高知の郷土菓子【芋けんぴ】が人気！びっくりするほどおいしいおすすめの通販は？

芋好きの方を虜にしているお菓子の一つは「芋けんぴ」です。やさしい甘さが特徴の芋は、芋けんぴのほかにも多くのお菓子に利用されています。例えば、紅茶とも相性のいい「スイートポテト」や濃厚な旨味が詰まった「干し芋」も、芋使用の代表的なお菓子です。

食べ出したら止まらないと噂の芋けんぴは、口寂しくなった時や、甘いものを欲した時に便利なおやつです。芋けんぴならではのポキポキした軽快な歯応えと、芋の質感が魅力です。芋けんぴの甘くて懐かしい味わいは、つい飽きずに食べ進めてしまう事でしょう。

高知土産を扱うショップでも、おいしいと人気を集めているのが芋けんぴです。観光やビジネスなどで高知に訪れた際は、手軽に食べられておいしい芋けんぴのお土産がおすすめです。

そもそも芋けんぴは高知の郷土菓子に数えられています。「芋けんぴ」という一風変わった名前は、高知土佐の言葉です。

芋を愛する通からも人気の芋けんぴは、芋の魅力に溢れたお菓子です。一般的な作り方はとてもシンプルで、芋を棒状または短冊状に切り、植物油で揚げ、砂糖を絡めて仕上がります。店によっては水飴を使ったり、フレーバーを増やしたりなど、芋けんぴは店ごとに個性がある点も魅力です。

芋けんぴの名前の由来を紐解くには、平安時代にまで遡ります。当時の高知県では小麦粉を使用した、土佐弁で「けんぴ」と呼ばれる干し菓子が作られていました。けんぴは現在も製造しており、土佐の伝統的なお菓子として親しまれ、贈答向けや普段のお茶請けなどに食べられています。

芋けんぴとけんぴの主原料と製法は異なります。形状や質感が似ているという理由から、芋けんぴと呼ばれるようになったと伝えられています。なお、芋けんぴの名前の由来には諸説あり、土佐日記で有名な紀貫之が「健肥」と記したなど、はっきりした起源は分かっていません。

芋けんぴは何も付けずにそのまま食べるのもおいしいですが、魅力をさらに引き出すためのアレンジも試してみましょう。

甘じょっぱい味が好きな方は芋けんぴと、チョコレートのおいしい組み合わせを試してみてください。塩味を加えた芋けんぴと芳醇な風味のチョコレートを合わせれば、塩気と甘さを同時に味わえます。

「芋けんぴのチョコレートがけ」を作るには、最初にさつまいもを1cm幅の棒状にカットしてください。水にさらして水気を切ったさつまいもをフライパンに入れ、油で熱し、カリッとするまで揚げます。きれいにしたフライパンで砂糖・塩・水を加熱し、さつまいもを入れて絡めてください。

チョコレートは好みの種類を選び、耐熱容器に入れて溶かしましょう。最後は、揚げたさつまいもに、加熱して溶かしたチョコレートをかけて完成です。

塩味を抑えたい場合は甘めに調整したり、販売されている芋けんぴを使ったり、好みに合わせて用意してください。バレンタインデーやホワイトデーには、チョコペンやカラーシュガーなどで、芋けんぴをかわいくアレンジする方法もおすすめです。

シンプルな芋けんぴをリッチなスイーツに格上げするには、バニラアイスを芋けんぴに添える食べ方が人気です。バニラの甘い香りやミルクの風味が、芋けんぴのおいしさを後押しします。芋けんぴはそのままアイスにディップしたり、食感を楽しむために砕いたりするのもおすすめです。

和菓子の芋けんぴは、和の要素をプラスしたおいしい食べ方もできます。例えば、バニラアイスとも相性の良いきな粉や黒ゴマをかければ、香ばしい風味が口いっぱいに広がるでしょう。また、好みで黒蜜をかけて、コクと甘みを加えるのもおすすめです。

芋けんぴは老若男女から長く愛されているお菓子の一つです。飲食店にはさまざまな専門店が存在しますが、芋を専門に扱う店もあります。

「芋屋金次郎」は平成17年に誕生した、芋菓子の人気専門店です。高知県の老舗芋菓子メーカーが母体になるため、こだわりの素材を使用した芋けんぴを提供しています。専門店のおいしい芋けんぴの評判が広まり、2022年2月の時点で、高知のほかに東京や福岡など8つの直営店が営業中です。

