松本の美味しいパン屋を巡る！人気の有名店や隠れた穴場のお店は？

長野県にある松本市は、16世紀に築城された「松本城」を始め、古い商家や昔ながらの街並みが多く残る観光スポットとして有名です。そんな松本では今、おしゃれなパン屋さんや天然酵母を扱った穴場のパン屋さんが数多く点在しているのをご存知でしょうか？

堂々とそびえ立つ日本アルプスの自然の恩恵を受け、素材にこだわって作られたパンはどれも絶品と評判です。パンに使用する水や小麦などは地元長野県産を扱っているパン屋さんが多いのも特徴で、大人から小さい子供まで、安心して美味しいパンを味わうことができます。

まずは松本の地元民で知らない人はいないほど人気の有名パン屋さんをご紹介します。古くから創業しているお店は地元の人たちからは勿論、県内外のお客さんからも広く愛されています。

松本でしか味わえないパンとあって手土産としても人気です。観光で訪れた際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「小松パン店」は大正10年ごろからパンの製造・販売をしている歴史ある穴場のお店です。店内は趣のある雰囲気となっており、地元の人から観光客まで幅広く愛され続けている有名店です。

中でも小松パン店の名物「牛乳パン」は絶品と評判で、県外からも求めにやってくるお客さんが後を絶ちません。

「牛乳パン」とは長野や新潟の一部地域で親しまれているご当地パンです。長方形にカットされたフワフワの生地に生クリームがサンドしてあるのが特徴です。

小松パン店の牛乳パンを手にするとまず、ずっしりとした重量感に驚かされます。手の平に収まりきらないほど大きくボリュームがありますが、生地はフワフワで指の跡がつくほどの柔らかさです。

牛乳パンの中に入っているクリームの厚さは3センチとたっぷりです。一口頬張るとまず洋酒の風味がほのかに漂い、そして軽くなめらかな口当たりのクリームが、フワフワのパンと一緒に口の中に溶けていきます。

甘めのクリームに対してパン自体にほとんど甘みがないので、飽きることなくどんどん食べ進むことができます。松本に訪れた際には、この溢れるほど生クリームの詰まった牛乳パンをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

小松パン店は松本駅から徒歩15分の場所にあります。観光客で賑わう縄手通りのほど近くにあるので、観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ここからは松本で種類が豊富なパン屋さんをご紹介します。常に40～60種類ものパンが並び、子供から大人までおいしく食べられるパンが揃っているのが特徴です。

パンの種類の豊富さは勿論、素材にもこだわって作られているのでどれを食べても絶品で飽きることがありません。家族連れにもおすすめとなっています。

松本市にあるアガタベーカリーは、パンの種類が豊富な穴場のパン屋さんとして有名です。店内には常時40～60種類ものパンが並んでおり、子供からお年寄りの方まで必ず食べたいパンに出会うことができます。

アガタベーカリーではパンの素材にもこだわりがあるのが特徴で、石臼で自家製分した国産小麦を使用しています。長野県産小麦「ユメカオリ」や三重県産小麦「タマイズミ」を中心に、自家製酵母を使いじっくりと発酵させ香り高く焼き上げています。

アガタベーカリーのブログでは、イベント情報や商品のお知らせを見ることができます。Instagramでもお店の情報が見れるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

アガタベーカリーのおすすめは、可愛らしいパンダのパッケージが特徴の「牛乳パン」です。ふわふわのパンの間にたっぷりのクリームがサンドされており、とても美味しいと評判の一品です。クリームの中身は、牛乳クリームの他に卵やピーナッツなどがあります。

アガタベーカリーの牛乳パンは、シンプルで素朴な味ですがどこか懐かしい風味が漂います。ファンも多いので見つけたらぜひ食べてみることをおすすめします。

次は松本で素材にこだわっている人気のパン屋さんをご紹介します。その土地ならではの自然の恵みである長野県産小麦や天然酵母を使用して作られたパンは、どれも絶品で県外からも求めにやって来るお客さんがいるほどです。

