かわいいフランスパン【ブール】の魅力を総まとめ!おすすめの食べ方は?

かわいいフランスパン【ブール】の魅力を総まとめ!おすすめの食べ方は?

かわいい形をしたフランスパン「ブール」の魅力をたっぷりとお届けします。ブールというパンの基礎知識はもちろん、ブールのおいしい食べ方、おすすめのレシピ、人気のアレンジレシピをご紹介します。香ばしく焼き上げたブールは意外と簡単に作れるおすすめパンです。

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記事の目次

  1. 1.コロンとした見た目のフランスパン【ブール】
  2. 2.ブールってどんなパン?
  3. 3.ブールのおいしい食べ方は?
  4. 4.お家で焼きたてを!人気のブールの作り方!
  5. 5.おすすめ!ブールの簡単アレンジレシピ!
  6. 6.ブールのかたちを活かした食べ方に挑戦してみよう!

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コロンとした見た目のフランスパン【ブール】

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パンにはたくさんの種類があります。フランスパンや、ドイツパン、イギリスパン、日本の菓子パンや惣菜パンなどがあり、それぞれ味や食感の特徴とおいしさの違いがあります。最も有名なフランスパンといえば「バゲット」でしょう。

フランス人の命のパンともいわれる「バゲット」はフランスを代表するパンで、カリッとした食感がおいしい細長い形状のパンです。フランス発祥の「クロワッサン」はサクサクとした食感が特徴のバターをたっぷりと使ったリッチなパンで、三日月の形をしています。

ドイツを代表するパンが「ロッゲンザフトブロート(ライ麦100%のパン)」です。酸味の強いライ麦パンはスモークサーモンやチーズとの相性が良く、ヘルシーなことでも人気があります。

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アメリカ発祥のパンとして知られる「ベーグル」は一般的にバターや卵、牛乳を使用しないシンプルな材料で作られます。アボカドとベーコンなどを挟んだベーグルサンドはニューヨーカーの朝食の定番です。日本のパンは惣菜パンや菓子パンなどが定番です。

特にカレーパンやあんパン、クリームパン、メロンパン、コロネなどは、おやつや軽食に人気で、老若男女を問わず愛されています。

今回の記事では隠れた人気のフランスパン「ブール」に的をしぼってご紹介していきます。「ブール」の作り方やブールのおいしい食べ方、ブールの簡単アレンジレシピなどを詳しくご紹介していきますので、パン好きの方必見です。

ブールの食べ方やおいしいアレンジ術を紹介!

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今回の記事ではブールのおすすめの食べ方や、おいしいアレンジ術をご紹介します。ブールというパンの特徴を知って、おいしいレシピや食べ方、アレンジ方法を知れば、ブールをもっと堪能することができます。

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ブールってどんなパン?

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さっそくですが、「ブール」というパンの基礎知識をご紹介します。フランスパン生地を使った「ブール」の特徴は形状にあります。

ブールはボールを意味するフランスパンのひとつ

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「ブール」はフランス語で「ボール」を意味します。ブールは、ボールのように丸い形をしたフランスパンで、パン屋を意味する「ブーランジェリー」や、パン職人を意味する「ブーランジェ」の言葉の語源となっているといわれています。

ブールの材料は一般的にフランスパン用粉と塩、ドライイースト、モルトエキス、水で、フランスパンの代表格であるバゲット系のパンと同様です。

バゲット系のパンが細長い形をしているのに対し、ブールはボールのように丸い形をしているので、バゲット系のパンよりも焼成時間が長いという工程の特徴があります。

フランスパンは種類が豊富!

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ブールはフランスパンの1つです。そもそもフランスパンというのはとても種類が豊富です。代表的なフランスパンをいくつかご紹介します。フランスパンの中でも最もポピュラーなのが「バゲット」です。バゲットはフランス語で「棒・杖」を意味します。

細長く成型されたバゲットは、パリッとした焼き上がりが特徴です。「バタール」はフランス語で「中間」を意味します。バタールはバゲットと同じ生地を使用しますが、バゲットより太く短いという形状の特徴があります。「クッペ」はフランス語で「切られた」を意味します。

クープという切れ込みが1本だけ入ったフランスパンで、太く短く作られるという特徴があります。ちなみに、クープはバゲットが5~6本、バタールが3本入るのが一般的です。

