【山田屋まんじゅう】は松山生まれのおいしい銘菓！ギフトにおすすめの通販は？

「山田屋まんじゅう」は長く愛されてきた一口サイズのまんじゅうで、お茶に合う優しい味わいが人々を魅了しています。山田屋まんじゅうを製造しているのは製菓業者の株式会社山田屋です。株式会社山田屋の創業は1867年で、現在の愛媛県西予市宇和町卯之町にて開業しました。

山多屋まんじゅうの本社と工場は愛媛県の中部に位置する松山市にあります。松山市は四国地方を代表する最大の都市で、愛媛県の県庁所在地です。瀬戸内海に面した松山市は温暖な気候で過ごしやすく、有名な温泉地「道後温泉」でも知られ、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。

また、松山市内には瀬戸内海の豊かな環境で育まれた海の幸や山の幸があり、おいしいグルメが揃います。山田屋まんじゅうは松山市に訪れた観光客や、出張で利用したビジネスパーソンにも選ばれている人気のお土産に数えられます。たくさん入った詰め合わせはギフトにもおすすめです。

山田屋まんじゅうは約150年もの歴史を有する松山の銘菓であり、おじいさん・おばあさんの世代から小さな子供にまで、広く親しまれています。歴史を紡ぎ、大切に作られてきた山田屋まんじゅうは、これからも変わらず愛され続ける伝統の味です。

1人の巡礼者が商家に泊まる場所を頼み、お礼としてまんじゅうの作り方を伝えました。巡礼者から教わって作ったまんじゅうの噂が広まり、おいしいと人気を集めます。初代の高辻源蔵氏は、山田薬師寺の山田薬師如来が姿を変えて、作り方を教えてくれたと信じました。

まんじゅうの作り方を教わった年に、山田薬師寺の山田薬師如来の名を取って「山田屋」という屋号にしたのが、店名の由来です。山田薬師寺は西予市宇和町西山田にあり、山田薬師は出雲市の一畑薬師と久留米市の栄勝寺と並んで、「日本三大薬師」と称されています。

山田屋まんじゅうを作り始めたのは初代である高辻源蔵氏です。二代目は助三郎氏、三代目は小太郎氏、四代目は元四郎氏になり、山田屋まんじゅうの味を受け継いできました。2022年現在は五代目となる高辻家当主が初代から続く伝統の製法と味を守り、今に伝えています。

山田屋まんじゅうを手に入れられる直営店は愛媛県西予市内の宇和本店と国道店、松山市内の松山店と道後温泉店、ロープウェイ街店です。東京の渋谷区には元・恵比寿店があり、都内でも遠く離れた地の山田屋まんじゅうが買えるため、故郷の味を思い出したい方にもおすすめです。

道後温泉店の中には日本茶専門カフェの茶楽が用意され、窓から木造三層楼の道後温泉を眺めながら、こだわりのお茶や山田屋まんじゅう、おしるこなどを味わえます。茶楽の「名水しるこ」は五代目当主が考案した究極の甘味として紹介されており、小豆の風味が生きた人気のメニューです。

山田屋まんじゅうの販売店は南は九州地方の福岡県や鹿児島県、北は北海道まで、各地に点在しています。ただし、山田屋まんじゅうの販売員が駐在していない店舗では、扱っていない商品や曜日限定販売の場合があるため、注意してください。

山田屋まんじゅうは柔らかな口当たりで、砂糖や小豆の甘さのバランスが良く、何個も食べられると評判の和菓子です。見た目も味も上品でシンプルな山田屋まんじゅうですが、手間ひま掛けた昔ながらの製法で繊細な逸品に仕上げています。

山田屋まんじゅうは、食通として知られている吉田茂元首相にもこよなく愛されていた和菓子です。また、通夜の席では故人の愛したまんじゅうとして参列者に配り、国葬の日にも霊前に供えられました。おいしいお菓子で有名な山田屋まんじゅうの特徴をチェックしましょう。

山田屋まんじゅうはギフトにも喜ばれる、約22gの小さなサイズの食べやすい和菓子です。コロンとした小ぶりの山田屋まんじゅうは一口で頬張ったり、上品にカットして食べたりと、好みの食べ方ができます。