天然酵母のパンは日持ちもしますので、お土産にもおすすめです。パンが好きな人なら、信州を旅する際には是非立ち寄って欲しいお店となっています。

松本にあるブロート・ヒューゲルは、素材にとことんこだわる人気の有名パン屋さんです。乗鞍高原で20年余り石窯パンのカフェを開いていたオーナーが、2006年にオープンしたのがこのブロート・ヒューゲルです。

石窯の余熱を使ってじっくりと焼き上げられたパンはどれも絶品です。因みにブロート・ヒューゲルとはドイツ語で「パンの丘」という意味があります。

ブロート・ヒューゲルでは小麦本来の風味と素材の味を大切にした、安心で美味しいパン作りをお店のコンセプトに掲げています。

保存料、添加物を一切使用せず、自家栽培のヒューゲル小麦と、生産契約農家で栽培した長野県産小麦、ドイツのBIO小麦、乗鞍高原の天然山葡萄を使った自家製酵母などが使われています。

店内にはライ麦が原料のドイツパンを中心に、惣菜系、スウィーツ系まで様々な種類のパンが並んでいます。中でもドイツを代表する黒パン「プンパンニッケル」は和のおかずとの相性が抜群の一品です。

子どもに人気の可愛らしいおやつパンもあり、クリスマスシーズンにはシュトレンも登場します。

ブロート・ヒューゲル一押しは「石窯オブースト」です。自家製ライ麦35パーセントと乗鞍野生山葡萄の酵母を使用し、カレンツやクルミ、オレンジピールはすべて有機栽培のものにこだわっています。噛み応えのある食感と、薪焼きの香ばしい香りが絶妙な逸品となっています。

石窯オブーストの中に入っている山葡萄、くるみ、オレンジピールは、口の中に爽やかな酸味と風味をもたらします。パン自体にも酵母の酸味を感じられ、一噛みごとに味が変化し奥行きのあるパンに仕上がっています。どっしりと重さもあるので、食べ応え十分です。

お店のウェブサイトでは通信販売にも対応していますので、遠くて足が運びづらいと言う方は利用してみるのもおすすめです。営業時間は朝9時～18時までで、定休日は月曜と火曜となっています。

ブロート・ヒューゲルへのアクセスは、JR松本駅で松本電鉄上高地線に乗車し、「三溝」駅で下車します。松本側の踏切を南へ渡り、最初の分岐を斜め左へ、畑と住宅地の境界を道なりに8分ほど歩いたところにあります。

車でのアクセスは、長野自動車道松本インターから5.3キロです。松本インター出口を乗鞍高原、上高地方面に向かい、国道158号線を3.8キロ進み「新村」信号を南に左折します。1.4キロ道なりに進み「蘇我」交差点を西に右折し、220メートル先の右手にお店があります。

松本にある「天然酵母 Kune・Kune」は、素材にこだわった人気のパン屋さんです。その人気は松本市内のパン屋さんの中で常に食べログベスト5圏内をキープするほど有名です。

オーナーのお姉さんが描かれた絵本の主人公「クネクネ」さんがフラフープしている、ユニークな看板が目印です。

Kune・Kuneに並んでいるパンはホシノ天然酵母を使用し、国産小麦の風味と甘さを大切にした食べ応えのある食事パンです。

焼き菓子も充実しており、シンプルな素材ながら存在感があるのが特徴です。素材にこだわってひとつひとつ丁寧に作られているため、体にも安心安全の穴場的パン屋さんとなっています。

Kune・Kuneのパンのラインナップはハード系のものから全粒粉を使ったもの、ふわふわスウィーツ系まで様々です。ハード系のパンは、中のモチモチとした食感が癖になる一品です。

スウィーツはクルミ、アーモンド、カレンツがぎっしり乗せられた「木の実のタルト」や天然酵母のクッキー、ビスケットがおすすめです。売り切れ次第終了となりますので、ゲットしたい人は早めに来店するようにしましょう。

