【金継ぎ】初心者なら教室・ワークショップがおすすめ!都内の人気スポットは?

【金継ぎ】初心者なら教室・ワークショップがおすすめ!都内の人気スポットは?

金継ぎは古来より利用されてきた修復技術に数えられ、新しい価値や魅力を加えることができます。今回は東京都内で人気を集める金継ぎ教室・ワークショップのおすすめスポットをご案内しましょう。金継ぎ教室によっては初心者でも参加できます。

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記事の目次

  1. 1.金継ぎを学びたいなら教室・ワークショップへ!
  2. 2.金継ぎの教室・ワークショップをおすすめするワケ
  3. 3.金継ぎの教室・ワークショップへ行く時に準備するものは?
  4. 4.東京の人気金継ぎ教室・ワークショップ
  5. 5.金継ぎ体験できる教室やワークショップへ行ってみよう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

金継ぎを学びたいなら教室・ワークショップへ!

Photo by Erdonzello

「金継ぎ」は割れたり、欠けたり、ヒビが入ったりした陶磁器や漆器を修復する技術です。金継ぎの始まりは茶道が流行しだした室町時代とされ、高価だった茶器を長く大切に使うため、金継ぎで直していたと伝えられています。金継ぎは金属粉を装飾することから、「金繕い」ともいいます。

金継ぎは日本のみならず海外でも注目されている技術の一つで、物を大切に扱う心や愛着のあるものを受け継ぐ考えに共感している人もいます。金継ぎは単に器を修理するのではなく、新しい魅力を加え、「景色」として楽しむこと特徴に含まれています。

今回は日本ならではの修復方法である金継ぎの体験が可能な教室・ワークショップをご紹介します。金継ぎ教室やワークショップは全国にありますが、初心者でも参加しやすい教室を含む東京都内のおすすめ教室をピックアップしました。

また、金継ぎ教室をおすすめする理由や教室へ行く前に準備しておくといいものも合わせてご覧ください。近年ではSDGs(持続可能な開発目標)が注目され、世界中で人々や環境の様々なことが見直されています。

物を大切に長く使うための金継ぎはSDGsの取り組みの一つとして、多くの人から関心が寄せられているようです。高価な陶磁器や漆器は元より、小さな頃に使っていた愛着のある器やお気に入りの器も金継ぎで直し、新しい価値を加えて蘇らせることができるでしょう。

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金継ぎの教室・ワークショップをおすすめするワケ

欠けたり、割れたりした器は金継ぎによる修復方法で、再び使えるようになります。手元に傷付いた器がある場合は処分する前に、金継ぎ教室への参加も検討してみてください。

プロの指導で初心者も安心

金継ぎに興味がある方は専門知識や経験豊富なプロから教えてもらえる教室の利用がおすすめです。金継ぎ教室には初心者を対象にしたプログラムも多くあるため、安心して取り組めるでしょう。コツを掴めば自宅でも専用キットを使って挑戦できますが、初心者は教室がおすすめです。

金継ぎの仕方を教えてくれる先生は男性・女性、若い方から年配の方までおり、実際に体験した方の口コミやホームページを参考に教室を決めることもできます。人気の教室は予約が埋まってしまうこともあるため、早めのチェックがおすすめです。

材料や道具の使い方も早く習得できる

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金継ぎ教室では必要な材料や道具の使い方も説明してくれるため、自分で調べる手間を省くことができ、知識ややり方を早く習得することも可能です。教室によって材料や道具は全て準備されており、直したいものがあれば気軽に参加できる初心者歓迎のところもあります。

教室には独学で金継ぎに挑戦して躓いた方も習いに訪れ、分かりやすいプロの手解きによって完成した方もいるようです。金継ぎは専門ショップに依頼することもおすすめですが、自身で修復することでより愛着が湧くかもしれません。

金継ぎの教室・ワークショップへ行く時に準備するものは?

初めて金継ぎ教室に参加する方は事前に準備するものをチェックし、当日スムーズに金継ぎ体験ができるようにしましょう。こちらでは金継ぎ教室に行くときにおおよそ準備するものをご紹介しますが、企業・店によって異なる場合があるため、参加予定の教室でご確認ください。

金継ぎ教室には必要な道具を貸し出しているところもありますが、工程で頻繁に使用するカッターなどは自身で用意すると作業しやすいかもしれません。また、漆を乾かすスペースの用意がない教室もあり、器を持ち帰るための箱や袋を用意します。

金継ぎする器

Photo bykdj71190

金継ぎ教室へ行く際に忘れてはならない持ち物は修復する器です。金継ぎは陶器や磁器の多くを修復できますが、ガラスは本漆では接着できません。また、金継ぎ経験のない方は破損箇所の少ない小さな欠け程度の器がおすすめですが、内容によっては時間が余ることも考えられます。

参加予定の教室で持ち込み個数の指定がない場合は最大3つの器を準備しておきます。修復する器は割れたものや欠けたものの中でも、大きな破損のあるものは修復に時間を要する場合があります。小さく欠けた器であれば一度に多くの金継ぎができるかもしれません。