芋屋金次郎では芋けんぴに相応しい芋づくりにも取り組み、専門店の名に恥じないこだわりの品種を生産しています。カリッとした香ばしさの実現には芋の鮮度が関わるので、工場に届いた芋は当日中に芋けんぴにするという早さです。

芋菓子専門店 芋屋金次郎自慢の商品の一つは、「黒糖芋けんぴ」です。やさしい懐かしさがありながらも奥深い味わいが特徴で、芋と黒糖のそれぞれの風味を楽しめます。黒糖蜜は生き生きと育ったサトウキビからとれたものです。

自然素材の良さを活かした、芋けんぴが人気の専門店は「水車亭」です。昭和40年代から菓子作りを始めた水車亭は、芋けんぴ・塩けんぴの製造元として営業しています。お土産選びにおすすめの水車亭の直営店が四万十町にありますが、通販サイトでもお取り寄せが可能です。

芋けんぴをおつまみでも味わえるのが「塩けんぴ」です。細切りにした芋けんぴを塩で味付けた商品は、新しいジャンルとして話題になりました。塩けんぴの開発には約5年かかり、新しい発想ながら、昔から伝わる原材料や調味料を求めて完成した商品です。

塩けんぴの味を決定付けるのは、高知産のミネラル豊富な室戸海洋深層水です。芋けんぴの甘さを引き立てた、やさしい塩味の甘辛味に仕上げています。

できたての芋けんぴが食べられる、百貨店でも人気の専門店が「利休」です。定番の芋けんぴとは少し違ったものを求めている方におすすめの専門店で、中でも「けずり芋」が注目されています。けずり芋は職人が丁寧に削り、軽い食感を実現させた商品です。

フレーバーの種類が豊富なのも魅力で、てんさい糖・しお・シナモンなどがあります。てんさい糖は大根由来の甘味料なので、芋そのものの甘さがおいしいと評判です。けずり芋は数種類のフレーバーを食べ比べでき、芋けんぴの可能性が広がります。

スーパーマーケットに滅多に並ばない有名店の芋けんぴの中には、ネットでお取り寄せできるものがあります。今回は特に人気の3点を厳選しました。

お取り寄せ可能な芋けんぴの一押し商品は、「寝た芋本舗 国産 芋けんぴ3種ギフトセット」です。採用している芋の品種は芋けんぴでは珍しい「紅あずま」で、自社生産しています。芋がメインになる芋けんぴは品種や味付けによって個性があるので、さまざまなメーカーをお試しください。

3種類のフレーバーがセットになった商品は、プレゼント用のお取り寄せにも人気です。ビールのつまみにぴったりなのが風味豊かな「青のり味」で、蜜を引き立てるフレーバーが「塩味」です。芋本来の風味をより堪能できるのは、シンプルな「甘味」でしょう。

テレビで取り上げられた話題の「南国製菓 塩けんぴ」は、通販サイトでお取り寄せできます。美味しさの理由の一つは2度揚げによるもので、外側はカリッと、内側はサクッと食べやすくした芋けんぴです。口当たりのいい食感は、子供から大人まで夢中になると評判です。

お取り寄せに一押しの南国製菓 塩けんぴは、本来の風味を壊さずに、新たな魅力を引き出しています。砂糖を控えめにしているので、大人のおやつにも食べられる商品です。お取り寄せでは「黄金千貫」と「紅はるか」の2つの品種から選べます。

おいしいものが揃うと人気のセレクトショップのお取り寄せ商品は、「久世福商店 芋けんぴ  プレーン 150g」です。久世福商店では世界に誇る日本の和食文化を発信しており、厳選された商品はギフトにも喜ばれています。

原材料に使用しているのは、さつまいも（国産）・砂糖・植物油脂・オリゴ糖のシンプルなものです。久世福商店 芋けんぴ プレーン 150gは国産さつまいもの持つ、豊かな風味を堪能できます。

芋けんぴはカリカリした食感と、芋の風味が特徴的なお菓子です。フレーバーの種類が豊富なので、おつまみや子供用のおやつなど、シーンに合わせて選べます。老舗店や専門店のこだわりが強い芋けんぴなら、甘党の方へのプレゼントにおすすめです。