天然酵母Kune・Kuneは、北松本の城西病院を過ぎ、蟻ケ崎高校の近くにあります。営業時間は11時～売り切れ次第閉店となっています。定休日は毎週水曜と、第一・第三火曜です。

松本で素材にこだわった人気のパン屋さん三軒目にご紹介するのは「パン工房マルショウ」です。「安心、安全で美味しい、そして便利で健康」をお店のコンセプトに掲げ、創業なんと89年を誇る有名なパン屋さんです。

マルショウのパンはマイナスイオンたっぷりの「優水」を使用し、低温長時間熟成発酵させた生地を熟練の技で丁寧に焼き上げているのが特徴です。

またお客さんの健康にも配慮し、添加物は殆ど入っていません。パンに使用するのは自家製フィリングや地元野菜ばかりで、みんなが安心してパンを味わうことができます。

マルショウのパンは時間が経っても美味しいので持ち帰っても良いのですが、おすすめは買ってすぐの焼き立ての状態で頂くことです。

マルショウの店内には15席のイートインカフェスペースが完備されています。おしゃれで落ち着いた空間で、出来立てフカフカのパンをぜひ味わってみて下さい。

マルショウの一押しは「甘酒食パン」です。松本の酒造「大信州酒造」の米麹を使ったマルショウ自家製甘酒を使用した食パンで、ほのかな甘さとふんわりとした食感が特徴です。

そのまま食べてもしっとり美味しいのが自慢の一品です。アルコール成分は含まれていないので、小さい子供でも安心して食べることができます。

マルショウでお客さんから絶大な人気を集めているのが「ダマンドクロワッサン」です。サクサクのクロワッサンに自家製カスタードを絞り、上にダマンドクリームをかけ焼き上げた一品です。かなり人気の商品ですので、見つけたらぜひゲットしてみて下さい。

「自家製カレードーナツ」は、玉ねぎがトロトロになるまでじっくり煮込んだカレーが入った贅沢な一品です。揚げたてが一番サクサクとして美味しいので、イートインで買ってすぐに食べるのがおすすめです。

「大信州お城あんぱん」は、お土産にも嬉しいパンです。松本の地酒「大信州」の香り高い大吟醸酒粕とこだわりの自家製小倉あんを包み、上にくるみを乗せて焼き上げた一品です。

アンパンにはお城の焼き印も施されているので、観光の手土産に喜ばれること間違いなしです。営業時間は朝8時～18時で、年末年始とお盆以外は無休となっています。

パン工房マルショウへのアクセスは、JR松本駅お城口から徒歩12分「松本市医師会」の向かいにあります。駐車場は7台分完備されていますので、車でのアクセスもおすすめです。

ここからは松本でおすすめの穴場のパン屋さんをご紹介します。一つ一つ丁寧に焼き上げられたパンは、一度味わったら忘れられない美味しさです。

パンのおいしい食べ方や、アレルギーの表記など売り方にもこだわりがあるのが特徴です。お客さんに安心して美味しくパンを味わってもらおうという気持ちが伝わってくるお店ばかりです。

一見パン屋さんと気付かなかったり、こぢんまりとした穴場のパン屋さんが多いので来店する際はアクセスに注意しておく必要があります。

「Ercu」という店名の由来は、フランス語の「生成り」「素材のまま」からきています。Ercuのパンはその名の通り素材の美味しさを最大限に引き出した製法が特徴です。素材はお店の納得のいく素材のみを使用し、パンに使われる具材も全て自家製というこだわりがあります。

穴場のパン屋さんErcuではどれも時間と手間をかけて作られた美味しいパンばかりが揃っています。その種類はなんと150種類以上もあり、ハード系パンから調理パン、スウィーツパン、さらには焼き菓子まで充実の品揃えとなっています。

パンのプライスカードにはそれぞれ使われている材料やおすすめの食べ方を書いた「一言メモ」が添えられているのもお店の愛情を感じます。

Ercuにあるほとんどのパンには卵や乳製品が使われていないので、アレルギーが心配な人でも安心して食べることができます。Ercu一押しの商品は「旬のフルーツが楽しめるデニッシュタルト」180円です。

