長崎観光は教会めぐりもおすすめ!世界遺産や美しいステンドグラスも楽しもう

長崎観光は教会めぐりもおすすめ!世界遺産や美しいステンドグラスも楽しもう

長崎ちゃんぽんや平和記念像のある平和公園などで知られる長崎には、世界遺産にも登録されている貴重な教会がたくさん残されています。長崎観光では、これら教会めぐりもおすすめです。長崎観光で、世界遺産や美しいステンドグラスを楽しみませんか。

記事の目次

  1. 1.世界文化遺産に登録された長崎の教会
  2. 2.長崎の教会の特徴
  3. 3.長崎の教会って誰でも入っていいの?
  4. 4.長崎観光で人気の世界遺産に登録される教会6選
  5. 5.長崎の教会めぐりで行きたいおすすめスポット5選
  6. 6.長崎で教会めぐりを楽しもう!

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世界文化遺産に登録された長崎の教会

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長崎といえば、長崎ちゃんぽんや平和記念像がある平和公園など、たくさんの見どころある観光スポットで知られています。そんな中で長崎には、世界遺産に登録されている教会が数多くあります。そんな長崎のおすすめ教会をご紹介します。

隠れキリシタンによって受け継がれた

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数多くある長崎の教会は、隠れキリシタンによって受け継がれてきました。17~19世紀の鎖国対策を行っていた江戸時代は、キリスト教を厳しく弾圧していました。

そんな中で、ひそかにキリスト教信仰をしていた人たちを「潜伏キリシタン」といいます。その後キリスト教が解禁となった19世紀後半以降も、引き続き潜伏キリシタンの信仰を続けてきた人たちを「隠れキリシタン」といいます。

潜伏キリシタンは、当初国内に広く潜伏していたとされていますが、その後ほとんどの地では途絶えてしまいました。しかし長崎県と熊本県の天草では、伝来当時から宣教師の指導を継続的に受けたことから幕末まで存続することができました。

美しいステンドグラスや建物が観光にも人気!

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そんな歴史的に貴重な文化遺産でもある長崎の教会の見どころは、美しいステンドグラスや建物の造りにあります。世界遺産にもなっている長崎の教会では、ステンドグラスや建物が観光に人気です。

長崎には、たくさんの貴重な教会が残されています。長崎では、これら世界遺産などに登録されている教会めぐりをして美しいステンドグラスや建物を見るのがおすすめです。

長崎の教会の特徴

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世界遺産に登録されている文化的にも貴重な長崎の教会には、他の地域の教会にはない特徴が見られます。長崎の教会ならではの特徴とは、どのよなものなのかご紹介します。

東西の建築技法をあわせてつくられた

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長崎の教会の特徴といえば、何といっても東西の建築技法を合わせて造られているという特徴が挙げられます。キリスト教が日本にもたらされた江戸時代では、西洋人の神父の指導のもと、日本人の大工が伝統的な技法を用いて教会が建てられました。

そうしたことから、西洋式の建築様式と日本の伝統技法とが融合した独特な建築様式へと発展していきました。特にキリスト教が解禁された明治時代になると、日本人大工による教会の設計が行われるようになりました。

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西洋人から技法を学んだり、レンガ造りや木造、石造り、さらに鉄筋コンクリートなど多種多様な教会が建設されるようになりました。そうした文化的背景をもとに、長崎ならではの教会が現在でも数多く残されています。

建物内には長崎ならではの椿の模様も

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東西の建築技法を合わせて造られた教会は、長崎ならではの特徴を有していました。さらに長崎の教会に見られる特徴が、椿の模様が多く見られることが挙げられます。

長崎の教会を訪れたら、ぜひ内部装飾に注目してみて下さい。様々なところに、長崎で多く見られる椿模様が装飾として用いられています。この椿模様も長崎の教会を特徴づける一つです。

長崎の教会って誰でも入っていいの?

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長崎という文化的背景をもとに独特な発展を遂げた長崎の教会は、世界遺産に登録されているものもあります。そんな長崎の教会は、もちろん誰でも入ることができます。

長崎の教会では、現在でも祈りの場として利用されています。そのため、長崎の教会めぐりを行う際は、マナーなどに気を付けるようにしましょう。

教会ではマナーに気をつけよう

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長崎の教会は、信者の方が今でもミサなど祈りの場として使われています。教会は観光地ではありませんので、しっかりマナーを守って見学するようにしましょう。

長崎の教会では、見学する際にいくつかのマナーがあります。まず祭壇は神聖な場所なので、絶対に立ち入らないようにしましょう。ミサは神聖な儀式ですので、写真撮影は禁止です。

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教会内での飲食やタバコは禁止されています。教会内で大声で騒いだり、走り回るなどの行為もマナー違反となります。また教会内には祭礼品や装飾物など、様々な物が置かれています。これらにむやみに手を触れないようにしましょう。

