弥彦山からの絶景を見に行こう!おすすめのドライブコースや登山ルートもご紹介

弥彦山からの絶景を見に行こう!おすすめのドライブコースや登山ルートもご紹介

霊峰・弥彦山からの眺めは新潟県で最大級の絶景です!弥彦山山頂までのおすすめのドライブコースや、初心者でも安心して登れる登山ルート、観光の見どころやアクセス方法までまとめてご紹介します。弥彦山で素晴らしい景色と観光を堪能しましょう!

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記事の目次

  1. 1.弥彦山とは?
  2. 2.弥彦山の見どころをご紹介
  3. 3.弥彦山・初心者におすすめ登山ルート
  4. 4.弥彦山でロープウェイに乗ってみよう!
  5. 5.弥彦山スカイラインで絶景ドライブを楽しもう
  6. 6.弥彦山でドライブや登山を楽しもう!

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弥彦山とは?

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弥彦山(やひこやま)は、新潟県の西蒲原郡弥彦村と長岡市との境界にある山です。標高は634mと、ちょうど東京のスカイツリーと同じ高さであることでも知られています。

弥彦山は日本海側で最大面積を誇る越後平野の日本海側に位置し、海側にせり出した形でそびえています。弥彦山の山頂から約2km行ったところにある多宝山(たほうざん)は、弥彦山との双耳峰です。

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弥彦山塊や弥彦山脈と呼ばれる、弥彦山を主峰とする山並みには、他に角田山(かくだやま)や国上山(くがみやま)があります。一連の山々は「佐渡弥彦米山国定公園」に指定されており、新潟県を代表する景勝地です。

また、弥彦山は福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる英彦山(ひこさん)、兵庫県姫路市にある雪彦山(せっぴこさん)と共に、「日本三彦山」とも呼ばれています。

新潟の観光スポットでもある霊山

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弥彦山は標高のわりにとても秀麗な山です。弥彦山の美しい姿は新潟県の広い地域から望め、地元で暮らす住人や訪れた観光客の目を楽しませています。

弥彦山にはロープウェイがあり、初心者向きの登山ルートも整備されているため、気軽に山頂を目指せます。弥彦山の頂からは2000平方kmという広大な越後平野や日本海、天気が良ければ佐渡ヶ島までを一望でき、その絶景もまた多くの観光客や登山客を魅了してやみません。

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弥彦山は、彌彦神社の祭神である天香山命(あめのかぐやまのみこと)を祀った霊峰でもあります。山中には鳥居がいくつも点在し、弥彦山全体が彌彦神社の神域です。山頂には彌彦神社の御祭神と妃神の御廟があり、弥彦山には年間を通してたくさんの登山客が参拝に訪れます。

古くから人々に親しまれている信仰の山であり、優美で壮大な絶景を見渡せる観光スポットでもある弥彦山の見どころをまとめました!弥彦山の山頂まで行けるおすすめのドライブコースや初心者におすすめの登山ルート、アクセス方法などを詳しくご紹介します!

弥彦山の見どころをご紹介

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まずは、観光スポットとしての弥彦山の見どころをご紹介しましょう。弥彦山にはロープウェイがあり、その山頂駅周辺にはレストランや公園、展望塔などがあります。

弥彦山の山頂にある展望塔は高さが100mあり、360度回転昇降する「パノラマタワー」です。眼下には越後平野や日本海が見渡せます。「パノラマタワー」の展望レストランでは絶景を眺めながら食事ができ、美しい景色と美味しいメニューで心も体も満たされることでしょう。

Photo byFree-Photos

展望レストランで食べられるメニューは、「やひこラーメン」や「日本海夕日ラーメン」、「越後もち豚カレー」などの新潟県ならではのメニューが盛りだくさんとなっています。おすすめは「ツリーパフェ」です!スカイツリーを模した背の高いパフェは、インスタ映えも狙えます!

弥彦山の山頂公園には、ベンチなどの休憩スペースが整備されています。天気が良い日には、ベンチに座って雄大な絶景をゆっくりと堪能しましょう。山頂には他にちょっとした遊園地もあるので、小さな子供さんを連れたファミリーにも嬉しいスポットではないでしょうか?