旬のフルーツがたっぷりとトッピングされたデニッシュタルトは、フルーツの程よい酸味と生地の甘さが相性抜群です。他にも、カスタードとこしあんを包んだ「クリームあんパン」や、自家製酵母を使用したハード系パンなども人気があります。

たくさんのパンの中からぜひお気に入りのパンを見つけてみてはいかがでしょうか。Ercuの営業時間は朝7時半～18時までで、定休日は日曜と月曜となっています。

ecruへのアクセスは、JR松本駅からアルピコバス北市内線西廻りに乗車し「蟻ケ崎北」バス停から徒歩5分です。お店の駐車場は無料となっていますので、車でのアクセスもおすすめです。

天然酵母パンの店「フィドル」は松本にある穴場の人気パン屋さんです。2012年にオープンし、店内にカフェスペースが併設されています。

一見パン屋さんだと気づかず通り過ぎてしまう人もいるほどの穴場ですが、実はフィドルのパンはとても美味しいと評判で多くのファンが足しげく通う有名なお店です。

因みに店名の「フィドル」とはアメリカやイギリスの民族音楽で使われるヴァイオリンのことを指しています。

フィドルの店内では定期的にアイルランド音楽のライブや陶器の個展、お菓子作りのワークショップが開催されるなど、パン以外でも人気の穴場スペースとなっています。

フィドルではパンがショーケースの中に並んでおり、店員さんに注文して取ってもらう販売スタイルです。

長野県産小麦と、自家製の酵母「白神こだま酵母」を使用したフィドルのパンはずっしりと力強い風貌となっています。「4種のレーズンとクリームチーズのカンパーニュ」は食べ応えのある食事パンでとても人気があります。

食事パン一つ一つはどれもボリュームがありますが、自分のちょうどいいサイズにカットしてもらえるので少量ずつ試してみるのもおすすめです。「ココナッツバナナのマフィン」や「野菜のフォカッチャ」も人気の商品です。

店内に併設されたカフェでは、焼き立てのパンが味わえるのはもちろん、ランチメニューの「フィドルプレート」にはスープと飲み物がついてくるのでお得です。

フィドルのオーナーが一番力を入れているのが、パンに使用する素材へのこだわりです。オーナー自身天然酵母を使うパン教室に通ったり、市内の学校給食センターに勤めたりした経験があり、食材には人一倍気を使っています。

小麦粉は県内産か松本産のものだけを使用し、食材も地元産のものだけを使うというこだわりっぷりです。

天然酵母も自家製レーズンから一から作る手作りのもので、今後は梅でも作ってみようと挑戦中と言うのでますます目が離せません。最終的には季節ごとに酵母を変化させていく予定もあるというから驚きです。

フィドルの店内奥には絵本やおもちゃを用意したスペースが用意されており、子供連れでも気兼ねなく来店することができるので地域の人たちからはとても喜ばれています。

穴場のパン屋さんフィドルでは安全な素材にこだわっているので、小さな子供でも安心して食べることができます。近くに来た際にはぜひ気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

穴場の人気パン屋さんフィドルは、松本市内から少し離れた閑静な住宅街にあります。おしゃれな白い扉が目印ですが、小さなパン屋さんなので見落とさないように注意しましょう。営業時間は10時～17時で、日曜と月曜が定休日となっています。

松本でおすすめ穴場のパン屋さん三軒目は「クロリBREAD&LIFE」です。店名の「クロリ」とはフランス語で「彩り」を意味し、クロリのパンを通じて日々の暮らしに彩を与えたいという思いからつけられた名前です。

店内はカフェ風のおしゃれな造りで、木漏れ日が差し込む暖かな空間となっています。クロリのパンは国産小麦と自家製酵母を使用してじっくり丁寧に焼き上げているのが特徴です。

