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「よへほ節」とは?
山鹿灯籠祭りでは「よへほ節」にあわせて踊ります。今のよへほ節の歌詞は、1933年に野口雨情氏がリメイクし、子供から大人まで誰が聞いても、健全な歌詞になりました。
というのも、もともとよへほ節は、男女の逢瀬を歌う歌詞だったので、あまり一般受けする内容ではなかったのです。
「よへほ」という言葉の語源には様々な説があるようです。一番有力な説によると「よへ」を「酔へ」という意味で捉えます。「よへほ」の「ほ」という言葉は、肥後弁に由来していて、他人に催促したり、気を惹くなどの意味があるそうです。
つまり「よへほ」とは、相手にお酒を勧めているということなのです。このことからもわかるとおり、この歌は、お座敷歌として芸者さんが踊りながら、お客さんにお酒を勧めるといった時に使われていたのでしょう。
山鹿の夏の夜空に花咲く「納涼花火大会」
山鹿灯籠祭りの初日の夜のみ「納涼花火大会」が開かれます。納涼花火大会では、およそ4000発もの花火が打ち上げられ、夏の夜空をひときは明るく照らします。
納涼花火大会の会場は菊池川沿いにあり、菊池川にかかる山鹿大堰橋(やまがおおぜききょう)から、山鹿大橋までの土手沿いに観覧席が設けられています。
注意事項として、土手沿いに設けられた観覧席以外で、座って花火を見ることは禁止されています。山鹿灯籠まつりの運営者が定めたルールを守って、楽しく花火を見ましょう。
山鹿灯籠まつり2日目の見所
2日目の最大の見どころはなんと言っても「千人灯籠踊り」です。山鹿灯籠まつりの最大の見どころなので、見逃さないようにしましょう。
また、2日目の深夜に掛けて行われる「上がり灯籠」も見どころのひとつです。上がり灯籠は、山鹿灯籠まつりの根幹になっている行事なのです。ただし、夜遅くに行われるので、小さなお子様連れの方は、見るのが難しいかもしれません。
壮観!女性千人による「千人灯籠踊り」
山鹿灯籠まつりの中で、一番の盛り上がりを見せるのが、2日目に山鹿小学校のグラウンドで行われる「千人灯籠踊り」です。頭に金灯籠をつけた1000人の女性が、おそろいの浴衣に身を包み、よへほ節に合わせ、輪になり舞い踊ります。
千人灯籠踊りは、山鹿灯籠まつり最大の見どころといっても過言ではありません。1000人もの女性がいっせいに舞い踊る美しい姿は、圧巻の一言です。
これを見ないと帰れない!「上がり灯籠」
千人灯籠踊りの後に行われるのが「上がり灯籠」です。上がり灯籠とは、大宮神社に奉納する山鹿灯籠を神輿に乗せて運び込む、山鹿灯籠まつりの根幹をなす儀式です。
神輿を担いだ男衆の「ハーイトウロウ、ハーイトウロウ」の掛け声と共に町中を歩き、大宮神社に山鹿灯籠が奉納されます。
神輿に乗っている山鹿灯籠は、日本家屋やお城など、灯籠師が細部まで精巧に作り上げた山鹿灯籠です。また、これらの山鹿灯籠には、町内の息災などの願いがこめられ、大宮神社に奉納されます。
山鹿灯籠まつりはこうやって楽しめる!
山鹿灯籠まつりの楽しみ方の一つとして、おすすめなのがスタンプラリーです。奉納山鹿灯籠の展示場や大宮神社など、合計31ヶ所に設置されたスタンプを集めると、豪華賞品が抽選で当ります。ちなみに2019年の一等賞品は、金灯籠でした。
様々な場所に設置された奉納山鹿灯籠を見て周ることで、楽しみながら観光できるよう工夫がなされています。山鹿灯籠まつりを、余すところなく楽しみたいという方は、参加してみてはいかがでしょうか。