奈良でロマンあふれる古墳を見よう!おすすめの世界遺産や観光地をご紹介

奈良でロマンあふれる古墳を見よう!おすすめの世界遺産や観光地をご紹介

興福寺や東大寺などで知られる奈良県には、ぜひ訪れたいおすすめの古墳があります。都が置かれていた奈良には、ロマンあふれる古墳が数多く残されています。そんな奈良県の古墳と、さらに古墳と一緒に巡りたい世界遺産と観光地についてご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.奈良の古墳が太古の歴史を今に伝える
  2. 2.奈良県明日香村で見ておきたいおすすめ古墳3選
  3. 3.聖徳太子ゆかりの奈良・斑鳩の里「藤ノ木古墳」
  4. 4.奈良・大和古墳群のひとつ「黒塚古墳」
  5. 5.奈良の古墳と一緒に訪れたい世界遺産と観光地
  6. 6.奈良の古墳を巡って歴史のロマンを感じよう

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Photo by Nao Iizuka

歴史的な背景を持つ奈良県には、東大寺や春日大社、奈良公園などたくさんのおすすめ観光スポットがあります。

中でも奈良県明日香村は、古代に栄えた地として古墳が多く残されているおすすめ観光地です。奈良県明日香村で古代のロマンを感じるおすすめの古墳をご紹介します。

石舞台古墳

Photo by Tamago Moffle

奈良県明日香村で古代のロマンあふれるおすすめ観光地の一つ目が「石舞台古墳」です。この「石舞台古墳」は、古墳時代後期の古墳で、日本最大級の方墳として国の特別史跡に指定されています。

古墳といえば通常盛土がありますが、この「石舞台古墳」には盛土が残されていません。さらに「石舞台古墳」は、両袖式の横穴式石室という形状をしていますが、これが外に露出している珍しい形の古墳です。

この露出している天井石の上面が、まるで舞台のようであることから「石舞台」と言われるようになりました。この古墳の石室に使われている石は、どれも巨大で重量のあるものです。

Photo by Tamago Moffle

古墳最大の巨石といわれる天井石は、重量約77トンあると言われています。被葬者の人物はいまだ不明ですが、現在有力視されているのが、蘇我馬子の庭園が近くにあることから、蘇我馬子の墓ではないかと言われています。

石室が露呈しているのは、蘇我馬子の横柄な態度に反発した後世の人が盛土を取り除いたのではとも言われています。そんな古代のロマンあふれる「石舞台古墳」は、おすすめの観光スポットです。

住所 奈良県高市郡明日香村大字島庄254番地
電話番号 0744-54-4577

キトラ古墳

Photo by takanori00

奈良県明日香村の古代ロマンあふれるおすすめ観光スポットの二つ目が「キトラ古墳」です。日本で2番目に発見された大陸風の壁画古墳である「キトラ古墳」は、国の特別史跡に指定されています。

「キトラ古墳」が作られたのは、7世紀末~8世紀初め頃の古墳時代後期といわれています。古墳の持ち主には色々な説が言われており、いまだ特定には至っていません。金や銀を使った副葬品が見つかっていることから、身分の高い人物であることは間違いなさそうです。

Photo by takanori00

「キトラ古墳」といえば、古墳の中の壁に描かれた壁画が最もよく知られています。天井には世界最古の科学的な天文図が描かれています。この天文図には、北斗七星や中国式星座、太陽や月までが描かれています。

さらに、青龍、白虎、朱雀、玄武の「四神像」、動物の頭と人間の体を持つ「獣頭人身十二支像」が描かれています。現在これらの壁画は、そのままにしておいては崩れる可能性があることから、古墳からはがして保存・修理がされています。

また、古墳自体も保存のため、石材で塞ぎ埋め戻されています。壁画は期間限定、あるいは事前登録制で実物を見ることができます。壁画を見る際は、事前に調べてからにしましょう。

住所 奈良県高市郡明日香村阿部山
電話番号 0744-54-5600

高松塚古墳

Photo by tisayama

奈良県明日香村の古代ロマンあふれるおすすめ観光地の三つ目が「高松塚古墳」です。石室内の壁画が知られている「高松塚古墳」は、古墳が国の特別史跡に、壁画が国宝に指定されています。

二段式の円墳の形をした「高松塚古墳」は、藤原京期(694~710)の間に作られたことが判明しています。被葬者には、天武天皇の皇子説、臣下説、朝鮮半島系王族説の3つがあり、いまだに特定には至っていません。

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聖徳太子ゆかりの奈良・斑鳩の里「藤ノ木古墳」

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