店内にはハード系からスウィーツ系、食事系のものまで幅広いジャンルのパンが常時50種類ほど並んでおり、どれも魅力的で選ぶのに時間がかかってしまいます。

有名なクロリの食パン（1本750円、1斤250円）は、地元産のリンゴを使った自家製酵母を用いて焼き上げてあり美味しいと評判の一品です。

おすすめは「スパイシーチョリソー」260円です。外はカリッと中はモチモチのハード系パンに、ピリ辛のソーセージがサンドされています。フレッシュなサルサソースとの相性も絶妙で、食べ応えのある食感にリピーターは後を絶ちません。

「めんたいフランス」150円もお店一押しの人気商品です。フランスパンなのに生地感は固すぎず絶妙で、価格も良心的なので人気があります。

パンに使用する野菜や果物は、松本市の農家から直接仕入れた旬のもので、信州松本でしか出せない深い味わいとなっています。

店内のイートインスペースには11席完備されており、ゆっくりとした時間を焼き立てのパンと一緒に過ごすことができる穴場スポットとなっています。

店内にはおもちゃのキッチンや絵本のあるキッズスペースも設けてあるので、小さな子供と一緒に買い物がしやすい雰囲気となっています。営業時間は朝9時～18時で、定休日は日曜、祝日です。

穴場のパン屋さんクロリBREAD&LIFEは蟻ケ崎高校のすぐ近くにあります。坂道をしばらく上っていくと、左手に可愛い白熊のマスコットキャラクターが描かれている立て看板が目印です。

クロリの周辺には「キッチンモーリ」や人気のパスタ屋さん「はなぐるま」もあるので、アクセスの参考にしてみてください。

駐車場はクロリの店前に5台分のスペースが確保されていますが、若干狭いため大きな車で来店する方は注意が必要です。

ここからは松本で夫婦で切り盛りしている人気のパン屋さんをご紹介します。小さなパン屋さんですが、一つ一つ丁寧に愛情込めて作られるパンは他では食べることのできない味わいとなっています。

一日に焼き上がるパンには限りがあるので、売り切れ次第閉店してしまうことがあります。お目当てのパンがある場合は、早めに来店した方がよさそうです。

松本で夫婦で切り盛りしている美味しいパン屋さん一軒目に紹介するのは「パン工房トム・ソーヤ」です。トムソーヤのパンはどれも一日がかりで一つ一つ丁寧に作られているのが特徴です。

トムソーヤではパンの香りと食感に重点を置いているため、時間をかけてじっくりと発酵させ、しっかりと焼くことで香味を引き出しています。そのためパンによっては一週間かけて出来上がるものもあります。

トムソーヤでぜひ味わってほしいのはシンプルに粉の風味を味わうことができるプレーンタイプの食事パンです。

そのまま食べても十分おいしいのですが、家庭の食卓で野菜や肉、魚介類やチーズなどをサンドして食べるのもおすすめです。

ほかにも柔らかい菓子パンや、しっかりとした歯ごたえのハード系のパン、サクサクとした食感の惣菜パン、もっちり食感のパンなど、様々な種類のパンが時間を置いて次々と焼き上がるので何度足を運んでも飽きが来ないことで有名です。

トムソーヤのパン生地には卵や乳製品が使われていないので、アレルギーが心配な人でも安心して楽しむことができます。デニッシュ系や菓子パンも卵を使用していないのが嬉しいところです。

卵や乳製品を使わないことでカロリーも抑えられ、味わいもあっさりとしているので健康志向の人にも喜ばれています。

トムソーヤのパンは無添加にこだわっているため、傷みやすいのも特徴です。買ったその日にできるだけ食べきることをおすすめします。

また素材にこだわり手間と時間をかけて焼き上げているにも関わらず、価格がとても良心的なのもお店が人気の理由の一つです。手ごろな価格でおいしいパンが食べられるので、リピーターは後を絶ちません。