エプロンやゴム手袋などの作業服

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天然の漆を使った金継ぎは自然の材料を使用するため、食器に利用できます。しかし、漆が皮膚に付着するとかぶれる可能性があることから、教室では肌を露出しない服装がおすすめです。漆は衣服に付くと落ちにくいため、汚れても構わない格好やエプロンの着用が推奨されています。

教室では季節問わず長袖を着用し、さらにアームカバーがあると安心です。また、金継ぎをしている間は必ずゴム手袋をしてください。教室によってはアームカバーやエプロン、ゴム手袋の貸出・購入できるところもあります。ロングヘアの方は髪留めクリップやゴムを持参しましょう。

東京の人気金継ぎ教室・ワークショップ

こちらでは東京で参加できる金継ぎ教室のおすすめを厳選し、5つの教室・ワークショップをご紹介します。金継ぎ技術を身に付けたい、どんなものか興味があるという方は是非利用してみてください。

「うるし、なおし」

「うるし、なおし」は東京と京都、鳥取で漆と金継ぎ教室を開催しています。東京の漆金継ぎ教室は新宿御苑の近くにあり、所在地の詳細は席案内時に知らせてくれます。教室の最寄り駅は四谷三丁目駅と国立競技場駅、千駄ヶ谷駅です。

うるし、なおしの教室はプロ・職人の育成を目的にしておらず、繕いや手仕事を愉しむための教室です。金継ぎに必要な道具は金継ぎキットと割れ1点・欠け2点程度の器、はさみ・カッター、エプロンまたは汚れていもいい服装です。

うるし、なおしの教室は2021年12月8日時点で予約が埋まっており、受付をストップしています。次回のキャンセル待ち申し込みは2022年4月3日午前10時から問い合わせフォームで受付け予定ですが、最新情報をご確認ください。

「金継ぎ暮らし」

東京で金継ぎを経験できる人気教室の一つは「金継ぎ暮らし」です。金継ぎ暮らしはものづくり工房「猫の茶碗」主催の教室で、三軒茶屋駅から徒歩約5分や府中駅から徒歩約7分、用賀駅から徒歩約3分、自由が丘や奥沢駅から徒歩約7分の4箇所で教えています。

金継ぎ暮らしの教室には初心者に人気のSimpleコースがあり、参加費は税込み4500円で安く金継ぎの流れを掴むことができますが、食器として利用する器には使えません。Modernコースも初心者向けの教室で、国産の食品衛生法適応の素材を使って金継ぎした食器を食卓で利用できます。

Classicコースは伝統的な本漆金継ぎをしっかり学ぶ教室で、価格は参加者と相談の上決定します。Classicコースは金継ぎが初めての方も利用でき、時間をかけて極めたい方から人気です。

「にっぽん てならい堂」

「にっぽん てならい堂」は買うことを見直して、モノの手に入れ方を変えることをコンセプトにした「てならい」を主催しています。にっぽん てならい堂では初めての金継ぎ教室を開催し、全7回のワークショップを金継ぎ未経験の方が利用しています。

未経験者は直径15cm以内の器に限定しており、条件に合う器がない場合は有料で用意してくれます。以前は東京の吉祥寺カフェORIDOと染めの里 おちあいで開催していました。なお、次回開催の知らせを通知してくれるシステムがあるため、気になる方は登録してみてください。

「祖師谷陶房」

「祖師谷陶房」は第一線で活躍する現役陶芸家が講師となって技術を教えてくれる陶芸教室です。金継ぎの他にも土鍋作りや楽焼講座など様々な教室を過去に開いており、入会前に一日体験教室の申し込みも可能です。

祖師谷陶房の金継ぎ講座では本漆を使った繕い方や日本独自のわびさびの文化を学べます。非会員は入会金と材料・道具代、参加費が必要なため、事前の見学を推奨しています。

名称 祖師谷陶房
住所 東京都世田谷区祖師谷6-3-18

「Maker’s Base」

「Maker’s Base」は会員制のシェア工房で、モノづくりに興味のある方のサポートを事業にしています。Maker’s Baseは東京と千葉にあり、目黒区中根に所在する工房は日本最大の会員制工房になります。人気教室の一つが「はじめての金継ぎ体験ワークショップ」です。

はじめての金継ぎ体験ワークショップは初心者でも気軽に挑戦できるよう、天然の漆は使用しません。対応可能な素材は陶器・磁器・ガラス製品です。また、2021年12月31日までの期間限定で特別価格にて利用できます。

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金継ぎとは、陶磁器などの割れや欠けを修理する技法として古来から伝わっている伝統技法です。修理目的で利用されるだけでなく、芸術的な技法として注目されています。金継ぎの伝統的な技法が現代のアートとして生きている経緯と魅力について紹介します。

金継ぎ体験できる教室やワークショップへ行ってみよう!

東京には金継ぎの経験がない方でも参加できる教室があり、気軽に楽しめるものや本格的な教室も開催しています。費用は参加費や材料費などが必要なため、申し込み前に評判を調べたり、見学したりして比較する方法もおすすめです。

anemone4
ライター

anemone4

生まれも育ちも福岡のanemone4です。ホッキョクグマや犬が好きで愛犬チワワにいつも癒されています。上手ではないですがカラオケが娯楽の一つで友人と7時間は歌っていることもあります。

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