教会内にあるトイレは信者の方のためのものです。なるべく教会内のトイレは使用しないようにしましょう。長崎の教会では、これらのマナーをしっかり守って見学するようにしましょう。

長崎観光で人気の世界遺産に登録される教会6選

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長崎観光の教会めぐりで、ここだけは絶対に外せない教会をご紹介します。いずれも世界遺産に登録されている教会で、建築物としてももちろん長崎の文化的にも貴重な教会です。

大浦天主堂

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数ある長崎の教会の中でも、最もよく知られているのが「大浦天主堂」ではないでしょうか。長崎観光でも人気の大浦天主堂は1953年に国宝に指定され、2018年に世界遺産に登録されました。

大浦天主堂は正式名称を「日本二十六聖殉教者聖堂」といいます。豊臣秀吉のキリシタン禁教令によって処刑された26人を、1862年に聖人に列せられたのを受け、この26人に捧げられたのが大浦天主堂です。

Photo by ume-y

大浦天主堂は、中世のヨーロッパで隆盛したゴシック様式で建てられています。リブヴォルト天井というつり天井に、美しいステンドグラスを特徴とします。

大浦天主堂は、色鮮やかなステンドグラスが目を引きます。大浦天主堂のステンドグラスは、原子爆弾や台風被害で3度変遷しています。そのため同じ色のものであっても、透明度などが異なることが見て取れます。

住所 長崎県長崎市南山手町5-3
電話番号 095-823-2628

出津教会堂

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世界遺産に登録されている長崎観光の教会めぐりにおすすめなのが、「出津教会堂」です。出津教会堂は、2011年に国の重要文化財に、2018年に世界遺産に登録されたカトリック教会です。

出津教会堂は、1879年に赴任したド・ロ神父が、1882年に私財を投じて信者とともに建てた教会です。教会が建てられた出津地域は、比較的キリスト教に寛容な佐賀藩の飛び地であったこともあり、多くの潜伏キリシタンがいました。

出津教会堂は、五島灘に面しているため強い海風が吹きます。この海風にも耐えられるように屋根を低くした木造平屋の形をしています。外壁は白い漆喰で塗られており、大変美しい見た目をしています。

住所 長崎県長崎市西出津町2633
電話番号 0959-25-0012

大野教会堂

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世界遺産に登録されている長崎観光の教会めぐりにおすすめなのが、「大野教会堂」です。大野教会堂は、2008年に国の重要文化財に指定され、2018年に世界遺産に登録されました。

大野教会堂は、1893年にド・ロ神父が設計を行い、私財を投じて信者とともに建てた石造りの教会です。出津地域にも近い大野地区の潜伏キリシタンは、もともと平戸藩主に棄教を迫られ藩を脱した籠手田(こてだ)一族の末裔とされています。

一見したら教会には見えないこじんまりとした大野教会堂は、現地の石を使い建てられました。その独特の風合いを特徴とする大野教会堂は、ド・ロ神父の典型的な建築技法が現れていることで評価されています。

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この大野教会堂の特徴的な石造りの壁は、「ド・ロ壁」とも呼ばれています。教会内へは建物の側面の入口にある風除室を通って堂内に入るという珍しい形をしているのも、大野教会堂の特徴です。

住所 長崎県長崎市下大野町2619
電話番号 095-823-7650

黒島天主堂

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世界遺産に登録されている長崎観光の教会めぐりにおすすめなのが、「黒島天主堂」です。黒島天主堂は、1998年に国の重要文化財に指定され、2018年に世界遺産に登録されました。

黒島天主堂は、江戸時代の文化・文政期に、生月地域や外海地域から移住してきたキリシタンによってはじまりました。この地に常駐したマルマン神父が、特産の黒島御影石を基礎に積み、40万個のレンガを使い1902年に完成しました。

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レンガ造りの荘厳な見た目をしている黒島天主堂は、ロマネスク様式を基調としています。正面にはバラ窓、教会内の側廊の壁面にはステンドグラスが嵌め込まれています。

黒島天主堂は保存状態も大変よく、さらに様式的にも整った本格的な教会の建築物として大変貴重な教会です。そんな黒島教会堂は、最も完成された大規模煉瓦造りの天主堂とも称されています。

住所 長崎県佐世保市黒島町3333
電話番号 0956-56-2017

旧野首教会

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世界遺産に登録されている長崎観光の教会めぐりでおすすめなのが、「旧野首教会」です。旧野首教会は、1989年に長崎県指定有形文化財に指定され、2018年に世界遺産に登録されました。

野首は、平戸藩の領内だった野崎島にあったキリシタンの集落でした。信徒は迫害を受けながらも、この地に1908年に旧野首教会を建てました。現在は、廃堂となり小値賀町に寄贈されました。