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フランスパンの種類はまだあります。「フィセル」はフランス語で「紐」を意味します。小型のバゲットのような形をしていて、フィセルにフィリング(具材)をサンドした惣菜パンが定番です。「エピ」はフランス語で「麦の穂」を意味します。

麦の穂のような形に、交互に切れ目を入れて開いて成型されたフランスパンで、日本ではベーコンを挟んだベーコンエピが有名です。「シャンピニオン」はきのこの形をしたフランスパンです。

生地を2つに分けて半分は麺棒でのばし、残りの半分は丸め直して、2つをくっつけるように成型します。丸めた部分はもちっとした食感、伸ばした部分はカリッとした食感に仕上がり、1つで食感の違いが楽しめるのが魅力です。

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「パンドカンパーニュ」のカンパーニュは「田舎」を意味します。パンドカンパーニュはドーム型の大きめサイズのフランスパンで、元々穀物などについている酵母で発酵させていたことから、生地に独特の酸味や風味があります。ジャムやパテを塗って食べるのが定番の食べ方です。

フランスパンには以上のようにバゲット・バタール・クッペ・フィセル・エピ・シャンピニオン・パンドカンパーニュなどの種類があります。今回は「ブール」というフランスパンについて詳しく見ていきましょう。

ブールのおいしい食べ方は?

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つづいてはブールのおいしい食べ方を見ていきましょう。バゲットやエピなどに比べて知名度の低いブールですが、ふわっもちっとした食感と使い勝手の良い丸型はブールの魅力です。ブールの基本レシピから人気のアレンジレシピまで詳しく見ていきましょう。

お家で焼きたてを!人気のブールの作り方!

Photo by quasilaur

お家でブールが作れれば、焼きたてのブールが独り占めできます。一見難しいと思われがちのブールですが、実は材料もシンプルで意外と簡単に作れます。パン作り初心者にもわかりやすいように、詳しくレシピをご紹介しますのでぜひご覧ください。

ブールの材料は強力粉140g、薄力粉60g、塩4g、ドライイースト2g、水(ぬるま湯)150ccです。バターや砂糖が入らないブールの基本の材料になります。強力粉と薄力粉は混ぜておきましょう。

大きめのボウルにぬるま湯100ccとドライイーストを入れたら混ぜ、10分放置します。ボウルに粉類の半量を入れ、残りのぬるま湯と塩を入れて混ぜます。

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生地が手につくようでしたらゴムベラなどを使って混ぜましょう。全体が混ざったら、ラップをして10分放置します。続いて、「生地を折りたたみ、10分放置」を2回繰り返します。生地がなめらかになってくるので、1つに丸めて、10分のベンチタイムを取ります。

ベンチタイムはこねた生地を一次発酵させた後に、ガスを抜き、丸めた生地を休ませる工程のことです。ベンチタイムをとることによって、生地が柔らかく扱いやすくなります。10分のベンチタイム後、改めて丸め、オーブンシートを敷いた天板の上にのせて、二次発酵します。

乾燥しないよう、固く絞った濡れ布巾をかけるか、霧吹きをすると良いでしょう。電子レンジの「発酵機能」を使う場合は、霧吹きをしてオーブンにセットしましょう。

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二次発酵の目安は35度で40分です。一回り膨らんだら、パンの表面全体に飾り粉をふるい、クープ(切れ込み)を入れます。パン専用のクープナイフや薄めのナイフを使うと良いでしょう。

クープは右斜めに3本、左斜めに3本入れて、ひし形模様が付くようにします。オーブンに入れる前に霧吹きを吹きかけ、250度に予熱したオーブンで10分、210度に温度を下げて7分焼いて完成です。

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おすすめ!ブールの簡単アレンジレシピ!

Photo byfancycrave1

つづいてはブールのおすすめ簡単アレンジレシピをご紹介します。ブールの丸い形を利用したポットシチューと、パングラタンの人気アレンジレシピが登場します。意外と簡単に作れるのに、とても手の込んだ料理上級者風メニューに見えるので、記念日やおもてなし料理にぴったりです。

ブールをくりぬいて!ポットシチュー!