弥彦山のカタクリと夜景を見に行こう

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「スプリング・エファメラル」という言葉をご存知でしょうか?直訳すると「春の儚い植物」という意味であり、意訳で「春の妖精」とも訳されます。

「スプリング・エファメラル」は、雪解けと共に地上に顔を出して花を咲かせます。しかし、花はあっという間に終わってしまい葉のみとなり、すぐに枯れてしまうのです。まさしく儚く、春にだけ現れる妖精のようではないでしょうか?その代表的な植物がカタクリです。

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弥彦山はカタクリが自生していることでも有名です。弥彦山にまだ雪が残る3月下旬から4月上旬、美しいカタクリの花が咲く短い瞬間を狙って弥彦山に訪れる登山客も多くいます。

また、弥彦山の山頂公園は、美しい夜景が眺められる夜景スポットとしても知られています。展望レストラン横の展望広場から望める夜景は、派手さこそないものの、越後平野に柔らかく広がる街の明かりが優しく癒されると評判です。新潟市の夜景は、弥彦山ではこの場所からしか見えません。

弥彦山・初心者におすすめ登山ルート

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弥彦山に可憐に咲くカタクリを観賞するためには、やはり登山がおすすめです。弥彦山の山頂から眺められる絶景も、登山で軽く汗を流した後ならまた格別なものになるでしょう。

弥彦山は標高634mとそれほど高くありません。危険な箇所が少ない、歩道が整備された登山ルートもあるため初心者でも登りやすい山です。地元の小中学生が遠足に利用することも多い弥彦山は、ファミリーでの登山にもおすすめの山と言えます。

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弥彦山は標高がさほど高くないとはいえ、登山の際にはしっかりとした装備が必要です。登山靴は足首まであるもの、厚手の靴下、速乾性の衣類や帽子、防寒具、雨具上下、ザックやヘッドランプもあると良いでしょう。食料と水は必須です。地図やコンパスも持っていると万が一の時に助かります。

では、初心者におすすめの弥彦山の登山ルートをご紹介しましょう。弥彦山の入山口までのアクセス方法もあわせてご紹介します。観光地ならではのマナーをしっかり守り、楽しい登山にしましょう!

表参道口から登ろう!

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弥彦山の登山ルートは、山麓にある彌彦神社から約1時間半かけて山頂を目指す表参道ルートや、長岡市にある西生寺近くの登山口から山頂を目指す裏参道ルート、海側の田ノ浦温泉登山口から山頂を目指す田ノ浦海岸ルートなどいくつかあります。

初心者におすすめの弥彦山の登山ルートは、彌彦神社脇の表参道口から登る表参道ルートです。危険な箇所がなく、森林浴と自生植物の観察をしながらゆったりと登れます。下りのルートの選択によっては、「旧武石家住宅」などの歴史ある文化遺産の観光も可能です。

Photo bymohamed_hassan

弥彦山の表参道口は彌彦神社の社殿脇を入っていきます。万葉の歌に出てくる約60種の植物が自生する「万葉の道」を進み、鳥居をくぐって弥彦山に入山です。4合目から5合目は岩がゴロゴロした急な登山道がありますが、基本的にはゆるやかで快適なルートになっています。

9合目を登り切ると舗装された道に出ます。展望が開け、間もなく山頂という達成感と共に爽快な気分に包まれるでしょう。鳥居をくぐれば、御神廟がある弥彦山の山頂に到着です。弥彦山の山頂は広くスペースが取られており、レジャーシートを敷いて休憩もできます!

表参道口へのアクセス

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弥彦山へ登るための、表参道口へのアクセス方法をご紹介しましょう。表参道口へのアクセス方法には、鉄道を利用するアクセス方法とマイカーを使うアクセス方法があります。

鉄道を利用する場合は、JR弥彦線「弥彦駅」から徒歩で約15分で表参道口へ到着できます。マイカーを使う場合は、北陸自動車道「三条燕IC」で降りると表参道口までは車で約30分です。アクセス方法にマイカーを使った場合は、普通車が345台停められる「競輪第一駐車場」を利用しましょう!

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ちなみに、山頂からの下りルートで八枚沢登山口を通り、「旧武石家住宅」を観光した場合には、温泉施設「てまりの湯」で温泉を楽しめます。「てまりの湯」からはバスが出ているので、表参道口にある駐車場までのアクセスも心配いりません!

裏参道登山口までのアクセスもご紹介しておきましょう。JR弥彦線「弥彦駅」からタクシーで約20分、北陸自動車道を利用するなら「三条燕IC」から車で約40分です。裏参道ルートでは西生寺方面を目指して下ってくると、新潟県景勝百選に選ばれた絶景を楽しめます!

弥彦山でロープウェイに乗ってみよう!

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弥彦山にはロープウェイがあり、山麓駅から9合目にある山頂駅までは5分で行けます。山頂駅から20分ほど歩けば、弥彦山の山頂に到着可能です。小さな子供さんを連れていて表参道口からの登山が難しい場合や、山頂でゆっくりと寛ぎたい人にはロープウェイをおすすめします。

弥彦山ロープウェイの営業時間は、4月~11月は8時40分~17時30分、12月~3月上旬までは9時~16時30分です。料金は大人が往復で1400円、片道で750円、子供が往復で700円、片道で380円となっています。弥彦山ロープウェイの駐車場は、普通車が2000台駐車可能です。

Photo bywoshinidayess

弥彦山ロープウェイの山頂駅付近には、「パノラマタワー」や展望レストランなどの他に、地元で人気の釜飯屋やイカゲソメンチを買えるお店などもあります。片手で食べやすいイカゲソメンチは、小腹が空いた時の食べ歩きにぴったりです!

