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二つ目は、インドネシア産の木材は品質に優れているので、インドネシアは世界でも有数の材木輸出国と言われています。また、インドネシアは木彫りが伝統工芸として有名です。
檀やジャティと呼ばれるチーク材で彫刻されるモチーフは、カリグラフィー、彫刻、レリーフ、カエル、犬、クマなど種類は色々あります。その中でも人気なのはバリ島の腰かけたネコの木彫りです。「バリ猫」の愛称もありお土産としても大人気です。
三つ目は、人形芝居で使われる「ワヤン」です。「ワヤン」はインドネシアのジャワ島、バリ島で人気の操り人形です。魔除けや厄払いの効果もあると言われ、お土産にも選ばれています。また「ワヤン」は職人さんが、一つ一つ手作りをしています。
四つ目は、「ガムランボール」と並んでバリのお土産で人気なのが、インドネシア・バリ島の伝統工芸品のアタです。アタは職人の手仕事で作られたかご細工で、アジアンテイストが魅力のアタの商品の中でも人気なのはバックです。
シダ科の植物を使って細かく編んだ編み目とつやつやの飴色の風合いが魅力です。また、アタのかご細工は、見た目とは違いかなり頑丈に作られていて、とても丈夫なのも人気の一つです。
神に捧げる音楽を奏でる青銅製の楽器「ガムラン」
「ガムラン」は、インドネシア各地の打楽器合奏のことで、古代ジャワ語の「たたく、打つ、つかむ」の意味から来ています。インドネシアのガムランには、バリ様式、中部ジャワ様式、西武ジャワ(スンダ)様式の3つの様式に分かれています。
芸能の島として有名なバリ島は、様々な種類のガムランがあり、バリ=ヒンズー教の寺院や冠婚葬祭や結婚式などで盛んに演奏されています。
バリ様式ガムランの音楽的なリズムは、「つがいリズム」と言われるで、テンポの強弱の変化が複雑で激しい音楽です。ガムランの打楽器で使われている材料は、青銅がメインですが、その他には、鉄製のものもありますが、一番音が綺麗なのは、青銅製だと言われています。
青銅の原料の錫は、インドネシアでは少なく、ほぼマレーシアから運ばれてきます。
今では、バリ島の銅鑼、鍵盤打楽器のほかに竹を使った音楽もガムランと呼ばれています。
ガムランの音を再現したものが「ガムランボール」
神々が棲む島と言われているバリ島では、毎日のように寺院などで、宗教的儀式が行われています。その宗教的儀式の際に用いられる音楽が、「ガムラン」です。「ガムラン」は神々に捧げる音楽ともいわれており、神聖な音楽と言われております。
その「ガムラン」の音色をいつでも、持ち歩けるようにしたものが、「ガムランボール」です。「ガムランボール」」の音色も神聖なものとされていて邪気を払うと言われています。
また、元々の発祥は、ヨーロッパのケルト族が瞑想などに使っていたと言われており、20世紀に銀細工の職人の手で復刻版がドイツで作られたのが最初だとも言われています。また、当時のアメリカでも、ヒッピーの間でドリームボールと呼ばれ人気でした。
現在の「ガムランボール」は銀細工と真鍮製の玉からできており、バリの伝統工芸土産やアクセサリーとして人気があります。
バリ島のお土産としても人気
「ガムランボール」は、バリ島のチュルク村の職人さんが手作りをしているので、少しずつ音色が違いハンドメイドの一点ものです。バリ島には、職人が集まる村や地域が多数あり、チュルク村も銀・金細工職人が多く住む地域です。
「ガムランボール」も銀細工と真鍮を使っているので高級感もありつつ、ガムランボール職人さんならではの繊細な模様も魅力なので、毎日、観光客がチュルク村に訪れお土産やアクセサリーを購入していきます。