Photo by jetalone

1つ目にご紹介するブールの簡単アレンジレシピは、ブールをくりぬいて作る「ポットシチュー」です。ポットシチューはブールの丸くて大きな形を利用した定番メニューです。豪華なビジュアルなので、特別な日のディナーや家族の記念日などにおすすめです。

ブールをくりぬいて作るポットシチューの材料は、ブール1個とご家庭で作るホワイトシチューです。ホワイトシチューの材料はご家庭独自のもので構いませんが簡単&おすすめのレシピをご紹介します。

材料は鶏もも肉1/2枚、玉ねぎ1/2個、にんじん6cmほど、しめじ1/4袋、ブロッコリー20g、牛乳200g、シチュールー適量です。

Photo byCouleur

鶏もも肉、玉ねぎ、にんじんはひと口サイズより小さめにカットしましょう。しめじは石づきを取り、ほぐしておきます。ブロッコリーはさっと茹でておきましょう。鍋にオリーブオイルを熱し、鶏もも肉、玉ねぎ、にんじん、しめじを炒めます。

全体に油が回ったら、具材が浸る程度のお湯を入れ、煮込みます。具材が柔らかくなったら牛乳を入れ、沸騰前に火を止めます。シチュールーを入れ、よく混ぜ、再び火にかけ2~3分、混ぜながらルーをよく溶かしましょう。続いてブールの登場です。

ブールは上2cm部分をパン切り包丁でカットします。このカットした部分がポットシチューのフタになります。器部分のブールは、包丁を縦に入れ丸くくりぬきます。

Photo by ShardsOfBlue

この時、ブールの底まで包丁を通さないように注意しましょう。包丁を縦に差し込み、切れ目を入れ、その後手で生地をくりぬいて深さのある器のように取り除いたらOKです。ブールでできたポットの中にアツアツのシチューを入れ、ブロッコリーをトップに飾ります。

お皿に盛りつけ、最初にカットしたフタ部分を添えて完成です。豪華なビジュアルなので家族の記念日やイベントなどにぴったりのメニューです。クリーミーなシチューと香ばしいブールの相性が抜群に良いのでぜひお試しください。

丸ごと食べられる!ブールのパングラタン!

Photo byCouleur

ブールのおすすめ簡単アレンジレシピ、2つ目にご紹介するのは、丸ごと食べられる「ブールのパングラタン」です。ブールのパングラタンは、簡単に作れるわりに、手が込んだ料理上級者メニューに見えるので特別な日のディナーメニューにおすすめです。

見た目だけでなく、美味しさもピカイチのパングラタンレシピをご紹介します。材料はブール1個、ベーコン3枚、玉ねぎ1/2個、マッシュルーム3個、アスパラガス3本です。

さらに薄力粉大さじ2、牛乳200cc、塩こしょう少々、コンソメキューブ1/2個、とろけるタイプのチーズ30g、パセリのみじん切り適量です。ベーコンは2cmに、玉ねぎとマッシュルームは薄切り、アスパラガスは3cmの長さにカットします。

Photo by yt_siden

フライパンにバター10gを熱しベーコン、玉ねぎ、マッシュルーム、アスパラガスを入れしんなりするまで炒めます。塩こしょうとコンソメキューブで味付けし、続いて火を弱火にした後、薄力粉をふるいながら入れます。

具材全体に薄力粉が混ざったら牛乳を3回に分けて入れ、都度よく混ぜ煮込みます。ここでブールが登場します。ブールは上2cm部分を包丁でカットし、中をくりぬきましょう。くりぬいて出てきたブールは包丁でさいころ状にカットします。

Photo byrodeopix

ブールでできた器に、先ほどくりぬいてさいころ状にカットしたパンを入れ、ホワイトソースを流し入れます。トップにとろけるチーズをたっぷりとのせ、トースターで10分焼きましょう。チーズがとろけてこんがりと焼き色がついたらOKです。

みじん切りのパセリを飾って、器に盛りつけましょう。特別感のあるメニューですし、小さなお子様からお年寄りまで万人ウケすること間違いなしの味なのでぜひお試しください。

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ブールのかたちを活かした食べ方に挑戦してみよう!

Photo bycongerdesign

フランスパンの一つ「ブール」の魅力をたっぷりとお届けしましたがいかがでしたでしょうか。丸い形のブールは実はとても作りやすく、またアレンジのしやすいフランスパンです。

ころんとした丸い形は見ているだけで癒されます。今回ご紹介したブールの基本レシピやおいしいアレンジレシピを参考に、人気のブールを堪能しましょう。

nikeyama
ライター

nikeyama

国内旅行、海外旅行、グルメ、キャンプ、街散歩、料理、子育てなどに興味があるママライターです。わかりやすい記事の執筆を心がけています。ご覧いただけると嬉しいです。

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