弥彦山ロープウェイの乗り場までのアクセスは、彌彦神社から「万葉の道」を徒歩で約10分です。無料の送迎バスも出ているので、利用するのも手でしょう。

空中散歩を楽しもう

Photo by 池田隆一

弥彦山ロープウェイの山麓駅から山頂駅までは、5分間の空中散歩を楽しめます。ゴンドラの中から望めるのは、眼下に日本海側最大の越後平野と、奥に広がる日本海の絶景です。

とりわけ日本海に沈みゆく夕日の美しさは息を飲むほどで、弥彦山ロープウェイを利用するなら夕暮れ時がおすすめです!弥彦山ロープウェイからの眺望は、山頂や展望塔から眺める絶景とはまた違った感動があります!

住所 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898
電話番号 0256-94-4141

弥彦山スカイラインで絶景ドライブを楽しもう

Photo bytookapic

弥彦山の山頂に行く方法には、登山ルートを登る方法やロープウェイを利用する方法の他に、車でドライブコースを走る方法があります。弥彦山スカイラインを走れば、ドライブを楽しみながら車で楽々と弥彦山の山頂まで行けてしまうのです!

弥彦山の山頂まで走る途中には、いくつもの絶景ポイントがあります。山頂に整備された駐車場は、車を停めて眼下に絶景を眺めるのにもってこいです。弥彦山スカイラインの利用料は無料という点も、嬉しい魅力の1つではないでしょうか?

弥彦山の山頂まで行く、弥彦山スカイラインのおすすめドライブコースをご紹介します。弥彦山スカイラインをドライブしながら流れる景色を、山頂では新潟県で最大級の絶景を楽しみましょう!

山頂まで行けるドライブコース

Photo by reikow101277

弥彦山スカイラインを車でドライブしながら山頂まで行くコースは、2通りあります。1つ目は、彌彦神社をスタートして、猿ヶ馬場ゲートを経由して弥彦山の山頂までドライブするコースです。約25分間のドライブが楽しめます。

2つ目は、同じく彌彦神社をスタートして、岩室・間瀬ゲートを経由して山頂までドライブするコースです。こちらのドライブコースは、約35分間の絶景ドライブを楽しめます。

Photo bysalmoopen

弥彦山スカイラインは全長16.8kmの道すがら、風光明媚という言葉がふさわしい弥彦山の素晴らしい景色を眺めながら、山頂までのドライブを楽しめます。12月1日から3月31日までの冬季は、雪解けまで通行止めになるため注意しましょう。

弥彦山スカイラインまでのアクセスは、北陸自動車道「三条燕IC」から車で約25分です。JR弥彦線「弥彦駅」をスタート地点とした場合は、弥彦山スカイラインの入り口まで「弥彦駅」から車で5分ほど走れば到着します!

沈みゆく夕陽や夜景は絶景

Photo byRalfBeck

先にご紹介した弥彦山の山頂公園は、弥彦山スカイラインの一部になっています。弥彦山スカイラインの道中にはいくつかの絶景ポイントがありますが、山頂公園が最もおすすめのポイントです。

弥彦山の山頂公園には、弥彦山スカイラインをドライブしてきた車のための駐車場が整備されています。駐車場から眺める景色ももちろん素晴らしいのですが、せっかく弥彦山に訪れたのなら、駐車場から見て右側の石段を登ってみましょう。

Photo byfoolhouse

石段を登ると、弥彦山ロープウェイの山頂駅が見えてきます。さらに登ると展望レストランがあり、その横に広がる展望広場がおすすめの絶景ポイントです。昼間には広大な越後平野や日本海、佐渡ヶ島まで見渡せ、夕方には日本海に沈む夕日の美しさに出会えます。

弥彦山スカイラインは23時~翌朝5時までは夜間通行止めとなりますが、23時前までは通行が可能です。時間が許すのなら、ぜひとも弥彦山山頂からの夜景を楽しみましょう!満天の星空と共に眺める越後平野のきらめく夜景は、全国夜景百選や日本夜景遺産に選定されている美しさです!

住所 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦3606-1
電話番号 0256-94-3154(弥彦観光協会)

弥彦山でドライブや登山を楽しもう!

Photo byFree-Photos

弥彦山はその山容の美しさもさることながら、山頂から望める景色も美しい観光スポットです。登山ルートを歩きながら弥彦山の自然や歴史に触れたり、弥彦山スカイラインでの快適なドライブを楽しんだりして、弥彦山の魅力をたっぷりと堪能しましょう!

宮川寛美
ライター

宮川寛美

ねこと美味しいものが大好きな物書きです。歌ったり、演奏したりしていたことがありました。今は、ねこを愛で、美味しいものを食べて飲んで、その傍らで字を書き絵を描く毎日です。読みやすい記事を心がけております。よろしくお願い致します。

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