パンに使用している食材は地元でとれた旬の野菜や果物で、季節ごとに変わります。ですのでその日その日で出会うパンが違うということもあります。

健康に配慮したおいしいパンをぜひトムソーヤで味わってみてはいかがでしょうか。営業時間は10時～売り切れまで、定休日は火曜と水曜です。

トムソーヤでおすすめのパンは「クロワッサン」です。パリパリの生地が綺麗に層になっており、バターの香りとサクサクとした食感が癖になると有名な一品です。

クーベルチュールを使ったチョコクロワッサンはデニッシュのような四角い形をしているのが特徴ですが、こちらもクロワッサン同様おすすめです。

「究極の塩パン」はしっかりと焼かれた表面はカリッと香ばしく、中はモチモチとした絶妙な食感で人気があります。

松本の夫婦で切り盛りしている美味しいパン屋さん２軒目に紹介するのは「サパンジ」です。サパンジはJR北松本駅から徒歩6分、松本市大手の西堀通りにあるビルの一階に入っている穴場の有名なパン屋さんです。

目印は道沿いに置いてある小さな立て看板だけですので、気付かず通り過ぎてしまう人もいるほどの穴場のパン屋さんとなっています。

お店の入り口はガラスの引き戸になっており、店内はコンパクトでありながらも古民家風でノスタルジックな雰囲気が漂います。駐車場は店舗前に2台分ほどのスペースがあります。

店内にはハード系のパンから菓子パン、お惣菜パンなどオリジナリティ溢れる様々な種類のパンが並びます。人気のパン屋さんなので、遅い時間に来店すると品薄状態の場合もあるので注意が必要です。

パンの種類ごとに焼き上がり予定時刻が掲示してあるので、お目当てのパンがある場合は焼き上がりに合わせて行くのがおすすめです。

サパンジでは紅茶の販売も行っており、東京の清澄白河にある紅茶専門店「TEAPOND」の紅茶を取り扱っています。

パッケージのフクロウのロゴマークが可愛いと評判で、プレゼントや手土産にも喜ばれています。営業時間は朝8時～18時で、定休日は毎週月曜となっています。売り切れ必至の人気店ですので、早めにゲットするようにしましょう。

サパンジ一押しのパンは「リュスティック」です。外はカリッと焼き上げてあり、中はモチモチとした食感が特徴です。一口頬張れば香ばしい小麦の風味が口いっぱいに広がります。

ここからは松本にあるリーズナブルで美味しいパン屋さんをご紹介します。様々な種類のパンを手ごろな価格でゲットできるので、地元の人たちから長い間愛されているパン屋さんです。

リーズナブルなパン屋さんは、他の高級店と違って敷居が低く親しみやすいので、子供から大人まで気軽に立ち寄ることができるのが嬉しいところです。

「ポンヌフ」は地元松本で長年親しまれている手作り天然酵母パンのお店です。創業は1994年からで、地元の人たちに長く食べ続けてもらいたいという思いからシンプルで体にも良いパンを作っています。

お店はこぢんまりとしていますが、店内には惣菜系から天然酵母パンまでたくさんの種類のパンが置いてあり、どれも価格は100円～120円と大変リーズナブルなのが嬉しいところです。

手間暇かけて丁寧に作られた天然酵母のパンは、味も値段も気取りがないのが特徴です。パンには国産小麦を使用しています。

店内には無漂白の小麦から酵母を起こした「石焼食パン」や「ミッシュブロート」のほか、イーストを使用したパンまで多彩なラインナップが数多く並びます。アレルギーが心配な人にはベーグルがおすすめです。

ポンヌフのベーグルには卵・牛乳・油脂が入っていないので、安心して食べることができます。中でも小麦粉から起こしたサワー種から作られる「くるみレーズンベーグル」が人気です。