山田屋まんじゅうは白っぽく薄い小豆色をしており、さまざまな和食器と相性が良く、コーディネートを楽しめるのもおすすめのポイントです。山田屋まんじゅうを乗せる和食器は、例えば、おもてなしに利用する際には年齢や性別、好みに合わせて選んだり、季節ごとに変えたりできます。

山田屋まんじゅうを包む紙には加賀梅鉢の家紋がデザインされています。梅をモチーフにした加賀梅鉢は藤原道真が祀られる天満宮が神紋とした事が、家紋としての始まりといわれています。後に、道真を神とする天神信仰が日本各地へ広がり、紋も各地に広まりました。

加賀梅鉢の家紋を使用しているのは山田屋まんじゅうの主である高辻家のほかに、菅原家、東坊城家や桑原家などです。加賀梅鉢の家紋が入った包装紙によって山田屋まんじゅうの品位をより高め、詰め合わせは大切な方へのギフトや、慶事・法要などの特別なシーンにも使われています。

山田屋まんじゅうの特徴の一つが約1ｍｍの薄皮生地です。やや艶のある山田屋まんじゅうの薄皮は小麦で作られており、意識して食べないと気付かれないほど、薄く仕上げています。山田屋まんじゅうの皮は目で見ても分からない位に薄く、透き通るような生地です。

まんじゅうは、あんを小麦粉の生地で包んで蒸した蒸し菓子の一種です。薄皮に仕上げた山田屋まんじゅうを知らない方は、シンプルな断面を見て、まんじゅうではないと思うかもしれません。しかし、山田屋まんじゅうは約1mmの皮であんを包んでいるため、まんじゅうに分類できます。

山田屋まんじゅうは慶事や法事、贈り物にも利用されている上品な味わいが特徴的です。シンプルな見た目の小さなまんじゅうには繊細で複雑な職人の工夫が詰まっており、世代を超えて、多くの方から愛され続けています。こちらでは山田屋まんじゅうならではのこだわりをご紹介します。

山田屋まんじゅうに使用している小豆は十勝産のものですが、年によって使うものを変えています。環境や天候の影響を受けやすい小豆は同じ産地でも、エリアや年によって生育が異なるため、上質の小豆を数種類選んで試し、山田屋まんじゅうに合う十勝産の中で最良のものを厳選します。

山田屋まんじゅうの製法を知る者は限られており、家の子ひとりのみに奥義を伝えています。門外不出の伝統のレシピは五代に渡って大切に引き継がれ、昔ながらの手間の掛かる製法を守っています。上質の小豆と上品な白双糖を使用した山田屋まんじゅうは、優しい甘さが特徴です。

山田屋まんじゅうは公式オンラインショップや楽天市場など、ネット通販に対応しています。山田屋まんじゅうの公式オンラインショップでは、届け先1件につき3000円以上（税込み）の購入で送料無料になり、楽天市場では3980円以上（税込み）の購入で送料無料ラインの対象になります。

通販で取り寄せられる、山田屋まんじゅうのギフトにおすすめの詰め合わせは「山田屋まんじゅう 化粧箱20個入（密封包装）」です。化粧箱とは広義で印刷等の装飾を施した箱を指します。昔からギフトの品を箱に入れる際に、箱に高級感等を求めて利用されてきました。

山田屋まんじゅうの化粧箱20個入りの詰め合わせは、祝い事や引き出物、法要にも利用され、さまざまなシーンのギフトに人気です。山田屋まんじゅうは通販サイトからの購入でも、一般用包装紙または仏事用包装紙を選択できます。20個以上の詰め合わせは、通販の取り寄せもおすすめです。

ギフトに人気の通販可能な和菓子は「山田屋まんじゅう 木箱20個入（密封包装）」です。木箱入りの山田屋まんじゅうは高級感が増すため、結婚祝いやお中元、法事のお供えものの利用にも人気があります。

密封包装は簡易包装に比べて賞味期限が長く、密封包装の場合は賞味期限が製造後45日、簡易包装の場合は製造後7日になります。20個入りなどの詰め合わせをギフトに選ぶ際は、山田屋まんじゅうの賞味期限が長持ちする密封包装がおすすめです。

透き通る薄皮に包まれた山田屋まんじゅうは、約150年もの歴史を有する和菓子です。山田屋まんじゅうは昭和天皇が行幸の際に、宮内庁に買い求められており、松山の誇る銘菓となりました。伝統的な銘菓の味を店舗購入や通販で取り寄せ、お茶と共にご賞味ください。