冷凍野菜の栄養価を徹底調査！おすすめの食材・レシピをご紹介

冷凍野菜について、栄養以外の添加物や国産・海外産が気になるのであれば買う際にパッケージをチェックしてみましょう。食品の表示について、現在販売されている製品であれば製造している所在地が記載されているので、表示を見れば国産か海外産かを知ることが出来ます。

国産の場合は工場の名称や所在地まで知ることが出来るので、国内でもどの地域で作られているのか、しっかり確認することが可能です。また海外からの輸入の場合、工場の名称までは分かりませんが、海外産で原産国はどこか、という情報までは記載されています。

また、食材としての安全性を見る際に、さらに分かりやすいマークがあります。「冷凍食品協会認定証マーク」と称される「認定証」と表記されたマークで、国産・海外産ともに残留農薬の一定基準をクリアしたもののみに付けられています。

冷凍野菜における栄養素の特性や安全性のチェック方法も分かった上で、次は冷凍野菜をより美味しく、かつ栄養も摂れるレシピもご紹介していきます。今回は、緑黄色野菜でビタミンも残りやすく、見た目もきれいなほうれん草とブロッコリーを使ったレシピを取り上げました。

紹介しているレシピは油を使うレシピなので、栄養素としては脂溶性ビタミンがより吸収しやすい内容となっています。効率的に栄養を摂取出来る冷凍野菜の使い方として、参考にしてみてください。

ほうれん草の冷凍野菜は、そのまま使えるサイズにカットした状態で加熱と急速冷凍をして作られています。産地そのままや産地から近いところで冷凍までの加工が行われていることが多いため、冷凍のままであれば新鮮さも期待出来ます。

ほうれん草を生の状態で買った場合、根っこ近くの土をしっかり洗い流すなどの処理が面倒に感じられることがありますが、冷凍野菜であればそういった心配もなく、すぐに使えるので大変便利な食材です。

料理に使う前の下準備としては、レンジや自然解凍しておくのでも良いですが、スープなど時間をかけてしっかり火を入れるような料理であればそのまま放り込んでも使えます。

冷凍野菜から手軽に作ることの出来る1品としては、ほうれん草のソテーがおすすめです。ほうれん草以外にミックスベジタブルなどの野菜を入れても、よりヘルシーになります。

作り方は、火にかけたフライパンでバターを溶かし、ほうれん草や他の野菜、ウインナーなどの食材を火の通りにくい、固めのものから順番に炒めます。味付けは仕上げのタイミングでシンプルに塩コショウを振れば出来上がりです。

冷凍野菜のほうれん草は解凍後だと水分が出やすいので、冷凍から出してそのまま炒めても良いですが、気になるなら事前に解凍しておいても良いでしょう。

次におすすめしたい、冷凍野菜の食材はブロッコリーです。ブロッコリーも、冷凍野菜にする時点で食べやすいサイズにカットされているので調理がしやすく調理の手間が省けます。

ブロッコリーを冷凍野菜から使うなら、パスタの具として使うと見た目の鮮やかな緑も良いアクセントになります。ブロッコリーは事前にレンジで軽く解凍しておけばすぐに使えます。

レシピは、オリーブオイルでにんにくを炒め、香りが出た頃にアンチョビやブロッコリーをフライパンに入れます。同時に茹でておいたパスタの茹で汁を少し加えるとソースのようになってまとまりが出せます。塩コショウで味を整えた後は、パスタの麺もフライパンに入れて混ぜ合わせます。

具とパスタが程々に混ざったら、きれいに盛り付ければ完成です。アンチョビとにんにくで大体の味は出来上がるので、失敗も少ないレシピです。ブロッコリーのサイズが気になるのなら、事前に小さめに切っておくと混ざりやすくなります。