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知ってる?「醸造酒」と「蒸留酒」の違い
ビールをはじめ、日本酒やワインなどは、日常的にお酒を嗜む人が良く飲んでいる「醸造酒」です。お酒の種類をざっくり分類すると、醸造酒、アルコール度数の高い「蒸留酒」、フレーバーを混ぜた「混成酒」の3つに分けられます。
日常的に愛飲しているお酒が醸造酒か、それとも蒸留酒か、はたまた混成酒かを意識しながら飲む人は少ないでしょう。醸造酒と蒸留酒はでき上がったお酒に含まれるアルコール分に違いが出ます。
製造工程によってお酒のアルコール度数は変わるため、醸造酒と蒸留酒の簡単な見分け方として覚えておくと良いでしょう。醸造酒は原材料を酵母の力で炭酸ガスとアルコールを発生させたシンプルな製造工程のお酒です。
そのため醸造酒では素材そのものの旨味を味わえるでしょう。一方蒸留酒は醸造酒をさらに蒸留して風味を凝縮し、アルコール度数を高めたお酒です。醸造酒は一般的には蒸留酒より含まれるアルコール分が低いお酒が多く、高くても20℃までといわれています。
甘くフルーティな味わいが飲みやすい混成酒は、ハーブや果実で風味付けした醸造酒です。代表的な混成酒として梅酒やリキュール類、白酒があり、みりんも含まれます。
醸造酒の種類やおすすめのお酒を紹介!
数あるアルコールの中でもライトな飲み口の醸造酒は、大人に人気のお酒です。口当たりが良くさっぱり飲めるビールや旨味あふれる日本酒、女子飲みにぴったりのワインも醸造酒の仲間に入ります。
素材の旨味をギュッと凝縮した醸造酒の種類や、おすすめのお酒、おいしい飲み方をご紹介しましょう。
醸造酒とは?
醸造酒は原料に穀物や果物を使用し、酵母の力で炭酸ガスとアルコールを発生させたお酒です。醸造酒はまろやかな口当たりと素材の凝縮した旨味を味わえます。醸造酒は世界の各地で製造されており、伝統的な昔ながらの製法で作られたお酒もその中の一種と呼べるでしょう。
日本で多く飲まれている醸造酒の代表的な種類は、ビールやワイン、日本酒です。どれもアルコール度数が20度を超えず、素材の旨味を味わえるお酒として人気を集めています。
「醸造酒」と「蒸留酒」の違い
醸造酒と蒸留酒の一番の違いはアルコール度数です。原材料を酵母でそのままアルコール発生させる醸造酒は比較的アルコール度数が低いお酒が多く、高い商品でも20度までといわれています。一方蒸留酒は醸造酒に熱を加え気化させ冷却して作るお酒です。
一度気化し冷却した蒸留酒は、必然的に醸造酒よりもアルコール度数が高くなります。ホップの入っていないビールを蒸留したお酒がウイスキー、ワインを一度気化して冷やした工程を経たのがブランデーです。日本酒を蒸留するとアルコール度数の高い米焼酎と呼ばれます。
醸造酒と蒸留酒のお酒の一番の違いは蒸留の工程を経るか否か、さらにアルコール度数の違いといえるでしょう。
醸造酒の原料は?
幅広い食事と相性抜群の喉越し爽やかなビールや、おしゃれなディナーと飲みたいワイン、しっぽり飲みたい日本酒など、代表的な醸造酒は原料の旨味を味わえるお酒です。醸造酒の代表格であるビールやワイン、日本酒の原料をご紹介します。
爽やかな喉越しとほろ苦い余韻を残すビールのメインの原料は大麦です。フルーティな味わいのワインは、誰もが知っているようにぶどうを原料としています。冷酒も熱燗も美味しく飲める日本酒の原料は白米です。
人気の醸造酒:日本酒編
日本酒は白米ならではのふくよかな甘みを楽しめる醸造酒です。特に白米と麹、水で作った純米酒と呼ばれる日本酒は、純粋な米の旨味を味わえます。飲み方で甘みを増したりシャープなキレ味を楽しめる人気の醸造酒である日本酒のおいしい飲み方をご紹介しましょう。
日本酒の種類とおいしい飲み方
日本の醸造酒である日本酒は「吟醸酒」「大吟醸酒」「純米酒」「特別純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「特別本醸造酒」と、大きく8種類に分けられます。高値が付けられる吟醸酒は、香味が特別優れており色つやが良いとの条件を満たした日本酒です。
ふくよかな甘さとくちあたり豊かな日本酒は、温度や器で飲み方を楽しめます。芳醇な吟醸酒や大吟醸などは、5~15℃の「冷酒」で飲むのがおすすめです。シャープな味わいとさっぱりした飲み口を味わえます。
