泉は至福のひと時となるでしょう。外湯には、「九重の滝」が目の前で見える混浴露天風呂もあり、鳥のさえずりを聞き、森林浴を楽しみながらほんのり色づいた白いお湯に浸ることができます。

お食事は、奥入瀬渓流を目の前に眺めながらオリジナルの朝食が味わえる「渓流テラス」、リンゴの産地青森ならではのメニューがビュッフェスタイルで楽しめる「青森りんごキッチン」でいただけます。

高級リゾートホテルならではの洗練された料理とワインがいただけるフレンチレストラン「ソノール」も要チェックです。

住所 青森県十和田市奥瀬栃久保231
電話番号 0570-073022

野の花 焼山荘

Photo bypixel2013

名前の通り奥入瀬渓流の「焼山」近くにある「野の花 焼山壮」は、館内は畳敷きで、さらに全て青森産のひばで作られた温泉宿です。廊下には、ひばの香りと、自然素材のお香の香りが漂い淡い蝋燭やランプの明かりに揺れる四季折々の花々が美しく、女性に特に人気です。

猿倉温泉からの引き湯で源泉かけ流し100%の温泉は、硫黄とカルシウムの含有量が多く、肌に刺激の少ない温泉です。青森ひば造りの大浴場と、2か所にある露天風呂、平日限定4組のみですが貸切風呂「離れ 露天石風呂」も利用できるのでチェックしてみましょう。

また、赤ちゃん連れや高齢者のために、ベビーバスや、安全な介護用腰掛椅子の用意もあり、浴槽には手すりも設置されているのも嬉しい気遣いです。

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お食事は、青森の食材を使った郷土料理とモダンな創作料理との融合が自慢で、既製品を一切使わず、全ての料理が手作りで、料理長の心のこもったおもてなしが味わえます。

アクセスは、東北自動車道十和田ICより1時間30分、八戸自動車道下田・百石ICより60分、十和田湖温泉郷(バス停)より徒歩3分です。10名以上の団体で宿泊する場合には無料送迎バスも利用できるのでチェックしてみてください。

住所 青森県十和田市焼山64-225
電話番号 0176-74-2345

奥入瀬 森のホテル

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JR八戸駅から車で約47km、百石道路・下田百石ICから車で約42kmののどかな山中にたたずむ「奥入瀬渓流ホテル」は、「あなたの大切な人に最高のおもてなしを」をコンセプトにしているシンプルながらもモダンな温泉ホテルです。

温泉の湯は、八甲田山麓にある「猿倉温泉]の源泉を使い、さらりとした肌触りのやわらかい良質な温泉で、日々の疲れを優しく癒してくれること間違いないでしょう。 

奥入瀬の地場産野菜などを使った心とからだにおいしいお食事を味わえば、自然の恵みを存分に感じることができるでしょう。ホテル特製のヘルシーでオーガニックな女性にうれしいランチメニューもあり、奥入瀬への日帰りドライブの途中で楽しむのもおすすめです。

住所 青森県十和田市大字法量字焼山36-20
電話番号 0176-70-5000

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奥入瀬渓流で自然を満喫しよう!

Photo by 柳雩

奥入瀬渓流の見どころを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。季節ごとに森や渓流の美しさを感じられる見どころ満載の人気スポットですから、とくに休日には多くの観光客で混みあいます。平日にゆったりと散策し、自然を満喫してみましょう。

横山まりん
ライター

横山まりん

ミュージカルと旅行とグルメが大好きな、専業主婦歴2年のオールドルーキーです。 最近は、新しい料理にも挑戦てレシピを増やすために、おいしものを食べに出かけています。 旅行では、今一番行ってみたいのはイエローナイフです。オーロラを一度見てみたいと思っています!

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