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「坊ちゃん」の舞台・愛媛の道後温泉に行ってみよう!
夏目漱石の小説「坊ちゃん」は国語の教科書にも掲載されるなど、夏目証跡の小説の中でも有名な小説です。話の内容までは覚えていなくても、名前は知っているという方は多いのではないでしょうか。
坊ちゃんは愛媛県の松山を舞台にした小説です。特に道後温泉周辺には坊ちゃんにまつわる観光スポットが多くあります。道後温泉本館は、坊ちゃんの中で「住田の温泉」という温泉として描写されており、坊ちゃんの湯として親しまれています。
愛媛の道後温泉の魅力って?
日本は温泉大国です。各地に様々な泉質の温泉が湧いていて、全国的に有名な温泉地がいくつもあります。その中でも、愛媛県の道後温泉はおすすめの観光地となっています。道後温泉の魅力をご紹介します。
日本最古の温泉
道後温泉は、日本最古の温泉と言われています。その歴史は神話に登場するほど古く、冠山の地層からは約3000年前、縄文時代の土器などが出土していることから、縄文人も入浴していたと考えられています。
有名な歴史上の人物も多く来湯しており、聖徳太子が、道後の地とその湯を絶賛して伊予湯岡碑(いよのゆのおかのひ)という碑を建てたことが文献に残されています。また、日本最古の歌集、万葉集にも、道後温泉についての歌が載っています。
歴代の天皇陛下にも愛された
道後温泉は、万葉の時代から数多くの皇族が訪れてきた温泉地です。歴代の天皇も来湯しており、道後温泉本館には又新殿(ゆうしんでん)という、天皇家のためだけの湯殿があります。昭和天皇が行幸された際に、この又新殿で道後の湯に浸かられました。
湯治や美容に適したお湯
道後温泉は、その由来に白鷺伝説という伝説を持っています。むかしむかし、脚にひどい怪我を負った一羽の白鷺が、岩の間から湧き出る湯泉に脚を浸けると、日ごとに怪我が良くなり元気に飛び去りました。