現在、野埼島は無人島となっているので、野埼島への渡島、また教会の見学には事前に連絡が必要になります。旧野首教会を訪れる際は、気を付けるようにしましょう。

住所 長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷
電話番号 0959-56-2646

頭ヶ島天主堂

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世界遺産に登録されている長崎観光の教会めぐりにおすすめなのが、「頭ヶ島天主堂」です。頭ヶ島天主堂は、2001年に国の重要文化財に指定され、2018年に世界遺産に登録されました。

頭ヶ島天主堂が建つ頭ヶ島は、島の住民のうち一軒をのぞいて皆キリシタンであったという地です。迫害を受け全員島から逃げ出し、迫害が終わったあとにこの島に戻ってきた際に頭ヶ島天主堂が建てられました。

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鉄川与助によって設計・施工された頭ヶ島天主堂は、島内の石を切り出し、積み上げて建設された石造りの教会です。ロマネスク調の教会では、青を基調とした外観に椿の装飾が美しい教会です。

住所 長崎県南松浦郡新上五島町友住郷頭ヶ島638番地
電話番号 0959-42-8118

長崎の教会めぐりで行きたいおすすめスポット5選

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長崎には、貴重な教会がたくさんあります。この他にも、長崎の教会めぐりで行きたいおすすめのスポットをご紹介します。

田平天主堂

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国の重要文化財に指定されている「田平天主堂」は、ラゲ神父やド・ロ神父が買い取った土地に黒島と外海から移住した信徒によってはじまった教会です。

田平天主堂は、1918年に信徒たちが中田藤吉神父の奔走による寄付に助けられ、鉄川与助が設計・施工しました。これは鉄川与助の最後のレンガ造教会であり、与助の煉瓦造りの集大成と称されています。

教会の外壁は、イギリス積みと呼ばれる色の異なる煉瓦を交互に積む技法で建てられています。また堂内に嵌め込まれたステンドグラスは、ドイツ人のマキシミリアノ・バルトズによって2年かけて作られたものです。

住所 長崎県平戸市田平町小手田免19
電話番号 0950-57-0254

堂崎教会堂

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国の重要文化財に指定されている「堂崎天主堂」は、キリスト教禁教令廃止後、1879年にマルマン神父によって五島列島で最初に建てられた教会です。

建てられた最初は木造づくりでしたが、その後着任したペルー神父によって現在のレンガ造りの教会に建て替えられました。ゴシック様式の堂崎天主堂は、五島列島で最初の洋風建築でもあります。

教会の内部には、椿の模様で描かれたステンドグラスが嵌め込まれています。さらに天井に使用されている資材は、イタリアから運び込まれました。

住所 長崎県五島市奥浦町堂崎2019
電話番号 0959-73-0705

浦上教会

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「浦上教会」は、キリシタン弾圧の禁制がとかれた1873年に信徒たちによって建設が計画されました。資金問題でなかなか建設には至らなかった1895年、フレノ神父の設計により建設がはじまります。

1914年には東洋一のレンガ造りのロマネスク様式大聖堂として献堂式があげられたものの、原爆の被害にあい建物は破壊されてしまいました。現在残されているのは、1980年にレンガタイルで当時の姿に似せて復元されたものです。

住所 長崎県長崎市本尾町1-79
電話番号 095-844-1777

馬込教会

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馬込教会が建つ馬込地域には、キリスト教禁教令の下、1871年に信徒が建てた小聖堂がありました。その後、1890年にマルマン神父の設計のもとレンガ造りの教会が建てられます。

しかし台風被害にあい尖塔が倒れ、1931年に現在の形の教会が建てられました。ゴシック様式で建てられた馬込教会は、教会横から望む海と教会の白い壁が美しいコントラストを魅せます。

住所 長崎県長崎市伊王島町2-617
電話番号 095-898-2054

トードス・オス・サントス跡

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トードス・オス・サントス跡は、長崎に最初に建てられた教会の跡で、ポルトガル語で「諸聖人」を意味します。1569年にビレラ神父によって建てられましたが、1620年の禁教令により破壊されました。

その後、春徳寺が建てられました。現在、当時の遺構として井戸が残されています。井戸の見学には、事前予約が必要になります。

住所 長崎県長崎市夫婦川町11-1
電話番号 095-829-1193

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長崎で人気のおしゃれカフェ21選!おすすめランチやレトロな隠れ家スポットも
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長崎で教会めぐりを楽しもう!

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長崎には美しいステンドグラスや世界遺産にも登録されている貴重な教会が、たくさん残されています。長崎観光で、教会めぐりを楽しみましょう。

sonoko
ライター

sonoko

日本全国の観光スポットやグルメを中心にご紹介しています。趣味は読書と美術鑑賞。週末には一人旅を楽しんでいます!

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