冷凍野菜の栄養価を徹底調査!おすすめの食材・レシピをご紹介

冷凍野菜の栄養価を徹底調査!おすすめの食材・レシピをご紹介

効率的かつ楽に自炊をする時の食材として活躍してくれる冷凍野菜ですが、栄養価という面を考えると普通の野菜とどう違うのでしょうか。国産や海外産の栄養面での違い、冷凍野菜を使ったおすすめレシピなど、栄養価を中心に冷凍野菜についての情報をまとめました。

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記事の目次

  1. 1.便利な冷凍野菜
  2. 2.冷凍野菜の栄養価は?
  3. 3.冷凍野菜の栄養・国産と海外産の安全性
  4. 4.冷凍野菜の栄養・おすすめ食材とレシピ(2点)
  5. 5.冷凍野菜は栄養豊富!かしこく活用しよう

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各家庭で冷凍野菜にする場合は生のままでカットして冷凍、加工して下味などもつけた上で冷凍などやり方は様々なので、一旦生の野菜と比較するにあたっては購入した冷凍野菜を基準にして様々な栄養素を比較していきます。

ミネラルや食物繊維

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お腹の調子を整えたい時や体の調子を良くしたい時に必要となる栄養素がミネラルや食物繊維です。鉄分やカルシウムなどのミネラルはパセリや小松菜、食物繊維は大根やごぼうなどに多く含まれています。

ミネラルや食物繊維という点で野菜の栄養価を見ると、冷凍野菜と生の野菜とで栄養価の変化はあまり見られません。つまり加工によって失われる栄養も少ないので、冷凍野菜であってもミネラルや食物繊維は期待通り摂取出来るということになります。

ミネラルや食物繊維は季節での変動も少ない栄養素なので、ミネラル及び食物繊維を摂りたくて野菜を食べるなら、冷凍や季節も気にせずたくさん食べるようにした方が良いでしょう。

水溶性ビタミン

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水溶性ビタミンとは、水に溶けやすいビタミンを指す言葉で、ビタミンBやビタミンCがこれにあたります。体の外に排泄されやすいため、仮に大量に摂っても健康への悪影響が少ないという利点もある一方で、毎日しっかり摂らないとすぐ足りなくなる栄養素です。

水溶性ビタミンという栄養素から冷凍野菜と生の野菜を比較すると、冷凍野菜は加工の段階で洗浄し加熱しているという点において、栄養素の差があります。水溶性ビタミンは水に溶けるため、カット後の洗浄や加熱で茹でる処理をするとどうしてもビタミンは流出してしまいます。

冷凍そのものの工程では栄養素の差はありませんが、水溶性ビタミンを優先したいなら、冷凍野菜よりは洗ったり茹でたりという加工が出来るだけ少ない状態の方が栄養価は良いでしょう。

脂溶性ビタミン

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脂溶性ビタミンは、水溶性ビタミンと反対に油に溶けやすい種類のビタミンで、ビタミンAやビタミンDが該当します。ビタミンAは緑黄色野菜に多く含まれている栄養素で、人参に含まれる栄養素の代表というイメージも強いのではないでしょうか。

意外なことに、冷凍野菜にした場合、脂溶性ビタミンは家庭にある生の野菜と比べるとむしろ多いことがある栄養素です。これには脂溶性ビタミンの、旬の時期のものの新鮮な状態の方が、栄養価が高いという特性が関係してきます。

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冷凍野菜の多くは、旬の時期の野菜を手早く加工して作られるため、旬以外の時期であったり、収穫から手元に届くまでの時間がかかったりしている野菜よりも栄養が多いことがあります。

脂溶性ビタミンをより多く摂りたいのであれば、市販の冷凍野菜を利用しつつ、炒めものなど油を使う調理法で栄養を吸収しやすい形にして食べることをおすすめします。

冷凍野菜の栄養・国産と海外産の安全性

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冷凍野菜という食材を使うことに関して、気になる点は単なる栄養素以外にもあります。冷凍野菜に使う野菜が国産のものか海外産のものかで、食材としての安全面に差が起こるようなことはあるのでしょうか。

食品を買う際に気にする人が多いのは、保存料と着色料です。冷凍野菜は冷凍しておけば長期保存が出来ることが魅力の1つですが、-18℃以下の環境で保存するように指示書きがされているものであれば、そもそも細菌が繁殖出来る環境でないため、保存料が使われることはほぼありません。

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また、冷凍野菜は緑色が色鮮やかなものが多いですが、海外産の野菜などで着色料が使われているのでは、という心配をされることもあります。着色料についても冷凍野菜ならではの理由があり、色鮮やかなのはさっと茹でる処理を行っているのが原因です。

短い時間で加熱処理を行い、低い温度で冷凍保存されることで、保存料も着色料も使うことなくきれいな長期保存の出来る食材として作られているのが冷凍野菜だと言えます。もし添加物が気になるなら、原材料の欄を見ると原材料と添加物が区切って記載されているのでチェックしてみましょう。

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冷凍野菜の栄養・おすすめ食材とレシピ(2点)

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