また常温で飲む20~25℃の「冷や」は、まろやかな味わいと米の旨味が味わえる飲み方です。45~60℃の「熱燗」で楽しむと、日本酒の甘みやコクが増します。どっしりした飲みごたえと芳醇な香りが広がる、お酒好きにおすすめの飲み方でしょう。
日本酒は器やグラスで目で見て楽しめる醸造酒です。熱燗専用のおちょこに始まり、陶器やガラス製の器は、日本酒の美味しさを増してくれるでしょう。器にも凝って人気の醸造酒の日本酒を楽しんでみてください。
人気の醸造酒:ビール編
和食や中華など、普段の食卓でも愛飲者が多いビールは、日本のお酒の定番ドリンクです。大人気の醸造酒といって良いですが、世界で作られている土地の数だけビールの種類は存在します。
世界で100種類以上に分類される人気醸造酒のビールの種類や、おすすめの飲み方やおつまみをご紹介しましょう。
ビールの種類とおいしい飲み方
世界中でビールは「ラガービール」と「エールビール」の2種類に分類されます。日本で一般的に飲まれているのはラガービールで、爽快な喉越しとほろ苦さが人気です。一方エールビールはゆっくり味わうビールで、香りやコク、風味を楽しみます。
日本で人気のラガービールは麦芽とホップ、酵母を原料とする醸造酒です。そのためビールに使われている素材によって異なる味や風味、コクを楽しめます。ホップの苦みや風味、味わいが魅力のビールのおいしい飲み方は、冷やし方が重要です。
夏場に美味しく飲める温度は4~6℃といわれており、冬場なら6~8℃なら、素材本来の旨味を損ねないでしょう。さらにおいしいビールを飲むなら、7:3の黄金比率を覚えておいてください。ビールと泡の比率が7:3が、最もおいしいバランスといわれています。
泡の役割は炭酸が抜けるのを防ぐ他にも、ビールを空気に触れさせないことで酸化を予防します。ゆっくり飲んでも最後まで美味しくビールを飲むために、泡は必要不可欠でしょう。またビールを美味しく飲むために欠かせないのがおつまみです。
空腹時にアルコールを摂取すると、ダイレクトに内臓へ回るため酔いやすくなります。ビールと相性の良いおつまみは、定番のポテトチップスやフライドポテト、唐揚げなど、揚げ物です。またベーコンやハム、焼き鳥など肉類とも相性が良いでしょう。
おいしい醸造酒:ワイン編
洋食と相性の良いワインは、ぶどうを原料とする醸造酒です。赤や白、スパークリングなど、種類によって口当たりも異なるワインは、大きく4種類にわけられます。ワインは色や香り、口に含んだ時の味わいをじっくり楽しむお酒です。ワインのおいしい楽しみ方をご紹介します。
ワインの種類とおいしい飲み方
4種類に分類されるワインの中で最も親しまれているのが「スティルワイン」です。一般的に飲まれている赤や白ワインがスティルワインに分類されます。シャンパンに代表される「スパークリングワイン」は、口当たりの良い発泡性のワインです。
「フォーティファイドワイン」は、保存性を高めるためにアルコールを添加し、アルコール度数を高めています。果実やハーブなどでワインに風味を付けた「フレーバードワイン」は、近年女性に人気のワインです。
フレーバードワインは甘口やさっぱりしたテイストで、お酒が弱い人でも飲みやすく作られています。愛飲者が多い赤や白、ロゼなどのスティルワインは、爽快な喉越しではなくまろやかな舌触りや風味を楽しむお酒です。
華やかなワインの香りを楽しむためにも、飲む時の温度管理は重要でしょう。タンニンの渋さが味わえるフルボディの赤ワインは16~18℃がおすすめです。ミディアムタイプなら13~16度がベストでしょう。
比較的軽めのライトボディの赤ワインでも10~12℃で、冷やしすぎには注意が必要です。軽い口当たりの白ワインの場合は、辛口なら7~14℃で華やかな風味を感じられます。甘口の白ワインは5~8度とキリっと冷やすのがおすすめです。
発泡性のスパークリングワインはしっかり冷やしたほうがおいしいため5~8℃に保ち、飲む直前まで冷蔵庫に入れておきましょう。
醸造酒の特徴を知っておいしく飲もう!
ビールもワインも日本酒も、普段何気なく口にしているお酒は醸造酒でした。原材料を酵母のパワーでアルコールへ変化させた醸造酒は、素材本来の旨味が凝縮されています。広く愛飲されている醸造酒のおいしい飲み方も、試してみてください。
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