一見飾り気のない素朴なベーグルですが、一口頬張ると口の中いっぱいに爽やかな香気が広がります。口当たりは柔らかくそのまま食べても十分美味しいことで有名です。

ポンヌフのパンは地元の人たちだけでなく、県外からお客さんが求めにやってくるほど人気があり、売り切れ必至となっています。

午後三時までなら取り置きのサービスもしてくれるので、お目当てのパンがある人は問い合わせてみてください。

営業時間は水曜と木曜が8時～14時、金曜～火曜が8時～16時となっています。年中無休ですので、自分の食べたいときにいつでも足を運ぶことができます。

ポンヌフはJR松本駅から松本市民芸術館に行く途上にあります。市民芸術館に足を運ぶ際にはぜひ立ち寄ってみてください。

ここからは松本で石窯で焼いたパンが食べられるお店をご紹介します。石窯を使って焼き上げられたパンは、何といってもその香ばしい風味が他店との大きな違いです。

石窯で焼いたパンの香ばしさを味わうには焼き立てが一番です。イートインスペースやカフェが設けられているお店も多いので、ぜひ買ってすぐに食べてみてください。

「SWEET並柳店」は、松本で石窯の焼き立てパンが食べれることで有名なパン屋さんです。お店は桜の名所として有名な弘法山の近くにあり、地元のお客さんだけでなく諏訪や県外からもお客さんがやってくるほど人気があります。

店内のイートインスペースには26席分の座席が用意されており、焼き立ての美味しいパンをその場でゆっくりと味わうことができるのが特徴です。キッズスペースも完備されていますので、家族連れでも安心して来店することができます。

SWEET並柳店の一番の人気メニューは「カレーパン」です。揚げたてサクサクの生地の中にお店で3時間煮込んだ牛肉カレーがたっぷりと入った逸品です。

SWEET並柳店の「やさいパン」も有名で、100年以上の歴史を持つお店の中で半世紀以上人気が衰えないというまさに超ロングセラー商品となっています。シャキシャキのキャベツにオニオンチップ、サラミハムがぎっしりとつまった食べ応え十分のパンです。

「明太フランス」もお店一押しの商品です。SWEET並柳店伝統のフランスパンに、博多の老舗「ふくやの明太子」を組み合わせた贅沢で美味しい一品です。

SWEET並柳店へは車でのアクセスがおすすめです。駐車場は広々としており40台分が駐車可能です。営業時間は朝7時～19時までで、定休日は年末年始を除き無休となっています。

最後にご紹介するのは、松本にある人気のメロンパン専門店です。パンの中でもメロンパンは子供はもちろん大人でも好きな人は多いのではないでしょうか。松本でしか食べることのできないこだわりのメロンパンをぜひ一度味わってみてください。

松本で有名なメロンパン専門店が「一度はたちよってみたいメロンパン屋松本店」です。外側のクッキー生地はさっくりとした食感で、間にサンドされたアイスとの相性は抜群です。

アツアツのメロンパンに冷たいアイスの組み合わせに虜になるファンが急増しています。メニューの中にはアイスと生クリーム、さらにフルーツをたっぷりと挟んだ贅沢なメロンパンもあります。

おすすめは「バナナチョコサンドのアイス抜き」です。アイス抜きでもたっぷりの生クリームとバナナが入っているので食べ応えは十分です。

もちろん、何も入っていないオーソドックスなメロンパンも人気です。時期によっては期間限定商品も販売されるので、その都度様々な味を楽しむことができるのも特徴です。

営業時間は10時～20時と遅くまで空いているのが良心的です。因みにイートインスペースはないので、テイクアウト専門となっています。

お店はJR松本駅近く、通りの角に位置しています。お店の外観がとても目立つので、簡単に見つけることができるでしょう。駅の目の前とアクセスがとても便利なので、駅前に立ち寄った際にはぜひ食べてみてはいかがでしょうか。

長野県の中でも観光スポットとして名高い松本エリアですが、今回はそんな松本にある人気のパン屋さんを厳選してご紹介しました。

国宝の松本城や名物グルメ、おしゃれなカフェなども豊富ですが、松本に訪れた際にはここでご紹介したパン屋さんにぜひ立ち寄ってみてください。食べ歩きや観光の手土産にも喜ばれること間違いなしです。